鹿児島FW河辺駿太郎が岩手に期限付き移籍加入 「決断は簡単ではありませんでしたが…」
2024.08.21 18:50 Wed
いわてグルージャ盛岡は21日、鹿児島ユナイテッドFCからFW河辺駿太郎(28)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、鹿児島との公式戦には出られない。
河辺は大分県立大分西高校から明治大学に進み、FVディーフレンやTSGプフェッダースハイムといったドイツの下部リーグを経験。その後、Y.S.C.C.横浜でのプレーを挟み、2023年から鹿児島入りした。
だが、1年目にJ3リーグ9試合で、今季のJ2リーグでもここまで6試合で1得点のみ。そのなか、2度目の監督交代が起こり、J3リーグで最下位から巻き返しを期す岩手に舞台を移す運びとなった。
岩手での背番号も「39」に決まり、両クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
◆いわてグルージャ盛岡
「この度、鹿児島ユナイテッドFCから期限付き移籍で加入する事になりました河辺駿太郎です。いわてグルージャ盛岡の目標達成の為に、全力を尽くします。ピッチで会える日を楽しみにしております。よろしくお願いいたします」
「この度、いわてグルージャ盛岡への期限付き移籍を決めました。このタイミングでの移籍に際して、僕の意思を尊重し、温かく送り出してくださったクラブには、心から感謝申し上げます。もっとプレーする姿を見せたかったですし、もっと鹿児島の勝利に貢献したかったですが、実力不足でした。言い訳もありません」
「そんな不甲斐ない一年半でしたが、39番のユニホームやグッズを購入して応援してくださった方々や、試合に絡めない時期も変わらず応援してくださったファン、サポーターの存在がいつも勇気をくれました。本当にありがとうございました」
「大好きな鹿児島を離れる決断は簡単ではありませんでしたが、1人のサッカー選手としての意地や自分への期待に賭けてみようと新たな環境でチャレンジする事に決めました。再び、白波スタジアムでプレーできる日を夢見ながら闘ってきます。そして最後に、鹿児島は絶対にJ2に残留できます」
「必死に闘う選手達を最後まで信じて、変わらぬ熱い応援で後押しをよろしくお願いします。それでは、行ってきます!」
河辺は大分県立大分西高校から明治大学に進み、FVディーフレンやTSGプフェッダースハイムといったドイツの下部リーグを経験。その後、Y.S.C.C.横浜でのプレーを挟み、2023年から鹿児島入りした。
だが、1年目にJ3リーグ9試合で、今季のJ2リーグでもここまで6試合で1得点のみ。そのなか、2度目の監督交代が起こり、J3リーグで最下位から巻き返しを期す岩手に舞台を移す運びとなった。
◆いわてグルージャ盛岡
「この度、鹿児島ユナイテッドFCから期限付き移籍で加入する事になりました河辺駿太郎です。いわてグルージャ盛岡の目標達成の為に、全力を尽くします。ピッチで会える日を楽しみにしております。よろしくお願いいたします」
◆鹿児島ユナイテッドFC
「この度、いわてグルージャ盛岡への期限付き移籍を決めました。このタイミングでの移籍に際して、僕の意思を尊重し、温かく送り出してくださったクラブには、心から感謝申し上げます。もっとプレーする姿を見せたかったですし、もっと鹿児島の勝利に貢献したかったですが、実力不足でした。言い訳もありません」
「そんな不甲斐ない一年半でしたが、39番のユニホームやグッズを購入して応援してくださった方々や、試合に絡めない時期も変わらず応援してくださったファン、サポーターの存在がいつも勇気をくれました。本当にありがとうございました」
「大好きな鹿児島を離れる決断は簡単ではありませんでしたが、1人のサッカー選手としての意地や自分への期待に賭けてみようと新たな環境でチャレンジする事に決めました。再び、白波スタジアムでプレーできる日を夢見ながら闘ってきます。そして最後に、鹿児島は絶対にJ2に残留できます」
「必死に闘う選手達を最後まで信じて、変わらぬ熱い応援で後押しをよろしくお願いします。それでは、行ってきます!」
