「ご期待を裏切るかたちとなってしまった」J3最下位確定の岩手が声明、代表取締役社長の秋田豊氏「どうか今後ともご支援と変わらぬご声援を」
2024.11.03 21:08 Sun
J3最下位が確定した岩手
いわてグルージャ盛岡が明治安田J3リーグの結果について声明を出した。
J3最下位の岩手は3日、第35節でツエーゲン金沢と対戦。前半アディショナルタイムに河辺駿太郎のゴールで先制したが、後半立ち上がりに同点ゴールを決められ、1-1のドローに終わった。
5試合ぶりに黒星を免れるも勝ち点は「22」。残り3試合で19位Y.S.C.C.横浜の勝ち点「32」を上回ることが不可能となり、日本フットボールリーグ(JFL)自動降格圏となる20位でのフィニッシュが確定した。
クラブを運営する株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長を務める秋田豊氏は、今回の結果についてコメント。5月に中三川哲治監督から神野卓哉監督、8月に神野監督から星川敬監督へと指揮官を交代したなか、テコ入れも実らず最下位に終わったことを謝罪している。
「日頃より、いわてグルージャ盛岡への熱いご支援ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。本日行われた明治安田J3リーグ第35節の『ツエーゲン金沢vsいわてグルージャ盛岡』の試合結果をもちまして、今シーズンJ3リーグ20位が決定いたしました」
「ファン・サポーターの皆様には勝てない試合が長く続いた中でも、最後の最後までチームを信じて熱く温かい声援や拍手で選手を常に後押ししていただきました。また、スポンサー企業・関係者の皆様には、どのような状況でも選手が快適にプレーが出来るようご支援をいただきました。改めて、いわてグルージャ盛岡に関わる全ての皆様に感謝申し上げるとともに、お詫び申し上げます」
「本日も遠いアウェイ金沢の地までたくさんのサポーターの皆様にお越しいただき、熱い声援で後押しをしていただきまして誠に有り難う御座いました。現地のみならず、岩手県やそれぞれの場所から届けていただいたご声援のおかげで、選手は最後まで走り切ることが出来たと思います」
「順位は決定してしまいましたが今シーズンは残り3試合を残しております。次節はホームいわぎんスタジアムに戻ります。最後の瞬間まで勝利を目指し、1つでも多く勝ち点を積み上げるために最後の1秒まで全力で闘い抜いて参ります」
「皆様におかれましては、どうか今後ともいわてグルージャ盛岡へのご支援と変わらぬご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」
J3最下位の岩手は3日、第35節でツエーゲン金沢と対戦。前半アディショナルタイムに河辺駿太郎のゴールで先制したが、後半立ち上がりに同点ゴールを決められ、1-1のドローに終わった。
5試合ぶりに黒星を免れるも勝ち点は「22」。残り3試合で19位Y.S.C.C.横浜の勝ち点「32」を上回ることが不可能となり、日本フットボールリーグ(JFL)自動降格圏となる20位でのフィニッシュが確定した。
「日頃より、いわてグルージャ盛岡への熱いご支援ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。本日行われた明治安田J3リーグ第35節の『ツエーゲン金沢vsいわてグルージャ盛岡』の試合結果をもちまして、今シーズンJ3リーグ20位が決定いたしました」
「2度にわたる監督交代で上昇を目指し闘って参りましたが、最下位を脱出することが出来ないまま本日の結果に至りました。常にいわてグルージャ盛岡と共に闘い、クラブを支えてくださっている皆様のご期待を裏切るかたちとなってしまったこと、大変申し訳ございません」
「ファン・サポーターの皆様には勝てない試合が長く続いた中でも、最後の最後までチームを信じて熱く温かい声援や拍手で選手を常に後押ししていただきました。また、スポンサー企業・関係者の皆様には、どのような状況でも選手が快適にプレーが出来るようご支援をいただきました。改めて、いわてグルージャ盛岡に関わる全ての皆様に感謝申し上げるとともに、お詫び申し上げます」
「本日も遠いアウェイ金沢の地までたくさんのサポーターの皆様にお越しいただき、熱い声援で後押しをしていただきまして誠に有り難う御座いました。現地のみならず、岩手県やそれぞれの場所から届けていただいたご声援のおかげで、選手は最後まで走り切ることが出来たと思います」
「順位は決定してしまいましたが今シーズンは残り3試合を残しております。次節はホームいわぎんスタジアムに戻ります。最後の瞬間まで勝利を目指し、1つでも多く勝ち点を積み上げるために最後の1秒まで全力で闘い抜いて参ります」
「皆様におかれましては、どうか今後ともいわてグルージャ盛岡へのご支援と変わらぬご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」
