【J1注目プレビュー|第23節:札幌vs神戸】8連敗中の札幌は天皇杯の快勝をキッカケに、神戸は虎視眈々と首位を目指す
2024.07.13 11:15 Sat
【明治安田J1リーグ第23節】
2024年7月13日(土)
14:00キックオフ
北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) vs ヴィッセル神戸(4位/40pt)
[札幌ドーム]
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の続投を発表しても好転しなかったチーム。力無く負ける試合も多く、どん底といっても良い状況だったが、久々に光を見ることができた。
ミッドウィークに行われた天皇杯3回戦、相手はJ2のモンテディオ山形だったが、大量6ゴールを奪い勝利を収めた。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:菅野孝憲
DF:髙尾瑠、岡村大八、中村桐耶
MF:田中宏武、馬場晴也、大﨑玲央、原康介
MF:浅野雄也、田中克幸
FW:鈴木武蔵
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
出場停止:駒井善成
◆見えてきた首位の背中【ヴィッセル神戸】
後半戦に入って2勝1分けと勝ち点を稼いでいる神戸。FC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島と上位を争う相手に負けなかったことは大きい。
ミッドウィークには天皇杯を戦った中、しっかりとターンオーバーして2-0で勝利。選手層の厚さも見せつけ、連覇に向けて良い形で後半戦に入ったと言えるだろう。
前半戦の終盤は攻撃陣がピリッとせずに持ち味の得点力が激減。しかし、直近2試合では鹿島と広島に3-1で勝利するなど、複数得点が続いている。
特に大迫勇也の復活は大きい。7試合連続無得点だったが、直近2試合は連続ゴール。天皇杯もゴールを決め、公式戦3連発中。エースの復活とともに、チームも上昇していきたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:初瀬亮、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜
MF:山口蛍、扇原貴宏、井出遥也
FW:武藤嘉紀、大迫勇也、広瀬陸斗
監督:吉田孝行
2024年7月13日(土)
14:00キックオフ
北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) vs ヴィッセル神戸(4位/40pt)
[札幌ドーム]
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◆泥沼8連敗、天皇杯をキッカケにできるか【北海道コンサドーレ札幌】リーグ戦の不調から全く抜け出せる雰囲気のない札幌。積もり積もった黒星はついに「8」にまで増えてしまった。ミッドウィークに行われた天皇杯3回戦、相手はJ2のモンテディオ山形だったが、大量6ゴールを奪い勝利を収めた。
もちろん3失点をしているだけに手放しで喜べるほどの結果ではないだろう。ただ、ターンオーバーもした中で、これまでの鬱憤を晴らすかのような6ゴールは、選手たちが奮起する材料にはもってこい。前半戦で6-1と惨敗を喫した相手に、リベンジして連敗を止めたいところだ。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:菅野孝憲
DF:髙尾瑠、岡村大八、中村桐耶
MF:田中宏武、馬場晴也、大﨑玲央、原康介
MF:浅野雄也、田中克幸
FW:鈴木武蔵
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
出場停止:駒井善成
◆見えてきた首位の背中【ヴィッセル神戸】
後半戦に入って2勝1分けと勝ち点を稼いでいる神戸。FC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島と上位を争う相手に負けなかったことは大きい。
ミッドウィークには天皇杯を戦った中、しっかりとターンオーバーして2-0で勝利。選手層の厚さも見せつけ、連覇に向けて良い形で後半戦に入ったと言えるだろう。
前半戦の終盤は攻撃陣がピリッとせずに持ち味の得点力が激減。しかし、直近2試合では鹿島と広島に3-1で勝利するなど、複数得点が続いている。
特に大迫勇也の復活は大きい。7試合連続無得点だったが、直近2試合は連続ゴール。天皇杯もゴールを決め、公式戦3連発中。エースの復活とともに、チームも上昇していきたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:初瀬亮、山川哲史、マテウス・トゥーレル、本多勇喜
MF:山口蛍、扇原貴宏、井出遥也
FW:武藤嘉紀、大迫勇也、広瀬陸斗
監督:吉田孝行
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鹿島ポポヴィッチ監督が海外紙でJリーグのあれこれ語る「大分時代…」「日本人選手が進化」「優勝争いの予測など不可能」
