ベーリー買収ストラスブールに監督交代の可能性? サン=ジロワーズ前指揮官ゲレツが後任候補に

2023.06.25 16:31 Sun
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先日にトッド・ベーリー氏率いる『BlueCo』による買収が発表されたストラスブールに監督交代の可能性が浮上している。フランス『レキップ』が報じている。

昨年5月にチェルシーを買収したコンソーシアムの『BlueCo』。ベーリー氏は以前からマルチクラブ・オーナーシップへの関心を公にしており、その言葉通りにストラスブールを買収した。

その買収発表ではマルク・ケラー会長を含む現経営陣に当面の運営を任せる意向を示していたが、若手選手が経験を積む場を増やしたいという構想を実現すべく、早くも現場介入を試みるようだ。
ストラスブールは今シーズン、成績不振を理由にジュリアン・ステファン前監督を解任。その後任に指名されたフレデリック・アントネッティ監督は、降格圏の17位に低迷していたチームを最終的に15位でフィニッシュさせて残留に導いた。

そのフランス人指揮官との契約はあと1年残っているが、『BlueCo』は若手起用にやや消極的な指揮官のスタイルを懸念し、新指揮官の招へいに動いている模様だ。
そして、現在有力な後任候補に挙がっているのが、今シーズン限りでユニオン・サン=ジロワーズの指揮官を退任したカレル・ゲレツ氏だ。

フェリス・マッズ氏の副官を務めていたゲレツ氏は、マッズ氏が退任した昨夏にサン=ジロワーズの指揮官に就任。今季はレギュラーシーズンを首位ヘンクと同勝ち点の2位で通過すると、プレーオフ1でも最後まで熾烈な優勝争いを繰り広げた。

また、初参加となった欧州カップ戦では、チャンピオンズリーグこそ予選敗退となったが、ヨーロッパリーグではウニオン・ベルリンやブラガらと同居したグループDを首位で突破し、ベスト8に導いていた。

現時点でGK川島永嗣、MF鈴木唯人の日本人選手2人の去就は不明だが、今季のサン=ジロワーズでDF町田浩樹を指導したゲレツ氏の招へいは去就に影響を及ばす可能性もありそうだ。

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チェルシーもサウジ資本と提携? ニューカッスル保有「PIF」傘下のリヤド航空

チェルシーにサウジアラビア資本が加わる可能性もあるようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 ここ1~2年で欧州サッカーへの関与を急速に強めたサウジアラビア。政府系投資基金「PIF」は2021年秋にニューカッスルの株式の過半数を買い取り、今夏は欧州5大リーグに所属するスター選手を自国リーグに引き入れようと躍起に。実質的に「PIF」が各クラブへ選手を分配している構図だ。 サウジアラビアの移籍市場は今月20日まで開かれているため、この動きがもう少し続く可能性も。そんななか、アメリカ人実業家のトッド・ベーリー氏が保有するチェルシーは、「PIF」傘下のリヤド航空と2024-25シーズンからのパートナーシップ締結に向け、協議を始めたという。 リヤド航空はまだ創業したばかりで、就航は2025年を予定。本格的な事業開始に先立って先行投資を進めているようで、先月にはアトレティコ・マドリーと複数年にわたるパートナー契約を結び、同クラブが今シーズンから着用するユニフォームの胸部分にロゴが表示されている。 チェルシーもアトレティコと同じくユニフォームの契約を目指しているとされ、リヤド航空との協議が成立した場合、シーズンあたりおよそ5000万ポンド(約92億1000万円)のスポンサー料に。ただ、現状ではプレミアリーグがこれを承認しない可能性も排除できないとのことだ。 2023.09.08 17:42 Fri
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新SD就任のユナイテッド、今夏の補強に向けた助っ人も…ライプツィヒやチェルシーでTD務めたヴィヴェル氏と短期契約へ

