中村敬斗にドルトムント行きの可能性、かつて香川真司を見出したミスリンタート氏も高く評価…移籍金は30億円前後か

2024.07.10 11:55 Wed
スタッド・ランスの中村敬斗
Getty Images
スタッド・ランスの中村敬斗
スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗(23)に関してドルトムントから熱視線が寄せられている。
PR
LASKリンツで飛躍を遂げた中村は、2023-24シーズンからリーグ・アンに挑戦。リーグ戦25試合4ゴール1アシストを記録している。日本代表としても2023年3月にデビューを果たすと、出場した5試合連続でゴールを記録するなどコンスタントに結果を残し、10試合で8ゴールという脅威的な結果を残している。
その中村に対しては欧州のクラブが関心を寄せている中、ドルトムントのテクニカル・ディレクター(TD)であるスヴェン・ミスリンタート氏(51)が絶賛している。

ドイツ『RUHR24』によると、ミスリンタート氏は「非常に強く、両足がつかえ、走ることが得意。ボールに対する姿勢も非常に優れていた。信じられないエキサイティングな選手だ」とコメントしていたという。
当時はドルトムントで仕事をする前だったが、これまでもアヤックスやドルトムント、アーセナル、シュツットガルトなどでリクルート部門で働いており、選手を見抜く目は“ダイヤモンド・アイ”と称されている。

過去にドルトムントでスカウトを務めていた際には、MF香川真司(セレッソ大阪)やFWロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)、DFマッツ・フンメルスらを含む多くの有能な若手を発掘。シュツットガルトでは、今夏バイエルンへと移籍した日本代表DF伊藤洋輝(バイエルン)やDFチェイス・アンリなどを見出していた。

どうやらミスリンタート氏はシュツットガルト時代にチームに連れてこようとしたが失敗。ただ、ドルトムントはMFマルコ・ロイスやフンメルスら主軸選手が退団。マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍していたイングランド代表FWジェイドン・サンチョもレンタル期間が終了し、多くの選手がチームを去る可能性が懸念されている。

今夏はウインガーの補強に動いており、中村が獲得候補に。移籍金は1500万〜2000万ユーロ(約26億2000万〜34億円)と見られており、ドルトムントとしても問題ない金額。遺跡は加速するだろうか。



PR

中村敬斗の関連記事

10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2節、バーレーン代表vs日本代表がバーレーン・ナショナル・スタジアムで行われ、0-5で日本が勝利。連勝スタートとなった。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] ©︎超ワールドサッカー ※採点は1 2024.09.11 03:05 Wed
日本代表は10日、アウェイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第2節のバーレーン代表戦に臨み、5-0で圧勝した。 2大会連続で敗れていた鬼門の最終予選初戦で、中国代表相手に圧巻の7-0の圧勝を飾ったサムライブルー。その勢いに乗って連勝を狙ったアウェイ初戦ではオーストラリア代表相手に番狂わ 2024.09.11 02:54 Wed
バーレーン代表戦に臨む日本代表のスターティングイレブンが発表された。 10日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2節で日本はアウェイでバーレーンと対戦する。 日本は5日に行われた初戦で、中国代表をホームに迎えて7-0の圧勝。幸先の良いスタートを切ることに成功。対するバーレーンもオース 2024.09.10 23:52 Tue
アジア2次予選を全勝で通過した日本代表の、W杯本大会へ向けたアジア最終予選がスタートした。 5日に行われた中国代表との初戦。過去2大会の最終予選初戦は敗れているだけに、この試合の結果に注目が集まった中、中国相手に実力差を見せつけることに成功。衝撃の7ゴールを奪い、完璧なスタートを切った。 各グループの上位2 2024.09.10 12:55 Tue
日本代表は10日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の初戦でバーレーン代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 ■バーレーン代表vs日本代表 試合日程・キックオフ時間 2次予選では6連勝を 2024.09.09 22:40 Mon

スタッド・ランスの関連記事

リーグ・ドゥ(フランス2部)のメスは11日、スタッド・ランスを退団していたMFバンジャマン・スタンブリ(34)の加入を発表した。 背番号は「21」に決定し、2026年夏までの2年契約を締結した。 モンペリエの下部組織育ちのスタンブリは、2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン 2024.09.12 10:40 Thu
スタッド・ランスのガンビア代表FWアダマ・ボジャン(20)がスイスへ武者修行に出ることになった。 ランスは8日、ボジャンがグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ1年間のレンタル移籍で加入すると発表した。 母国のスティーヴ・ビコFCから昨年夏にランスへ加入したボジャン。191cmの大型ストライカーは加入1年目 2024.09.09 06:30 Mon
日本代表のFW中村敬斗(スタッド・ランス)が、5日に行われる2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦となる中国代表戦に向けて意気込みを語った。 いよいよ始まるW杯の切符を懸けた戦い。日本は、8大会連続8度目の出場に向けて、中国とのホームゲームでスタートする。 日本は、2018年のロシアW 2024.09.04 23:25 Wed
日本代表に復帰したMF伊東純也(スタッド・ランス)が、復帰への心境を語った。 3日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けてトレーニングを実施。冒頭15分がメディアに公開された。 5日には初戦となる中国代表戦を控える中、初日はGKとFP合わせて6名しかフィールドに出てこなかった 2024.09.03 19:55 Tue
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が今季初ゴールを記録した。 1日、リーグ・アン第3節でスタッド・ランスはスタッド・レンヌとホームで対戦した。 開幕から2試合は勝利がないランス。日本代表に復帰した伊東、そしてFW中村敬斗は先発出場を果たした。 早く今季初勝利が欲しいランスは、13分に失点しビハイン 2024.09.02 08:30 Mon