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遠藤保仁、柏木陽介、梁勇基ら7名がJリーグ功労選手賞を受賞!12月の2024Jリーグアウォーズで表彰予定
Jリーグは24日、功労選手賞の受賞者7名を発表した。 今回の受賞者は遠藤保仁氏(44)、柏木陽介氏(36)、柴﨑晃誠氏(40)、林卓人氏(42)、南雄太氏(45)、梁勇基氏(42)、渡邉千真氏(38)となっている。 功労選手の受賞基準については、日本人選手はクラブより推薦があった者であり、Jリーグや天皇杯、日本代表の国際Aマッチ、Jクラブ参戦のFIFA及びAFCの国際試合の通算出場試合が500試合以上の者。ただし、原則として、Jリーグ、リーグカップ、天皇杯で400試合以上出場を果たしている選手となる。 また、外国籍選手はクラブの推薦と上記の試合で200試合以上出場であり、母国の代表選手として活躍した者に。ただ、出場試合が500試合以上出場した者は代表活動は関わらないこととなる。 なお、今回受賞が発表された7名は、12月10日に開催される2024Jリーグアウォーズにて表彰される予定だ。 ◆遠藤保仁氏 1980年1月28日(44歳) 出生地: 鹿児島県 ポジション: MF ■所属クラブ 1998年【J1】横浜フリューゲルス 1999年~2000年【J1】京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.) 2001年~2020年【J1/J2】ガンバ大阪 2020年〜2023年【J1/J2】ジュビロ磐田 ■出場試合数:通算1136試合156得点 J1リーグ戦:672試合103得点 J2リーグ戦:104試合10得点 リーグカップ戦:78試合5得点 天皇杯:51試合10得点 その他Jリーグ公式:14試合出場 Jクラブ参加の国際大会:65試合13ゴール 日本代表(国際Aマッチ):152試合15ゴール ◆柏木陽介氏 1987年12月15日(36歳) 出生地: 兵庫県 ポジション: MF ■所属クラブ 2005年〜2009年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2010年~2020年【J1】浦和レッズ 2020年~2023年【J3】FC岐阜 ■出場試合数:通算623試合73得点 J1リーグ戦:392試合56得点 J2リーグ戦:31試合4得点 J3リーグ戦:61試合1ゴール リーグカップ戦:51試合6得点 天皇杯:33試合3得点 その他Jリーグ公式:9試合出場 Jクラブ参加の国際大会:35試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):11試合出場 ◆柴﨑晃誠氏 1984年8月28日(40歳) 出生地: 長崎県 ポジション: MF ■所属クラブ 2007年〜2010年【J1/J2】東京ヴェルディ1969/東京ヴェルディ 2011年〜2012年【J1】川崎フロンターレ 2012年【J2】東京ヴェルディ 2013年【J2】徳島ヴォルティス 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算524試合52得点 J1リーグ戦:301試合28得点 J2リーグ戦:139試合16得点 リーグカップ戦:44試合4得点 天皇杯:20試合2得点 その他Jリーグ公式:6試合出場 Jクラブ参加の国際大会:14試合2得点 ◆林卓人氏 1982年8月9日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: GK ■所属クラブ 2002年〜2004年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2005年〜2006年【J2】北海道コンサドーレ札幌 2007年〜2013年【J1/】ベガルタ仙台 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算614試合出場 J1リーグ戦:329試合出場 J2リーグ戦:183試合出場 リーグカップ戦:40試合出場 天皇杯:29試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 Jクラブ参加の国際大会:25試合出場 ◆南雄太氏 1979年9月30日(45歳) 出生地: 神奈川県 ポジション: GK ■所属クラブ 1998年〜2009年【J1/J2】柏レイソル 2010年〜2013年【J2】ロアッソ熊本 2014年~2021年【J1/J2】横浜FC 2021年〜2023年【J2】大宮アルディージャ ■出場試合数:通算732試合出場 J1リーグ戦:266試合出場 J2リーグ戦:400試合出場 リーグカップ戦:37試合出場 天皇杯:21試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 ◆梁勇基氏 1982年1月7日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: MF ■所属クラブ 2004年〜2019年【J1/J2】ベガルタ仙台 2020年~2021年【J1】サガン鳥栖 