1人退場もドロー持ち込みの岡山が首位堅持! 2位・清水が首位浮上のチャンス活かせず、熊本FW神代慶人はJ2最年少得点記録更新【明治安田J2第7節】
2024.03.30 20:31 Sat
最年少得点記録更新の神代慶人
30日、明治安田J2リーグ第7節の10試合が各地で行われた。ここまで5勝1分けで首位を走るファジアーノ岡山は、中位につける大分トリニータと敵地で対戦。前半、岡山はセットプレーからいくつかチャンス作るが、ネットを揺らすには至らず、0-0でハーフタイムを迎える。
後半に入ると51分にアクシデント。大分の渡邉新太がカウンターから決定機を迎えると、岡山の柳貴博が後ろから倒す形で決定機を阻止。残りの40分以上を10人で戦うこととなった岡山だが、なんとかゴールを守り抜きゴールレスドローで終え、開幕からの無敗を継続している。
勝ち点差「1」で岡山を追う清水エスパルスは、モンテディオ山形とのアウェイゲーム。先手を取ったのは34分の山形。ボックス手前でボールを持った氣田亮真が、キックフェイントから右足でゴール右隅に決めて先制点を奪う。
ホームチーム1点リードのまま終盤を迎えると、88分には高橋潤哉が頭で押し込んで追加点。山形が2-0で勝利し、敗れた清水は首位浮上のチャンスを活かせなかった。
なお、1-0でジェフユナイテッド千葉に勝利したロアッソ熊本は、PKから決勝点をあげた神代慶人がJ2リーグ最年少得点記録を更新。2020年にレノファ山口FCの河野孝汰が樹立した16歳11カ月17日を、16歳5カ月5日に塗り替えている。
◆明治安田J2リーグ第7節
▽3/30(土)
ヴァンフォーレ甲府 0-2 レノファ山口FC
横浜FC 1-2 ベガルタ仙台
水戸ホーリーホック 0-0 鹿児島ユナイテッドFC
モンテディオ山形 2-0 清水エスパルス
ブラウブリッツ秋田 1-0 いわきFC
大分トリニータ 0-0 ファジアーノ岡山
徳島ヴォルティス 0-1 ザスパ群馬
ロアッソ熊本 1-0 ジェフユナイテッド千葉
愛媛FC 3-0 藤枝MYFC
栃木SC 1-1 V・ファーレン長崎
後半に入ると51分にアクシデント。大分の渡邉新太がカウンターから決定機を迎えると、岡山の柳貴博が後ろから倒す形で決定機を阻止。残りの40分以上を10人で戦うこととなった岡山だが、なんとかゴールを守り抜きゴールレスドローで終え、開幕からの無敗を継続している。
ホームチーム1点リードのまま終盤を迎えると、88分には高橋潤哉が頭で押し込んで追加点。山形が2-0で勝利し、敗れた清水は首位浮上のチャンスを活かせなかった。
その他、勝ち点「11」同士の上位対決となった横浜FCvsベガルタ仙台は、中山仁斗、相良竜之介のゴールで仙台が逆転勝利。同勝ち点のV・ファーレン長崎は90分に追いつかれてドロー決着となった。唯一未勝利だったザスパ群馬は、徳島ヴォルティスとの下位対決を制し、今シーズン初白星を手にしている。
なお、1-0でジェフユナイテッド千葉に勝利したロアッソ熊本は、PKから決勝点をあげた神代慶人がJ2リーグ最年少得点記録を更新。2020年にレノファ山口FCの河野孝汰が樹立した16歳11カ月17日を、16歳5カ月5日に塗り替えている。
◆明治安田J2リーグ第7節
▽3/30(土)
ヴァンフォーレ甲府 0-2 レノファ山口FC
横浜FC 1-2 ベガルタ仙台
水戸ホーリーホック 0-0 鹿児島ユナイテッドFC
モンテディオ山形 2-0 清水エスパルス
ブラウブリッツ秋田 1-0 いわきFC
大分トリニータ 0-0 ファジアーノ岡山
徳島ヴォルティス 0-1 ザスパ群馬
ロアッソ熊本 1-0 ジェフユナイテッド千葉
愛媛FC 3-0 藤枝MYFC
栃木SC 1-1 V・ファーレン長崎
1
2
渡邉新太
柳貴博
氣田亮真
高橋潤哉
中山仁斗
相良竜之介
神代慶人
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上位3チームは新潟が1人勝ちで首位ターン、仙台・横浜FCはドローで監督解任の琉球は5戦未勝利【明治安田J2第21節】
