アズムンがローマに完全移籍へ…保有元レバークーゼンは買取OP値引きも容認
2024.03.23 13:20 Sat
ローマのイラン代表FWサルダール・アズムン
イラン代表FWサルダール・アズムン(29)がローマへ完全移籍する見通しだ。
どうやら保有元レバークーゼンはアズムンを構想に含めておらず、アズムン本人もローマへの完全移籍を希望。買い取りオプションは1200万ユーロ(約19億7000万円)だが、先方は800万〜900万ユーロ(約13億1000万〜14億8000万円)で売却に応じるとみられている。
なお、アズムン以外にも複数のローンプレーヤーを抱えるローマ。ベルギー代表FWロメル・ルカク(30)の買い取りにはチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保が必須、元ポルトガル代表MFレナト・サンチェス(26)は退団、U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)も退団するとのことだ。
PR
メフディ・タレミ(ポルト)と並ぶイラン代表の2枚看板、サルダール・アズムン。代表通算81試合52得点を誇り、クラブキャリアではゼニト時代にロシア国内トップFWに。レバークーゼンへの移籍で失速し、今季はローマへと貸し出されている。キャリア初となるセリエAではここまで17試合2得点。途中出場が多く、数字を残せていないが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、ジョゼ・モウリーニョ前監督もダニエレ・デ・ロッシ現監督もアズムンの特性を高く評価。フィジカルや献身性といった部分だ。なお、アズムン以外にも複数のローンプレーヤーを抱えるローマ。ベルギー代表FWロメル・ルカク(30)の買い取りにはチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保が必須、元ポルトガル代表MFレナト・サンチェス(26)は退団、U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)も退団するとのことだ。
PR
サルダール・アズムンの関連記事
ローマの関連記事
記事をさがす
|
サルダール・アズムンの人気記事ランキング
1
アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed2
失意のベスト8で敗退…後手に回った交代策に疑問、選手の能力を信じての起用はできなかったか【日本代表コラム】
アジアカップ2023の準決勝が3日に行われ、3大会ぶりの優勝を目指した日本代表はイラン代表と対戦。後半アディショナルタイムにPKを与えてしまい、2-1で敗れてベスト8で敗退となった。 9大会連続でベスト8入りを果たした日本。初戦から苦しんだ今大会でも勝ち上がってきたが、2大会ぶりにベスト8で去ることとなった。 試合後のフラッシュインタビューで森保一監督は「今日の試合は私自身が交代カードをうまく切れなかったことが敗因だと思います」とコメント。自身の采配ミスを認めた。 カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍もあり、今大会は優勝候補筆頭に挙げられ、他国からの警戒もより一層高まっていた日本。2023年は6月から親善試合ではあるが連勝を続けていたことも後押しとなり、自信をもって大会に臨んだはずだ。 しかし、グループステージから苦戦の連続。初戦のベトナム代表戦では逆転を許すも勝利、2戦目のイラク代表戦では相手の策にハマり敗戦、インドネシア代表戦とバーレーン代表戦は結果こそ快勝にも見えるが、戦いの中では相手の脅威に晒されるシーンが多かった。 圧倒して勝てた試合はなく、苦しい印象が続いていた中、負けられないノックアウトステージで力尽きることに。冨安健洋(アーセナル)は「1試合目、2試合目は間違いなく、アジアのチームへの油断はあったと思います」と緩みも感じていたことを語った。 イラン戦に関しては、前半はしっかりと戦えた印象。左サイドに入ったFW前田大然(セルティック)のプレスバックはイランを混乱させ、何度もチャンスに繋がるボール奪取を見せていた。圧倒とまでは言えなかったが、地上戦で挑んできたイランに対してしっかりとケアをし、タフな戦いの中でMF守田英正(スポルティングCP)のゴールで先制。プレスにも耐えながらビルドアップした末のゴールは狙い通りと言えるだろう。 しかし、後半は繋ぐことを放棄したイランが前線のFWサルダール・アズムン(ローマ)をターゲットにロングボールを蹴り、セカンドボールを拾って攻撃を仕掛ける形を繰り返した。この戦い方についてはすでに織り込み済みだったが苦戦。特に狙われていたのがDF板倉滉(ボルシアMG)とDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)のサイドだった。 見ていても明らかに冨安ではなく板倉のサイドを狙い、対角のボールも入れて攻め込んだ。