マンチェスター・ユナイテッドが首脳陣の陣容を固めている。『The Athletic』が報じた。 ジム・ラトクリフ新共同オーナーの下、チームだけでなくクラブ全体のテコ入れを図っているユナイテッド。1日には、ニューカッスルとの交渉が難航していたダン・アシュワース氏のスポーツ・ディレクター(SD)就任を発表した。 ここに加わると見られるのが、以前チェルシーでテクニカル・ディレクター(TD)を務めていたクリストファー・ヴィヴェル氏(37)。今夏の移籍市場における助っ人として、ひとまず短期間の契約を結ぶという。 ヴィヴェル氏はタレントの発掘や選手のリクルートに関する専門知識を提供。また、複数クラブをモデルとした運営知識を持ち込むことも期待されている。 かつてはホッフェンハイムでスカウトや分析官を務め、2015年11月からはRBライプツィヒのTDとして、全年齢層を対象としたリクルートやスカウティングを担当。レッドブル社のサッカー部門全体のチーム作りと人材採用も担っていた。 チェルシーのTDには2022年12月に就任。2022年5月からオーナーとなったトッド・ベーリー氏に代わり業務をこなしていたが、わずか半年余りの2023年7月に袂を分かっていた。 2024.07.02 22:27 Tue
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チェルシーのヴィヴェルTDがわずか半年余りで退団へ…“ガーデニング休暇”ですでに選手補強には関与せず

チェルシーのテクニカルディレクター(TD)を務めるクリストファー・ヴィヴェル氏が、就任からわずか半年余りでクラブを去ることになった。イギリス『フットボール・ロンドン』など複数メディアが報じている。 昨年5月にトッド・ベーリー氏を筆頭とするコンソーシアムに買収され、新たな時代の幕を開いたチェルシー。昨夏から今夏までの3度の移籍市場で巨額の資金を投下してきたが、昨シーズンは屈辱のプレミアリーグ12位フィニッシュなど、思うように結果を残せていない。 そういった中、昨年12月からベーリー氏に代わってTDを務めていたヴィヴェル氏が、早くもクラブを去ることが決定した。 ヴィヴェル氏はチェルシーに引き抜かれるまでRBライプツィヒのTDを務めていた人物で、全年齢層を対象としたリクルートとスカウティングを担当。また、レッドブル社のサッカー部門全体のチーム作りと人材採用も担っていた。 リクルート部門の責任者探しに奔走していたベーリー氏が、最初に招へいを決断したこともあり、今後のブルーズで重要な役割を担っていくかに思われたが、クラブはヴィヴェル氏と袂を分かつ決断を下したという。 現在、ヴィヴェル氏は“ガーデニングリーブ[高位の退職者が競合会社(クラブ)に転職(移籍)する際、元の会社(クラブ)が即座の転職(移籍)を阻止するために与える有給の長期休暇]”に入っており、退団が決定的な状態にある。 これを受け、クラブは共同スポーツディレクター(SD)のポール・ウィンスタンレイ氏とローレンス・スチュワート氏がリクルート部門のすべてを監督するというより大きな責任を担うことになるようだ。 2023.07.22 15:36 Sat

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ブライトンのアルゼンチン代表DFバルコがストラスブールに買取OP付きレンタル移籍…今季はセビージャにレンタルも9試合の出場に終わる

ストラスブールは2日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表DFバレンティン・バルコ(20)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 バルコはボカ・ジュニアーズ育ちのサイドバック。2024年1月にブライトンへと完全移籍を果たしていた。 アルゼンチン期待のSBだったが、ロベルト・デ・ゼルビ前監督の下では7試合の出場と多くの出番を得られず。ファビアン・ヒュルツェラー監督も構想に入れておらず、今シーズンはセビージャにレンタル移籍していた。 そのセビージャでも多くの出番はなく、ラ・リーガで7試合、コパ・デル・レイで2試合に出場し1アシストを記録するにとどまっていた。 2025.02.02 23:20 Sun
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モナコ移籍迫る南野拓実はリーグ・アン12人目の日本人、これまでの11人は?

