曺貴裁凱旋の京都が木下康介のJ1初ゴールなどで連勝!決定力不足露呈の湘南は開幕以降未勝利【明治安田J1第4節】
2023.03.12 17:05 Sun
明治安田生命J1リーグ第4節、湘南ベルマーレvs京都サンガF.C.が12日にレモンガススタジアム平塚で行われ、2-0でアウェイの京都が勝利した。開幕戦の大勝以降は追い付かれてのドローが続く湘南は、岡本拓也と山本脩斗が今季初スタメンに。一方の京都は対照的に開幕2戦を無得点で終えたが、前節FC東京戦では2ゴールを奪って今季初勝利を手にしている。
曺貴裁監督含め、白井康介や金子大毅、山崎凌吾と、元湘南勢を複数擁する京都。互いに前線からアグレッシブな守備をするという似通った一面を持つ者同士の対戦は、中盤での激しさが目を惹き、FKの数も伸びがちに。
湘南は3分にFKから町野修斗がヘッドを見せ、19分にはスローインを起点に町野のフリックからタリクがフィニッシュ。だが、GK若原智哉の好セーブに阻まれた。
プレス回避のために足の長いパスが増加する展開の中で、40分には小野瀬康介がカットインから左足と、前半はホームチームのチャンスが目立った。
先手を取られた湘南はCKから山本、さらには小野瀬のミドルと反撃に転じたものの、逆手に取った京都がカウンターから74分に追加点を奪取。抜け出したパトリックが体の強さを生かして平岡大陽に競り勝つと、折り返しを川崎颯太がスルーして山田楓喜が狙いすました左足の一撃を叩き込んだ。
リードを広げられた湘南は焦りも出始めたか終盤には拙攻が目立ち、ファウルでプレーを止めて自ら首を絞めることに。試合が動くまでのチャンスを逸し続けた湘南は初黒星を喫し、危なげなく逃げ切った京都が連勝で星を五分に戻している。
湘南ベルマーレ 0-2 京都サンガF.C.
【京都】
木下康介(後10)
山田楓喜(後29)
曺貴裁監督含め、白井康介や金子大毅、山崎凌吾と、元湘南勢を複数擁する京都。互いに前線からアグレッシブな守備をするという似通った一面を持つ者同士の対戦は、中盤での激しさが目を惹き、FKの数も伸びがちに。
プレス回避のために足の長いパスが増加する展開の中で、40分には小野瀬康介がカットインから左足と、前半はホームチームのチャンスが目立った。
後半開始早々にもCKからファーで杉岡大暉と、湘南がいい入りを見せたかに思えたが、試合を動かしたのは京都。55分、福岡慎平が右サイドの高い位置でセカンドボールを拾い、追い越した白井を使うと、ニアへのクロスに木下康介が右足で合わせた。前節はVARでゴールを取り消された木下だったが、これが正真正銘、加入後初ゴールかつJ1初得点となった。
先手を取られた湘南はCKから山本、さらには小野瀬のミドルと反撃に転じたものの、逆手に取った京都がカウンターから74分に追加点を奪取。抜け出したパトリックが体の強さを生かして平岡大陽に競り勝つと、折り返しを川崎颯太がスルーして山田楓喜が狙いすました左足の一撃を叩き込んだ。
リードを広げられた湘南は焦りも出始めたか終盤には拙攻が目立ち、ファウルでプレーを止めて自ら首を絞めることに。試合が動くまでのチャンスを逸し続けた湘南は初黒星を喫し、危なげなく逃げ切った京都が連勝で星を五分に戻している。
湘南ベルマーレ 0-2 京都サンガF.C.
【京都】
木下康介(後10)
山田楓喜(後29)
1
2
岡本拓也
山本脩斗
白井康介
金子大毅
山﨑凌吾
町野修斗
若原智哉
小野瀬康介
杉岡大暉
福岡慎平
白井康介
木下康介
パトリック
平岡大陽
山田楓喜
川﨑颯太
湘南ベルマーレ
京都サンガF.C.
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右サイドを制圧した湘南DF岡本拓也、J2降格を思い出し涙…「リベンジしたいと思っていた」《ルヴァンカップ》
▽湘南ベルマーレは27日、埼玉スタジアム2002で行われた2018JリーグYBCルヴァンカップ決勝で横浜F・マリノスに1-0で勝利。大会初優勝を飾った湘南が1994年に天皇杯を制した以来のメジャータイトルを獲得した。 ▽試合後、右サイドから幾度となくチャンスを作ったDF岡本拓也がミックスゾーンでの取材に応対。2016年に経験したJ2降格を思い出すと、涙を流し、「リベンジしたいと思っていた」と語った。 ◆DF岡本拓也(湘南ベルマーレ)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181027okamoto_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>──ルヴァンカップ優勝について 「感無量です」 ──曺貴裁監督は会見で「絶対優勝する」と試合前に感じていたことを明かしたが 「曺の言葉がスッと入ってきましたし、優勝するんだろうなという雰囲気はありました」 ──チームは最初の1分間で2本もシュートを打ったが 「立ち上がりから積極的にいくのがうちのスタイルです。前半が全てだと思います」 ──若い選手も多い中、緊張があまり見られなかったが 「緊張はしました。ただ、埼玉スタジアム2002での試合でしたし、慣れ親しんだ場所なので、このピッチでプレーできることに感謝しながらやっていました」 ──リーグ戦では2試合連続アディショナルタイムに失点することもあったが、今日の試合の後半ではその成長を見せることができたのでは 「そうですね。後ろの選手が踏ん張ってくれて、体を張ってくれてました。クロスは多少上げさせても良いくらい後ろは堅かったです。こちらもすごくやりやすかったです」 ──エレベータークラブと呼ばれながらのタイトル獲得だが 「そうですね。ただこの後の戦いがすごく大事です。中2日で2試合があります。すぐに切り替えてやりたいと思います」 ──幾度もJ1クラブの壁を感じながら、今回J1昇格初年度でタイトル獲得 「2016年に悔しい思いをして、やはり降格させてしまった責任をすごく感じました。J1に上げて、リベンジしたいなと思っていました。まだリーグ戦はありますけど、このチームでタイトルを獲れて良かったなと思います」 ──やればできるということを示せたのではないか 「そうですね。お金があるクラブが全てではないですし、本当にベルマーレの良さが存分に出た試合だったと思います」 ──ご自身の古巣である浦和レッズの本拠地でタイトルを獲得したが 「このスタジアムはいつも自分の力以上のものを引き出してくれます。今日も立ち上がりからアグレッシブに行けたのも、このスタジアムのおかげかなと思います。この埼玉スタジアムで決勝戦をプレーできて本当に良かったです」 ──選手から前半から飛ばしていくぞという感じだったか 「自然に出た感じだったと思います」 ──気負いはなかったか 「多少はあったと思いますけど、立ち上がりですごくチャンスを作れたのが大きかったのかなと思います」 2018.10.27 23:49 Sat5
湘南、21歳DF石原広教ら3選手がキャプテンに就任! 「先頭に立って引っ張っていきたいと思います」
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