90+10分に山田新! 川崎Fが劇的勝利、最下位鳥栖を振り切る【明治安田J1第30節】
2024.09.13 21:13 Fri
13日、明治安田J1リーグ第30節の川崎フロンターレvsサガン鳥栖がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、3-2と劇的勝利の川崎Fがリーグ戦3試合ぶりの白星だ。
前回対戦で鳥栖の5発大勝となったこのカード。鳥栖はそこからチームの骨格が変わり、今回は川崎Fが劇的勝利を収めることに。
立ち上がりから攻勢の川崎Fは11分に先制点。大島僚太から横パスを受けた橘田健人が思い切り右足を振ると、相手DFに当たってコースが変わり、ネット上部へ吸い込まれた。
序盤の失点により、またひとつJ2降格が近づいた印象の最下位鳥栖。こちらは29分、日野翔太のクロスに富樫敬真がヘディングシュート…惜しくもクロスバーに弾かれる。
川崎Fは33分に追加点…かと思われたが、オフサイド。クロスをエリソンが折り返し、最後はゴール前で脇坂泰斗が詰めたが、この脇坂の立ち位置がわずかに出ていた格好だ。
それでも川崎Fが61分に勝ち越し。大島のクイックリスタートから脇坂を経由し、一瞬でボックス内の家長昭博へボールが渡る。レフティー家長が左足シュートを流し込んだ。
機転を効かせた大島は69分で途中交代となり、日本代表帰りの高井幸大が20歳を迎えて川崎Fで初となる公式戦に。
川崎Fは高井を最終ラインに組み込んだなか、試合終盤の89分に三浦颯太が自陣ボックス内でハンド。遅れて主審の笛が鳴り、鳥栖のキッカーは清武弘嗣…90+1分、35歳の名手がこれを沈め、鳥栖が土壇場で試合を振り出しに戻す。
試合はこのまま終了かと思われたが、90+10分にまさかの決勝点。
90+10分、速攻を展開したのは川崎F。スルーパス一発でマルシーニョが抜け、ラストパスを途中出場の山田新に送ると、これが通らずも鳥栖のキム・テヒョンはクリアが上手くいかず。山田がすかさず反応し、無人のゴールへ流し込んだ。
結果、川崎Fが90+10分の山田弾で劇的勝利。連敗を2でストップした。
対する鳥栖は痛すぎる黒星に。3連敗から引き分け1つを挟んで4連敗…厳しい。
川崎フロンターレ 3-2 サガン鳥栖
【川崎F】
橘田健人(前11)
家長昭博(後16)
山田新(後45+10)
【鳥栖】
久保藤次郎(後5)
清武弘嗣(後45+1)
前回対戦で鳥栖の5発大勝となったこのカード。鳥栖はそこからチームの骨格が変わり、今回は川崎Fが劇的勝利を収めることに。
立ち上がりから攻勢の川崎Fは11分に先制点。大島僚太から横パスを受けた橘田健人が思い切り右足を振ると、相手DFに当たってコースが変わり、ネット上部へ吸い込まれた。
川崎Fは33分に追加点…かと思われたが、オフサイド。クロスをエリソンが折り返し、最後はゴール前で脇坂泰斗が詰めたが、この脇坂の立ち位置がわずかに出ていた格好だ。
鳥栖は後半頭の50分で同点に。福田晃斗のクロスにゴール前で富樫が競り、こぼれ球に久保藤次郎が右足弾を突き刺した。この場面、川崎Fは繰り返しクリアを拾われて痛恨の被弾に。
それでも川崎Fが61分に勝ち越し。大島のクイックリスタートから脇坂を経由し、一瞬でボックス内の家長昭博へボールが渡る。レフティー家長が左足シュートを流し込んだ。
機転を効かせた大島は69分で途中交代となり、日本代表帰りの高井幸大が20歳を迎えて川崎Fで初となる公式戦に。
川崎Fは高井を最終ラインに組み込んだなか、試合終盤の89分に三浦颯太が自陣ボックス内でハンド。遅れて主審の笛が鳴り、鳥栖のキッカーは清武弘嗣…90+1分、35歳の名手がこれを沈め、鳥栖が土壇場で試合を振り出しに戻す。
試合はこのまま終了かと思われたが、90+10分にまさかの決勝点。
90+10分、速攻を展開したのは川崎F。スルーパス一発でマルシーニョが抜け、ラストパスを途中出場の山田新に送ると、これが通らずも鳥栖のキム・テヒョンはクリアが上手くいかず。山田がすかさず反応し、無人のゴールへ流し込んだ。
結果、川崎Fが90+10分の山田弾で劇的勝利。連敗を2でストップした。
対する鳥栖は痛すぎる黒星に。3連敗から引き分け1つを挟んで4連敗…厳しい。
川崎フロンターレ 3-2 サガン鳥栖
【川崎F】
橘田健人(前11)
家長昭博(後16)