リーグ・アンの関連記事

リールのイングランド代表MFアンヘル・ゴメス(24)への注目度が高まっている。 今月イングランド代表初招集のA・ゴメス。マンチェスター・ユナイテッドでトップ昇格、プロデビュー後、定着叶わずリーグ・アンはリールへの移籍を余儀なくされた24歳だ。 リール移籍から早4年。 地道にキャリアを積み上げ、とうとう 2024.09.13 15:15 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツ・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏が、今夏の移籍市場やイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(25)との今後について語った。フランス『RMC Sport』が伝えた。 ルイス・エンリケ監督体制2年目を迎えているPSG。フランス代表FWキリアン・ムバッペは退団したが、 2024.09.13 13:40 Fri
リールは12日、U-23フランス代表DFバフォデ・ディアキテ(23)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年12月にトゥールーズでプロデビューを飾ったディアキテ。2021-22シーズンのリーグ・ドゥでは準主力を担い、トゥールーズのリーグ・アン復帰に貢献していた。 そして、202 2024.09.12 22:00 Thu
レアル・マドリーに加入したFWキリアン・ムバッペが、パリ・サンジェルマン(PSG)と徹底的に戦うことにしたようだ。フランス『AFP』が伝えた。 今夏マドリーへと完全移籍したムバッペ。長年在籍したPSGとは良い別れができていない。 大きな問題となっているのは金銭トラブル。ムバッペに対し、PSGは未払いのサラリ 2024.09.12 19:10 Thu
リーグ・ドゥ(フランス2部)のメスは11日、スタッド・ランスを退団していたMFバンジャマン・スタンブリ(34)の加入を発表した。 背番号は「21」に決定し、2026年夏までの2年契約を締結した。 モンペリエの下部組織育ちのスタンブリは、2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン 2024.09.12 10:40 Thu

記事をさがす

中村敬斗の人気記事ランキング

1

選手採点&寸評:バーレーン代表 0-5 日本代表【2026W杯アジア最終予選】

10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2節、バーレーン代表vs日本代表がバーレーン・ナショナル・スタジアムで行われ、0-5で日本が勝利。連勝スタートとなった。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240910bhr_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 鈴木彩艶 6.0 セットプレーの対応は成長の証。ビルドアップも臆せず。後半はほとんどプレー機会なし。 DF 3 谷口彰悟 6.5 ロングボールにも落ち着いて対応。前に出て起点を潰すプレーもパーフェクトだった。 4 板倉滉 6.0 もう少しボールを運んでいきたかった。守備の対応は間違えない。点差が開いてから高い位置を取れるように。 16 町田浩樹 6.5 ロングボール対応はバッチリ。ビルドアップでも積極的にパスを出す。前に絡むとチャンスが生まれた。 MF 5 守田英正 7.0 良いポジション取りで攻守の繋ぎに。機を見た上がりでチームの3点目、4点目を奪う。ゲームを読む能力は抜群。 (→18 浅野拓磨 -) 出場時間が短く採点なし。 6 遠藤航 6.5 スルーパスで先制点に繋がるPKを生み出す。ボランチの守備ではしっかりと潰し役を務める。 7 三笘薫 6.5 前半は守備で鋭さを見せ、スペースへのランニング、仕掛けも見せる。後半は守田のゴールをアシスト。 (→13 中村敬斗 6.0) 積極的な仕掛けから小川のゴールにつなげる。ボールを持てばしっかりと前に運ぶ動き。 8 南野拓実 5.5 ライン間で受ける動き、裏へ抜ける動きも見せるが、良い形でボールを受けられず。堂安との連係もいまいちだった (→20 久保建英 6.0) スペースが多くあることを生かしてスルーパスを何本も通す。 10 堂安律 5.5 最初のシュートは三笘のクロスを合わせたが左ポストに嫌われる。サポートも少なく良さを出せず。前半のみで交代。 (→14 伊東純也 6.5) 後半頭から出場し2分でアシスト。積極的に右サイドを仕掛け、攻撃のアクセントになった。流れを変えた1人。 15 鎌田大地 6.5 スルーパスに抜け出しPKゲット。足元を受けるプレー、裏に抜けるプレーと状況判断の良さを見せた。終盤はボランチでプレーしコントロール。 FW 9 上田綺世 7.0 バーレーンの邪魔も意に介さず落ち着いてPKを決め先制。後半頭にはバーレーンを沈める鋭い振りで2点目を奪う。守田との連携でアシストも。 (→19 小川航基 6.0) 裏を狙いながらゴールに迫ると、シュートの浮き球にしっかり詰めて嬉しいゴール。 監督 森保一 7.0 2試合連続での快勝スタート。スタメンは1人しか変えずとも、交代選手は中国戦と変化させ、しっかり勢いを取り戻した。3年前の反省を生かしたこと、そしてこの6年間の積み上げがハッキリと差として出た。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 守田英正(日本) 立ち上がりは前を窺いながらもバランスを取ったプレーを見せていた中、後半両ウイングが高い位置を取れるようになったことで積極的にボックスに入っていき2ゴール。攻守のバランサーとして、ポジション取り含めて完璧。 バーレーン代表 0-5 日本代表 【日本】 上田綺世(前37[PK]、後2) 守田英正(後16、後19) 小川航基(後36) <span class="paragraph-title">【動画】試合を決定づけた守田英正のチーム3点目! 上田綺世との連携で奪い切る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/TqoVfhsXkY">pic.twitter.com/TqoVfhsXkY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1833557343507730801?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.11 03:05 Wed
2

