髙瀬愛実の豪快ボレーでINACが首位堅持!長船復活の浦和Lはなでしこ期待の新星・石川璃音の決勝点で追走《WEリーグ》
2023.03.05 16:05 Sun
5日、Yogibo WEリーグがおよそ2カ月ぶりに再開し、第9節の5試合が各地で行われた。
首位に立つINAC神戸レオネッサはアウェイで3位のマイナビ仙台レディースと対戦。新戦力と元なでしこジャパン戦士が結果を残した。
[3-5-2]でスタートしたI神戸は今冬にセレッソ大阪堺レディースから加入した筒井梨香を3バックの中央で、小山史乃観を左ウイングバックで先発起用した。すると、試合開始早々の3分。筒井は阪口萌乃のFKを頭で合わせてネットを揺らし、早々にWE初ゴールをマークする。
仙台もJFAアカデミー福島から加入したU-19日本女子代表候補の松窪真心が先発出場。さらに、C大阪堺組の田畑晴菜を後半頭から投入すると、C大阪堺の先輩・矢形海優が同点弾を演出。高い位置でのパスカットから船木里奈のゴールをお膳立てした。
同点のまま推移し、ドローも見え始めた90分。I神戸が勝負強さを見せる。脇阪麗奈の左CKをニアで田中美南が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りを途中出場の髙瀬愛実がジャンピングボレーで決めた。
2位の三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースの敵地に乗り込み、苦戦しながらも勝利を手にした。
浦和Lは新潟Lが敷く[4-4-2]のコンパクトな陣形とプレッシングの前に中盤中央を思うように使えず、前線の菅澤優衣香にもボールが入らない。逆に自陣ゴール前では15分に道上彩花へ収められ、あわやの場面となるが、栗島朱里が間一髪のカバーでシュートまでは打たせず難を逃れた。
前半終了間際にようやく猶本光のミドルなどで盛り返した浦和Lは、ハーフタイム明けに菅澤に代わって負傷明けのキャプテン柴田華絵、塩越柚歩に代わって百戦錬磨の安藤梢を投入し、島田芽依を右ワイドから中央へ移した。すると、この策が見事に的中。56分、島田が猶本のシンプルな裏へのパス1本で抜け出すと、相手に体を寄せられながらも体幹の強さを発揮し、ボックス右からの右足シュートでネットを揺らした。
一方、トップ下に入った上尾野辺めぐみが多数ボールに関わり、攻撃にもテンポを生み出していた新潟Lは70分に同点弾。栗島のコントロールミスを敵陣バイタル左で園田瑞貴が拾い、上尾野辺を経由してサイドを変えると、最後は滝川結女が強烈な一撃を沈めた。
同点に追いつかれた浦和だったが81分、2月に行われたSheBelieves Cupでなでしこジャパンデビューを果たした石川璃音がチームを救う。猶本のFKに体ごと投げ出すようなヘディングで合わせ、チームに再びリードをもたらすと、これが決勝点に。浦和Lが新潟Lに手を焼きながらも、首位を追走している。
また、浦和Lは2021年8月に左ヒザ前十字靭帯損傷の重傷を負った長船加奈がついに戦列復帰。ようやくのWEリーグデビューを果たすと同時に、先発フル出場を果たしている。
4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは7位・ちふれASエルフェン埼玉とのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利。29分に北村菜々美が先制点を奪い、前半終了間際に相手のオウンゴールでリードを広げると、65分には藤野あおばがドリブル突破から追加点を挙げ、快勝を収めている。
5位のノジマステラ神奈川相模原は、9位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースをホームに迎え、山梨学院大学から新加入の浜田芽来、U-19日本女子代表候補の笹井一愛が得点し、2-0で勝利。10位のAC長野パルセイロ・レディースと6位・大宮アルディージャVENTUSの一戦はゴールレスドローに終わっている。
▽第9節
アルビレックス新潟レディース 1-2 三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
サンフレッチェ広島レジーナ
首位に立つINAC神戸レオネッサはアウェイで3位のマイナビ仙台レディースと対戦。新戦力と元なでしこジャパン戦士が結果を残した。
[3-5-2]でスタートしたI神戸は今冬にセレッソ大阪堺レディースから加入した筒井梨香を3バックの中央で、小山史乃観を左ウイングバックで先発起用した。すると、試合開始早々の3分。筒井は阪口萌乃のFKを頭で合わせてネットを揺らし、早々にWE初ゴールをマークする。
同点のまま推移し、ドローも見え始めた90分。I神戸が勝負強さを見せる。脇阪麗奈の左CKをニアで田中美南が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りを途中出場の髙瀬愛実がジャンピングボレーで決めた。
終了間際の勝ち越しゴールが決勝点となり、I神戸が2-1で辛勝。リーグ唯一の無敗で首位をキープしている。
2位の三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースの敵地に乗り込み、苦戦しながらも勝利を手にした。
