セリエB降格で解体進むサッスオーロ...主軸のマテウス・エンリケを市場価値と同額で売却へ

2024.06.21 15:00 Fri
元ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(26)
Getty Images
元ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(26)
サッスオーロの解体が進んでいきそうだ。

まさかのセリエB降格、サッスオーロ。
基本的にはプロヴィンチャだが、13-14シーズンのセリエA昇格からみるみる頭角を表し、数多のイタリア代表戦士を輩出。鮮やかな緑が輝くクラブであり、ここ2〜3年の衰退に伴う懸念が形となってしまった。

現時点で抱える多数の有力なプレーヤーは、やはり財政規模縮小のために売却されるのが致し方ないところか。

サッスオーロ一筋のイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(29)は“完全に”ユベントスへ心が移り、今季セリエAイタリア人最多得点のFWアンドレア・ピナモンティ(25)もインテル復帰が報じられる。
また、イタリア『カルチョメルカート』いわく、中盤で舵取りを担う元ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(26)は、このたび母国ブラジルのクルゼイロへの完全移籍が確実に。20日、クルゼイロ会長が交渉をまとめ上げるべく自らイタリア入りしたとのことだ。

このM・エンリケについては、21年夏にグレミオから移籍金1200万ユーロ(約20.4億円)で獲得し、26年夏までの5年契約を締結。そんな主軸を今回、クルゼイロに市場価値と同額の850万ユーロ(約14億円)で売却へ。2部リーグ降格の現実を如実に表している。

7月からセリエBで再出発するサッスオーロ。再びセリエAに舞い戻る日はいつになるだろうか。

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ミラン戦圧勝は今季5勝目… サッスオーロ指揮官が継続期す 「意志と決意欠けば転落まっしぐら」

サッスオーロのアレッシオ・ディオニージ監督がミラン戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝える。 サッスオーロは29日にセリエA第20節でミランと対戦。19分、22分と立て続けに2点を先行すると、24分に1点を返されたが、30分にFWドメニコ・ベラルディのゴールですぐさま突き放す。 後半開始直後にもFWアルマン・ローリエンがPKを沈め、79分にはMFマテウス・エンリケがさらなる追加点をゲット。その後1点を返されるも、アウェイで2-5の大勝を収めることとなった。 不審に陥るミランが相手とはいえ、昨季王者からまさかのゴールラッシュ。ディオニージ監督は試合後のインタビューで「リーグ戦はまだまだこれから」と前置きした上で選手たちを称えている。 「1試合勝利しただけでは満足できないが、今日のサッスオーロが正しい姿勢で試合に臨み、素晴らしいパフォーマンスを発揮したのは間違いない」 今季のサッスオーロはセリエAでなかなか白星を積み上げられず、ミラン戦前の順位が17位。勝利によってようやく今季5勝目を挙げ、15位に浮上することとなったが、継続の重要性を口にしている。 「我々は確かな道のりを歩んでいる。まさにみんなで掴んだ勝利だ。全ての結果を受け止め、お互いを見つめ、各々が責任を負う必要がある。中断明け初戦のサンプドリア戦からこの姿勢を保ってきた」 「この順位のチームがピッチで意志と決意を欠くようなら転落まっしぐらだ。メンタリティが重要であり、誰もが全力を尽くさねばならない。(ミラン戦勝利で)良い兆候が芽生えたと信じているよ」 2023.01.30 16:04 Mon

サッスオーロ、五輪金メダリストのマテウス・エンリケらグレミオから2選手獲得!

サッスオーロは11日、グレミオからU-24ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(23)、ブラジル人DFルアン(22)の2選手の獲得を発表した。 母国のサン・カエターノでプロキャリアをスタートしたマテウス・エンリケは、2017年にグレミオにレンタル移籍で加入。その翌年に完全移籍に切り替わると、ここまで公式戦112試合に出場し8ゴール3アシストを記録している。 175cmと上背には恵まれていないものの、同じグレミオ出身でユベントスでプレーする同胞MFアルトゥール・メロやパリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティを彷彿とさせる万能型MFとして国内では高い評価を集めてきた。 なお、ユベントス移籍が濃厚と見られるイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリ(23)の後釜と目される東京オリンピックの金メダリストは、買い取り義務付きの1年間のレンタル移籍での加入となる。 一方、グレミオの下部組織出身のルアンは187cmのセンターバック。2017年にトップチームデビューを飾ると、ここまで公式戦36試合に出場している。 サッスオーロへは完全移籍での加入となるが、今シーズンいっぱいはレンタルバックという形でグレミオに残留することになり、正式加入は2022年1月となる。 2021.08.12 13:32 Thu