【日本代表プレビュー】7ゴール完勝の日本、虎視眈々と連勝目指すバーレーン相手に先発は数名入れ替えか?/vsバーレーン代表【2026W杯アジア最終予選】

アジア2次予選を全勝で通過した日本代表の、W杯本大会へ向けたアジア最終予選がスタートした。 5日に行われた中国代表との初戦。過去2大会の最終予選初戦は敗れているだけに、この試合の結果に注目が集まった中、中国相手に実力差を見せつけることに成功。衝撃の7ゴールを奪い、完璧なスタートを切った。 各グループの上位2カ国のみがこの最終予選で本大会の切符をつかめるという中、オーストラリア、サウジアラビアは勝利できず。日本は初戦で勝利したバーレーン代表相手に2連勝を収め、差を広げたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆難敵を相手に連勝スタートで優位に立つ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 期待以上の結果に終わった中国代表戦。後半は効果的にゴールを重ね、大量7ゴールを記録し勝利を収めた。 力の差を見せつけた形となったが、課題がないわけではない。前半は引いた相手に対し、チャンスをしっかり作ったものの、得点は伸びず。決定機を活かせない形となり、チャンスが少なくなることを想定すると、より精度を上げたい。 森保一監督も試合後に「我々も決して気を緩めてはいけないなと思っています」とコメント。オーストラリアを下したバーレーン戦を前に「我々にとってアウェイでの戦いという部分で厳しい戦いになるということを、まずは気持ちの部分で覚悟を持って戦いに挑むことが大切だと思います」と、アウェイでの戦いに気を引き締めた。 選手個々が高いレベルで日々プレーしていることもあり、慢心という言葉はこのチームには存在しない。ただ、完全アウェイの空気の中ではなんでも起こる状況。それは誰もが知るところであり、しっかりと日本の強さをこの2試合で見せつけたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆虎視眈々と連勝を狙うバーレーン</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するバーレーンはクロアチア人指揮官のドラガン・タライッチ監督が指揮。前述の通り、オーストラリア代表相手にオウンゴールとはいえ、0-1で勝利。グループCでは日本と共に初戦で勝利を収めている。 日本とは2023年のアジアカップで対戦。当時とは体制が変わっているが、3-1で日本が勝利。ただ、簡単に勝てたわけではなく、中東勢のいやらしさを見せてきた。特にセットプレーやロングボールで日本を苦しめており、今回の戦いでもそのあたりを出してくると予想できる。 タライッチ監督は「明日は非常に厳しい試合になることは理解している」と日本戦についてコメント。ただ「我々は明日勝つために戦う。ベストを尽くす。1ポイントでも取れれば嬉しい」と、勝利を目指しつつ、とにかく勝ち点を目指すとした。 試合展開によっては守備を固め、ロングボールやカウンター一発で試合を仕留めにくる可能性もあるだろう。オーストラリアが負けているだけに、日本も苦しめられる可能性が十分にあるといえる。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-2-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240910_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹 MF:伊東純也、遠藤航、田中碧、中村敬斗 MF:堂安律、鎌田大地 FW:小川航基 監督:森保一 中国戦が終わり、深夜に出発した日本代表。バーレーンに入り、しっかりとトレーニングを積んで準備は万端だ。3年前はコンディション調整に時間を要したことで、チームとしてのまとまりを欠いたことを森保監督は反省していたが、今のチームにその不安要素は感じない。 システムは[3-4-2-1]を継続すると考えて良いだろう。日本が新たなステージに上がり、選手たちの特性を活かすことを考えれば、最適なシステムと言える。 GKは鈴木彩艶(パルマ)が継続するはずだ。中国戦では多くのプレー機会があったわけではないが、安定したプレーとパルマで培っている落ち着きが見てとれた。 最終ラインの3人も変更はないと考えて良いだろう。右から板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)が並ぶはずだ。安定感もあり、攻撃面でも落ち着いたプレーが出せる3名。終盤にハイボールを蹴り込まれれば、高井幸大(川崎フロンターレ)もここに加わって守りを固めることもあるかもしれない。 中盤もボランチには遠藤航(リバプール)が継続して先発。相棒は田中碧(リーズ・ユナイテッド)と予想する。遠藤は中国戦で途中で交代しており、バーレーン戦に備えたと考えて良さそう。一方で守田英正(スポルティングCP)はフル出場で躍動しており、代わりに田中が起用されると予想する。守田以上に攻撃に絡むプレーを見せていきたい。 ウイングバックは右は伊東純也(スタッド・ランス)と予想。中国戦は後半途中から出場し1ゴール2アシスト。キレの良さを日本のファンの前で見せ、気持ちも上がっているはずだ。左は中村敬斗(スタッド・ランス)と予想する。クラブチームでも伊東と両ウイングでコンビを形成しており、代表でも見せつけたいところ。仕掛けでサイドを制圧したい。 シャドーには、堂安律(フライブルク)と鎌田大地(クリスタル・パレス)が入ると予想する。堂安はウイングバックとして中国戦で先発し、三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)のゴールをアシスト。よりゴールに近い位置で、自らゴールも狙いたいはずだ。そして中国戦はプレーしなかった鎌田。南野拓実(モナコ)が高パフォーマンスを見せただけに、燃えるものもあるはずだ。 1トップは難しいところだが、小川航基(NECナイメヘン)と予想する。中国戦ではクロスバー直撃のシュートと、短い時間でもゴールを匂わせた。一方で、先発した上田綺世(フェイエノールト)はシュートゼロ。その他の貢献はあったが、クラブでもゴールはないだけに、結果が出ている小川を試したいところだ。 日本もバーレーンも連勝を目指す一戦。バーレーン代表戦は10日(火)の25時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 <span class="paragraph-title">【動画】バーレーン戦へ、日本代表が最後の調整</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="robHdhYruaU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.10 12:55 Tue
3