山田新(後45+10)
【鳥栖】
久保藤次郎(後5)
清武弘嗣(後45+1)
山田新
大島僚太
橘田健人
日野翔太
富樫敬真
エリソン
脇坂泰斗
福田晃斗
久保藤次郎
家長昭博
高井幸大
三浦颯太
清武弘嗣
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【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月5日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(3位/59pt) vs 川崎フロンターレ(11位/40pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆力負け、それでも首位を目指す【FC町田ゼルビア】</span> 前節はサンフレッチェ広島との首位攻防戦に敗れ、3ポイント差をつけられてしまった町田。ピッチ外の問題がクローズアップされているが、試合は力負け。得意だったはずのクロス対応を打ち破られての2失点は言い訳ができない。 初のJ1挑戦となったシーズンで、長らく首位に立ってリーグを引っ張ってきたという事実は変わらない。だからと言って、このままズルズルと転落することが許されるわけではない。今一度、力を入れ直す時期に来ているはずだ。 ただ、チーム全体の強度も低下しているのも事実。選手個々のパフォーマンスも上がってこず、2試合連続ノーゴール。プレッシャーなのか、疲労なのか、理由は定かではないが、下降線をたどりかねないだけに、黒田剛監督のマネジメント力が試される。 今季はここまで連敗なし。最終盤を迎えるにあたりここでの連敗は“優勝”から遠ざかることに直結する。マインドセットを今一度正し、ホームで勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェビッチ、昌子源、杉岡大暉 MF:相馬勇紀、白崎凌兵、下田北斗、藤本一輝 FW:藤尾翔太、ミッチェル・デューク 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆新布陣で勢いに乗りたい【川崎フロンターレ】</span> 前節はホームでアルビレックス新潟を相手に5ゴールで大勝。苦しみ続けてきた今シーズンの最多ゴールとなった。 チームの起爆剤となったのは、新布陣の2トップ。山田新、エリソンが2ゴールずつを記録し勢いづけることとなった。この2人は前線からの守備も厭わずに行われ、後方もしっかりと連動し、守備面でも良い効果を齎せている状況だ。 チームはAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦っているが、幸いにしてホームゲーム。移動という負担がないことはプラスと言える。 今シーズンは敗れている町田相手に、勢いを持ったショートカウンターが炸裂するか。連勝となれば、遅ればせながら川崎Fが追い上げを見せる可能性は高い。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:チョン・ソンリョン DF:ファンウェルメスケルケン際、高井幸大、:佐々木旭、三浦颯太 MF:脇坂泰斗、河原創、橘田健人、マルシーニョ FW:エリソン、山田新 監督:鬼木達 契約上出場不可:山口瑠伊 2024.10.05 12:10 Sat2
町田が正念場で痛恨の初連敗 川崎Fが山田新の華麗ループ弾などで4発逆転【明治安田J1第33節】
明治安田J1リーグ第33節の1試合が5日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイの川崎フロンターレが4-1でFC町田ゼルビアを下した。 ここにきて、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸に追い上げられ、3位に後退した正念場の町田は前節黒星で2戦未勝利。12位の川崎FはACLEでの戦いから中3日というなか、J1連勝がかかるアウェイマッチとなった。 ボールを奪った流れをうまく攻撃に繋げ、先にらしさを出した町田は13分に杉岡大暉の浮き球パスで一気に裏をとった藤本一輝がボックス左で収め、戻したところに中島裕希。