サッスオーロが五輪で金メダル獲得のU-24ブラジル代表MF獲得迫る! ロカテッリ後釜に

サッスオーロがグレミオに所属するU-24ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(23)の獲得を決定的なモノとしたようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏が報じている。 サッスオーロではユベントスとアーセナルが獲得に動いているイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリ(23)の退団が濃厚と見られており、予てよりバックアッパーの獲得に動いていた。 そういった中、東京オリンピックで2試合に出場し、金メダルを獲得したU-24ブラジル代表MFの加入が迫っている。 スキラ氏が伝えるところによれば、サッスオーロとグレミオはマテウス・エンリケの完全移籍に関して、1200万ユーロ+ボーナス300ユーロの総額1500万ユーロ(約19億4000万円)でクラブ間合意に至っているという。 そして、すでに2025年までの4年契約で個人間合意に至っていた同選手は、現地で行われたメディカルチェックを完了し、一両日中にもネロ・ヴェルディとの契約にサインする見込みだ。 母国のサン・カエターノでプロキャリアをスタートしたマテウス・エンリケは、2017年にグレミオにレンタル移籍で加入。その翌年に完全移籍に切り替わると、ここまで公式戦112試合に出場し8ゴール3アシストを記録している。 175cmと上背には恵まれていないものの、同じグレミオ出身でユベントスでプレーする同胞MFアルトゥール・メロやパリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティを彷彿とさせる万能型MFとして国内では高い評価を集めてきた。 攻撃では優れたアジリティとテクニックを生かした持ち出しで局面を打開し、正確な右足のキックでパスを散らすゲームメーク能力が特長。また、守備の局面でも出足鋭い寄せでボールを奪い切るなど、強度の高いプレーが持ち味だ。 大柄なロカテッリとはややプレースタイルは異なるものの、間違いなく同選手の穴を埋める実力を持った逸材だ。 2021.08.10 22:49 Tue

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1年でセリエA復帰を目指すサッスオーロが新監督にグロッソ氏招へい

セリエB(イタリア2部)に降格したサッスオーロは3日、ファビオ・グロッソ氏(46)を新監督に招へいしたことを発表した。 就任3年目を迎えたアレッシオ・ディオニージ体制で今シーズンに臨んだサッスオーロは、開幕2連敗とスタートで躓くと浮上のきっかけをつかめず、降格圏の18位ヴェローナと同勝ち点の17位と低迷。 2月末にディオニージ監督を解任し、3月からダビデ・バッラルディーニ監督がバトンを受け継いだが、12試合を指揮しわずか2勝とチームを立て直すことはできず。サッスオーロは最終節を前に12季ぶりのセリエB降格が決定した。 新監督に就任したグロッソ氏は、2012年に現役を引退するとユベントスのU-19で指導者キャリアをスタート。その後、バーリでファーストチームの監督を務めると、エラス・ヴェローナやブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネでで監督を歴任。 直近では昨年9月に低迷していた古巣のリヨンで監督を務めたが、チームを立て直すことはできず、わずか2カ月半で解任された。 2024.06.04 08:00 Tue

12季ぶりの降格となったサッスオーロがグロッソ氏を新監督に招へいか

セリエB(イタリア2部)に降格したサッスオーロが、新監督にファビオ・グロッソ氏(46)を招へいすることで合意に至ったようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 就任3年目を迎えたアレッシオ・ディオニージ体制で今シーズンに臨んだサッスオーロは、開幕2連敗とスタートで躓くと浮上のきっかけをつかめず、降格圏の18位ヴェローナと同勝ち点の17位と低迷。 2月末にディオニージ監督を解任し、3月からダビデ・バッラルディーニ監督がバトンを受け継いだが、12試合を指揮しわずか2勝とチームを立て直すことはできず。サッスオーロは最終節を前に12季ぶりのセリエB降格が決定した。 1年でのセリエA復帰を目指すサッスオーロは、すでに退任となるバッラルディーニ監督の後任を探しており、かつてフロジノーネをセリエA昇格に導いたグロッソ氏に白羽の矢を立てた。 現役時代は左サイドバックとして名を馳せ、パレルモやインテル、ユベントスでもプレーしたグロッソ氏は、引退後にユベントスのU-19で指導者キャリアをスタート。 その後、バーリでファーストチームの監督を務めると、エラス・ヴェローナやブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネでで監督を歴任。直近では低迷していた古巣のリヨンで監督を務めたが、チームを立て直すことはできず、昨年11月末に解任されていた。 2024.05.30 07:30 Thu