浦和Lは新潟Lが敷く[4-4-2]のコンパクトな陣形とプレッシングの前に中盤中央を思うように使えず、前線の菅澤優衣香にもボールが入らない。逆に自陣ゴール前では15分に道上彩花へ収められ、あわやの場面となるが、栗島朱里が間一髪のカバーでシュートまでは打たせず難を逃れた。
前半終了間際にようやく猶本光のミドルなどで盛り返した浦和Lは、ハーフタイム明けに菅澤に代わって負傷明けのキャプテン柴田華絵、塩越柚歩に代わって百戦錬磨の安藤梢を投入し、島田芽依を右ワイドから中央へ移した。すると、この策が見事に的中。56分、島田が猶本のシンプルな裏へのパス1本で抜け出すと、相手に体を寄せられながらも体幹の強さを発揮し、ボックス右からの右足シュートでネットを揺らした。
一方、トップ下に入った上尾野辺めぐみが多数ボールに関わり、攻撃にもテンポを生み出していた新潟Lは70分に同点弾。栗島のコントロールミスを敵陣バイタル左で園田瑞貴が拾い、上尾野辺を経由してサイドを変えると、最後は滝川結女が強烈な一撃を沈めた。
同点に追いつかれた浦和だったが81分、2月に行われたSheBelieves Cupでなでしこジャパンデビューを果たした石川璃音がチームを救う。猶本のFKに体ごと投げ出すようなヘディングで合わせ、チームに再びリードをもたらすと、これが決勝点に。浦和Lが新潟Lに手を焼きながらも、首位を追走している。
また、浦和Lは2021年8月に左ヒザ前十字靭帯損傷の重傷を負った長船加奈がついに戦列復帰。ようやくのWEリーグデビューを果たすと同時に、先発フル出場を果たしている。
4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザは7位・ちふれASエルフェン埼玉とのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利。29分に北村菜々美が先制点を奪い、前半終了間際に相手のオウンゴールでリードを広げると、65分には藤野あおばがドリブル突破から追加点を挙げ、快勝を収めている。
5位のノジマステラ神奈川相模原は、9位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースをホームに迎え、山梨学院大学から新加入の浜田芽来、U-19日本女子代表候補の笹井一愛が得点し、2-0で勝利。10位のAC長野パルセイロ・レディースと6位・大宮アルディージャVENTUSの一戦はゴールレスドローに終わっている。
▽第9節
アルビレックス新潟レディース 1-2 三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
AC長野パルセイロ・レディース 0-0 大宮アルディージャVENTUS
WE ACTION DAY(今節試合なし)
サンフレッチェ広島レジーナ
小山史乃観
阪口萌乃
松窪真心
矢形海優
菅澤優衣香
道上彩花
栗島朱里
猶本光
柴田華絵
塩越柚歩
安藤梢
島田芽依
上尾野辺めぐみ
園田瑞貴
滝川結女
石川璃音
長船加奈
脇阪麗奈
田中美南
浜田芽来
笹井一愛
INAC神戸レオネッサ
三菱重工浦和レッズレディース
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勝ち点1差の上位3チームに明暗…東京NB&I神戸は同勝ち点で最終節へ! 浦和は痛恨ドローで3連覇が事実上消滅【SOMPO WEリーグ】
10日、11日にかけて2024-25SOMPO WEリーグ第21節が行われた。 残り2節となった今シーズンのWEリーグ。日テレ・東京ヴェルディベレーザ、INAC神戸レオネッサ、三菱重工浦和レッズレディースの3チームによる熾烈な優勝争いが繰り広げられている。 <h3>【大宮Vvs東京NB】しっかりと勝利した東京NBが首位キープ</h3> 勝ち点45で首位に立つ日テレ・東京ヴェルディベレーザはアウェイで11位の大宮アルディージャVENTUSと対戦した。 試合は12分に大宮Vが先制。スルーパスに抜け出た井上綾香がグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ仲田歩夢がシュート。これはDFに当たり威力が弱まるも、齊藤夕眞が押し込み、大宮Vが先制する。 良い試合の入りを見せた大宮V。WEリーグ初優勝を目指す東京NBは硬さもありなかなか大宮Vの守備を崩せない。 大宮Vがリードして後半を迎えた中、東京NBが意地を見せることに。73分にボックス内で土方麻椰が倒されてPKを獲得すると、土方がしっかりと決めて同点に追いつくと、その1分後の74分には右サイドのスペースに土方が抜け出すと、クロスをボックス内で受けた氏原里穂菜が反転シュート。左ポストに当てながらも決めて逆転に成功。1-2で逆転勝利を収め、首位で最終節を迎えた。 <h3>【I神戸vsマイ仙台】I神戸が圧勝で2度目の優勝に望み</h3> 勝ち点45で東京NBと並ぶI神戸は、ホームに最下位に沈むマイナビ仙台レディースと対戦した。 勝って最終節まで可能性を残したいI神戸は攻撃陣が爆発。開始2分に土光真代がニアサイドを抜いて先制ゴールを決めると、17分には愛川陽菜がスルーパスを受けてしっかりと決め切り追加点。32分には成宮唯もゴールを決めて前半で3点をリードする。 後半に入ってもI神戸の攻撃陣は躍動。63分には愛川がボックス手前でパスを受けると、そのままドリブルを仕掛けこの試合2点目。