古橋亨梧がプレミア挑戦か? トッテナムが45億円程度を用意し、移籍噂のエース後釜に検討へ…新監督も去就に影響か

2023.06.04 22:05 Sun
Getty Images
日本代表FW古橋亨梧(28)がプレミアリーグに挑戦する可能性があるという。

2021年夏にヴィッセル神戸からヨーロッパへと渡り、セルティックでプレーしている古橋。すぐにチームの得点源となるも、1年目はシーズン途中に負傷し、多くの試合を欠場した。

迎えた2年目の今シーズンは開幕からゴールを量産。チームは、スコティッシュ・プレミアシップ、スコティッシュカップ、スコティッシュリーグカップの国内3冠を達成。古橋は27ゴールを決めてリーグ得点王に輝くなど、シーズン50試合で34ゴールを記録し、大躍進のシーズンとなった。
来シーズンもセルティックのエースとしての活躍が期待される一方で、当然他のクラブもその得点力に目をつけている。そんな中、イギリス『サン』がプレミアリーグ挑戦の可能性を報道。イングランド代表のエースの後釜になると報じた。

セルティックと古橋の成功の裏にあるのは、アンジェ・ポステコグルー監督の存在。横浜F・マリノスの監督時代から目をつけていた古橋を呼び寄せ、見事にエースとして躍動。ただ、そのポステコグルー監督は、トッテナムから関心が寄せられている。
アントニオ・コンテ監督が解任され、新シーズンは新たな監督を探しているものの、候補者にはことごとく断られている。

その中で最有力候補にあがっているのがポステコグルー監督。本人は去就については触れていないが、トッテナム側は自信を示しており、セルティックのシーズンが終わったこともあり、来週にも発表する可能性があるとされている。

そして『サン』の指摘によると、ポステコグルー監督が古橋を呼び寄せる可能性が高いとのこと。自身が信頼を置くストライカーを連れてくることはよくあることで、古橋は大きなステップアップを果たすことになるかもしれない。

トッテナムにはイングランド代表FWハリー・ケインがエースとして君臨。しかし、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を示し、そろそろチャンピオンズリーグ(CL)での結果を求めたいケインが退団を望んでいるという話が出ている。

契約も2024年夏までとなっており、延長交渉が上手くいっていない状況。フリーで手放すぐらいならばと、今夏移籍する可能性が大きく騒がれている。

エースが不在となる中で、仮に新監督にポステコグルー監督が就任するとなれば、古橋の移籍も加速するはず。2500万〜3000万ポンド(約43億7000万〜52億3000万円)の移籍金を用意するという。

果たしてどうなるのか。ケインの移籍、ポステコグルー監督就任が条件とはなりそうだが、プレミアリーグにまた1人、日本人選手が加わる可能性がありそうだ。

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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える

現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat
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2季連続CL出場に望みを繋いだアストン・ビラ、エメリ監督「良い気分で最高の瞬間を迎えている」

アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が16日に行われ、2-0で勝利したプレミアリーグ第37節トッテナム戦後にコメントした。 連勝でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位チェルシーに前節勝ち点で並んだ6位アストン・ビラ(勝ち点63)は、ヨーロッパリーグ決勝を控えるトッテナムに対し、ポゼッションする展開とするとゴールレスで迎えた後半の59分にCKからDFエズリ・コンサが決めて先制。 そして73分、MFブバカル・カマラが追加点を決めてリードを広げ勝利とした。3連勝で暫定5位に浮上し、最終節マンチェスター・ユナイテッド戦を迎えることになったアストン・ビラ。 2季連続のCL出場に望みを繋げた中、エメリ監督はまず無敗記録を21試合に伸ばした要塞ビラ・パークでのサポーターの後押しに感謝した。 「サポーターにはとても感謝している。ここでは力強く、快適にプレーできている。プレミアリーグでは今季のホーム初戦だったアーセナル戦しか負けていない。サポーターの皆さんを誇りに思う。彼らからエネルギーをもらい、シーズンを通して我々を支えてくれた」 そして第27節終了時には10位まで落ち込んだものの、最終節にCL出場の望みを繋げた今季のプレミアリーグを振り返った。 「徐々にチーム状態が良くなった。もちろん、道中に引き分けもあって勝ち点を落としたが、それを受け入れなければならない。我々はこれまでの37試合、概ね安定して戦えた。そして今、良い気分で最高の瞬間を迎えている」 「プレミアリーグは我々が重視している最も重要な大会だ。プレミアリーグを通じてヨーロッパの大会に出場するという目標を実現できるからだ。来季のヨーロッパ行きは決まっているが、CL出場権を争っている。マンチェスターでの最終戦でその権利を得られるチャンスとなった。できる限りのことは全てやっている」 2025.05.17 08:00 Sat

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