鎌田フル出場のラツィオ、7位フィニッシュでEL出場権獲得【セリエA】

ラツィオは26日、セリエA最終節でサッスオーロをホームに迎え、1-1で引き分けた。ラツィオのMF鎌田大地はフル出場している。 直前の試合でアタランタが勝利して4位に浮上したため、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内が現状では7位まで(フィオレンティーナがカンファレンスリーグ優勝で8位もEL出場)となった。ラツィオは引き分け以上で7位フィニッシュとなる中、鎌田が[3-4-2-1]の2シャドーの一角で先発となった。 降格が決まっている19位サッスオーロに対し、開始3分、ザッカーニのスルーパスに抜け出したヒサイがGKと一対一となったが、シュートはクラーニョにセーブされた。 いきなり決定機を生み出したラツィオが押し込む流れが続く中、31分には鎌田に絶好機。ボックス左に侵入したペッレグリーニのクロスに合わせた鎌田のシュートが枠に向かったが、GKのセーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけても同様の構図で試合は推移するもゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半も押し込むラツィオは60分に均衡を破る。ザッカーニが直接FKを決めきった。 しかし6分後に追いつかれる。鎌田が与えたFKからヴィティに押し込まれた。 終盤にかけては静かな展開で推移。1-1で試合を終えたラツィオが7位を確定させ、EL出場権を獲得している。 2024.05.27 05:41 Mon

今季セリエAイタリア人最多得点…ピナモンティがついにインテルへ復帰も?

インテルがイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティ(25)の獲得、1年での買い戻しを検討中だそうだ。 ピナモンティは今シーズンのセリエAにおいて、FWジャンルカ・スカマッカ(アタランタ)と並んでイタリア人最多得点(11ゴール)をマークするセンターフォワード。 所属するサッスオーロはまさかのセリエB降格、またユーロ2024を控えるイタリア代表の候補メンバー30人から漏れてしまったが、それはさておき一定の評価を確立した1年に。 経歴を振り返ると、インテル下部組織からトップ昇格後、2度のレンタル移籍を経て20年夏にジェノアへ完全移籍。ところが2週間でインテルに買い戻され、すぐさま通算3度目のレンタルとしてエンポリへ。 エンポリでは21-22シーズンにセリエA13ゴール。「22-23シーズンからついにインテル復帰か」と報じられるも、今度は通算4度目のレンタルでサッスオーロへ。昨夏で完全移籍に切り替わり、今日に至る。 そしてこの度、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』いわく、インテルは、かつてたらい回しにし続けたピナモンティの獲得、1年での買い戻しを検討中だという。 すでにポルトからイラン代表FWメフディ・タレミ(31)のフリー獲得が確定事項として扱われるなか、ピナモンティの位置付けは退団濃厚なアレクシス・サンチェスの後釜。すなわち前線に彩りを加えるオプションとされる。 その候補も優先順位はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)が上で、ピナモンティは次点。ただ、サッスオーロがセリエB降格に伴い、ピナモンティの市場投下を決めたため、インテルが元所属選手を現実味のある補強策として捉えているのは間違いないとのことだ。 2024.05.26 20:00 Sun