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いわてグルージャ盛岡は11日、元日本代表DF西大伍(37)との契約更新を発表した。 西は北海道コンサドーレ札幌の下部組織育ちで、U-15、U-18に所属。そのままトップチームに昇格した。2010年にアルビレックス新潟へと期限付き移籍すると、2011年に鹿島アントラーズへ完全移籍。2019年にヴィッセル神戸へ、2021年に浦和レッズへ完全移籍すると、2022年に札幌へと復帰していた。 2023シーズン途中に岩手に期限付き移籍。2024シーズンから完全移籍に切り替わったが、チームはJ3最下位に終わりJリーグから脱退。2025シーズンはJFLを戦うこととなったが、西も共に戦うことを決断した。 岩手ではJ3通算29試合1得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場。J1通算372試合16得点、J2通算46試合8得点、J3通算29試合1得点を記録。リーグカップで71試合1得点、天皇杯で31試合2得点を記録していた。 西はクラブを通じてコメントしている。 「たくさんの方に応援してもらえるように、そしてチームの目標達成に貢献するためにまだまだ成長します。今シーズンもよろしくお願いします!」 2025.01.11 00:18 Sat3
2年前はJ3最下位…J2初昇格の岩手が喜びのコメント「皆様と一岩となって勝ち取ったもの」
いわてグルージャ盛岡は6日、J2への初昇格決定から一夜明け、声明を発表した。 2003年にグルージャ盛岡として発足したクラブ。2014年にスタートしたJ3の初期メンバーとして参入した。 1年目は5位と結果を残したが、2年目は11位(13チーム)に低迷。3年目は13位(16チーム)、4年目は15位(17チーム)、5年目も13位(17チーム)と下位が定位置となっていた。 いわてグルージャ盛岡とチーム名を変えた2019年には最下位に転落したが、2020年に秋田豊監督が就任。1年目は11位と振るわなかったが、2年目の今シーズンは上位を常に争う状況に。すると5日に行われた明治安田生命J3リーグ最終節でアスルクラロ沼津と1-1のドロー。この結果、2位でJ2への昇格を掴んだ。 最下位から2年でJ2昇格を掴んだ岩手は、一夜明け坂本達朗 代表取締役社長の名義で声明を発表し、感謝の気持ちと共に昇格を喜んだ。 「いわてグルージャ盛岡は、昨日行われました2021明治安田生命J3リーグ第30節アスルクラロ沼津戦において、クラブ史上初となるJ2リーグ昇格を果たすことができました」 「東日本大震災から10年という節目の年、岩手県全33市町村をホームタウンとするプロサッカークラブとして、「県民の皆様と一緒に、夢と感動と興奮を分かち合いたい」というクラブの想いが、こうして形になりましたこと、これもひとえに皆様方の熱いご声援があったからこそと確信しております。まずもってこれまで熱いご声援を送り続けていただいた皆様方に、心からの御礼を申し上げます」 「昨シーズンは、11位と低迷したシーズンとなりましたが、今シーズン秋田監督の指導の下、若手の成長もあり、ベテランと若手が一岩となり、強い結束力をもって戦い抜いてくれました。また、チームスタッフもそれぞれの持ち場で全力を尽くしてチームを支えてくれました」 「今回のJ2昇格は、こうした選手・スタッフの努力もありますが、それを支え、苦しいときにも本当に熱い応援でチームを盛り上げていただいたサポーター、ファンの皆様、ご支援いただいたパートナーの皆様、ホームタウン自治体の皆様、運営に関わっていただいたすべての皆様と一岩となって勝ち取ったものです」 「来シーズンは、J2というステージで新たな挑戦が始まりますが、さらなる高みを目指し、チーム、スタッフ一丸となって邁進してまいります。皆様には引き続き、ご支援並びに応援いただけますよう、心よりお願いを申し上げます」 2021.12.06 10:48 Mon4
岩手GK鈴木智幸が現役引退…東京V、栃木、松本でもプレー 「自分は幸せ者」
いわてグルージャ盛岡は31日、GK鈴木智幸(36)の現役引退を発表した。 鈴木は2008年に国士舘大学から東京ヴェルディに入団後、栃木SC、松本山雅FCでプレー。2019年に東京V復帰を果たすと、2020年から岩手に移った。 その岩手では初年度の明治安田生命J3リーグで15試合に出場。だが、今季はJ3リーグで出番なしに終わり、天皇杯1試合の出場にとどまった。 通算成績はJ2リーグ56試合、J3リーグ15試合、Jリーグカップ3試合、天皇杯4試合。引退を受け、クラブの公式サイトを通じて別れの挨拶をした。 「今年で引退すると決断しました。まず、コロナ禍でも変わらずの支援でグルージャを支えてくださったスポンサー企業の皆さま、サポーターの皆さま、グルージャに関わるすべての皆さまに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」 「2年間という短い期間でしたが、こんな自分を応援してくださり、ありがとうございました。来期はJ2という舞台です。選手たちは必ず笑顔と感動を皆さまに届けてくれます。14年間プロとして昇格や降格を経験できたこと、最後に盛岡でJ2昇格を勝ち取る姿を目の前で見れたことは、本当に幸せでした。ありがとうございました」 「そして引退するにあたり、東京ヴェルディ、栃木SC、松本山雅のサポーターの皆さまはリリースで知ることと思います。ご挨拶できずに申し訳ございません。サポーターの皆さまから受けた背中を押す熱い声援、笑顔や泣き顔、時には叱責を受ける事もありました。その一つ一つがかけがえのない想い出であり、自分にとって大きな宝物です。本当にありがとうございました」 「選手として過ごした14年間を思い返せば、楽しい思い出しか浮かびません。そんな中で引退できる自分は幸せ者です。どんなときも自分を支えてくださった全ての人に感謝します。今後は形は違えど、サッカーに関わりながらこの経験を少しずつ還元できればと思います。14年間、本当にありがとうございました」 2021.12.31 16:23 Fri5