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ファジアーノ岡山がキャンプ地の宮崎でセレッソ大阪とのトレーニングマッチを翌日に控えた1月23日、練習を終えたFWウェリック・ポポは取材ゾーンの前に“寄り道”をしていた。向かった先にいたのは、就任5年目を迎える木山隆之監督だ。 190cm86kgのブラジル人ストライカーは、親指を立てながら指揮官に宣言した。 「明日の練習試合で、僕は監督にアピールしたい。だから、ゴールを決めるよ。見ていてください」 まさに有言実行となった。 [3-4-3]の左シャドーに入ると、明治安田Jリーグ百年構想リーグで対戦するC大阪を相手に、約60分間のプレーで2ゴールを記録したのだ。 1点目は相手ペナルティーエリアの左でパスを受け、振り向きながら左足で放った山なりのクロスが目の前の相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。直前に蹴ったボールを見向きもせず、タッチラインの外に置いてあるボールを一目散に拾い上げ、抱えながらペナルティースポットのもとへ。そこにはすでにボールを持ったFWルカオが仁王立ちしていた。しかし、「蹴らせてください」と先輩に頼んでキッカーを務め、冷静に流し込んだ。 2点目は後方からのロングボールにルカオが右サイドから抜け出し、折り返したボールを並走していたポポが左足でしっかりと蹴り入れた形だった。 「ルカオ選手は右サイドですごく推進力を発揮できるし、スピードもある選手。彼が右サイドに抜け出した時、自分のところまでボールが来るんじゃないかなと信じていました。ドンピシャなクロスを出してくれたので、押し込んだだけでした」 取材後はメディアに対して「今日の試合はどうでしたか?」と、にこやかに逆質問をするほど上機嫌だった。その表情は、レッドブル・ブラガンチーノから期限付き移籍で加入した2024年6月以降で最も眩しいと言えるほど。なぜなら昨シーズンは、全く結果を残せなかったから。 その理由は明白だ。24歳のFWはシーズン途中の加入により、チーム戦術へのフィットに苦戦していた。 「昨シーズンの途中から来たけど、その時期はファジアーノがうまくいっていた。なので、木山監督も選手をある程度、固定して起用していたように思います。そして自分自身は、木山監督が求めているチーム戦術を把握することが難しかった。特に加入当初はできていなかったと思います」 J1リーグで1位の時速35.5km/hのトップスピードを記録するほどの優れた身体能力を持つブラジル人FWは、そのポテンシャルを期待されていた。リーグ戦12試合で出番を得るも、相手守備を脅かして決定的なチャンスを作る場面はゼロに等しかった。チームの生命線である前線からのプレッシングを味方と連動して行うことができず、ボールを持っても味方と意図が合わずにミスパスとなり、スタンドからはため息が聞こえる試合もあった。 だが、今シーズンはプレシーズンから岡山の一員として過ごすことができている。さらに、昨シーズンの半年間が今シーズンへの準備期間として機能している手応えもあるようだ。 「今は木山監督に求められていることの全てを把握できました。ルカオ選手や(ポルトガル語の通訳の愛澤)フェルナンドさんが、手厚くサポートしてくれているので心強いです」 そして、より一層チームに馴染もうとしている。加入直後はルカオやMFユウト・バイゴリアといった言葉の通じる選手と一緒に過ごす時間が圧倒的に多かったが、日本人選手ともコミュニケーションを取る機会を増やしている。 味方との相互理解を深めながら、課題克服にも取り組む。キャンプ期間のトレーニングでは、大槻毅コーチからボールを収めた後の“持ち過ぎ”を指摘され、素早く味方に預けるなど球離れの改善に着手している。 「正直に言うと、それは僕の課題だと思っています。でも、コーチングスタッフから課題を教えてもらうことはありがたいし、その課題を解決しようとする姿を見てくれたらうれしい」 もともとシャドーでのプレー経験はほとんどなく、母国では左ウイングを主戦場にしていた。タッチラインを背にしボールを受けてドリブル突破を狙うことが多かった過去のプレースタイルからの脱却は、非常に難しい作業でもある。それでも、ポジションの違いや木山監督からのリクエストを理解し、自分を変えようと奮起しているのだ。 