FC大阪が6ゴール快勝で開幕3連勝! 1年でのJ2復帰を目指す金沢が惨敗で3連敗…【明治安田J3第3節】

2024.03.09 16:22 Sat
9日、明治安田J3リーグ第3節の4試合が各地で行われた。

開幕3連勝を目指すFC大阪は、アウェイで開幕2連敗の降格組・ツエーゲン金沢と対戦した。

順位表の上と下の対決。開幕2試合の結果の通り、FC大阪ペースで進む。開始6分、ロングスローと見せかけて繋ぐと、左サイドからの長いクロスをボックス内で競り勝った秋山拓也がヘッドで合わせ、FC大阪が先制する。
さらに29分、金沢はGKを使ったビルドアップを試みるも、GK山ノ井拓己がコントロールミス。プレスをかけられ苦し紛れにクリアすると、これをボックス手前で久保吏久斗が拾い、ボックス内の田中直基へパス。ボックス内で受けた田中は、無人のゴールにしっかりと決め切り、リードを2点に広げる。

FC大阪が2点リードで迎えた後半。金沢は後半頭から入った杉浦恭平がダイビングヘッドで51分に1点を返すも、57分にはFC大阪が齊藤隆成のシュートで再びリードを2点とする。
それでも諦めない金沢は63分にクリアボールをボックス手前で小島雅也が強烈な右足シュート。これが決まり1点差とする。

1点差に迫られたFC大阪は69分に3選手交代。すると、直後にいきなりゴール。投入された利根瑠偉からのクロスを島田拓海がダイビングヘッドで決めて、4点目を奪う。さらに72分には敵陣でボールを奪うと、ボックス内左を仕掛けた久保吏久斗のクロスを畑尾大翔が頭でクリアできずにそのままゴールへ。FC大阪が5点目を奪うと、81分にもオウンゴールで追加点。2-6の大勝を収めて開幕3連勝。金沢は、まさかの3連敗スタートとなった。

また、その他の3試合は全て1-1のドロー。連勝スタートのSC相模原AC長野パルセイロとアウェイで対戦し、ビハインドの中87分にブルーノ・サントスがネットを揺らして追いついて勝ち点1を獲得。暫定2位につけている。

◆明治安田J3リーグ第3節
▽3/9(土)
松本山雅FC 1-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 1-1 SC相模原
カターレ富山 1-1 奈良クラブ
ツエーゲン金沢 2-6 FC大阪

▽3/10(日)
《13:00》
FC今治 vs アスルクラロ沼津
ガイナーレ鳥取 vs テゲバジャーロ宮崎

《15:00》
FC岐阜 vs カマタマーレ讃岐

▽4/20(土)
《14:00》
いわてグルージャ盛岡 vs FC琉球

▽4/21(日)
《13:00》
福島ユナイテッドFC vs 大宮アルディージャ
ヴァンラーレ八戸 vs ギラヴァンツ北九州

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後半ATに3ゴールの劇的ドラマ! J3首位のFC大阪が2分で逆転し群馬に勝利、群馬は2点リードを守れず【明治安田J3第10節】