中島がボックス中央に差しかかったところから豪快に右足でニアをぶち抜き、町田が先制する。 リードを許した川崎Fだが、ボールを持って前進する時間を増やしていくと、28分に山本悠樹が左サイドに展開し、マルシーニョが内側を走って裏を突いていった三浦にスルーパス。そのままボックス左に抜け出した三浦颯太が左足でネットを揺らし、川崎Fが追いつく。 追いつかれてしまった町田だが、38分にGK谷晃生のキックがミスとなり、川崎Fも見逃さず。敵陣右サイドの脇坂泰斗がダイレクトでボールを前線に叩くと、山田新が華麗な右足チップキック。カバーに入った望月ヘンリー海輝も跳ね返せず、川崎Fが試合をひっくり返す。 後半から藤尾とオ・セフンを送り出した町田だが、前半に今月も代表入りした高井幸大の負傷交代がありながら逆転した川崎Fは49分、マルシーニョのパスにボックス左で反応したエリソンがGK谷との交錯で倒れ、PKジャッジ。エリソンが冷静に決め、川崎Fが突き放す。 次のゴールも奪われ、さらに苦しい展開を強いられた町田はドレシェヴィッチも送り込み、反撃を試みるが、川崎Fも攻撃の手を緩めず、ペースを握ったまま。69分にはエリキと鈴木準弥も送り出し、すべての交代カードを切る。 だが、その直後の71分に左サイドに開いた山本が内側を走ってボックス左に走り込む三浦にパス。スペースに抜け出した三浦の折り返しにマルシーニョが合わせ、川崎Fがこの試合の行方を決定づける大きな4点目を奪い切る。 その後は川崎Fがさらに流れをぐっと掴み、79分に山本、マルシーニョ、山田をお役御免とし、橘田健人、遠野大弥、家長昭博の投入で締めに。しっかりとしたボール保持で押し上げ、セーフティに時計の針を進めていく。 川崎Fは86分に最後の交代で小林悠も送り込むなかで、町田の散発的な反撃も凌ぎ、2連勝。優勝争いに生き残る上で仕切り直しの1勝がほしかった町田は広島と神戸の上位陣が翌日に今節を控えるなか、今季初連敗となった。 FC町田ゼルビア 1-4 川崎フロンターレ 【町田】 中島裕希(前13) 【川崎F】 三浦颯太(前28) 山田新(前38) エリソン(後5) マルシーニョ(後26) <span class="paragraph-title">【動画】川崎F新主砲が華麗なループ弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">落ち着いて狙ったループシュート<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第33節<br> 町田vs川崎F<br> 1-2<br>38分<br>山田 新(川崎F)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/V3oj1WeLie">pic.twitter.com/V3oj1WeLie</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1842475383599604069?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 16:59 Sat3
日本代表が高井幸大の負傷不参加を発表…追加招集の関根大輝は初のA代表に 「とても驚いています」
日本サッカー協会(JFA)は5日、日本代表のメンバー変更を発表した。 今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に向け、3日にメンバー発表の日本。先月に続いて選出の川崎フロンターレDF高井幸大だが、5日に先発した明治安田J1リーグ第33節のFC町田ゼルビア戦で31分に負傷交代していた。 その影響で今月の代表活動も負傷不参加となり、追加招集を受けたのが柏レイソルDF関根大輝。A代表初招集となる大型サイドバックはクラブの公式サイトを通じて、驚きの思いとともに、意気込みを語っている。 「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました」 「その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています」 「何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」 W杯アジア最終予選を連勝発進の日本は10日にアウェイのサウジアラビア代表戦に臨み、15日にオーストラリア代表をホームに迎え撃つ。 2024.10.05 20:14 Sat4