「日本でのシャドーは、(ブラジルでやっていたウイングよりも)真ん中でプレーしないといけないし、パスコースを作らないといけない。トレーニングマッチでは良い結果を出せたけど、まだまだ足りないところがあります。センターフォワードやシャドーができるようになれば、木山監督の選択肢も増えると思っています」 その努力は木山監督にも伝わっている。 「守備に関しては昨年の半年間で、ある程度チームのタスクを理解してくれるようになったと思う。その中でゴールに近づくプレー、ゴールを取るプレー、ゴールを生むための起点になるプレーには期待していきたい」 宮崎キャンプ期間中に公開されたトレーニングマッチでは、3試合で3ゴールとアピールに成功した。だが、背番号98は満足していない。明確な目標があるからだ。 「2026年6月にファジアーノとの契約を更新したい。そのために、(百年構想リーグが開催される)この半年間ではたくさんのゴールを決めたいし、日々の練習から全てを出し切りたいです」 岡山の“秘密兵器”が、着々と覚醒の準備を進めている。 取材・文=難波拓未 2026.01.29 12:00 Thu2
なぜ工藤孝太は最終節後に立田悠悟と胸をぶつけ合ったのか?ファジアーノ岡山での成長を支えた師弟関係
ファジアーノ岡山は12月6日、明治安田J1リーグ第38節で清水エスパルスと対戦し、1-2で勝利を収めた。11試合ぶりの勝利に沸くピッチで、岡山のDF工藤孝太は真っ先にDF立田悠悟のもとへ向かった。J1の壁にぶつかり続けた若きDFと、自らの過去を重ねて支え続けた先輩。2026シーズンも共闘が決まった、2人の熱き師弟関係を紐解く。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> から <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E5%B2%A1%E5%B1%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ファジアーノ岡山</a> に<br>期限付き移籍していた <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%A5%E8%97%A4%E5%AD%9D%E5%A4%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#工藤孝太</a> が<br>移籍期間を延長<br><br>「現状に満足することなく<br>今年以上の成長ができるように<br>来シーズンもファジアーノ岡山のために<br>覚悟を持って闘います」<br><br>2025シーズンは<a href="https://twitter.com/hashtag/J1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#J1</a> 25試合1アシスト<a href="https://twitter.com/hashtag/fagiano?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#fagiano</a> <a href="https://t.co/2wgkd2Cs42">pic.twitter.com/2wgkd2Cs42</a></p>— 超WORLDサッカー! (@ultrasoccer) <a href="https://twitter.com/ultrasoccer/status/2005492902257152028?ref_src=twsrc%5Etfw">December 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 11試合ぶりの勝利の喜びをサポーターと分かち合うため、試合を終えた岡山の選手たちがアウェイ席に向かって歩き出す。その時、DF工藤孝太はチームメイトの間をかき分け、ある選手を探した。3バックを形成したDF立田悠悟だ。2人は大きく振りかぶって手のひらを合わせた後、胸と胸をぶつけた。