日本代表が2戦連続圧勝で唯一の連勝スタート! 上田綺世&守田英正の2ゴール共演など圧巻5発【2026W杯アジア最終予選】

日本代表は10日、アウェイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第2節のバーレーン代表戦に臨み、5-0で圧勝した。 2大会連続で敗れていた鬼門の最終予選初戦で、中国代表相手に圧巻の7-0の圧勝を飾ったサムライブルー。その勢いに乗って連勝を狙ったアウェイ初戦ではオーストラリア代表相手に番狂わせの1-0の勝利を収めた曲者と激突した。 森保一監督は中4日の一戦に向けて先発1人を変更。久保建英に代えて鎌田大地が[3-4-2-1]の2シャドーの一角に入った。 立ち上がりからボールを保持して相手を押し込む日本。9分には三笘薫が左サイド深くで仕掛けて右足インスウィングのクロスを供給。これに逆サイドのウイングバックに入った堂安律が大外に飛び込んでスライディングシュートを狙うが、このシュートは惜しくも左ポストを叩いた。 この直後にはパスミスからバーレーンのカウンターを浴びて左サイドからボックス内に持ち込んだマルフーンに右足を振られるが、ここはDFのブロックで事なきを得る。ただ、以降はメリハリが利いた相手の[4-4-2]の守備ブロック攻略に手を焼き、なかなかリズムを作り出せない。 飲水タイムでのコミュニケーションを経て、若干攻め方に変化を加えた日本。34分には遠藤航のスルーパスに反応した鎌田がボックス右ライン際でクロスを供給。これがスライディングでのブロックを試みたDFアル・クラシの左手に直撃すると、主審はPKを宣告。ここでキッカーの上田綺世はホームサポーターによるレーザーポインターの嫌がらせにも動じることなく、強烈なシュートを左隅に突き刺して37分の先制点とした。 良い時間帯にリードを手にした日本は相手の反撃を冷静に受け止めながら、三笘の鋭い仕掛けで2本目のPK獲得という際どいシーンも作り出したが、これはPKとはならず。全体的には相手の徹底した戦い方に苦労したものの、試合巧者の戦いぶりによって優位な形で前半を終えた。 迎えた後半、森保監督は堂安を下げて伊東純也を右ウイングバックに投入。すると、この交代策がものの見事に電光石火の追加点に繋がる。47分、高い位置でのカウンタープレスから三笘、鎌田と粘ってボックス右の伊東に繋がると、伊東からのマイナスパスを中央で強引に足元に収めた上田が鋭い右足の反転シュート。左ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。 伊東のお膳立てから上田が決めたこの試合2点目によって最高の入りを見せた日本。早々の失点に動揺も見受けられる相手に畳みかけると、57分にはボックス右で斜めに切り込んだ伊東がシュートに持ち込むが、これは相手DFの体を張ったブロックに遭う。 それでも、直後の61分には相手陣内中央で遠藤から横パスを受けた守田がボックス内でDFを背負った上田に当ててそのままボックス左のスペースに走り込むと、スムーズな形でリターンパスを受け直してゴール右隅へ右足シュートを流し込む。 さらに64分には中盤フリーでボールを引き出した鎌田の絶妙なスルーパスに抜け出した三笘が左サイドから正確なクロスを入れると、ゴール前に飛び出した守田がワンタッチで流し込み、瞬く間の連続ゴールとした。 これで勝利を確信した森保監督は65分、2ゴール1アシストの上田を下げて小川航基、南野拓実に代えて久保を同時投入。さらに、三笘を下げて中村敬斗をピッチに送り込む。 危なげないゲームコントロールで時計を進めるなか、81分にはボックス左で仕掛けた中村のシュートのこぼれ球に反応した小川がゴール前で打点の高いヘディングシュートを叩き込み、トドメの5点目まで奪った。 その後、相手の反撃をきっちり抑え込んだ日本が中国戦に続く5-0の大勝で圧巻の連勝スタート。グループ唯一の連勝チームとなった。 バーレーン代表 0-5 日本代表 【日本】 上田綺世(前37[PK]、後2) 守田英正(後16、後19) 小川航基(後36) <span class="paragraph-title">【動画】上田の反転弾に守田が見事な飛び出しからゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>エースがノってきた<br>\<br><br>上田綺世が今日2点目‼️<br>伊東純也のラストパスを受け<br>巧みなコントロール強烈なシュート<br><br>AFCアジア最終予選<br>バーレーン×日本<br>DAZNでライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/cd5HmMC94z">pic.twitter.com/cd5HmMC94z</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1833553708132507748?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>コレが守田のセンス<br>\<br><br>預けて飛び出した守田英正が追加点<br>上田綺世は2ゴール1アシスト!<br><br>AFCアジア最終予選<br>バーレーン×日本<br>DAZNでライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#代表みようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/TqoVfhsXkY">pic.twitter.com/TqoVfhsXkY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1833557343507730801?ref_src=twsrc%5Etfw">September 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.11 02:54 Wed
4

