リバプールがシティMFフィリップスを狙う? サウジ移籍可能性のファビーニョ後釜探し

2023.07.17 12:10 Mon
Getty Images
ブラジル代表MFファビーニョ(27)の移籍が濃厚となる中、リバプールマンチェスター・シティから選手を獲得するプランがあるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

2022-23シーズンはプレミアリーグで5位に終わり、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃したリバプール。近年の成功から考えれば、失意のシーズンとなった。

そのリバプールは、今夏の移籍市場でアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得。チームの立て直しを図っている。
ブラジル代表FWロベルト・フィルミノや元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーなど軸となっていた選手は退団したが、ここにきてキャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンにサウジアラビア行きの可能性が浮上。さらに、ファビーニョはより移籍が近づいているとされている。

アル・イテハドがファビーニョ獲得を目指しており、4000万ポンド(約72億5000万円)のオファー。リバプールは、移籍を認める模様で、ドイツへのプレシーズンキャンプからファビーニョを除外していた。
ヘンダーソンはまだ移籍の可能性が低いものの、ファビーニョが抜けるとなれば中盤の補強が必要となるが、マンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(27)に関心を寄せているという。

フィリップスは2022年夏にリーズ・ユナイテッドからシティへと完全移籍。しかし、ケガでの離脱やコンディションの問題もあり、3冠を達成したチームで公式戦21試合の出場に終わることに。先発もわずか4試合と苦しんだシーズンとなった。

昨夏の時点でリバプール移籍の可能性もあっただけに、今回の興味は以前からあったものと変わらず。ただ、フィリップスはシティ残留を望んでいるとされている。

なお、リバプールはフィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドにも関心を寄せているとされている。

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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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