満面の笑みを浮かべながら荒々しく爆発させた感情には、5歳上の先輩に対する1年間の感謝が込められていた。 「嬉しくて、勝手にああいうふうな喜び方になっていました。最近は僕と悠悟くんが一緒に出場する機会がなくて、今日は一緒に出て勝つことができたんで良かった。1年間すごく支えてもらいましたし、時には成長するために厳しい言葉も掛けてくれる、すごく良い先輩です」 2025シーズンに浦和レッズから育成型期限付き移籍で岡山に加入した工藤は、初挑戦のJ1で大きく飛躍した。25試合に出場し、1952分間プレー。これはDF田上大地、DF立田悠悟に次いで、チーム内のDFでは3番目の数字である。 第3節のガンバ大阪戦でJ1デビューを飾ると、3バックの左でJ1昇格に貢献したDF鈴木喜丈のコンディション不良もあり、徐々にプレータイムを伸ばしていく。 「こんなに出られるとは思っていなかった」 想定以上の出場機会を得ることはできたものの、決して順風満帆ではなかった。 国内最高峰の舞台では、強力なアタッカーとのマッチアップが日常茶飯事だ。日本代表としてワールドカップを戦った選手、海外でのプレー経験のある選手、これから世界に羽ばたいていくであろうポテンシャルを秘めた選手、日本人を超越したスピードやフィジカルを持つ外国籍助っ人…。2024シーズンに武者修行先のギラヴァンツ北九州でJ3優秀選手賞を受賞していたとは言え、2つ上のカテゴリーへの適応は負荷の高いものだった。 「最初の方は不安もありましたし、昨年J3でプレーしている分、練習の強度も含めてそもそものレベルが高かったんで苦労しました」 第11節鹿島アントラーズ戦でFWチャヴリッチに背後に抜け出されて逆転ゴールを許し、第16節柏レイソル戦ではFW細谷真大にマークを外されて先制点を与えてしまった。 「これがJ1だ」と言わんばかりに質の高さを突きつけられ、「僕がチームの足を引っ張ってしまった」と口にするほど悔しさを募らせた試合もあった。しかし、立ちはだかる壁から逃げることはなかった。 「絶対に取り返したい」 内に秘めた反骨心を燃やし、毎日のトレーニングと目の前の試合に向き合う。そんなギラギラとした野心を察知していたのが、立田だった。 「彼の姿は、自分の若い時と被るんです。彼には失礼かもしれないけど、すごくわかりやすいというか。自信がない時は『どうしよう』と迷って、すごくミスする。でも、自信がある時はすごく調子が良い。波がある感じ」(立田) 工藤は浦和のユースから、立田は清水のユースから。2人には高校卒業後にDFとしてトップチームに昇格したという共通点がある。そして、立田は高卒2年目の20歳の時からコンスタントにJ1のピッチに立ってきた選手だ。経験値が重要視されるセンターバックというポジションを若い頃から任され、日本のトップカテゴリーで戦ってきた。当時は現状の自分よりも能力の高い相手FWを迎え撃つことも多かっただろう。少し背伸びをするようにして力を蓄えてきた期間は、ミスや悔しさなど痛みを伴う日々だったに違いない。その経験があったからこそ、立田は工藤に歩み寄った。 「今は彼がすごく努力したから、波が少なくなってきたと思うんですけど、(自分と)重なる部分で(当時の)自分が気づくことができなかったことを早めに伝えておけばというふうに思っていました」(立田) 工藤は立田からのアドバイスを取り入れるだけでなく、自分からも積極的に学びを探した。全体練習後は横並びで会話しながらジョギングをし、2人で居残り練習をすることもあった。一緒に焼肉を食べに行くなど、ピッチ外でも行動を共にした。 「左右は違いますけど同じポジションなので、何を考えているのかを聞いたり。悠悟くんを見ながら、どのシチュエーションで、どんなコーチングをしているのかを見たり。すごく参考にさせてもらっています。この1年間で自分でもわかるくらい成長していると僕も思っていて、それは悠悟くんと長い時間一緒にいさせてもらったからこそ」 お手本となる先輩からたくさんのことを吸収し、トライを続けることでJ1基準を身につけ、序盤戦では課題としていた背後の対応も克服してみせた。 「試合をこなしていく中で、対応の仕方や相手の駆け引きで積み上げてきたものがあったし、アウェイのマリノス戦とアウェイの鹿島戦では2連勝ができて結果にも繋がった。