日本代表復帰の伊東純也が今季初ゴール!スタッド・ランスがレンヌを下して今季初勝利【リーグ・アン】

スタッド・ランスは1日、リーグ・アン第3節でスタッド・レンヌと対戦し2-1で勝利した。スタッド・ランスの伊東純也は80分までプレー、41分に今季初ゴールを記録、中村敬斗は81分までプレーしている。 今季初勝利を目指すスタッド・ランスが、レンヌをホームに迎えた一戦。スタッド・ランスは前節同様に伊東純也、中村敬斗を両ウィングに配置した[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、スタッド・ランスは13分にセットプレーから失点する。ブラスの右CKをエスティゴーアに頭で合わせられると、ゴール前のアタンガナ・エドアに当たったボールがゴールに吸い込まれた。 先制されたスタッド・ランスはすぐに反撃。16分、中村のスルーパスでボックス左まで駆け上がったフォファナの折り返しからディアキテが決定機を迎えたが、シュートはゴール右に逸れた。さらに24分には、伊東の右CKをアグバドゥが頭で合わせたが、シュートはGKマンダンダの好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけては膠着状態が続いたが、スタッド・ランスは41分に試合を振り出しに戻す。中村の絶妙なパスからボックス左深くまで侵入したフォファナがボールキープからクロスを供給すると、ゴール前の伊東がヘディングシュートを流し込んだ。 迎えた後半、再びスコアを動かしたのはスタッド・ランス。48分、伊東のパスで右サイド深くまで駆け上がったブタのダイレクトクロスをディアキテがヘディングで叩き込んだ。 勝ち越しに成功したスタッド・ランスは、55分にもボックス右横で獲得したFKから伊東がクロスを供給。これをアグバドゥがヘディングシュートで合わせたが、シュートはGKマンダンダが右足で弾き出した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、スタッド・ランスは80分に伊東と中村を下げてカドラとキプレを投入。守備時は5バックでスペースを消しつつ、逃げ切りを図る。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。伊東とディアキテの今季初ゴールで逆転勝利したスタッド・ランスが、3試合目のして今季初勝利を飾った。 スタッド・ランス 2-1 スタッド・レンヌ 【スタッド・ランス】 伊東純也(前41) ウマル・ディアキテ(後3) 【スタッド・レンヌ】 レオ・エスティゴーア(前13) <span class="paragraph-title">【動画】伊東がヘディングで今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#伊東純也</a> 今季初ゴール!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リーグ・アン</a> 第3節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スタッドランス</a> vs レンヌ<br><br>/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%95%AC%E6%96%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#中村敬斗</a> → <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#フォファナ</a> の連携から<br>最後は伊東のヘディングでゴールを決め<br>スタッドランス同点!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1830274265968693588?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.02 02:01 Mon
5