今季初の無得点、王者インテルが降格圏サッスオーロにシーズンダブル許す【セリエA】

インテルは4日、セリエA第35節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。 チャルハノールのドッピエッタで前節トリノを下した王者インテル(勝ち点89)は、チャルハノールやバレッラ、テュラムら主力をベンチスタートとした。 残留圏内の17位エンポリを5ポイント差で追う19位サッスオーロ(勝ち点26)に対し、ラウタロとサンチェスの2トップで臨んだインテルが立ち上がりからボールを握ったが、16分にリパニに枠内シュートを打たれてひやりとさせられると、20分に失点。 ダンフリースがドイグとの競り合いで負けると、クロスに合わせたロリエンテにシュートを決められた。 先制されたインテルは26分、失点に絡んだダンフリースに決定機。しかしアスラニのスルーパスでボックス右のスペースを突いて放ったシュートは枠を捉えきれなかった。 さらに28分、サンチェスがGK強襲のシュートを浴びせると、ハーフタイムにかけても押し込んだインテルは追加タイム1分に同点に追いつきかける。 ボックス左のカルロス・アウグストのシュートのルーズボールをラウタロが押し込んだが、VARが入ってオフサイドと判定され1点ビハインドで前半を終えた。 迎えた後半もボールを持つ展開としたインテルだったが、なかなか好機を作るには至らない。 60分にはアルナウトビッチを投入して前線に高さをもたらすと、終盤の82分にようやく好機。クアドラードがボックス右ポケットから送ったクロスにアルナウトビッチが合わせにかかったが、シュートはDFのブロックに阻まれた。 結局、ウノゼロのまま敗戦となり、今季初のリーグ戦では無得点、サッスオーロにシーズンダブルを許す結果となった。 2024.05.05 05:42 Sun

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セスクがヴァランを欲しがる? セリエA昇格のコモが強い関心

セリエAに昇格するコモが、マンチェスター・ユナイテッドを退団した元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)の獲得に関心を向けているという。 コモは新シーズンからセリエAに昇格。かつてアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが監督を務めている。 新シーズンに向けて戦力補強を行いたいなか、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、昨シーズン限りでユナイテッドを退団したヴァランの獲得に動いているという。 31歳と老け込む年齢ではないヴァラン。レアル・マドリーで残した偉大なる功績は揺るぎなく、欧州の複数クラブが関心を持っていると見られている。 一方で、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミも関心を寄せていると報道があり、いずれにしても人気銘柄にはなりそうだ。 ユナイテッドでは3シーズンで公式戦95試合に出場し2ゴール。これまでに比べれば絶対的な選手ではなかったが、獲得が実現すれば、セリエAを戦う上では貴重な戦力になりそうだ。 2024.06.27 22:10 Thu

3季ぶりのセリエAに臨むヴェネツィア、新監督にディ・フランチェスコ氏を招へい

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今季セリエAイタリア人最多得点…ピナモンティがついにインテルへ復帰も?

インテルがイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティ(25)の獲得、1年での買い戻しを検討中だそうだ。 ピナモンティは今シーズンのセリエAにおいて、FWジャンルカ・スカマッカ(アタランタ)と並んでイタリア人最多得点(11ゴール)をマークするセンターフォワード。 所属するサッスオーロはまさかのセリエB降格、またユーロ2024を控えるイタリア代表の候補メンバー30人から漏れてしまったが、それはさておき一定の評価を確立した1年に。 経歴を振り返ると、インテル下部組織からトップ昇格後、2度のレンタル移籍を経て20年夏にジェノアへ完全移籍。ところが2週間でインテルに買い戻され、すぐさま通算3度目のレンタルとしてエンポリへ。 エンポリでは21-22シーズンにセリエA13ゴール。「22-23シーズンからついにインテル復帰か」と報じられるも、今度は通算4度目のレンタルでサッスオーロへ。昨夏で完全移籍に切り替わり、今日に至る。 そしてこの度、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』いわく、インテルは、かつてたらい回しにし続けたピナモンティの獲得、1年での買い戻しを検討中だという。 すでにポルトからイラン代表FWメフディ・タレミ(31)のフリー獲得が確定事項として扱われるなか、ピナモンティの位置付けは退団濃厚なアレクシス・サンチェスの後釜。すなわち前線に彩りを加えるオプションとされる。 その候補も優先順位はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)が上で、ピナモンティは次点。ただ、サッスオーロがセリエB降格に伴い、ピナモンティの市場投下を決めたため、インテルが元所属選手を現実味のある補強策として捉えているのは間違いないとのことだ。 2024.05.26 20:00 Sun
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1年でセリエA復帰を目指すサッスオーロが新監督にグロッソ氏招へい