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いわてグルージャ盛岡は29日、元日本代表MF水野晃樹(39)の現役引退を発表した。 水野は静岡県出身で、清水商業高校からジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプロ入り。その後、中村俊輔も所属していたセルティックへと移籍しヨーロッパでプレーした。 2010年に柏レイソルに加入しJリーグ復帰。以降は、ヴァンフォーレ甲府、千葉、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、ロアッソ熊本、SC相模原と数多くのクラブを渡り歩き、2023年から岩手でプレーしていた。 岩手では2シーズンを過ごし、J3通算19試合、リーグカップ1試合、天皇杯3試合に出場。通算ではJ1で157試合16得点、J2通算32試合1得点、J3通算29試合、リーグカップ通算41試合出場、天皇杯通算21試合2得点を記録している。 また、イビチャ・オシム監督の下で日本代表も経験し、4試合に出場していた。 今シーズン限りでの現役引退を決断した水野は、クラブを通じてコメントしている。 ーーーーーー 日頃から応援してくれているみなさんに報告があります。 2024シーズンでプロサッカー選手、水野晃樹は引退することを決断いたしました。 3歳から地元清水のサッカーチームでサッカーを始め、小学2年生の時にJリーグが開幕して以来、将来の夢は!目標は!『Jリーガー』。 どんなに苦しくてもどんなに挫折しても血反吐を吐いてぶっ倒れても、この夢は一瞬たりともブレることはなく、必死に追い続けてきました。 そこからジェフユナイテッド市原、セルティック、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、ジェフユナイテッド千葉、ベガルタ仙台、サガン鳥栖、ロアッソ熊本、SC相模原そして、社会人を経て、いわてグルージャ盛岡。 正直こんないろんなチームに行くとは思っていなかったです(笑) しかし、どのチームでも素敵な出会いがあり、素晴らしいクラブでありどのチームも愛しています。 どんな時でも背中を押してくれるサポーター。時には厳しい叱咤激励。どれもが愛を感じました。 ありがたいことに世代別代表、A代表でもプレーさせてもらい、海外も経験しました。 そして国内ではジェフ時代にジェフにとっての初タイトル。ナビスコ杯優勝。 翌年にはナビスコ杯連覇。みんなのおかげでMVPも受賞できました。 セルティックでもリーグ優勝、スコティッシュ杯優勝。 レイソルではJ2優勝&昇格、翌年J1優勝。翌年天皇杯優勝。 SC相模原でJ3昇格。 あの最高の光景を忘れることは出来ないし あの光景をまた見たいと常に思っていました。 タイトルはたくさん取らせていただいたけど どれも満足するような活躍は出来ませんでした。ただただ周りの方々に恵まれたと思います。でも21年間は長いようだけど今となってはあっという間に感じます。 サッカーが本当に大好きで負けず嫌いな子供。 『サッカー小僧』 水野晃樹という選手をよく知ってる人はこの言葉がよく似合うと思ってくれてると思います。 39歳になった今でもサッカーが大好きで試合に出れなければ悔しくて仕方ない。 プロ1年目の時はよく泣いていて『泣き虫小僧』とも言われていました。 でもそのくらい毎日が勝負で毎試合が人生を左右する仕事。 膝の手術5回 契約満了6回 紆余曲折 波乱万丈 忙しなく過ぎていった21年間、活躍出来たのは4.5年だけかな? でも諦めず努力すれば必ず道は開ける! 21年間に後悔はないと言ったら嘘になるけど、本当に憧れていたものから憧れられる存在になれた事、そしてたくさんの人にサッカーの素晴らしさを伝えられていたら幸いです。 サポーターの方々にはたくさん期待を裏切ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。再起を信じてどこに行っても応援してくれるサポーターの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。その恩返しはプレーでと何度も言っていたにも関わらずなかなか結果が出せない自分に苛立ちを何度も何度も覚えました。 決して裕福な家庭ではなかったけどサッカーを続けさせてくれた両親。ありがとうございました。 親父は野球やらせたかったみたいだけど(笑)でも、両親の厳しさ、いろんなものへチャレンジすること、努力することを学びました。プロ生活で少しは親孝行出来たかな? そして1番迷惑をかけ続けた家族。わがままで気分屋で引越しばかりで大変だったと思う。けど、文句も言わず常についてきてくれて理解してくれた。転校で友達と離れ離れになってばかりで悲しい思いをさせてきた。その上、スパルタで口うるさいクソ親父で大変だと思う。 今、伝わらなくてもわからなくても大人になって、わかってもらえたら嬉しい。 プロ生活2年目から一緒にいる妻は本当に大変だったと思う。アスリートの栄養管理、家事育児と仕事がたくさん。そしてたくさんケンカしてたくさん泣かして困らせ続けた。それでも1番サッカーを応援してくれて数年前から考えていた引退も「続けたら?」「もっと見たい」と背中を押し続けてくれた。 