今夏の移籍市場で話題の1つとなっているのが日本代表MF南野拓実(27)の移籍だ。 日本だけでなくヨーロッパでも注目された南野の移籍。どうやらリーグ・アンのモナコに加入することで決着がつくと見られ、公式発表が待たれる状態となっている。 モナコのフィリップ・クレメント監督も「非常に嬉しいよ。彼のことは長い間、知っている。我々のリストで非常に上位にいた」とコメント。南野への期待も口にするほどだ。 基本移籍金1500万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額1800万ユーロ(約25億6000万円)という取引にあり、5年契約を結ぶとされているが、これまでリーグ・アンでプレーした日本人はそこまで多くはない。 リーグ・アンに限れば南野は12人目の日本人となる。これまでの11人を並べると、意外にもしっかりとしたチームが組めるというから驚きだ。そこで、今回はリーグ・アンでプレーした11人を紹介していく。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/ligue1_japanese_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">GK</span> <span class="paragraph-subtitle">川島永嗣</span> 2016-18:メス(37試合) 2018-:ストラスブール(27試合) ワールドカップに3大会連続で出場している日本代表の守護神。今なお日本代表でプレーし、ヨーロッパで実績を残している。 大宮アルディージャでプロキャリアをスタートすると、名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレー。その後、ベルギーのリールセへと移籍すると、スタンダール・リエージュ、ダンディー・ユナイテッドと渡り歩き、2016年8月にメスへ加入した。 1人しか出られないポジションであり、なかなか出番があったりなかったりと難しい中、リーグ・アンでは61試合に出場している。 <span class="paragraph-title">DF</span> <span data-other-div="page2"></span> <span class="paragraph-subtitle">酒井宏樹</span> 2016-2021:マルセイユ(185試合/2ゴール13アシスト) 日本代表の右サイドバックであり、現在は浦和レッズに所属している酒井。リーグ・アンで最も成功した日本人として知られている。 柏レイソルから2012年7月にハノーファーへ完全移籍すると、2016年7月にマルセイユへと完全移籍。5シーズンに渡ってプレーした。 リーグ・アンでは145試合に出場し1ゴール10アシスト。代表クラブのアタッカー陣とのマッチアップでも物怖じせず、フランスで大きく成長した。 <span class="paragraph-subtitle">植田直通</span> 2020.1-:ニーム(40試合) 現在はリーグ・ドゥ(フランス2部)に所属するニームだが、植田が加入した際にはリーグ・アンに所属。9試合プレーした。 鹿島アントラーズから2018年7月にセルクル・ブルージュへと完全移籍。2021年1月にレンタル移籍で加入すると、そのまま完全移籍へと切り替わった。 リーグ・ドゥでも28試合プレーするなど、チームのディフェンスを支えている。 <span class="paragraph-subtitle">昌子源</span> 2019-20:トゥールーズ(21試合) 日本代表としてロシア・ワールドカップを戦った昌子は、大会後の2019年1月にトゥールーズへと鹿島アントラーズから完全移籍で加入した。 ハーフシーズンを戦い、新たなシーズンもトゥールーズでスタートしたが、ケガをして離脱。治療やそこからの調整で難しさを感じ、2020年2月にガンバ大阪へと完全移籍してフランスでの挑戦に幕を下ろした。 <span class="paragraph-subtitle">長友佑都</span> 2020-21:マルセイユ(29試合1アシスト) わずか1シーズンの挑戦に終わったフランスでのプレーだが、半年間のブランクがあった中でしっかりとプレーできたのは豊富な経験からだろう。 FC東京から2010年7月にチェゼーナへとレンタル移籍すると、わずか半年後の2011年1月にインテルへと完全移籍。インテルでは左サイドバックのレギュラーに定着した。 その後、ガラタサライへの移籍を経験。チームの登録メンバーから外される苦境を経験した中、2020年8月にマルセイユへと加入。ブランクを埋める難しさはあったが、アンドレ・ビラス=ボアス監督に重宝され、ホルヘ・サンパオリ監督に交代後もプレーしたが、シーズン終了後に古巣のFC東京へと復帰した。 <span class="paragraph-title">MF</span> <span data-other-div="page3"></span> <span class="paragraph-subtitle">松井大輔</span> 2004-08:ル・マン(130試合17ゴール18アシスト) 2008-09:サンテチェンヌ(27試合1ゴール2アシスト) 2009-10:グルノーブル(48試合6ゴール5アシスト) 2011-12:ディジョン(3試合) 現在はフットサルとの二刀流も話題の松井。京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)から2004年9月にル・マンへと完全移籍。そこからフランスでのキャリアがスタートする。 フランスのクラブで最もプレーした松井。リーグ・アンでは通算148試合に出場し17ゴール25アシストを記録した。 ル・マン時代には“ル・マンの太陽”とも呼ばれ、国内で高い評価を得ていたが、サンテチェン移籍で失敗。グルノーブルでは2部降格を経験するなど難しい時期を過ごし、ディジョンでも監督との確執などで出番はなく終わった。 <span class="paragraph-subtitle">稲本潤一</span> 2009-10:スタッド・レンヌ(5試合) アーセナルやフルアム、WBA、カーディフ・シティなどイングランドでのプレー経験が長い稲本は、ガラタサライ、フランクフルトを経て、2009年7月にスタッド・レンヌに加入した。 わずか半年の挑戦に終わったが、リーグ・アンでは5試合に出場。その後に川崎フロンターレへと移籍し、Jリーグでプレーを続けた。 現在は関東サッカーリーグ1部の南葛SCでプレーしている。 <span class="paragraph-subtitle">中田浩二</span> 2005-06:マルセイユ(15試合) 2005年1月に鹿島アントラーズから完全移籍でマルセイユへと加入した中田。日韓ワールドカップで日本代表を指揮し、初のベスト16進出に導いたフィリップ・トルシエ氏が指揮を執っていたこともあり、フランスへと移籍した。 日本代表では3バックの左、鹿島でも左サイドバックでプレーしていた中、マルセイユではボランチで起用されることが多かったが、わずか15試合の出場に。リーグ・アンでは9試合の出場に終わった。 その後、バーゼルへと完全移籍。最後は古巣の鹿島に戻り2015年1月に現役を引退した。 <span class="paragraph-subtitle">廣山望</span> 2003-04:モンペリエ(8試合) ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)でキャリアをスタートした廣山だが、その後は、パラグアイのセロ・ポルテーニョ、ブラジルのスポルチ・レシフェ、ポルトガルのブラガでプレー。2003年7月にモンペリエに加入した。 わずか1年の在籍だったが、リーグ・アンで7試合に出場。リーグ・アンで初めてプレーした日本人として知られている。 なお、1年で退団し東京ヴェルディへと移籍した。 <span class="paragraph-title">FW</span> <span data-other-div="page4"></span> <span class="paragraph-subtitle">伊藤翔</span> 2007-2010:グルノーブル(5試合) 中京大中京高校からアーセナルのトライアウトに参加。アーセン・ヴェンゲル監督に気に入られたが、労働許可が下りずに入団を断念。高校卒業後に当時2部のグルノーブルに加入した。 当時日本企業がオーナーでもあったが、高卒選手ではなかなか出番が得られず。チームは1部に昇格するもほとんどプレーできず、リーグ・アンではわずか1試合の出場に終わった。 2010年7月に清水エスパルスへと完全移籍。その後、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、横浜FC、松本山雅FCでプレーしている。 <span class="paragraph-subtitle">オナイウ阿道</span> 2021-:トゥールーズ(43試合12ゴール4アシスト) まだリーグ・アンでデビューは果たしていないが、トゥールーズのリーグ・ドゥ(フランス2部)優勝に大きく貢献した1人だ。 2021年7月に横浜F・マリノスから完全移籍で加入すると、リーグ・ドゥでプレー。38試合で10ゴール2アシストを記録。また、クープ・ドゥ・フランスでも5試合に出場し2ゴール2アシストを記録するなど、チームの軸として活躍した。 見事に昇格を果たしたトゥールーズ。新シーズンのリーグ・アンでオナイウがどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。 なお、リーグ・ドゥでプレーした日本人は鈴木規郎(アンジェ)、梅崎司(グルノーブル)、大黒将志(グルノーブル)、澤井直人(アジャクシオ)の4名がいる。 2022.06.26 22:40 Sun
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「ペトロビッチをレンタル先から呼び戻そう」チェルシーOBが古巣に呼びかけ…背景にクラブ内外で募るサンチェスへの不満

チェルシーはセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチ(25)を手元に呼び戻すべきなのか。 23-24シーズンに米国MLSからチェルシー入りしたペトロビッチ。当初は控えながら、GKロベルト・サンチェスの故障を境に起用されだし、リーグ第16節から最終節まで23試合連続でフル出場…最後尾のポジションを守り抜いた。 しかし今季、セービング能力はともかく、足元のスキルを疑問視される形で、リーグ・アンのストラスブールへレンタル放出されることに。英国ビッグクラブの正守護神が、仏1部で残留争いも珍しくない中堅どころへ貸し出された。 その一方、チェルシーに残るサンチェスはパフォーマンスがグラつき、サポーター評が著しく低下中。片やペトロビッチ、今季はなかなか話題に上がらないのも仕方ないが、足元の技術が向上中と英仏両国で伝えられている。 イギリス『talkSPORT』の番組『Inside Chelsea』に主演した元チェルシーDFジェイソン・カンディ氏は「今冬中にペドロビッチをレンタルバックさせたほうがいい」と主張する。 「ペトロビッチを途中で呼び戻す選択肢、権利はチェルシーにあるのだろうか…私が今とても気になっていることだ。よくわからないんだが、トレヴォ・チャロバーは途中で復帰しただろう。ペトロビッチはどうなんだ」 「もし私がチェルシーで仕事をしているなら、真剣にペトロビッチの早期復帰を検討するはずだ。それがクラブの現状だと捉えている」 チェルシーのサンチェスに代わる選択肢としては、ペトロビッチのほか、2番手の22歳GKフィリップ・ヨルゲンセン、レンタル先のボーンマスで比較的充実するGKケパ・アリサバラガ。 サンチェス本人はもちろん、同選手にこだわり続けるエンツォ・マレスカ監督への不満もクラブ内外から漏れ伝わっている。 2025.01.30 22:01 Thu
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PSGがアカデミーあがりのSBダグバと2025年まで契約延長 ストラスブールに1年レンタルも決定

