インテル、今季4戦3発のレッチェFWクルストビッチに関心…アウシリオSDが視察

2023.09.26 13:40 Tue
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インテルレッチェのモンテネグロ代表FWニコラ・クルストビッチ(23)に関心を寄せ始めたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

クルストビッチはモンテネグロ代表で不動の地位を築きつつあるストライカー。母国でプロデビュー後、隣国セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダを経て、昨シーズンまでスロバキアのドゥナイスカー・ストレダでプレーし、レッチェには今季のセリエA開幕直前に加入した。

第2節フィオレンティーナ戦の72分に新天地デビューを果たすと、投入直後の75分にいきなり初ゴールをマーク。第3節からはスタメンとなり、第4節まで3試合連続ゴールを叩き出すなど、開幕5試合無敗と好調のレッチェをけん引する存在となっている。
インテルはスポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏がクルストビッチをさっそくリストアップ。今夏加入したオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが2カ月程度の離脱となり、回復具合によっては来年1月の移籍市場でクルストビッチにアタックするというプランを持っているという。

ユベントスやローマ、そしてレッチェで活躍した元モンテネグロ代表FWミルコ・ヴチニッチ氏もレッチェ加入に一役買ったとされるクルストビッチ。レッチェが支払った移籍金は総額450万ユーロ(約7億円)で、将来の高値での売却を見据えつつも、来年1月に手放すつもりはないという。
それでもインテルはアクションを開始済み。アウシリオSDが17日に行われたモンツァvsレッチェへ足を運び、クルストビッチのプレーを自らの目でチェックしたとのこと。開始3分でPKを沈める様子もその目に焼き付け、レッチェの関係者にも何らかのアプローチをかけたと見られている。

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S・インザーギ監督は幻の4点目が認められず疑問も敵地でのドローを評価、ヤマルには「8~9年見ていなかったクオリティの選手」とベタ褒め

インテルのシモーネ・インザーギ監督が4月30日にアウェイで行われ、3-3で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバルセロナ戦を振り返った。 3冠から一転無冠の危機が迫る中で迎えたバルセロナとの初戦。開始30秒に負傷明けのFWマルクス・テュラムのゴールで先制したインテルは、21分にCKからDFデンゼル・ダンフリースが豪快なバイシクルシュートで加点。 最高の序盤としたが、FWラミン・ヤマルにゴラッソをすかさず決められると、38分にも失点して2-2で前半を終えた。 それでも迎えた後半、63分にまたもCKからダンフリースがドッピエッタとして勝ち越し。だが、2分後にCKのサインプレーから追いつかれた中、75分には三度勝ち越しかと思われたが、ダンフリースのアーリークロスにMFヘンリク・ムヒタリアンが合わせてネットを揺らしたシュートはわずかにオフサイドでゴールならず。ド派手な打ち合いを3-3で終えた。 S・インザーギ監督はムヒタリアンのゴールがオフサイドとなった判定に疑問を抱きつつ、敵地で素晴らしいパフォーマンスを発揮した選手たちを称えた。 「我々は素晴らしい試合をした。2-0とリードすることができたしね。ただ、なぜあのゴールが取り消されたのかまだ理解できないし、後悔もしている。それでも、現時点で私が考える世界最高のチームを相手に我々が素晴らしいパフォーマンスを発揮したことはわかっている」 一方で対応に苦慮したヤマルについては「8~9年見ていなかったクオリティの選手」とベタ褒めし、脅威となっていたことを明かした。 「ヤマルは少なくとも8~9年見ていなかったクオリティの選手。彼は我々に大きな問題を引き起こした。毎回、マークを2人付かせなければならなかったが、それでも十分ではなかった。3人付かせると他の場所にスペースができ、より深い位置で守らざるを得なくなった。幸い、バルセロナも今季多くの試合をこなしていたことから時間の経過とともに彼の集中力が失われていった。後半はうまく守れたと思う」 そしてハムストリングを痛めた様子で前半で交代となったFWラウタロ・マルティネスに関しては「痛みを感じた様子だった。8試合連続で先発していてケガのリスクは高まっていた。深刻でないことを祈っているが、少し不安もある」と2ndレグの出場が微妙であることを明かした。 決勝進出を懸けた2ndレグは6日に行われる。 2025.05.01 08:45 Thu

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