2022年~2023年【J2】ベガルタ仙台 ■出場試合数:通算673試合89得点 J1リーグ戦:297試合29得点 J2リーグ戦:280試合47得点 リーグカップ戦:39試合3得点 天皇杯:27試合2得点 その他Jリーグ公式:4試合2得点 Jクラブ参加の国際大会:5試合1得点 朝鮮民主主義人民共和国代表 (国際Aマッチ):21試合5得点 ◆渡邉千真氏 1986年8月10日(38歳) 出生地: 長崎県 ポジション: FW ■所属クラブ 2009年~2011年【J1】横浜F・マリノス 2012年~2014年【J1】FC東京 2015年~2018年【J1】ヴィッセル神戸 2018年~2020年【J1】ガンバ大阪 2021年~2022年【J1/J2】横浜FC 2023年【J3】松本山雅FC ■出場試合数:通算539試合151得点 J1リーグ戦:381試合104得点 J2リーグ戦:23試合2得点 J3リーグ戦:20試合2得点 リーグカップ戦:70試合23得点 天皇杯:36試合16得点 その他Jリーグ公式:1試合出場 Jクラブ参加の国際大会:7試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):1試合出場 2024.10.24 18:15 Thu2
後半AT2発の宇佐美貴史劇場! G大阪が札幌相手に“劇的”10戦ぶり白星【明治安田J1第33節】
5日、明治安田J1リーグ第33節のガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌がパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのG大阪が2-1で勝利した。 気づけば優勝争いから遠ざかり、9試合勝利なしの5位G大阪。前節はセレッソ大阪との大阪ダービーに臨んだが、苦しい内容で0-1の敗戦。中2日で迎える今節は宇佐美貴史やウェルトンら5人を入れ替え、福田湧矢は今シーズン初スタメンとなった。 対する19位札幌は前節の京都サンガF.C.戦で2-0の勝利。大逆転での残留に向け粘りを見せているなか、今節は古巣対戦の鈴木武蔵が契約上の決まりと出場停止が重なって欠場。こちらも白井陽斗が移籍後初先発している。 立ち上がりからG大阪が押し込むも、先に試合を動かしたのは札幌。8分、前線から激しくプレスをかけた白井がボールを奪うと、そのままボックス内に切り込んで左足。流し込んで古巣相手にJ1初得点を記録した。 出鼻をくじかれたG大阪はカウンターから同点弾に迫る。18分、ダワンが一気に持ち上がると、坂本一彩にパス。ボックス手前からの鋭いシュートはGK菅野孝憲を弾いたがクロスバーに直撃する。 その後も押し気味にゲームを進めるG大阪。右CKからの中谷進之介のヘディングは枠の右に外れる。 札幌も機を見て前に出ていき、菅大輝がボックス手前左からグラウンダーのシュート。ゴール右下を捉えたがGK一森純のセーブに遭う。 39分、G大阪は中央でのパスワークからボックス内で山田康太の右足。再びクロスバーを叩き、札幌の1点リードで後半を迎える。 札幌は荒野拓馬に代えてジョルディ・サンチェスを投入。最前線に置き、3バックから4バックへとシステム変更する。 交代なしのG大阪はセットプレーから美藤倫が足を伸ばすも枠の右。坂本のミドルシュートもゴール左に外れる。 攻勢も、決定打を欠くG大阪は宇佐美、ウェルトンが最初の交代カード。しかし、流れは大きく変わらず、1点ビハインドのまま終盤へ向かう。 84分にはCKの2次攻撃から途中出場の半田陸がクロス。GKも飛び出し、がら空きのゴールだったが、中谷のヘディングシュートはバーを越えてしまう。 それでも後半アディショナルタイムにドラマが。ボックス内に畳み掛けるなか、クロスが札幌DFのハンドを誘ってPKを獲得。GK菅野にコースは読まれていたが、宇佐美がねじ込んでG大阪が追いつく。 さらにアディショナルタイム8分、味方の落としを受けた宇佐美がボックス内に侵入。飛び込んできたDFをかわし、右足で仕留めた。 エースの劇的な2得点で逆転勝利のG大阪は7月14日以来10試合ぶりの勝ち点「3」。敗れた札幌は3試合ぶりの黒星となった。 ガンバ大阪 2-1 北海道コンサドーレ札幌 【G大阪】 宇佐美貴史(後45+4、後45+8) 【札幌】 白井陽斗(前8) <span class="paragraph-title">【動画】劇的逆転もたらしたのは宇佐美貴史! 圧倒的個人技で逆転ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">劇的逆転!<br>試合をひっくり返したのはエース宇佐美<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第33節<br> G大阪vs札幌<br> 2-1<br> 90+8分<br> 宇佐美 貴史(G大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/kv2jlPKSAS">pic.twitter.com/kv2jlPKSAS</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1842515935078621568?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 19:47 Sat3