そこからは気持ちが安定して、強気にメンタルを保てるようになりました。手応えを持ち始めた期間でもあったし、自分でも変わったかなと感じるくらい自信になりました」 立田も「かわいい」後輩の成長を認めている。 「自分から伝えたりすることはありますけど、それ以上にたぶん彼自身が自分で考えてやっていることも多いと思う。あとは、試合に出て自信を持てるようになった。顔つきや髪型の変化も、自信の表れというか。自信を持ってやることは、後ろの選手にとって大事なこと。ただ、それでもミスが起こる時はあるんで、そういった時には自分が矢面に立てればなと思います」(立田) 自力でJ1残留を掴んだ第37節川崎フロンターレ戦の同点ゴールのキッカケとなったのは、背後のMF家長昭博を気に掛けながら前に出た工藤のパスカットだった。 「もともとパスカットを狙っていたわけじゃなくて、背後を抜けようとする選手が後ろにいたんで、良い身体の向きを作って、まずは背後の対応ができた。ボールも見えていましたし、ある程度の相手の立ち位置を認識できていました。その中で、相手選手のボールが少し手前にミスのような形で来た。あのシーンは特別難しいことをしたわけではないんですけど、最終的にゴールに繋がったのは良かったです」 第38節清水戦の79分には、相手陣内に鋭く飛び出してMF乾貴士の縦パスをカットし、勢いそのままに持ち運び、際どいミドルシュートを放った。 「パスカットして得点の確率が高い選手にパスを出そうかなと思ったんですけど、誰かから『やり切れ』と言われたんで、思い切って打ちました。決めたかったですけど、ああいうのも決め切れる選手になりたい」 前向きにボールを奪いに行く。どちらのプレーも木山隆之監督が求める強気な守備対応だが、自分の背後のスペースを恐れていては選択が難しいプレーでもある。だが、工藤はJ1でのトライアンドエラーによって背後のスペースを管理できるようになり、「前に出て行っても大丈夫」という確信を自分自身で持ち、強気かつ的確な守備対応を身につけたのだ。 2025シーズンの閉幕を告げるホイッスルが鳴った後、「全然勝てていなかったんで、自分がスタートから出て勝つことができたのは率直にうれしいです」と11試合ぶりの勝利に安堵したものの、満足はしていなかった。 「僕自身のプレーにはミスもありました。そこは悠悟くんも注意してくれましたし、僕も満足していない。悠悟くんと一緒に出て勝てたことは良かったですけど、自分としては全然満足できる内容ではなかったんで、オフシーズンでもしっかりと進化して、また来シーズンも頑張りたいです」 2025年12月29日、岡山への期限付き移籍期間の延長が発表された。2026シーズンも、工藤は立田からたくさんのことを学びながら、さらなる成長を追い求めていく。 取材・文=難波拓未 2025.12.30 20:00 Tue3
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
山根永遠がファジアーノ岡山にもたらすものとは? 「多彩な球種は福森晃斗が認めるほど」横浜FC番記者が明かす“トリセツ”
12月17日、横浜FCの山根永遠がファジアーノ岡山に加入することが発表された。J1昇格の歓喜も、残留争いの苦しみも知る彼の移籍リリースには、横浜FCサポーターからたくさんの「ありがとう」をはじめ別れを惜しむ声が集まった。そして、岡山のサポーターは活躍を期待している。山根永遠とは、どんな選手なのか。編集部に所属しながら岡山の番記者を務める難波拓未が、横浜FCの番記者である青木ひかるに“取扱説明書”を教えてもらった。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FC</a> の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E6%A0%B9%E6%B0%B8%E9%81%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#山根永遠</a> が<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E5%B2%A1%E5%B1%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ファジアーノ岡山</a> に完全移籍<br><br>「ファジアーノ岡山は<br>みんなで戦えるチームだと<br>試合を通して感じました。