66分にはロングスローの流れから最後は水野蕗奈のシュートが決まり5点目。さらに85分には左からのクロスをカルラ・モレラがダイレクトで合わせて6-0と勝利を収めた。 <h3>【浦和vsN相模原】3連覇目指す浦和は痛恨のドロー</h3> 勝ち点44で3位の三菱重工浦和レッズレディースと10位のノジマステラ神奈川相模原の対戦となった。 3連覇のためには負けられない浦和。しかし13分、伊東珠梨がロングシュートを放つと、GK池田咲紀子はなんとか対応するもクロスバーに跳ね返りこぼれ球に。これを藤原加奈が詰めてN相模原が先制する。 さらに41分に今季限りで引退する南野亜里沙が倒されPKを獲得すると、自ら決めてN相模原がリードを2点に広げる。 まさかの2点ビハインドで後半を迎えた浦和。攻勢をかけていくがなかなかゴールが生まれず。それでも78分に左からのパスを角田楓佳がシュート。跳ね返りと櫻井まどかが蹴り込んで1点さに。さらにアディショナルタイム5分には櫻井がミドルシュートを決めてなんとか追いつくことに成功する。 しかし、引き分けに終わってしまい勝ち点1を積み上げるにとどまり、東京NB、I神戸との勝ち点差が3に広がってしまい、3連覇は絶望的となった。 なお、17日に行われる最終節は、首位の東京NBはホームでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと、I神戸はアウェイでN相模原と対戦。東京NBの初優勝か、I神戸の3年ぶり2度目の優勝か注目が集まる。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第21節</h3> AC長野パルセイロ・レディース 2-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-1 アルビレックス新潟レディース 三菱重工浦和レッズレディース 2-2 ノジマステラ神奈川相模原 大宮アルディージャVENTUS 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ INAC神戸レオネッサ 6-0 マイナビ仙台レディース ちふれASエルフェン埼玉 1-0 サンフレッチェ広島レジーナ <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点48/+31 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点48/+27 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点45/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点39/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点36/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点29/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-3 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点21/-15 9位:ジェフ千葉レディース|勝ち点20/-12 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-10 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点15/-22 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点9/-37 2025.05.11 22:15 Sun2
成宮唯の2得点でI神戸が首位キープ! 東京NB、浦和も勝利で3位まで2pt差は変わらず【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第14節の6試合が、15日と16日に各地で行われた。 2連勝で首位を奪還したINAC神戸レオネッサ(勝ち点30)は、後半戦初勝利を狙う6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とのホームゲーム。I神戸は28分に決定機。最終ラインの裏へ抜け出した桑原藍がロングボールを収めるが、フリーでのシュートはGK望月ありさがセーブする。 ゴールレスで折り返すと、50分にI神戸が先制。成宮唯のインターセプトから水野蕗奈が左クロス。ゴール前に走り込んだ成宮が頭で押し込む。 さらに64分、右サイドを抜け出した桑原の折り返しから再び成宮。右足ワンタッチで2点目を奪う。千葉も79分、右CKの混戦から小林莉々子が押し込むが反撃はここまで。逃げ切ったI神戸が3連勝で首位をキープしている。 前節ドローで首位を譲った日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29)。10位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)とのアウェイゲームに臨むと、32分に先制。眞城美春の右クロスに土方麻椰がニアで合わせる。