「ずっと夢見てきた」 クロップ氏が9年ぶりドルト帰還! “黄色い壁”とも再会果たす

2024.09.08 15:10 Sun
9年ぶりにドルトムント帰還のクロップ氏
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9年ぶりにドルトムント帰還のクロップ氏
ユルゲン・クロップ氏が7日、古巣ドルトムントで指揮姿を披露した。2015年秋から率いたリバプールを昨季限りで退任したクロップ氏。しばらく監督業から遠ざかる趣旨の発言を残し、悠々自適の生活を送るなか、ドルトムント時代の愛弟子であるヤクブ・ブワシュチコフスキウカシュ・ピシュチェクの引退試合に招待され、参加した。

あくまでブワシュチコフスキとピシュチェクの引退試合とあって、彼らが主役で、ほかにもマッツ・フンメルスら錚々たるクラブOBが集結したが、かつてのドルトムントを成功に導いたクロップ氏の帰還は大きなトピックに。試合ではブワシュチコフスキのチームを率いた。
8万人以上の客入りが注目度の高さを物語ったが、クロップ氏も懐かしの顔ぶれと束の間のひとときを過ごした様子。ドイツ『スカイ』で「同窓会のようなものだね。人生のどこかでまた会って、一緒に楽しいときを過ごす。これこそ私がずっと夢見てきたことだ」と話す。

そんな57歳のドイツ人指揮官は試合後、ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで伝統の“黄色い壁”とも再会。サポーターの掛け声に合わせ、何度か右手拳を突き出すジェスチャーで共鳴してみせた。
なお、試合はブワシュチコフスキのチームに軍配。ピシュチェクのチームはヌリ・シャヒン、オウンゴール、アルトゥル・ヴィフニアレクユリアン・ブラントで4得点を決めたが、ブワシュチコフスキのチームがカミル・グロシツキルーカス・バリオスの2発ずつとムラデン・ペトリッチの得点で5-4と競り勝った。

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