<br>みんなが全力で走るので<br>僕のプレースタイルと合いそうで<br>今からとても楽しみです」<br><br>2025年は <a href="https://twitter.com/hashtag/J1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#J1</a> 30試合1得点3アシスト<a href="https://twitter.com/hashtag/fagiano?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#fagiano</a> <a href="https://t.co/aQ5JONmT8E">pic.twitter.com/aQ5JONmT8E</a></p>— 超WORLDサッカー! (@ultrasoccer) <a href="https://twitter.com/ultrasoccer/status/2001146006193496561?ref_src=twsrc%5Etfw">December 17, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> ■3つの武器『運動量・クロス・タスク遂行力』 難波「山根選手のピッチ内での武器を教えてください」 青木「まず一番に挙げたいのは、圧倒的な運動量とタフネスですね。ウイングバックとして90分間サイドを上下動できるスタミナはもちろんですが、スピードや強度が試合終盤まで落ちない選手です。さらに驚くのは『怪我への耐性』です。以前、全治に1カ月は掛かるだろうという怪我を負った時も、わずか2週間ほどでグラウンドに戻ってきたことがありました。驚異的なリカバリー能力は、試合数が多くなる2026年を戦う上で大きな武器になると思います」 難波「クロス数の多い選手ということですが、攻撃面はどうですか?」 青木「山根選手のクロスは、『質より量』のタイプです。右足を振る思い切りの良さが、チャンスを呼び込みます。ですが、蹴るだけでなく球種が豊富なんです。横浜FCで共にプレーしたキックの名手・福森晃斗選手(北海道コンサドーレ札幌への復帰が決定)も、山根選手のクロスの球種の多さは高く評価していました。DFとGKの間に素早く流し込むようなボールや、ファーサイドにふわりと落とすボールなど、カーブもストレートも蹴り分けられる選手です」 難波「福森選手も認めるほどなんですね!山根選手の積極的なクロス供給は大きなプラスになりそうです。守備面での不安はありませんか?」 青木「1対1の強度は高く、試合を通しても大崩れしている印象はありません。特に『特定のタスク』を与えられると強いですね。FC町田ゼルビアとの対戦時は、『今日は相馬(勇紀)を完璧に抑えろ』と任されたんですけど、完璧に役割を遂行してみせました。責任感が強く、任された仕事に全力で取り組む時の集中力の高さは圧巻でした」 難波「岡山はマンツーマンで対応することが多いので、特にウイングバックの選手はマッチアップする相手が明確になりやすい。木山隆之監督の求める守備の規律も、役割が明確であれば高いレベルで応えてくれそうですね」 ■ハロウィンで1人コスプレするほど超ムードメーカー 難波「岡山の加入リリースには『移籍は毎回緊張しますが』とありましたが、人見知りだったりするんですか?」 青木「あ、あれは最初だけです(笑)。馴染んでしまえば、完全なムードメーカーですよ。練習中は基本的に明るいテンションで前向きに取り組みますし、チームメイトとわちゃわちゃしている姿もたくさん見てきました。四方田修平前監督が『永遠がうるさい』と笑いながら言っていることもあったんですけど、愛嬌があって可愛がられる選手だと思います。新加入選手には気さくに声を掛けて、チームに馴染みやすいように働きかけていました。