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した青木夕菜が思い切って右足シュート。対角のゴール左隅に決め、東京NBがリードを広げる。 後半も追加点に迫った東京NBだが、山本柚月のシュートはクロスバー直撃。しかし、マイ仙台の反撃も実らず、0-2で東京NBが完封勝利を収め、首位のI神戸を追いかける。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点28)も前節ドローで連勝がストップ。今節は最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)とアウェイでの埼玉ダービーに臨んだ。 浦和は33分、前線からプレスをかけた高橋はながハーフウェイライン付近でボール奪取。一気に攻め込むと、伊藤美紀のリターンパスから高橋がコントロールショットを沈める。 1点ビハインドで後半を迎えた大宮Vは、チャンスを作りながら同点ゴールを奪えず。すると77分、セットプレーの折り返しから島田芽依が押し込んで浦和に2点目。終盤には藤﨑智子のPKで勝利を決定づけ、浦和も上位2チームに続く。 その他、4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22)は8位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15)と1-1で終え、3試合連続ドロー。後半4ゴールで大勝の5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)がS広島Rと勝ち点「23」で並んだ。11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7)は今シーズン2勝目を挙げ、マイ仙台をかわして10位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第14節</h3> ▽3月15日(土) サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【S広島R】 上野真実(後12) 【C大阪】 田子夏海(後5) 大宮アルディージャVENTUS 0-3 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 高橋はな(前33) 島田芽依(後32) 藤﨑智子(後43) ▽3月16日(日) マイナビ仙台レディース 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 土方麻椰(前32) 青木夕菜(前45+2) ちふれASエルフェン埼玉 0-4 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 OG(後3) 山谷瑠香(後6) 川村優理(後10) 道上彩花(後35) ノジマステラ神奈川相模原 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 大竹麻友(後14) 南野亜里沙(後24、後37) INAC神戸レオネッサ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【I神戸】 成宮唯(後5、後19) 【千葉L】 小林莉々子(後34) <span class="paragraph-title">【動画】成宮唯が2得点の活躍! I神戸vs千葉L ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Z1BFaUBWCJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 18:50 Sun3
最下位大宮Vが今季初勝利で後半戦スタート! 首位・東京NBは若手が躍動し3連勝、猶本光が長期離脱から復活アシストの浦和も勝利【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第12節の5試合が、1日〜3日にかけて各地で行われた。 前半戦終了から2カ月半を経て後半戦がスタート。前節首位浮上の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点25)は、8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)とアウェイで対戦した。 東京NBは10分、前節初ゴールを挙げた18歳の眞城美春がボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得。自らキッカーを務めると、ゴール右上を狙ったボールがクロスバーを叩いてネットを揺らす。 32分にはクロスからの競り合いをこちらも18歳の松永未夢が制し、東京NBに追加点。後半立ち上がりには19歳の樋渡百花、20歳の土方麻椰が追加点。AC長野も終盤に川船暁海が1点を返すが、1-4で試合終了。若手が躍動した東京NBが3連勝で首位をキープしている。 前節初黒星で首位陥落のINAC神戸レオネッサ(勝ち点24)は、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)をホームに迎えた一戦。13分、右サイドでFKを得たI神戸は、土光真代のクロスから井手ひなた。