パリ・サンジェルマン(PSG)は6日、フランス人DFコラン・ダグバ(23)との契約延長および、ストラスブールへのローン移籍を発表した。新たな契約は2025年6月30日までとなる。 元U-21フランス代表のダグバはPSGのアカデミー出身者で、2017年7月にプロ契約。右サイドバックが本職で、2018-19シーズンからトップチームに帯同するようになり、2020-21シーズンにキャリアハイの公式戦33試合に出場した。 ただ、昨季は大きく出番を減らして、公式戦6試合のプレーのみに。そうしたなか、PSGとの契約を更新して、ストラスブールに2022-2023シーズンの1年レンタルで加わることが決まった。なお、新天地では背番号「2」を着用する。 2022.07.07 08:45 Thu
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ストラスブール、オーストリアで注目集めた逸材FWエメガを獲得

ストラスブールは22日、シュトゥルム・グラーツからU-20オランダ代表FWエマニュエル・エメガ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 エメガはトーゴ人の父親とナイジェリア人の母親の元、オランダで生まれ育った。スパルタ・ロッテルダムの下部組織からファーストチームデビューを飾ると、2022年1月にベルギーのロイヤル・アントワープに完全移籍。だが、その新天地ではほぼプレー機会を得られず、昨年8月にわずか半年余りでシュトゥルム・グラーツへ移籍した。 その新天地1年目では公式戦36試合10ゴール5アシストの数字を記録。195cmの長身ながらも左右のウイングでもプレー可能なスピード、突破力を有しており、長いリーチを生かしたボールキープや背後への飛び出しが持ち味。将来的にはイングランド代表FWタミー・エイブラハムのようなタイプのストライカーへの成長が見込まれる。 今夏の移籍市場ではセリエAの複数クラブの関心を集めたが、新天地はチェルシーの現オーナーであるトッド・ベーリー氏を中心とするコンソーシアムによって買収されたストラスブールとなった。 2023.07.23 17:00 Sun

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