中村憲剛が引退試合のチケット販売を巡り謝罪…予想を上回る大反響も、対応を巡り指摘が「最大限誠意を持って対応させていただきたい」
12月14日に引退試合を開催する元日本代表MFの中村憲剛氏が、引退試合のチケット販売を巡り謝罪した。 2020年に現役引退をした中村氏。川崎フロンターレ一筋でプレーしたバンディエラは、引退から4年が経過し、引退試合を開催する。 2024シーズン終了後の12月14日(土)の14時から、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで開催。前例のない引退試合にしたいと、多くのイベントが盛りだくさんの内容となっている。 中村氏が引退した2020年はコロナ禍により、声出し応援が禁止されていた頃。引退セレモニーは行われたが、今一度しっかりと送り出したいファン・サポーターは、チケットの発売に殺到した。 後援会への先行販売が行われた中、その後に良席が解放されたとして混乱を招くことに。主催者である有限会社ケンプランニングは、「10月10日(木)の販売状況を鑑み、決済が完了しなかったチケット(予約流れ席)および関係者席として確保していた一部の座席を開放いたしました。事前にチケットをご購入いただいたお客様から「より良い席が後から出ている」とのご指摘をいただいておりますが、上記の理由による座席開放であることをご理解賜りますようお願い申し上げます」と説明した。 これを受け、主催者でもある中村氏は自身のXを通じて「チケット販売に関しましてご報告とお詫び」と題して声明。謝罪するとともに、予想を上回る反響があったとし、リセールシステムなど、新たな方法で対応していきたいとした。 「事務局からも発表がありましたが、今回の私の引退試合のチケット販売に際しまして、多くの方にご迷惑をおかけし、また不快な思いをさせてしまったこと、本試合の主催として心からお詫び申し上げます」 「事務局からも説明がありました通り、今回の引退試合につきましては川崎フロンターレの通常の試合とは違う販売方式で販売させていただいています。今回皆さまからご指摘いただいた、後援会の方たちに向けた販売後に良席が開放されていると言う件につきましては、入金しなかった方たちの予約流れとともに主催側で確保していた関係者席を一部開放したことに起因しております」 「この席に関しましては、正直に申し上げて今回出場してくださる選手の方々・関係者の方々が大変多く、まだ出場が確定していない選手もいる中で、その方々を見たい家族の方や関係者の方のチケットの枚数が読めず、一定数確保した上で販売をしながら、確定した分に関しては開放していくという方式をとっておりました」 「しかしながら、大変ありがたいことに後援会の方たちに向けた販売チケットが、私どもの予想を大幅に上回るペースで売れてしまったため、想定より早い時期に関係者席を開放させていただくこととなりました」 「意図的に後から良席を開放しようとしたわけではありません。しかしながら、結果的に後援会の皆さまに向けた販売日に、仕事を休んで待機してくれていた皆さまや、時間をやりくりしてサイトにアクセスしてくださったサポーターの皆様にとっては、後から自分が望んでいた席が開放されると言う事態になってしまった事、大変申し訳なく、こちらが予測できなかったことについてお詫び申し上げたいと思います」 「この対応としまして、本来搭載していなかったリセールシステムについて早急に対応をお願いしております。また紙チケットにつきましても、一部条件付きにはなってしまいますが、対応を検討しておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」 「全ての方が納得いただける形とはならないかもしれませんが、現状いただいているみなさまからのお声を聞き、最大限誠意を持って対応させていただきたいと思っています。来てくださる方々がみんな気持ちよく試合に臨めるように努力して参りますので何卒よろしくお願いいたします」 2024.10.11 19:05 Fri5