なでしこジャパン池田太監督、強豪と対戦のアメリカ遠征で「勝負にこだわりベースの確認を」W杯へのシミュレーションも

2023.02.08 20:40 Wed
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©︎CWS Brains, LTD.
SheBelieves Cupに臨むなでしこジャパンの池田太監督が、大会展望を語った。

8日、日本サッカー協会(JFA)はアメリカ遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー発表会見を実施。バイエルンの熊谷紗希やイングランドでプレーする岩渕真奈(トッテナム)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らに加え、初招集のDF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)とDF石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)を含む23名が発表された。

SheBelieves Cupはアメリカサッカー連盟(USSF)の主催により、16日から22日にかけてアメリカで開催される国際親善大会で、日本は3大会ぶりに参加。今年は日本、アメリカ女子代表のほか、カナダ女子代表、ブラジル女子代表の計4チームが参加し、1回戦総当たりで順位を決定する。
なでしこジャパンは今回のアメリカ遠征を終えると、4月の活動を挟んで7月にはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の本番を迎えることとなる。

10月の国内での親善試合、11月のスペイン遠征では3バックを採用し、戦術の幅は広がったものの、強豪国相手には苦戦を強いられているという現実が立ちはだかる。指揮官は「相手とのマッチアップの関係性はありますけど、3バックでトライするストロングとそれによって自分たちが気をつけないといけないところは整理していきたい」と語り、FIFAランキング上位国との対戦を通じてチームに刺激や気づきをもたらしたいとも述べた。

「3試合それぞれ相手を分析してトライしていくんですけれど、まず自分たちの積み上げてきたこと、我々もシステムなど色々な形をトライしている中で、どういった相手・形であっても大切にしていきたいもの、共通項を増やす・確認する、そういったチームのベースをもう1回、遠征を通じて選手たちと共有できればなと考えています」

一方で、システムについては「そこまでこだわっていない」とも。重きを置くのはチームの基盤としている切り替えの早さやアグレッシブに奪いにいく姿勢であると強調する。

「(最終ラインが)3枚であろうと4枚であろうと、自分たちの守備のベースとなる部分や攻撃に関わりのあるコンビネーションを作っていきたい。そこまでシステムにこだわっているわけではないですが、10月、11月で積み上げてきたものをこの大会で試すチャンスでもあると思いますし、試合の中で変化を起こすことも考えています。けれど、そこは試合の状態や選手との話の中で考えていきたい」

「3試合に向かうにあたって、いろいろなことを試す中でもベースとなる切り替えの早さや、大きなコンセプトであるゴールやボールを奪いにいくアグレッシブさを、システムに関係なく1人1人が持っている(ことが重要)。ランキング上位の相手にどこまでできるか、勝負にこだわるのはもちろんですが、そういうところ見ながら、ベースの部分を確認できたらなという位置づけもあります」

同時に、W杯までの時間は限られる中で、編成や見極めにも触れた。

長距離移動を含む中2日での3連戦は、本大会へ向けた重要なシミュレーションとなる。試合中だけでなく、オフザピッチにおける選手の立ち居振る舞いも確認し、不測の事態に対する備えやスタッフ間の準備などに関しても有用にしたいと述べた。

「2月の活動、4月の活動で、もう7月。活動の期間と試合数を考えると、いろいろなことを試すのと同時にチーム作りも進めないといけない。選手選考という意味でも個々のパフォーマンスを確認できたらなと思います」

「試合の中、トレーニングの部分もそうですし、試合に出場できなかったとき、どういったプレーを見せてくれるのか、オフザピッチでの振る舞いがどうなのか。W杯(の開催期間)は長いですしいろいろなことが起こりうるので、いろいろなシチュエーションのところ、試合だけの選手を見るのではなく、全般的に見て戦っていきたいなと思っています」

「移動して試合と試合の間のリカバー、コンディションの回復をどうするのか。大会でもそうですけれど、短い期間で次の相手に対してどう準備していくのかの考え方も含めてシミュレーションやトライができるのではないかと思っています」