「楽しみが強い」今季は好スタートを切っている前田大然、三笘&中村との激しい左ウイングのポジション争いにも「良さを出して切磋琢磨していきたい」

日本代表のFW前田大然(セルティック)が、5日に行われる2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦となる中国代表戦に向けて意気込みを語った。 いよいよ始まるW杯の切符を懸けた戦い。日本は、8大会連続8度目の出場に向けて、中国とのホームゲームでスタートする。 日本は、2018年のロシアW杯、2022年のカタールW杯ではUAE代表、オマーン代表にそれぞれ初戦で敗れており、今回の初戦も大きな注目の的に。3年前からの成長を示したいところだ。 試合前日は埼玉スタジアム2002でトレーニングを実施。冒頭15分間がメディアに公開された。トレーニング後、前田がメディア取材に応じた。 今季のセルティックでは公式戦4試合で3ゴール2アシストを記録。左ウイングと中央でプレーをし結果を残している。前田は「チームとしても個人としても良い状態なので、楽しみが強いです」と状態の良さを語った。 いよいよ始まる最終予選。初戦で2大会連続負けている日本だが「前回大会も負けていますし、簡単な相手ではないですが、ホームでやれるので、ファン・サポーターの後押しをもらって、あとは自分たち次第かなと思います」と、しっかりとパフォーマンスを出すことが重要だとコメント。初戦で連敗という話についても「結構話に出ますし、テレビなどでも見るので、気を引き締めてやらないといけないなと思います」と、しっかりと頭に入っているようだ。 前田は前回の最終予選は終盤の2試合に出場。それまでは2年以上代表からは離れていた。今回の最終予選については「まずは内容どうこうより勝たないとダメなので、勝ちにフォーカスしたいです」とコメント。チームとして共有している事項もある中で、「対戦相手がいるので言えないですが、前回大会で負けているという話があり、まずは勝たないといけない。前回負けて、3戦目で負けては、普通では勝ち上がれない。今回もそうなると上がれないぞという話がありました」と、森保一監督からの言葉もあったとした。 中国を相手に戦うイメージについては「個人ではどんどん打開していかないとゴールは空いていかないですし、個人個人が特徴を発揮して、チームとして戦えれば勝てると思うので、しっかり準備していきたいです」とコメント。何を準備しているか不明なところも多いが「これから戦っていく相手は全部そうだと思います。ただ自分たちのサッカーをすれば勝てると思うので、勝ちだけを求めていきたいと思います」と、自分たちにフォーカスしたいとした。 初戦に向けては「少なからずプレッシャーはあると思いますが、チームとして戦えればと思います」と語る前だ。前回からの自身の変化については「僕自身も成長しましたし、他の選手も成長しているので負けられないなと思います」と語り、「若くもないですし、色々経験して自信がついてきたというのもあります」と、セルティックでのプレーで自信を掴んでいるとした。 「平常心で、戦えればと思います」と語る前だ。「攻撃のところでもっと違いを出さなければいけないです」と危機感もあるようで、今回は左ウイングのポジションに三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)も復帰し、中村敬斗(スタッド・ランス)と共にポジションを争う必要がある。 「もちろん激しいポジション争いはありますけど、3人とも特徴が全然違うので、自分の良さを出して切磋琢磨していきたいと思います」 いよいよ始まる最終予選。中国代表戦は、5日(木)の19時35分から埼玉スタジアム2002でキックオフ。地上波はテレビ朝日で生中継。そのほか、「DAZN」でもライブ配信される。 2024.09.04 23:40 Wed

スタッド・ランスの人気記事ランキング

1

スタッド・ランスの若手FWがスイス名門へ武者修行

スタッド・ランスのガンビア代表FWアダマ・ボジャン(20)がスイスへ武者修行に出ることになった。 ランスは8日、ボジャンがグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ1年間のレンタル移籍で加入すると発表した。 母国のスティーヴ・ビコFCから昨年夏にランスへ加入したボジャン。191cmの大型ストライカーは加入1年目となった2023-24シーズンにすべて途中出場での短いプレータイムながら公式戦11試合に出場。また、リザーブチームのスタッド・ランスBでは8試合8ゴールと才能の片りんを示していた。 すでにガンビアのA代表デビューも飾っているが、今シーズンここまで出場機会を得られずにいたなか、スイスの名門グラスホッパーで研鑽を積むことになった。 2024.09.09 06:30 Mon
2

過去にはトッテナムやPSGでもプレー、スタッド・ランス退団のMFスタンブリが2部のメスと2年契約を締結!

リーグ・ドゥ(フランス2部)のメスは11日、スタッド・ランスを退団していたMFバンジャマン・スタンブリ(34)の加入を発表した。 背番号は「21」に決定し、2026年夏までの2年契約を締結した。 モンペリエの下部組織育ちのスタンブリは、2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン(PSG)、アダナ・デミルスポルと渡り歩き、2016年からシャルケでプレー。守備的MFや右サイドバック、センターバックと複数のポジションをカバーする守備のマルチロールとしてプレーした。 2024年2月にスタッド・ランスに加入。リーグ・アンで7試合の出場に終わったが1アシストを記録。半年でチームを去っていた。 リーグ・アン昇格を目指すメスにとっては、リーグ・アンデ146試合に出場しているスタンブリの加入は大きな力に。自身初のリーグ・ドゥでどういった活躍を見せるか注目だ。 2024.09.12 10:40 Thu
3