セリエB(イタリア2部)に降格したサッスオーロは3日、ファビオ・グロッソ氏(46)を新監督に招へいしたことを発表した。 就任3年目を迎えたアレッシオ・ディオニージ体制で今シーズンに臨んだサッスオーロは、開幕2連敗とスタートで躓くと浮上のきっかけをつかめず、降格圏の18位ヴェローナと同勝ち点の17位と低迷。 2月末にディオニージ監督を解任し、3月からダビデ・バッラルディーニ監督がバトンを受け継いだが、12試合を指揮しわずか2勝とチームを立て直すことはできず。サッスオーロは最終節を前に12季ぶりのセリエB降格が決定した。 新監督に就任したグロッソ氏は、2012年に現役を引退するとユベントスのU-19で指導者キャリアをスタート。その後、バーリでファーストチームの監督を務めると、エラス・ヴェローナやブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネでで監督を歴任。 直近では昨年9月に低迷していた古巣のリヨンで監督を務めたが、チームを立て直すことはできず、わずか2カ月半で解任された。 2024.06.04 08:00 Tue
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大争奪戦の末にインテルへ移籍したフラッテージ、当初からローマ復帰を排除?「1年半前から決めていた」

インテルに加入したイタリア代表MFダビデ・フラッテージがまさかの発言だ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 昨夏以降、インテルやミラン、ローマ、ユベントス、アーセナルなどイタリア国内外のトップクラブが大争奪戦を繰り広げてきたフラッテージ。最終的には買い取り義務付きの1年レンタルでサッスオーロとの交渉をまとめ上げたインテルの勝利となった。 ただ、フラッテージはローマで生まれ育ち、10代のころをローマの下部組織で過ごし、サッスオーロ時代から憧れのダニエレ・デ・ロッシ氏にあやかって背番号「16」を着用している生粋のロマニスタ。昨シーズン中には古巣復帰が叶わなかった昨夏への悔やみきれない思いも吐露しており、新天地の第一希望をローマとしていることが間違いないとみられていた。 ところが、プレシーズンツアーで滞在している日本から『DAZN』のインタビューに応じたフラッテージは「心にあったのはインテルだけ」と語っている。 「(インテル最高経営責任者の)ジュゼッペ・マロッタに口説かれたかって? 1年半前にサン・シーロでインテルに2-0の勝利を収めたことがあったんだけど、実はこの時すでにインテルを選んでいたよ。インテルからの関心を耳にする前からね」 また、シモーネ・インザーギ監督にもインテル行きの希望を伝えていたという。 「移籍が完了していないときにもサルデーニャ島で監督と会ったんだ。僕はインテルに行きたいという思いを固めていて、今では彼も僕もこの結果に大満足さ。どんな話をしたかって? それは話せないけど、どれほど必要とされているかを改めて理解できたよ」 言葉通り当初からローマではなくインテルを希望していたのか、ローマだけにこだわっていたわけではないということなのか、それとも結果としてインテルが新天地となったために吹っ切れたのか、その真意はわからない。 ただ、インテルのために全てを捧げるポジティブな決意があるのは間違いないだろう。 2023.07.26 21:20 Wed
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12季ぶりの降格となったサッスオーロがグロッソ氏を新監督に招へいか

セリエB(イタリア2部)に降格したサッスオーロが、新監督にファビオ・グロッソ氏(46)を招へいすることで合意に至ったようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 就任3年目を迎えたアレッシオ・ディオニージ体制で今シーズンに臨んだサッスオーロは、開幕2連敗とスタートで躓くと浮上のきっかけをつかめず、降格圏の18位ヴェローナと同勝ち点の17位と低迷。 2月末にディオニージ監督を解任し、3月からダビデ・バッラルディーニ監督がバトンを受け継いだが、12試合を指揮しわずか2勝とチームを立て直すことはできず。サッスオーロは最終節を前に12季ぶりのセリエB降格が決定した。 1年でのセリエA復帰を目指すサッスオーロは、すでに退任となるバッラルディーニ監督の後任を探しており、かつてフロジノーネをセリエA昇格に導いたグロッソ氏に白羽の矢を立てた。 現役時代は左サイドバックとして名を馳せ、パレルモやインテル、ユベントスでもプレーしたグロッソ氏は、引退後にユベントスのU-19で指導者キャリアをスタート。 その後、バーリでファーストチームの監督を務めると、エラス・ヴェローナやブレシア、シオン(スイス)、フロジノーネでで監督を歴任。直近では低迷していた古巣のリヨンで監督を務めたが、チームを立て直すことはできず、昨年11月末に解任されていた。 2024.05.30 07:30 Thu

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