広島でもプレーした元ブラジル人MFベット氏の息子が射殺される
現役時代にサンフレッチェ広島や北海道コンサドーレ札幌でもプレーしたベットことジョベルト・アラウジョ・マルチンス氏の23歳の息子が射殺された。ブラジル『UOL』が報じている。 情報によると現地時間9日、リオデジャネイロ北部に位置するピエダーデ地区のパラナピアカバという町で、警察はある2人組から道端で男性が倒れているとの報告を受けた。体には銃弾痕が残っており、死因は射殺と断定。身元を調査したところ、ベット氏の4人兄弟の長男フィルホ君だったことが判明した。 ブラジル代表としてコパ・アメリカ優勝経験も持つベット氏は、国内の強豪クラブを渡り歩く中で2003年の札幌移籍で来日。しかし、ホームシックに陥りわずか2カ月で退団。2004年7月に広島に加入したが、ブラジル人の知人男性を殴り警察に逮捕された事件をきっかけに、2006年10月にクビとなった。 唯一の欧州挑戦となった1996-97シーズンのナポリ(写真)ではマラドーナの着用した背番号「10」を託され「我々にバッジョは必要ない」と豪語。しかし、入団から1年であっさりとブラジルに戻っている。 キャリア晩年は素行の悪さからクラブから一方的に契約解除されることも少なくなく、2009年を最後に現役を引退していた。 息子の死の知らせを受け、ベット氏はインスタグラムでフィルホ君の写真を投稿。「今日、私は親として知らないでいるべき痛みを知ってしまった。息子の死、この痛みはおそらく一生癒えることはないだろう」とコメントしている。 2020.04.12 22:06 Sun4
負けられない札幌が残留に向け敵地で大きな白星!退場者出した名古屋はランゲラックのラスト豊田スタジアムを勝利で飾れず【明治安田J1第34節】
明治安田J1リーグ第34節、名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌が19日に豊田スタジアムで行われ、アウェイの札幌が2-0で勝利した。 前節、アビスパ福岡相手にホームで敗れ、リーグ戦連勝は「3」でストップとなった9位名古屋。それでも、YBCルヴァンカップ準決勝では横浜F・マリノスを合計スコア4-3で下し、決勝進出を決めた。 一方で、前節ガンバ大阪を相手に痛恨の逆転負けを喫し、連勝とはならなかった19位の札幌。リーグ戦残り5試合、J1残留に向けては一戦も負けられない状況となっている。 ホームの残る試合は岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われるため、今季ラストの豊田スタジアム開催となった一戦、立ち上がりはホームの名古屋が攻勢を仕掛ける展開に。5分にはCKから野上が頭で合わせるも、GK菅野がキャッチした。 7分には左サイドのクロスからボックス中央の山岸が頭で折り返したが、惜しくも永井には合わず。序盤は押し込まれる形だった札幌も右サイドからの攻撃をメインに、徐々に盛り返す形を見せる。 24分には近藤の仕掛けから青木がシュートを放つなど、札幌がチャンスを伺う。すると35分、右サイドでボールを持った近藤がドリブル突破からボックス内に切れ込みクロス。中央の鈴木武蔵が潰れ役となると、最後はファーサイドの駒井が冷静にゴールへ流し込み先制弾を挙げた。 リードを奪われた名古屋は44分に森島が虚を突いたロングシュートを狙ったが、GK菅野が対応。その後はゴールが生まれないまま、ハーフタイムとなった。 追いつきたい名古屋は後半開始から永井に替えてキャスパー・ユンカーを投入。しかし49分にはこぼれ球に反応した菅があわやのシュートを放つなど、チャンスは札幌が作る。 中々好機を作れずにいた名古屋だが、58分にはロングボールに抜け出した菊地がポスト直撃のシュート。こぼれ球に反応した山岸は上手く合わせられず、大きく枠から外れた。 66分には名古屋の左サイドのクロスからボックス内フリーの稲垣がチャンスを迎えたが、菅が身体を張ってブロック。77分には裏へ抜け出したユンカーが左足アウトで狙ったが、またもポスト直撃となった。 札幌も防戦一方とはならず、近藤と駒井の突破力を武器に追加点を狙う。80分には途中出場の荒野が強烈なミドルシュートを狙うも、GKランゲラックが好セーブで阻止した。 何としても追いつきたい名古屋だったが、83分に三國ケネディエブスが近藤を倒してしまい2度目の警告を受けて退場。名古屋としてはすでに交代枠を使い切っている中で、非常に厳しい戦いとなる。 数的有利を得た札幌は88分、左サイドでスパチョークからのパスを受けて抜け出したパク・ミンギュがボックス内まで進入。最後は中央の鈴木武蔵が豪快にゴール左へボールを突き刺し、札幌があまりにも大きい追加点を挙げた。 試合はそのままタイムアップ。決定機を活かせなかった名古屋は、今季限りでの退団が決まっているランゲラックにとってラストとなった豊田スタジアムでの試合を白星で飾れず。逆に2試合ぶりの白星となった札幌は、残留に向けて非常に大きな1勝となった。 名古屋グランパス 0-2 北海道コンサドーレ札幌 【札幌】 駒井善成(前35) 鈴木武蔵(後43) 2024.10.19 16:10 Sat5