秋田豊氏が株式譲渡の岩手、経営権再取得したNOVAグループの坂本太樹氏が新社長に「様々な取り組みにチャレンジしてまいります」

2024.11.25 20:59 Mon
坂本太樹氏が岩手の新社長に
©︎J.LEAGUE
坂本太樹氏が岩手の新社長に
いわてグルージャ盛岡は25日、クラブを運営する株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長に坂本太樹氏が就任したと発表した。

2024シーズンの明治安田J3リーグを最下位で終え、日本フットボールリーグ(JFL)降格が決まった岩手。25日には、代表取締役社長の秋田豊氏が株式の33.4%をNOVAホールディングス株式会社(代表取締役社長:稲吉正樹)に譲渡した。

Jリーグによって株式譲渡契約の承認がなされ、NOVAホールディングス株式会社がいわてアスリートクラブの株式51.4%を保有。2019年に株式会社いわてアスリートクラブの株式を取得し、2022年に秋田氏へ譲っていたNOVAホールディングス株式会社だが、再び経営権を得ることとなった。
坂本氏は2003年6月に株式会社ジー・エデュケーション(現NOVAホールディングス株式会社)の取締役に就任。2011年6月からはグループ会社となる自分未来きょういく株式会社の取締役本部長を務めた。

2018年12月には、Bリーグの広島ドラゴンフライズを運営するグループ会社、株式会社広島ドラゴンフライズの代表取締役会長に就任。その後、2019年12月に株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役会長に就任した。
2021年7月にはNOVAホールディングス株式会社の取締役に再任。2021年9月からは株式会社広島ドラゴンフライズの取締役を務めている。

岩手に戻り、代表取締役社長を務めることになった坂本氏は、クラブを通じてコメントしている。

「このたび、株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長に就任いたしました坂本太樹と申します。来シーズンはJFLでのスタートとなりますが、これまでグルージャの試合を開催していない場所での試合も含め、この広い岩手県内にもっともっと地域に入り込んでグルージャを認知してもらう活動をしていく必要があると感じております」

「そしてグルージャがハブとなり、多くのファン・サポーター、スポンサーの皆様、そして県民の皆様がつながりプラットフォームとなれるよう、様々な取り組みにチャレンジしてまいります」

「自身としては4年ぶりの復帰となりますが、一度離れてまたこのいわての地に戻った際、サポーターの方々の熱量、思いの強さや結束力が更に大きくなっていることを感じ、とても嬉しく思いました。『グルージャを応援してよかった』『グルージャがんばれ』こうした声がどんどん広がり、クラブとしてご期待に応えることが出来るよう取り組む所存です」

「最後に前任社長の秋田豊氏におかれましては、監督として3年、社長として2年間、岩手にて奮闘をいただきき、2022年にはクラブ初のJ2昇格を成し遂げ、グルージャとして、また岩手としての可能性を証明していただきました。改めて深い感謝と共に、今後のご活躍を祈念しております」

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昨季盛岡退団のDF畑本時央が現役引退…引退後は自身が育った浦和のスカウト部へ

いわてグルージャ盛岡は31日、DF畑本時央(26)が昨シーズン限りで現役を引退することを発表した。なお、引退後は浦和レッズのスカウト部スタッフに就任する。 熊本県出身で浦和の下部組織育ちの畑本は、2011年にアビスパ福岡でプロキャリアをスタート。その後、ツエーゲン金沢への期限付き移籍を経て2015年に盛岡に完全移籍で加入。同クラブでは2016シーズンと2017シーズンに主力として活躍。今季はJ3リーグ10試合の出場し、Jリーグ通算100試合出場も達成していたが、昨年12月に退団していた。 キャリア通算ではJ2で18試合出場、J3で84試合8得点、天皇杯で9試合出場を記録した。 現役引退を決断した畑本は、盛岡の公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆いわてグルージャ盛岡 「2018年シーズン限りで現役を引退することとしました」 「現役プロ生活は8年でした。そしてサッカーを始めてから22年の間にたくさんの出会いがありました。その中でたくさん迷惑をかけたり、たくさんお世話になりました。僕を受け入れてくれてありがとうございました。言葉では言い表せないくらい感謝しています。今まで応援、支援してくれた皆さんの顔が浮かんできて、とても悩みましたが、ようやく決断することが出来ました。福岡、金沢、岩手で応援してくださったファン、サポーターの皆さんありがとうございました。皆さんの応援はいつも僕に届いていました」 「そして何より僕のわがままな現役サッカー人生を常に応援してくれ協力してくれた両親、おじいちゃん、おばあちゃん本当にありがとう。感謝します。どこに行くにも送ってくれたお父さんありがとう」 「僕は引退しても僕であることには変わらないので、僕らしくセカンドキャリアをスタートしていこうと思います。またありがたいことにサッカーに関わる仕事を出来る機会を与えてもらいました。少しでも自分の経験を生かせればと思います。ありがとうございました。またよろしくお願いします」 2019.01.31 17:19 Thu
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J3岩手が契約満了で退団のMF中村充孝と再契約「目標を達成する為に戻って来ました」

いわてグルージャ盛岡は18日、契約満了となっていたMF中村充孝(33)との再契約を発表した。 中村は京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形でプレーし、2022年から岩手に加入した。 2022年は明治安田生命J2リーグで35試合に出場し1得点、天皇杯で2試合に出場。2023シーズンは明治安田生命J3リーグを戦い、18試合で1得点に終わっていた。 再契約を結んだ中村はクラブを通じてコメントしている。 「いわてグルージャ盛岡の目標を達成する為に戻って来ました。ピッチで貢献出来るように日々成長し、感謝の気持ちを忘れずに努力し続けます。よろしくお願いします」 2024.01.18 14:30 Thu
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JFL降格の岩手、大卒3年目GK稲葉亜我志が退団「Jデビュー戦を勝利した時の喜びは一生忘れられない」

いわてグルージャ盛岡は22日、GK稲葉亜我志(25)との契約満了を発表した。 稲葉は千葉県の出身で、習志野高校、静岡産業大学を経て2022年に岩手へ加入。プロ1年目は公式戦の出番がなかったが、2023シーズンは天皇杯で2試合プレーした。 2024シーズンはJリーグデビューも飾り、J3で5試合に出場。YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で2試合ゴールマウスを守った。 岩手退団が決まった稲葉はクラブを通じてコメント。J3最下位での日本フットボールリーグ(JFL)降格が決まったなか、在籍3年間を振り返った。 「今シーズンをもっていわてグルージャ盛岡を離れることになりました。大学4年の冬、崖っぷちの自分をトライアウトという形から夢であったプロサッカー選手にさせてくれたグルージャ。本当に感謝しています」 「ファンサポーターの皆さんや岩手の皆さんはいつも温かく優しくて、今までどれだけその温かい言葉や声援に救われてきたかわかりません。 そんな方々に少しでもプレーや結果で恩返しするために3年間やってきました。 だからこそJリーグデビュー戦の琉球戦を勝利した時の喜びは一生忘れられないと思います」 「正直もっと試合に出て皆さんと勝利を分かち合いたかったし、今シーズンこんな結果になってしまったこと本当に申し訳ないです。 ただ僕にとって盛岡で過ごしたこの3年間は本当にかけがえのない大切な時間でした! これからのグルージャの明るい未来をずっと応援しています! 今まで本当にありがとうございました!」 2024.11.22 14:40 Fri

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