S・ランス戦で40歳FW中島裕希が健在ぶり示す…「まさか海外のチームが町田に来るなんて…」最古参故の感慨も

FC町田ゼルビア最古参のFW中島裕希が、クラブ史上初の海外チームとの一戦で健在ぶりを示した。 7月31日、『MACHIDA City Cup 2024(町田シティカップ2024)』のFC町田ゼルビアvsスタッド・ランスが町田GIONスタジアムで行われ、ランスが0-2で勝利した。 MF伊東純也とFW中村敬斗の日本代表2選手の一挙手一投足、フィジカルアスリート揃いのランスのダイナミックなプレー、再三の好守で存在感を示したGK谷晃生らのプレーに注目が集まった一戦だったが、その主役たちに勝るとも劣らない輝きを放ったのが、町田在籍9年目で最年長の40歳ストライカー。 互いに9人を入れ替えた後半半ばに投入された中島は、投入直後から攻守両面でアグレッシブなプレーをみせ、控えメンバー中心のホームチームを牽引。2失点目直後にはDF奥山政幸からのフィードに絶妙なタイミングで抜け出し、丁寧なヘディングの落としてFW藤本一輝の決定機を演出した。 以降も老獪なオフ・ザ・ボールの動きで相手守備を揺さぶりつつ、10代後半のランスの選手を相手に球際でも互角以上に渡り合い、後半終盤の町田の猛攻をリード。 試合後の会見でも黒田剛監督はMF荒木駿太、藤本と共に中島の名前を挙げ、「流れを全部ゼルビアの方に向けてくれたという部分で素晴らしい走りをしてくれた」と称賛の言葉を送った。 同じくチームメイトのMFバスケス・バイロンも「本当に40歳とは思えないぐらいの動きでいつも驚いていますし、自分もやらなければいけないという気持ちになります」と、百戦錬磨のストライカーの働きを称えた。 2016年にモンテディオ山形から当時J2リーグに復帰したばかりの町田に加入し、加入後3年間は2桁ゴールを記録。以降も30試合以上に出場してきた中島だが、黒田監督の就任した昨シーズンはサイバーエージェントの潤沢な資金を活かした大型補強の煽りを受ける形で出場機会が激減。さらに、今シーズンここまでは前節の横浜F・マリノス戦で初出場するまでリーグ戦での出場はなかった。 それでも、常に準備を怠らないプロフェッショナルは日頃のトレーニングからハードワークを怠らず、その成果をこのランス戦のピッチでもしっかりと示した。 試合後、中島は「与えられた時間でアピールしなければ試合にも絡めないと思うので、そういったなかで、いい動きをしてアピールすることを心がけてプレーしました」と、あくまで普段通りのアプローチで臨んだと語った。 それでも、ベテランらしい戦術眼の高さとアピールの仕方は心得たもので、「裏の動きがやっぱり試合を通してなかったのもありますし、そういったところを意識して自分のよさを出そうと思いながらやっていました」、効果的だったプレーを説明。 また、前述の決定機を演出したプレーについては「あれは(奥山と)目が合ってパスの質もよかったですし、僕の動き出しとしっかりパスが合って落としもしっかりして、あとは(藤本)一輝が決めてくれれば…。あいつ2点ぐらいチャンスがありましたし、追いつけましたね(笑)」と狙い通りのプレーだったものの、そのチャンスを含め後半終了間際にもGKイェフヴァン・ディウフのビッグセーブでチャンスを逃した後輩をイジった。 豊富な資金力を武器にインフラ、スカッド、スタッフの整備も整い、J1初昇格ながら優勝争いの主役を担う現在の町田は海外クラブの対戦相手として申し分ないステータスを手にしているが、それ以前のクラブを巡る厳しい時代を知る中島にとって今回のランス戦はやはり感慨深いものとなった。 「まさか海外のチームがここ町田に来るなんて思ってなかった」という短い感想の裏には計り知れない多くの思いがあることが想起されたが、「本当に今日はクラブにとっても選手個々にとってもいい経験ができたと思うので、この経験をしっかり生かして、また優勝するためにみんなでやっていきたいです」と、その視線は過去ではなく未来へ向けられている。 そして、中断明け後の戦いに向けて町田のバンディエラは「与えられた時間でやれることをやろうと思っているので、またここから試合に絡んでチームのためにやっていければと思います」と、チームを最優先としながらも未だ衰えぬギラギラ感も見せた。 2024.08.01 07:15 Thu
4

伊東純也&中村敬斗先発のスタッド・ランス、マルセイユとの打ち合いはドロー決着【リーグ・アン】

リーグ・アン第2節のマルセイユvsスタッド・ランスが25日にスタッド・ヴェロドロームで行われ、2-2の引き分けに終わった。スタッド・ランスのMF伊東純也は92分までプレー、MF中村敬斗は88分までプレーしている。 今季初勝利を狙うスタッド・ランスが、開幕節のブレスト戦を圧勝したマルセイユのホームに乗り込んだ一戦。スタッド・ランスは伊東純也、中村敬斗を両ウィングに配置した[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりからマルセイユが主導権を握るなか、スタッド・ランスは25分に失点する。ルイス・エンヒキのパスを左サイドで受けたメルランがボックス左横まで切り込みクロスを供給すると、アリがワンタッチシュートを流し込んだ。 先制したマルセイユは、31分にもメルランの横パスをボックス左手前で受けたホイビュアがミドルシュート。さらにGKディウフの弾いたボールにワイが詰めたが、このシュートは枠に上に外れた。 ハーフタイムにかけても劣勢の展開が続くスタッド・ランスは、前半追加タイム2分にピンチ。ボックス右からカットインしたグリーンウッドのシュートをGKが弾くと、こぼれ球をワイに詰められたが、GKディウフが触れたボールを最後はDFオクムがライン手前でクリアした。 迎えた後半、1点ビハインドスタッド・ランスはセットプレーから同点に追いつく。51分、伊東の左CKのこぼれ球に反応したアキエメが左足一閃。グラウンダーの強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。 さらにスタッド・ランスは55分、中村のスルーパスで左サイドを駆け上がったフォファナが強引な突破でボックス左深くまで侵入すると、DFムリージョのスライディングタックルを冷静にかわし、ゴール右隅にシュートを突き刺した。 逆転に成功したスタッド・ランスだが、72分に試合を振り出しに戻される。ボックス左から侵入したメルランが右足でゴールを狙うと、GKディウフの弾いたボールをグリーンウッドが頭で押し込んだ。 終盤にかけてはマルセイユが押し込む時間が続くと、引き分け狙いで守りを固めるスタッド・ランスは88分に中村を下げてキプレを、92分に伊東を下げてディアコンを投入。 結局、最後まで両チームに追加点は生まれず。試合は2-2の引き分けに終わった。 マルセイユ 2-2 スタッド・ランス 【マルセイユ】 アミーヌ・アリ(前25) メイソン・グリーンウッド(後27) 【スタッド・ランス】 セルヒオ・アキエメ(後6) ヤヤ・フォファナ(後10) 2024.08.26 05:50 Mon
5