また、チームが連敗して雰囲気が沈んだ時、1人でハロウィンのコスプレをして練習場に現れたこともありましたね」 難波「それは岡山にとって貴重な存在ですね。現ムードメーカーの木村太哉選手との化学反応も楽しみです」 青木「奥様が非常に協力的で社交的なところも、山根選手が岡山に溶け込むことを助けてくれるんじゃないかなと思います。食事のサポートでコンディション面がすごく向上しただけでなく、奥さん同士など家族ぐるみの付き合いも活発だったようで、チームの結束を強めようとしてくれていたのかなと。山根家そのものが、チームのコミュニケーションを底上げするような存在でした。横浜FCのファン・サポーターが移籍を惜しんでいるのは、プレーはもちろん、その『人間性』に惹かれていたからだと思います」 難波「山根選手は、現在岡山でコーチを務める大槻毅さんを『お父さん』のように慕っているんですよね?」 青木「そうなんです。大槻さんとはプライベートでも交流があるそうで、彼がサッカー人生で壁にぶつかった時に導いてくれた恩義を感じているようです。過去の対戦時には、大槻さんに山根選手のお子さんを抱っこしてもらったり、本当の家族のような付き合いです。今回の決断には大槻さんの存在が大きかったと思います」 ■岡山とマッチする、ひたむきさと純粋さ 難波「それは岡山サポーターにとっても胸が熱くなるエピソードです。岡山での展望ですが、柳貴博選手の退団が決定していて、本山遥選手はヴィッセル神戸から期限付き移籍で加入していたので、山根選手は右ウイングバックがメインになりそうです」 青木「左ウイングバックでもプレーできますが、シーズン前にサイドを決めて『ここが自分の仕事場だ』と自信を持ってタッチラインを駆け上がる状態を作れれば、とても大きな力を発揮します。横浜FCでは左サイドでのパスワークで相手を引きつけ、右サイドでフリーの山根選手がクロスを上げるパターンが効果的でした。また、シャドーやボランチとのパス交換から抜け出したり、タイミングの良いオーバーラップやワンツーで深い位置に切れ込むプレーを武器としていました。ただし、非常に繊細な一面もあり、チームが勝てない時は責任を感じて深く落ち込んでしまうこともある。そんな時にサポーターが温かく背中を押してあげれば、彼は何度でも立ち上がって走り出します」 難波「岡山としては、彼のスピードを活かして相手のラインを下げさせ、守備でも前からハメに行くスタイルでそのスプリント力を活かしたい。何より、彼のひたむきさは岡山の雰囲気に間違いなくマッチします」 青木「最後に、山根選手をよろしくお願いします。彼はのびのびとプレーしている時が一番強い。言葉足らずで誤解を招くこともあるかもしれませんが、それは山根選手が『純粋』で『一生懸命』だからこそ。横浜FCでも、主力としてチームのJ1昇格にも貢献した素晴らしい選手です」 難波「任せてください。岡山のサポーターは、ひたむきに走る選手が大好きですから。不器用なところも丸ごと愛して、彼を乗せてあげたいですね。山根選手の熱量とJFE晴れの国スタジアムが共鳴すれば、チームもさらにパワーアップするはずです。2026年、岡山の右サイドを駆け上がり、満面の笑みでサポーターの元へ駆け寄る姿を見られることが楽しみです」 ■編集後記 運動量やスプリント力に優れている選手だと認識していましたが、福森晃斗選手がクロスについて認めているとは驚きでした。実は、ファジアーノ岡山は2024シーズンに横浜FCとの対戦で、福森選手に1試合3アシストを記録されているんです。“天敵”とも言える選手からのお墨付きは、山根選手への期待を膨らませるものでした。さらに、岡山のウイングバックは、マンツーマンディフェンスを採用していることから対面の相手選手に1対1で負けない、勝っていくという対人守備の強さを求められます。その点において、2025年に1試合で1ゴール1アシストを記録されたFC町田ゼルビアの相馬勇紀選手を封じ込めるほどのパフォーマンスを発揮していた事実も心強い。チームにピッタリな選手という印象が強まりました。ファジレッドに身を包み、JFE晴れの国スタジアムのサイドを駆け抜ける姿が楽しみで仕方ありません! 取材・文=難波拓未 2025.12.23 19:30 Tue5