GKの頭上を越すヘディングシュートで先制点をもたらす。 さらに成宮唯のミドルもあったI神戸だが、クロスバーの跳ね返されると愛川陽菜のヘディングシュートはGK浅野菜摘がセーブ。後半に入るとEL埼玉の吉田莉胡がゴールに迫ったが、左足のシュートは左ポストをかすめる。 その後は互いに決定機を迎えたが、次の1点は生まれず。1点で逃げ切ったI神戸が仕切り直しの勝利で後半戦をスタートしている。 今シーズンの公式戦勝利がなく、最下位に沈む大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)は、11位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)とホームで下位同士の直接対決。大宮Vは開始直後の左CKから先制。髙橋美紀のインスイングのクロスに金平莉紗が合わせた。 1点リードのまま終盤を迎えた大宮Vだが、N相模原が82分に同点ゴール。伊東珠梨がゴール前に浮き球のパスを送ると、大竹麻友が太ももで合わせる。クロスバーに当たったボールを大竹自ら押し込んだ。 逆転のチャンスもあったN相模原だが、大宮VのGK今村南海が好セーブ。すると後半アディショナルタイム、左サイドの乗松瑠華の浮き球のボールに齊藤夕眞が抜け出す。バウンドに右足を合わせて流し込み、大宮Vが勝ち越し。劇的な形で今シーズン初勝利を手にしている。 首位を追いかける三菱重工浦和レッズレディースは、月曜日のナイトゲームとなった中ジェフユナイテッド市原・千葉をホームに迎えた。 日中から埼玉では大雪が降っていた中、試合前には止むことに。ただ、ピッチには雪が積もり雪かきが行われた中で行われた。 皇后杯を制して臨む後半戦。ケガでの長期離脱から復帰したMF猶本光が今季初出場を果たした。 試合はホームの浦和が序盤から攻め込む展開となると35分、右CKを獲得すると、伊藤美紀がクロス。この流れからシュートブロックのこぼれ球を伊藤がボックス内右から強烈なミドルシュートを叩き込み、浦和が先制する。 その後はなかなかゴールが生まれない展開となる中で時間が経過。後半もゴールが生まれなかったが84分、FKの流れから左サイドでボールを持った猶本がボックス左を仕掛けてクロス。これを後藤若葉が飛び込みヘッド。WEリーグ初ゴールが決まり、リードを2点に。そのまま逃げ切り2-0で勝利し、2位に浮上した。 その他、4位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)は10位マイナビ仙台レディース(勝ち点7)とゴールレスドロー。5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点17)は、後半アディショナルタイムの下吉優衣のゴールで7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)相手に逆転勝利を挙げた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第11節</h3> ▽3月1日(土) INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 【I神戸】 井手ひなた(前13) 大宮アルディージャVENTUS 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【大宮V】 金平莉紗(前1) 齊藤夕眞(後45+3) 【N相模原】 大竹麻友(後37) ▽3月2日(日) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 アルビレックス新潟レディース 【C大阪】 矢形海優(後1) 【新潟L】 上尾野辺めぐみ(後10) 下吉優衣(後45+4) マイナビ仙台レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 1-4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【AC長野】 川船暁海(後34) 【東京NB】 眞城美春(前10) 松永未夢(前32) 樋渡百花(後3) 土方麻椰(後9) ▽3月3日(月) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【浦和】 伊藤美紀(前35) 後藤若葉(後39) <span class="paragraph-title">【動画】齊藤夕眞が劇的弾!大宮Vに初勝利もたらす</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4U7DbyriGxE";var video_start = 139;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.03 21:30 Mon4
I神戸は執念の逆転勝利で首位譲らず! 追走する2位東京NBは4発大勝、女王浦和は足踏み続くS広島Rをかわし3位へ【SOMPO WEリーグ】