伊東純也が半年ぶりにサムライブルーに復帰/六川亨の日本サッカー見聞録

9月5日のW杯アジア最終予選の中国戦と、11日にアウェーで対戦するバーレーン戦に臨む日本代表27名が8月29日に発表された。1月のアジアカップは負傷の影響で満足にプレーできなかった三笘薫と、同じくアジアカップ中に性的暴行疑惑でチームを離脱した伊東純也の復帰はほぼ予想通り。2人とも7月のプレシーズンマッチでは健在ぶりをアピールしていたからだ。 負傷から癒えた三笘と違い、伊東は8月に不起訴が決定。山本昌邦NTD(ナショナルチーム・ダイレクター)は「監督が選んだということと、起訴、不起訴が理由ではない」と言ったものの、JFA(日本サッカー協会)としてはスポンサーの意向も含め「不起訴」になったことが「大義名分」として大きかったのではないだろうか。 山本TD自身「メンバーを決めるのは監督の専権事項」と言ったのだから、その後に「起訴、不起訴が理由ではない」とわざわざ付け加える必要はなかったと思う。「監督が決めました。以上です」で終わらせておけば、“痛くもない腹”を探られる理由もなかっただろう。 そして森保一監督は伊東の復帰について、これまで一貫した姿勢を貫いてきた。それを改めて次のように説明した。 「これまで招集するしないについて、招集できたが招集しなかったのは、彼を守るためと言ってきた。チーム全体で落ち着いて活動できるか疑問に感じていた。今回大きなポイントとしてランスがジャパンツアーで来て、多くのサポーターが温かく見守ってくれる環境にあった。多くのサポーターが環境作りをしてくれた。これからも温かく見守って欲しい」 2月にチームから離脱した伊東を3月のW杯アジア2次予選に招集すれば、サッカーを専門に取材するマスコミ以外にもテレビのワイドショーなど多くのメディアが練習会場に押しかけるだろう。伊東以外の選手も練習に集中できる環境を保てるかどうか疑問である。伊東自身はもちろん、チームを守る意味でも森保監督の決断は正解だった。 アジアカップは不完全燃焼に終わり、その後のW杯予選でも無失点こそ保ったが、攻撃陣に関しては不満の残る出来だった。しかし中国戦とバーレーン戦は、やっと“両翼の齣”が揃った。中国戦は“海外組”がチームに合流して3日間(初日はランニングなど軽めの調整だと正味2日間)の練習だけ(戦術の確認とコンディショニング調整)という“ぶっつけ本番”に近い試合になる。 過去2大会、アジア最終予選の初戦となる9月上旬の試合はUAEとオマーンに敗れて黒星発進だっただけに不安がないわけではない。しかし前回を経験している森保監督だけに、同じ轍を踏まないことを期待したい。 彼ら以外では、高井幸大と望月ヘンリー海輝が初の代表入りを果たした。高井に関しては、最年少で臨んだパリ五輪でも物怖じしない堂々たるプレーでベスト8進出に貢献しただけに、フル代表入りも時間の問題と思っていた。“海外組”のコンディション次第では、意外に早く代表デビューを果たすかもしれない。 望月ヘンリー海輝に関しては、今シーズンのJリーグで最大の発見だと思っていた。リーグ戦序盤は出番に恵まれなかったものの、徐々に出場機会を増やして攻撃の活性化を黒田剛監督から期待された。192センチの長身SBで、長いストライドを生かしたスピードと空中戦の強さはルーキーとは思えないほど。近い将来、代表入りするだろうとは思っていたものの、こんなに早くサムライブルーに選出されるとは想定外だった。 守備はもちろんのこと、劣勢な試合の終盤にはパワープレー要員として前線で起用されることも多いだけに、「闘莉王2世」となる可能性を秘めている。 高井、望月ともサプライズでの選出だったが、それ以上にサプライズだったのは長谷部誠のコーチ就任ではないだろうか。今年4月に現役を引退すると、すでにブンデスリーガの“B+”のライセンスを取得していたためフランクフルトU-21のアシスタントコーチとして指導者の道に入っている。彼の代表としてのキャリアとキャプテンシー、さらにはブンデスリーガでの実績などから、もしもS級ライセンスをブンデスリーガかUEFAで取得すれば、近い将来は日本代表の有力な監督候補になるだろう。 2024.08.30 10:30 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly