最下位岩手がJ2昇格PO圏の北九州に勝利 17位宮崎は4連勝からドロー挟んで鳥取撃破【明治安田J3第30節】

2024.09.29 20:15 Sun
29日、明治安田J3リーグ第30節の6試合が各地で行われた。

最下位・いわてグルージャ盛岡ギラヴァンツ北九州に3-1と勝利。河辺駿太郎の2得点で先行後、1点を返されるも、81分に水野颯太の左足弾で突き放した。3試合ぶりの白星である。

この結果、岩手は直近4試合2勝1分け1敗と粘りが光りだし、まず19位YS横浜とは勝ち点「7」差ということに。JFLはJ3ライセンス交付組の優勝が濃厚だが、さらに上昇なるか。
一方、J2昇格プレーオフ圏につける北九州としては、手痛い1敗か。3連敗から前節4試合ぶり白星も、最下位相手の敗戦となった。

19位・Y.S.C.C.横浜はアウェイでアスルクラロ沼津に0-2と敗戦。前節岩手と引き分けたなか、これで9試合未勝利ということに。苦しい戦いが最後まで続きそうだ。また、沼津としては北九州をかわして4位となった。
18位・奈良クラブは松本山雅FCと1-1ドロー。敵地で14分に先制されるも、直後の18分に生駒稀生が左足弾を叩き込み、意地の4試合連続ドローとした。次節は首位大宮と対戦する。

17位・テゲバジャーロ宮崎は、4連勝から前節のドローを挟み、今節ガイナーレ鳥取に勝利。60分に辻岡佑真の右足弾で先制後、終盤にきて88分、遠藤光が追加点を叩き込んだ。

16位・AC長野パルセイロは福島ユナイテッドFC、15位・カマタマーレ讃岐はカターレ富山とそれぞれアウェイで対戦し、ともにドロー。勝利ならずも勝ち点「1」を積んでいる。

◆第30節
▽9/29(日)
いわてグルージャ盛岡 3-1 ギラヴァンツ北九州
アスルクラロ沼津 2-0 Y.S.C.C.横浜
松本山雅FC 1-1 奈良クラブ
テゲバジャーロ宮崎 2-0 ガイナーレ鳥取
福島ユナイテッドFC 0-0 AC長野パルセイロ
カターレ富山 2-2 カマタマーレ讃岐

▽9/28(土)
大宮アルディージャ 4-1 SC相模原
FC岐阜 1-0 ツエーゲン金沢
FC琉球 1-1 FC大阪
FC今治 3-1 ヴァンラーレ八戸

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秋田豊氏が株式譲渡の岩手、経営権再取得したNOVAグループの坂本太樹氏が新社長に「様々な取り組みにチャレンジしてまいります」

いわてグルージャ盛岡は25日、クラブを運営する株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長に坂本太樹氏が就任したと発表した。 2024シーズンの明治安田J3リーグを最下位で終え、日本フットボールリーグ(JFL)降格が決まった岩手。25日には、代表取締役社長の秋田豊氏が株式の33.4%をNOVAホールディングス株式会社(代表取締役社長:稲吉正樹)に譲渡した。 Jリーグによって株式譲渡契約の承認がなされ、NOVAホールディングス株式会社がいわてアスリートクラブの株式51.4%を保有。2019年に株式会社いわてアスリートクラブの株式を取得し、2022年に秋田氏へ譲っていたNOVAホールディングス株式会社だが、再び経営権を得ることとなった。 坂本氏は2003年6月に株式会社ジー・エデュケーション(現NOVAホールディングス株式会社)の取締役に就任。2011年6月からはグループ会社となる自分未来きょういく株式会社の取締役本部長を務めた。 2018年12月には、Bリーグの広島ドラゴンフライズを運営するグループ会社、株式会社広島ドラゴンフライズの代表取締役会長に就任。その後、2019年12月に株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役会長に就任した。 2021年7月にはNOVAホールディングス株式会社の取締役に再任。2021年9月からは株式会社広島ドラゴンフライズの取締役を務めている。 岩手に戻り、代表取締役社長を務めることになった坂本氏は、クラブを通じてコメントしている。 「このたび、株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長に就任いたしました坂本太樹と申します。来シーズンはJFLでのスタートとなりますが、これまでグルージャの試合を開催していない場所での試合も含め、この広い岩手県内にもっともっと地域に入り込んでグルージャを認知してもらう活動をしていく必要があると感じております」 「そしてグルージャがハブとなり、多くのファン・サポーター、スポンサーの皆様、そして県民の皆様がつながりプラットフォームとなれるよう、様々な取り組みにチャレンジしてまいります」 「自身としては4年ぶりの復帰となりますが、一度離れてまたこのいわての地に戻った際、サポーターの方々の熱量、思いの強さや結束力が更に大きくなっていることを感じ、とても嬉しく思いました。『グルージャを応援してよかった』『グルージャがんばれ』こうした声がどんどん広がり、クラブとしてご期待に応えることが出来るよう取り組む所存です」 「最後に前任社長の秋田豊氏におかれましては、監督として3年、社長として2年間、岩手にて奮闘をいただきき、2022年にはクラブ初のJ2昇格を成し遂げ、グルージャとして、また岩手としての可能性を証明していただきました。改めて深い感謝と共に、今後のご活躍を祈念しております」 2024.11.25 20:59 Mon
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JFL降格の岩手が株式譲渡、秋田豊氏から譲り受けたNOVAが再び経営権取得…来季はJFLの結果に加え平均2000人の動員のハードルも