23日と24日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第10節の6試合が行われた。 依然無敗で首位を走るINAC神戸レオネッサ(勝ち点21)は、5位ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点14)とのアウェイゲーム。前半は互いにゴールに迫りながらゴールレスで終えるも、58分に千葉Lが先制。稲山美優が右サイドからクロスを上げ直すと、低いボールにニアで合わせたのは小林莉々子。ホームチームが均衡を破る。 ビハインドで終盤に突入したI神戸だが、守屋都弥のボレーからカルラ・モレラがこぼれ球を身体で押し込み79分に同点。さらに後半アディショナルタイム、守屋のクロスが千葉Lのハンドを誘い、カルロタ・スアレスがPKから今シーズン6点目。直近2試合ドローだったI神戸が逆転勝利を収め、首位をキープした。 こちらも2試合勝利がなかった2位日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点19)は、開幕から未勝利続く最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)をホームに迎えての一戦。東京NBは21分、松田紫野が左上にシュートを突き刺して先制。8分後にはショートカウンターから土方麻椰が仕留める。 37分には、チーム最多得点の山本柚月が左ポケットからのダイレクトシュートで今シーズン5点目。後半は菅野奏音も続き、東京NBが大量リードを得ると、甲斐碧海に1点を返されながらも4-1の大勝。3試合ぶりの白星を手にした一方、大宮Vは4連敗となった。 東京NBと同じく3試合ぶりの勝利を狙った3位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)。8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点10)の本拠地に乗り込むと、先手を取ったのはホームのAC長野。岡本祐花の左クロスから大内梨央がルーズボールを蹴り込んだ。 AC長野は川船暁海がGKとの一対一を迎える場面もあったが、リードは広げられず後半へ。高橋雛に訪れた決定機も逃したが、S広島Rの反撃を凌ぎ、今シーズン初の連勝。S広島Rは3試合未勝利となった。 2連覇中で4位の三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点16)は、延期されていた第4節を20日に行い、ちふれASエルフェン埼玉と1-1のドロー。中3日で6位アルビレックス新潟レディース(勝ち点13)とのアウェイ戦に臨んだ。 前半は高橋はな、塩越柚歩の惜しいシュートもあった浦和だが、0-0で折り返し。76分には栗島朱里のボレーが左ポストに直撃する。 新潟Lも86分、川澄奈穂美が右サイドを持ち上がると、逆サイドの滝川結女が左足シュート。こちらも左ポストに阻まれると、浦和の島田芽依のロングシュートもクロスバーに弾かれ、結局ゴールレスドローで決着。勝ち点「1」を分け合ったが、浦和はS広島Rをかわして3位に浮上した。 その他、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点8)は7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点11)を2-1で下し、今シーズン3勝目。下位に沈む11位マイナビ仙台レディース(勝ち点4)vs10位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)は、ホームのマイ仙台が逃げ切り、順位が入れ替わっている。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第10節</h3> ▽11/23(土) ちふれASエルフェン埼玉 2-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【EL埼玉】 高原天音(後3) 吉田莉胡(後14) 【C大阪】 中西ふう(後45) マイナビ仙台レディース 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【マイ仙台】 大西若菜(後13) 石坂咲樹(後17) 【相模原】 笹井一愛(後37) AC長野パルセイロ・レディース 1-0 サンフレッチェ広島レジーナ 【AC長野】 大内梨央(前20) ▽11/24(日) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-2 INAC神戸レオネッサ 【千葉L】 小林莉々子(後13) 【I神戸】 カルラ・モレラ(後34) カルロタ・スアレス(後45+2) アルビレックス新潟レディース 0-0 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-1 大宮アルディージャVENTUS 【東京NB】 松田紫野(前21) 土方麻椰(前29) 山本柚月(前37) 菅野奏音(後23) 【大宮V】 甲斐碧海(後33) <span class="paragraph-title">【動画】終盤の2ゴールで逆転! 千葉LvsI神戸 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="db2dypUYZHA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 18:50 Mon5