板倉は「個人としての能力をまず上げないといけない」とコメント。耐え続ける中でも、跳ね返し続けて相手を諦めさせる必要があると振り返った。 ボールを保持できなくなり、守備でも狙いが明らかになった中で、森保監督はなかなか動くことを決断しなかった。その理由に関しては「守備の部分で弾き返せる選手はいますので、交代の部分をどうしようかと思っていましたが、相手が全然交代カードを切っていない中で、時間の推移を見て延長での勝負になることも考えられた中で、どうやって勝負するという部分では、相手の出方も見ながら、我々はどうやって相手を上回っていけるかとカードを切ろうと思っていました」と試合後に語った。 この考え方こそが、自ら「敗因」と口にしたところだろう。相手の出方に合わせようとしてしまったが、本来は自分たちのスタイルで押し切りたいはず。ましてや世界を獲るのであれば、より強豪国と争う中で、常に相手に合わせて行かなければならなくなる。自分たちのストロングポイントを出すことも必要になってくるし、相手に合わせるのであれば目の前の事象を解消する必要もあっただろう。 イラン戦の選手交代は失点してからだったが、その前にすでにイランの狙いはハッキリしており、守備陣に変更を加えることは可能だったはずだ。特に今の日本代表は守備陣にユーティリティ性を備えた選手が多く、イランの狙いに対応するのであれば、空中戦に強いDF渡辺剛(ヘント)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を投入することもできたはずだ。 「守備の対策を考えていた」と森保監督は語るが、それを決断できなかった。例えば、攻撃面では非常に高いパフォーマンスを見せていた毎熊晟矢(セレッソ大阪)も、押し込まれた展開では守備に回らされてしまい完全に狙われていただけに、クラブでサイドバックとしてプレーする冨安を右に出し、渡辺か町田をセンターバックに置くこともできただろう。何も守備的になっただけではなく、空中戦に対応しながら冨安の前に行く力は使えたはずだ。選手の能力を活かして自分たちの戦い方を保つということを選べなかったことは残念だった。 また、「推進力を持たせたかった」と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、南野拓実(モナコ)の投入について森保監督は語ったが、ファーストディフェンダーとして機能していた前田と久保建英(レアル・ソシエダ)を下げる策により、イランはロングボールを蹴りやすくなったことは間違いない。明らかに押し込まれる展開が強くなっていった。 後手に回れば良いようにやられてしまうのが今の日本。もちろん、世界を相手に戦った時にロングボール一辺倒で攻められることはないが、逆に日本が主導権を握りリードした展開であれば、ヨーロッパの国はそういった策に出るかもしれない。思い起こせば、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のベルギー代表戦はまさにその形。高さを使われ追いつかれると、最後はカウンターで仕留められ敗退となった。 ただ、W杯を戦うにもアジアの戦いを勝ち抜かなければいけない。パワープレーで戦う中東勢、完全にブロックを引いてくる格下の国々。それにどう対応するかということを突き詰めることは難しいが、選手個々の能力アップと、適した采配と狙いを持った戦略で臨めるかは非常に大きな要素なるだろう。 あと一歩のところで望まない結果に転ぶことが多い日本。ロシアW杯から5年半が経過しても、日本の弱点は変わらず、今大会ではイラクもイランも似た戦い方を選択して日本に勝ち切った。選手個々はそれぞれのクラブで日々研鑽を重ねてレベルアップしている。間違いなく、個人レベルでは史上最強だろう。ただ、課題はチームとしての戦い方の確立。パワープレーに弱いという側面だけでなく、その采配を信じて遂行できる選手たちがいる国に弱いとも言える。 もちろん、だからと言って森保監督を交代させれば良いかと言うわけでもない。それも策の1つかもしれないが、ここまで積み上げてきたものがあるのも事実。選手たちの基準が上がり、日常のレベルが上がり、相手もそこに対応してくる状況。そうであれば、指揮官やスタッフももう1つ、2つ高い基準に行く必要があるだろう。今のチームがさらに上に行くには、戦術・戦略面、そして活動時間が長くない中でスタイルを確立させていくことが必要だと感じさせられる大会となった。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2024.02.04 12:15 Sun3
アズムンは今季限りでローマ退団へ…セビージャらが関心