いわてグルージャ盛岡は25日、クラブの株式譲渡を発表した。 クラブを運営する株式会社いわてアスリートクラブ(代表取締役社長:秋田豊)が発行する株式の33.4%について、NOVAホールディングス株式会社(代表取締役社長:稲吉正樹)と、秋田豊氏(個人)が株式譲渡契約を締結した。 この契約は、Jリーグによって承認がなされたとのこと。NOVAホールディングス株式会社がいわてアスリートクラブの株式51.4%を保有することとなった。 NOVAホールディングス株式会社は、2019年に当時の筆頭株主であった「パルコホールディングスグループ」から株式譲渡を受けて株式会社いわてアスリートクラブとの関係がスタート。2022シーズンにはJ2に昇格したが、スタジアム建設のタイムリミットが近づき「県民一岩」の機運が必要だと判断。秋田氏に株式を譲渡していた。 しかし、2022シーズンはJ3に降格。そして、今シーズンはJFLへの降格が決定。秋田氏から今後についての相談を受け、経営権の再取得を決意したとのことだ。 Jリーグに戻りたい岩手は、来シーズンのJFLで結果を残すとともに、年間ホームゲームの平均入場者数2000人という条件も加わることに。今シーズンは1試合平均1362人とテゲバジャーロ宮崎に続いてリーグ下から2番目の数字だっただけに、大きなハードルとなりそうだ。 NOVAホールディングス株式会社は、「『いわてグルージャ盛岡』が今一度Jリーグに戻るためには、入会要件の1つである平均2,000人の年間観客動員数の達成が必要となります。地域の皆様と心ひとつに、クラブスローガンでもある「一岩 -ICHIGAN-」となって、チームおよび岩手の地域社会の発展に貢献したく、全力で取り組んでまいります」としている。 2024.11.25 16:40 Mon
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JFL降格の可能性もあるJ3最下位の岩手、オーナー兼社長の秋田豊氏が今季限りで退任

いわてグルージャ盛岡は30日、代表取締役オーナー兼代表取締役社長を務めている秋田豊氏(54)の退任を発表した。今シーズン終了後に退任する。 秋田氏は、現役時代は鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、京都サンガF.C.でプレー。日本代表としても44試合に出場。1998年のフランス・ワールドカップ、2002年の日韓ワールドカップを経験した。 引退後は、京都のコーチや監督、東京ヴェルディのコーチ、FC町田ゼルビアの監督などを務め、2020年から岩手の監督に就任。2022年に退任すると、岩手を運営する「株式会社いわてアスリートクラブ」の社長に就任した。 社長となってから2シーズン目を迎える中、今シーズンはここまで明治安田J3リーグで最下位に沈んでおり、チームはJFL降格の危機に立たされている状況だ。 なお、来シーズン以降の体制については後日発表されるとのことだ。 クラブは「2024シーズンも残り8試合となりましたが、昨日の勝利の勢いをそのままに最後の最後まで全力で闘ってまいります。引き続きいわてグルージャ盛岡への変わらぬご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」としている。 2024.09.30 11:30 Mon

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