いわてグルージャ盛岡に来てからは単身赴任でワンオペ。日々大変で苦労と迷惑ばかりかけてすまん。常にサッカーに集中出来る環境を作ってくれてありがとう。 チームが苦境の中で個人的なリリース申し訳ありません。 どうしても自分が好きな『29』で発表したかったのでどうか許して下さい。 しかし可能性が低くても1%の可能性がある限り絶対に諦めません。最後の最後まで自分を信じて仲間を信じてチームを信じて戦い切ります! これからもオシムチルドレンとして 上を見てチャレンジすることを忘れず このサッカー界に関わり続けたいと思います。 今まで関わった全ての人に感謝の思いでいっぱいです。 ありがとうございました!! Jリーグありがとう! サッカーありがとう! 21年間MIZUNOのスパイクもありがとう! みんなありがとう! これからも『サッカー小僧』水野晃樹をよろしくお願いします。」 ーーーーーー なお、引退セレモニーはシーズンのホーム最終戦で行われるという。 2024.09.29 10:55 Sun3
JFL降格の可能性もあるJ3最下位の岩手、オーナー兼社長の秋田豊氏が今季限りで退任
いわてグルージャ盛岡は30日、代表取締役オーナー兼代表取締役社長を務めている秋田豊氏(54)の退任を発表した。今シーズン終了後に退任する。 秋田氏は、現役時代は鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、京都サンガF.C.でプレー。日本代表としても44試合に出場。1998年のフランス・ワールドカップ、2002年の日韓ワールドカップを経験した。 引退後は、京都のコーチや監督、東京ヴェルディのコーチ、FC町田ゼルビアの監督などを務め、2020年から岩手の監督に就任。2022年に退任すると、岩手を運営する「株式会社いわてアスリートクラブ」の社長に就任した。 社長となってから2シーズン目を迎える中、今シーズンはここまで明治安田J3リーグで最下位に沈んでおり、チームはJFL降格の危機に立たされている状況だ。 なお、来シーズン以降の体制については後日発表されるとのことだ。 クラブは「2024シーズンも残り8試合となりましたが、昨日の勝利の勢いをそのままに最後の最後まで全力で闘ってまいります。引き続きいわてグルージャ盛岡への変わらぬご支援ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」としている。 2024.09.30 11:30 Mon4
残留左右する一戦は讃岐に軍配、17位に浮上! 一時同点も最下位岩手に勝ちきる【明治安田J3第26節】
1日、明治安田J3リーグ第26節のいわてグルージャ盛岡vsカマタマーレ讃岐がいわぎんスタジアムで行われた。 9試合勝ちなしで降格の危機にある最下位・岩手(勝ち点14)。前節は試合中止となったものの、2連勝中の18位・讃岐(勝ち点22)をホームに迎え撃った。 序盤からゴールに迫る讃岐は10分に先制。相手のロングボールを敵陣でカットすると、吉田陣平が左ポケットにスルーパス。反応した森川裕基のシュートは一度ブロックされたが、再び蹴り込んでネットを揺らした。 その後も押し込んだ讃岐だったが、岩手も徐々に盛り返し。しかし、スコアは動かずハーフタイムに突入した。 後半は同点を目指す岩手が攻勢の立ち上がり。65分には河辺駿太郎がハーフウェーライン付近から独力で持ち上がり、左ポケットからの折り返しを深堀隼平が押し込んだ。 69分、再び河辺が1人でゴールに迫るが、GKもかわして放ったシュートは右ポストに直撃。その後は互いに勝ち越しゴールを目指す時間が続く。 勢いを取り戻した讃岐は、86分に再びリード。波状攻撃のなか、江口直生の横パスから丹羽詩温がダイレクトシュート。これがゴール左下に決まり、入ったばかりの2人が起用に応えた。 2枚替えで諦めなかった岩手だが、うまく時間を使い試合を終わらせた讃岐が3連勝。17位に浮上した一方、敗れた岩手は10戦勝ちなしの5連敗となった。 いわてグルージャ盛岡 1-2 カマタマーレ讃岐 【岩手】 深堀隼平(後20) 【讃岐】 森川裕基(前10) 丹羽詩温(後41) ◆明治安田J3第26節 ▽9/1(日) いわてグルージャ盛岡 1-2 カマタマーレ讃岐 ▽8/31(土) FC琉球 3-1 ガイナーレ鳥取 SC相模原 1-1 AC長野パルセイロ 福島ユナイテッドFC 1-0 ギラヴァンツ北九州 カターレ富山 5-1 アスルクラロ沼津 大宮アルディージャ 3-0 Y.S.C.C.横浜 FC岐阜 0-1 松本山雅FC テゲバジャーロ宮崎 3-2 ヴァンラーレ八戸 FC今治 6-0 奈良クラブ ▽8/30(金) FC大阪 1-1 ツエーゲン金沢 2024.09.01 20:14 Sun5