イラン代表FWサルダール・アズムン(29)は今シーズン限りでローマを去る見込みだ。 昨夏、ジョゼ・モウリーニョ前監督のリクエストもあってレバークーゼンから買い取りオプション付きのシーズンローンでジャッロロッシ入りしたアズムン。 しかし、新天地では度重なる負傷やアジアカップ参戦などの影響もあって公式戦29試合3ゴールと思うような活躍を見せられず。先発試合もわずか5試合にとどまった。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマは1250万ユーロ(約21億3000万円)に設定された買い取りオプションの行使を見送る意向だという。また、保有元のレバークーゼンでもシャビ・アロンソ監督の構想には入っておらず、今夏新たに新天地を求める可能性が高いという。 なお、アズムンに対してはセビージャやセリエAの複数クラブから関心が寄せられているとのことだ。 2024.05.31 19:15 Fri4
元フランス代表DFズマがUAEへ移籍か? ウェストハムは187億円以上今夏投資、高給取りのズマを放出へ
ウェストハムのキャプテンを務める元フランス代表DFクル・ズマ(29)が、アラブ首長国連邦(UAE)への移籍が近づいているという。イギリス『BBC』が伝えた。 ズマはサンテチェンヌの下部組織出身で、2014年1月にチェルシーに完全移籍で加入した。加入後はサンテチェンヌ、ストーク・シティ、エバートンへとレンタル移籍を経験。チェルシーでは公式戦151試合に出場し10ゴール6アシストを記録すると、2021年8月にウェストハムに完全移籍で加入した。 ウェストハムではこれまで3シーズンで公式戦103試合6ゴール1アシスト。猫を虐待するという蛮行もありながら、180時間の社会奉仕活動を命じられた後に信頼を取り戻すと、2023-24シーズンはイングランド代表MFデクラン・ライスがアーセナルへ移籍したことに伴い、キャプテンに就任していた。 ウェストハムとの契約は残り1年ある中、今夏の中東行きが浮上。チームきっての高給取りとのことで、UAEのシャバーブ・アル・アハリと交渉しており、近日中にも契約を結ぶことになるという。 今夏のウェストハムは積極的な補強を行っており、ドイツ代表FWにクラス・フュルクルクやアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、オランダ人FWクリセンシオ・サマーフィルなど1億ポンド(約187億円)以上を今夏だけで費やしている。 シャバーブ・アル・アハリは、パウロ・ソウザ監督が今季から指揮を執ることとなり、先日はイラン代表FWサルダール・アズムンも加入していた。 2024.08.08 23:10 Thu5
UAEはアジア王者撃破に一切浮かれず…1997年を最後に未勝利イランとの一大決戦へ「最高の状態じゃなきゃ勝てないんだ」
UAE代表にとって、イラン代表戦は単なる1試合ではない。UAE『Al Bayan』が伝える。 UAE代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組第1節を戦い、アウェイでアジア杯王者・カタール代表に1-3と逆転勝利。敵地ドーハでのカタール撃破は2001年以来、実に23年ぶりとなった。 これにより、まずは最終予選A組を首位発進。1990年イタリア大会以来のW杯出場を目指すなか、大変良いスタートを切ったと言える。 ただし、試合後にエミレーツ・サッカー協会(UAEサッカー協会)のハムダン・ビン・ムバラク会長は選手たちを称えつつも「次戦の重要性は今回を上回る」と緊張感。UAEは10日、第2節でイランとの大一番を迎えるのだ。 たとえカタールがアジア杯を2連覇していようとも、イランの馬力、タフさはアジア全土が知るところ。FWメフディ・タレミ(インテル)&FWサルダール・アズムン(アル・アハリ・ドバイ)の2トップを恐れぬ国などない。 今回、UAEとしてはホームゲームであり、敵地カタールを攻略した成果、ポイントをより意味あるものとすべく、できれば勝ち点3、最低でも勝ち点1は確保しておきたいところ。 しかしながら、UAEはイランが大の苦手。 今やW杯常連のイランにも時代によって波があったわけだが、UAEの対イランはなんと通算1勝2分け13敗。 最後にして唯一の勝利は1997年9月2日。両チームは98年フランスW杯アジア最終予選前最後の強化試合として激突し、イラン側が当時アジア最強FWだったアリ・ダエイ氏を温存したうえでの、UAEの3-1勝利となっている。 したがって、UAEは公式戦でイランに勝利したことがなく、ここのところはW杯予選、アジア杯2011、2015、2023で6連敗中。97年以降は13試合2得点とゴールもほぼない。 UAEを率いるパウロ・ベント監督は前日会見で「フィジカルと戦術がきっちり噛み合い、限りなく最高の状態でなければ、イランには勝てないんだ。攻略は難航する。我々は個性をフルで発揮する試合だ」と苦戦を覚悟。 それでも、「私は就任から今日に至るまで、規律と組織力の重要性について繰り返し選手らと擦り合わせてきた。過去の対戦戦績も知っているが、全てが昨日今日の話というわけではない…選手を信じている」とアツい言葉。 アル・アイン所属の主軸MFヤイア・ナデルも「タフな、タフな、本当にタフな試合となるだろう。僕たちは各々の努力を結集し、フルポイント(勝ち点3)を獲りにいく。