18日、明治安田J3リーグ第10節のFC大阪vsザスパ群馬が和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場で行われた。 J3で首位に立つFC大阪(勝ち点19)と16位の群馬(勝ち点9)の試合。両者の初対戦となった試合は、昨年6月以来となる和歌山県でのホームゲームとなり、異例の平日デーゲームとなった。 FC大阪は直近のリーグ戦からスタメン1名を変更。秋山拓也が外れ、水口湧斗を起用。群馬は2名を変更し、船橋勇真、風間宏希が外れ、安達秀都、下川太陽が入った。 試合はオープンな展開ながら互いにシュートまで行けない時間が続いたが、超攻撃サッカーを掲げる群馬が先制する。9分、右サイドを仕掛けると小西宏登のキープから追い越した西村恭史がボックス右からグラウンダーのクロス。これを下川が左足でダイレクトで蹴り込み、群馬が先制した。 先制した群馬だが、その後もボールを保持して攻撃の時間を長く作っていく。ポゼッションと背後を狙うロングボールを使い押し込んでいく群馬。対するFC大阪は、中々自分たちのペースに持ち込むことができない。 それでも30分、FC大阪は敵陣でFKを獲得すると、ゴール前のクロスの流れから舘野俊祐がシュート。さらにこぼれ球を繋いで増田隼司がシュートも、ブロックされてしまう。 36分にはボックス手前中央でFC大阪がFKを獲得。これを佐藤諒が左足で直接狙うが、これは壁にブロックされてしまう。 すると前半アディショナルタイム1分、左サイドから山中惇希がクロスを入れると、ファーサイドに流れることに。これを小西が拾うと、ボックス内右からクロスを入れ、走り込んだ山中がダイレクトで蹴り込んだ。 群馬が2点リードして迎えた後半。FC大阪は禹相皓と佐藤を下げて、芳賀日陽、堤奏一郎を起用。流れを変えにいくと、FC大阪は前から猛然とプレスをかけて行き、高い位置からのショートカウンターを目指す戦いに。それでも中々ゴールを奪えない中、63分に増田と利根瑠偉を下げて、木匠貴大と西村真祈を投入。すると65分木匠がいきなりネットを揺らす。 ロングボールを右サイドで競り合いながらキープした堤がマイナスのクロス。これを受けた木匠がボックス中央からゴール右隅に蹴り込み、1点を返す。 途中出場の2人が絡んで1点を返した中、FC大阪は勢いに乗る。73分、またしても右サイドからの仕掛けとなると、堤のクロスを今度は島田拓海がダイビングヘッドでゴール。島田の今シーズン初ゴールが貴重な同点弾となり、試合を振り出しに戻した。 2点差を追いつかれた群馬は、下川、山中とゴールを決めた2人を下げて、玉城大志、加々美登生を起用する。 逆転を目指していくFC大阪と、勝ち越しを目指す群馬はそれぞれ攻め合うことに。群馬は84分に藤村怜、西村恭を下げて、船橋と田中翔太を投入。FC大阪は同点ゴールの島田を下げて、望月想空を起用した。 終盤に押し込むのは群馬。86分には加賀美がミドルシュートを放つが、J3の2月・3月の月間ベストセーブ賞を受賞したFC大阪GK山本透衣がしっかりとセーブする。 アディショナルタイムに入った中、スコアを動かしたのは群馬だった。アディショナルタイム1分、小西が右サイドでスルーパスを出すと、田中のグラウンダーのクロスを途中出場の玉城が滑り込みながら決めて群馬が勝ち越しに成功する。 土壇場で勝ち越した群馬だったが、ホームのFC大阪も反撃。群馬のクリアボールをボックス手前から芳賀がヘッドで前に送ると、こちらも途中出場の西村 真祈が難しい体制で蹴り込み再び同点に追いつく。 勝ち越されながらも土壇場で追いついたFC大阪だったが、ドラマは終わらない。アディショナルタイム4分、右サイドからの堤のクロスを西村真が今度はヘッド。FC大阪が一気に逆転に成功する。 結局そのまま試合終了。首位に立つFC大阪はホーム無敗を継続し、ホーム5連勝。群馬はアウェイでの初勝利をまたしても逃すこととなった。 <h3>◆明治安田J3リーグ第10節</h3> ▽4/18(金) FC大阪 4-3 ザスパ群馬 【FC大阪】 木匠貴大(後20) 島田拓海(後28) 西村真祈(後45+2、後45+3) 【群馬】 下川太陽(前9) 山中惇希(前45+1) 玉城大志(後45+1) ▽4/19(土) 《14:00》 奈良クラブ vs アスルクラロ沼津 ▽4/20(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs AC長野パルセイロ 福島ユナイテッドFC vs 高知ユナイテッドSC 《14:00》 栃木SC vs ツエーゲン金沢 松本山雅FC vs 栃木シティ FC岐阜 vs カマタマーレ讃岐 ガイナーレ鳥取 vs 鹿児島ユナイテッドFC ギラヴァンツ北九州 vs SC相模原 《17:00》 FC琉球 vs テゲバジャーロ宮崎 2025.04.18 15:59 Fri

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