大宮退団のMF栗本広輝が秋田に完全移籍「前に、前に、進みたい」

2023.12.26 13:07 Tue
秋田で来季はプレーする栗本広輝
©︎J.LEAGUE
秋田で来季はプレーする栗本広輝
ブラウブリッツ秋田は26日、大宮アルディージャのMF栗本広輝(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。
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栗本は2013年に順天堂大学からHonda FCに入団。HondaではJFLで史上初の2年連続MVPを受賞していた。その後、2019年からアメリカに渡り、USLチャンピオンシップ(2部)の3クラブでプレー。USLチャンピオンシップ通算77試合出場で2得点の数字をマークしていた。
2022シーズンに大宮へと完全移籍で加入。するとJリーグデビュー戦ではセンターバックとして先発出場も、GK南雄太が負傷交代すると、後半にはGK上田智輝(現:藤枝MYFC)が負傷。すると、栗本が急造GKとしてプレーしていた。

1年目はJ2で21試合1得点、天皇杯で2試合に出場。今シーズンもJ2で22試合、天皇杯で1試合に出場していた。
秋田は栗本について「球際の強さや経験に基づいたポジショニングが武器のMF。積極的に攻撃参加もできる、BOX to BOXで活躍する選手」と紹介している。

栗本はクラブを通じてコメントしている。

「はじめまして。来シーズンからブラウブリッツ秋田に加入することになりました栗本広輝と申します。クラブの皆様と直接お話させていただいた際に、このクラブに加入して、人としても、選手としても、このクラブのサッカースタイルのように、前に、前に、進みたいと思いました」

「このクラブがより前進できるように、そして自分自身も更に成長できるように、自分の持っているものを全て出し尽くしたいと思います。ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」

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プロ生活32年、伊東輝悦が今季限りで現役引退…Jリーグ開幕を知る50歳の元日本代表がプロ生活を終える

アスルクラロ沼津は31日、元日本代表MF伊東輝悦(50)の現役引退を発表した。 伊東は1993年、Jリーグ開幕元年に東海大学第一高校(現:東海大静岡翔洋)から清水エスパルスに加入。現役Jリーガーとしては唯一Jリーグ開幕年から知る伊東は、2010年まで清水でプレーした。 2011年にヴァンフォーレ甲府へと完全移籍すると、2014年にAC長野パルセイロ、2016年にブラウブリッツ秋田へと完全移籍。2017年から沼津でプレーしている。 沼津に移籍後はリーグ戦で出番がないシーズンもあり、2023シーズンは公式での出番なし。今シーズンもここまで公式戦の出番はなかった。 清水では18年間在籍し、J1で511試合30得点を記録。リーグカップで73試合3得点、天皇杯で51試合3得点を記録した。 また、甲府では3シーズンプレーしJ1で34試合、J2で25試合、リーグカップで4試合、天皇杯で3試合に出場。長野では2シーズン過ごしJ3で11試合出場。秋田ではJ3で2試合出場した。 沼津では8シーズン在籍し、J3で5試合、天皇杯で1試合に出場した。 日本代表としても、1996年にはアトランタ・オリンピックのU-23日本代表に選出。“マイアミの奇跡”としても知られるブラジル戦で決勝ゴールを記録。1997年には日本代表にも選出され、1998年フランス・ワールドカップ(W杯)のメンバー入り。本大会では出場がなかったが、日本代表として27試合に出場していた。 1999年には清水で2ndステージ優勝を果たし、ベストイレブンに選出、2007年にはフェアプレー個人賞を受賞した。 2024.10.31 15:45 Thu
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秋田が大学から入団2年目の藤田雄士と契約満了 「恩返しすることが出来なかったことが心残り」

ブラウブリッツ秋田は15日、DF藤田雄士(24)が今季限りで契約満了になると発表した。 川崎フロンターレの下部組織に在籍した過去を持つ藤田。市立船橋高校、神奈川大学を渡り歩いて、2022年に秋田でプロ入りした。 1年目は明治安田生命J2リーグで5試合に出場したが、今季は2試合のみに。まだプロ入りから2年だが、契約満了による退団が決まった。 藤田はクラブの公式サイトに「2年間、どんなときも熱い応援をしてくださり、ありがとうございました」と感謝と別れの言葉を綴った。 「チームに携わっていただいたすべての方々に感謝しています。自分自身、チームの力になることが出来ず、クラブに恩返しすることが出来なかったことが心残りです。今後、恩返しするために、真面目に謙虚に直向きに頑張りたいと思います。2年間本当にありがとうございました」 2023.11.15 15:30 Wed

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