最高潮のサポートをお願いしたい」とファンに要請する。 UAE代表にとって、10日に行われるイラン代表戦は単なるW杯予選の1試合ではない。 <span class="paragraph-title">【動画】UAEがカタールに逆転勝利 後半3発でアジア王者を粉砕</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">HIGHLIGHTS | Qatar - UAE <br><br>3 goals in the final third of the game helped UAE cancel out Al Hassan’s opener!<br><br>Match Report <a href="https://t.co/vpwL5oKoOE">https://t.co/vpwL5oKoOE</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/QATvUAE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#QATvUAE</a> <a href="https://t.co/knmtYw6YUL">pic.twitter.com/knmtYw6YUL</a></p>— #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1832003308598493628?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.10 17:30 Tueローマの人気記事ランキング
1
ラ・リーガで躍動のルーマニア代表SBを巡ってリバプール、シティが争奪戦か?
ラージョ・バジェカーノで躍動するルーマニア代表DFアンドレイ・ラティウ(26)を巡り、プレミアのビッククラブが争奪戦を繰り広げているようだ。。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 ルーマニア生まれもアンドラ、ビジャレアルとスペインのクラブでユース年代を過ごしたラティウ。183cmの右サイドバックはビジャレアルのCチーム、Bチームを主戦場にファーストチームでも1試合プレーしたが、ADOデンハーグへの武者修行後にセグンダのウエスカへ完全移籍した。 その後、セグンダ屈指のラテラルとの評価を確立した後、2023年夏にプリメーラのラージョへステップアップ。昨シーズンはバックアッパーにとどまったが、今シーズンは開幕からレギュラーに定着。傑出したスピードと攻守両面での安定したパフォーマンスによって高い評価を得ている。 今回の報道によれば、ルーマニア代表でも主軸を担うラティウに関して、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団が予想されるリバプールと、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の後釜を探すマンチェスター・シティが獲得に動いているという。 また、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの国内2強に加え、トッテナム、ローマといった右サイドバックの補強を狙うビッグクラブも動向を注視しているとのことだ。 なお、ラージョと2028年まで契約を残すルーマニア代表DFに関しては2500万ユーロ(約41億1000万ユーロ)の契約解除条項が設定されているが、クラブはその金額を軸により高い金額での売却を考えているようだ。 2025.04.04 18:30 Fri2
フンメルスが今季をもって現役引退、2014年ブラジルW杯優勝に貢献
ローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)が4日、今季をもって現役引退することを発表した。 フンメルスは自身のSNSにて「今、自分の感情と格闘している。サッカー選手であれば避けられない瞬間が来ている。18年以上サッカーに携わり、サッカーが僕に与えてくれた多くのものを経てこの夏、キャリアに終止符を打つ。この旅、この道のりが自分にとってどれほど大きな意味を持つか、僕はわかっている。それを経験できたことがどれほど素晴らしいことだっただろう。適切な監督とチームメートが居て、適切な体調を整えるだけでも多くのことが必要だ。僕は多くのチームメート、監督に恵まれた。彼らには多大な恩を感じているよ」とコメント。 バイエルンの下部組織出身であるフンメルスは2008年に移籍したドルトムントでユルゲン・クロップ監督のもと飛躍。現セレッソ大阪MF香川真司らと共に2度のブンデスリーガ優勝に貢献した。2016年夏にはバイエルンに復帰し、3度のブンデスリーガ優勝に貢献した。 その後、ドルトムントに復帰したフンメルスは昨季、ドルトムントで2度目のチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。いずれも優勝には届かなかったが、ドルトムントでは公式戦508試合38ゴール23アシストを記録した。そして契約満了により今季から国外初挑戦でローマに移籍していたが、公式戦18試合の出場に留まっていた。 2010年5月にデビューしたドイツ代表では78試合出場5ゴールをマーク。2014年ブラジル・ワールドカップでは6試合に出場して2ゴールをマークし、1990年大会以来4度目となる優勝をドイツにもたらしていた。 2025.04.05 08:00 Sat3
ラニエリ監督の下で復活のローマ、DFアンへリーニョは指揮官続投を希望「僕たちはみんな監督を愛している」
ローマのスペイン人DFアンへリーニョがクラウディオ・ラニエリ監督の続投を希望しているようだ。 今シーズンは開幕から調子が上がらず、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任してきたローマ。大混乱に陥ったチームは監督業引退を表明していたラニエリ監督に助けを求め、古巣からのオファーに“老将”は指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績。低迷していた状況から一気に欧州カップ出場権争いができるところまで復調させ、チームに自信を取り戻させている。 そんなローマの主力として、公式戦42試合4ゴール6アシストの成績を残すアンへリーニョも、イタリア『スカイ・スポーツ』にて指揮官への感謝を表明。現在の充実ぶりはラニエリ監督のおかげだとして、今季限りでの退任を表明している指揮官の続投を願った。 「これはチームのおかげであり、僕だけの功績ではない。ラニエリ監督はいつも僕を最高のコンディションでプレーさせてくれるんだ。そして僕は今、自分の特性により適した役割でプレーしていると思う」 「彼の自信とチームのパフォーマンスが、今は違いを生んでいると思う。僕はローマで本当に幸せだし、この道を歩み続けたいね。今は僕のキャリアで最高の時期を迎えていて、ここに長く留まりたい」 「僕たちはみんな監督を愛している。彼は僕たちのため素晴らしいことをしてくれたよ。彼が残ってくれればチームは幸せだ」 「マンチェスター・シティにいたとき、ペップ・グアルディオラをトレーニングで見ることはあまりなかったけど、それでもチームの中で彼の働きが感じられていた。クラブを変えるとよりそれを実感するし、彼からも何かを学べる」 「イタリアでは守備が基本になる。どのチームも戦術的によく準備されていて、得点のチャンスを作るのは難しいね。そしてその面においても、僕は本当に成長したと感じている」 2025.03.25 11:05 Tue4
「チームは再び団結した」ローマの立て直しに成功した“老将”ラニエリ、自身の今後の去就については「引退が正しい選択だ!」
ローマを立て直したクラウディオ・ラニエリ監督が、ここまでの成果を喜びつつ自身の去就にも言及した。 ラニエリ監督は、昨年11月にローマの指揮官に就任。昨夏に監督業からの引退を表明していたが、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任し、大混乱に陥っていた愛するローマからのオファーを受け、指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、そこから流石の手腕でチームを立て直し始めると、12月のセリエA第17節パルマ戦で5-0の大勝を収めてからはセリエA13戦無敗(10勝3分け)に。2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、低迷していたチームを一気に欧州カップ出場権争いができるところまで押し上げた。 シーズン前半戦、クラブへの不満を爆発させていたファンからも、厚い信頼を受けるラニエリ監督。来シーズンも引き続き指揮を執る姿が期待されるが、本人は今シーズン限りでの退任を明言している。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた73歳の老将は、ここまでの手応えについて言及。元々自信さえ与えれば、クオリティは備えているチームだったことを強調している。 「私は仕事や選手たちに対して、常にポジティブな人間だと思う。だから、これはそれほど驚くことではないんだ。私が着任したとき、自信を少し失っていた強いチームがそこにあった」 「私はただ彼らを団結させ、自信を与え、彼らが得るべきものを与えようとしたんだ。そしてチームは再び団結し、多くのことを成し遂げてくれている。この先は素晴らしい、しかし一方で難しい部分がやってくるだろう」 「それでも、私はこれまでと同じように楽しくて楽観的なアプローチを続けていく。そして、ファンがこのチームを好きになってくれるよう努めなければならない」 また、最後に今後も監督業を続けるかとの質問を受けたラニエリ監督は、「いや、いや、いや、引退が正しい選択だ!」と断言しており、意思は変わらない姿勢を示した。 2025.03.19 13:05 Wed5