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「ついにこの瞬間がやって来ました」WE優勝の浦和L栗島朱里が歓喜!あの"伝統芸"がレディースでついに完成か「こだわり抜いたこの真顔」

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なでしこFW浜野まいかが勝利の立役者に!技巧トラップからの逆転弾含む圧巻2ゴールでカップ戦決勝に弾み

ハンマルビーIFに所属する浜野まいかが逆転勝利を導いた。 チェルシーからの期限付き移籍で研鑽中の浜野は、2日に行われたダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)第11節、IFKノルシェーピングとのホームゲームでフル出場。2ゴールを挙げる活躍を披露した。 12分に先制を許したハンマルビーは31分、バイタルエリア左からノルウェー女子代表MFワイルド・ハスンドがグラウンダーのクロスを送り、こぼれ球を浜野が蹴り込んで1点を返すと、折り返しての55分には再び浜野がネットを揺らす。 敵陣中央でのFKを獲得したハンマルビーは、オーストラリア女子代表MFカイラ・クーニークロスが柔らかいキックで左ポケットへ浮き球を供給。反応した浜野が右足アウトサイドで巧みにコントロールし、左足で右隅へと流し込んだ。 浜野は7試合ぶりの2ゴールで、リーグ戦通算6得点に。チームのトップスコアラーに躍り出た。 開幕6連勝後に4戦未勝利と足踏みしていたハンマルビーだが、このまま逆転勝ちを収め、5試合ぶりに白星を獲得。勝利の立役者へは試合後にサポーターからも大声援が贈られ、インターネット上でも「この2点目のトラップはエグい」、「ワールドカップではエースの一人になるだろう」、「私たちの小さなビッグプレーヤー」など、称賛の声が寄せられた。 6日に行われるヘッケンとのスヴェンスカ・カップ決勝戦へ向けて弾みを付けたハンマルビー。浜野のゴール、さらには海外での初タイトル獲得にも期待は膨らむ。 <span class="paragraph-title">【動画】浜野まいかが2得点!正確コントロールショットに絶妙トラップからの逆転弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PHecLdmQP-o";var video_start = 90;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】サポーターに大歓迎される浜野まいか</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="sv" dir="ltr"> &quot;Maika, Maika, ge oss en sång!&quot;<br><br> Se hela slutscenerna här: <a href="https://t.co/sAqPSYCC4A">https://t.co/sAqPSYCC4A</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Bajen?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Bajen</a> <a href="https://t.co/qJBSSE6GSI">pic.twitter.com/qJBSSE6GSI</a></p>&mdash; Hammarby Fotboll (@hammarbyfotboll) <a href="https://twitter.com/hammarbyfotboll/status/1664746892327112704?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.04 18:20 Sun
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チーム唯一フル出場中、浦和Lの19歳石川璃音はWE初制覇にも慢心せず「常に一定のプレーができるように」 W杯メンバー入りへは「優勝したら見てくれる」

WEリーグ初優勝を決めた三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンDF石川璃音が、試合を終えての想いを語った。 浦和は3日、Yogibo WEリーグ第21節で大宮アルディージャVENTUSと浦和駒場スタジアムで対戦。4-0で勝利を収めた。 引き分け以上で優勝が決まるという状況下、序盤から攻勢を強めた浦和は立ち上がりからシュートシーンを量産し、24分に猶本光の絶妙なループシュートで先制点を挙げた。 前半終了間際には島田芽依が追加点を奪うと、後半には相手のミスに乗じて清家貴子が2ゴールをマーク。守っても無失点で90分を終え、文句なしの勝利でWEリーグ初優勝を達成した。 この日も先発フル出場を果たし、クリーンシートに貢献した石川は、詰めかけた約5000人のファンに感謝。「今日は優勝を懸けた試合でしたが、すごい大きな声援を送ってもらったので、きつい時間もサポーターさんのおかげで乗り越えることができました。その中で優勝できて良かったです」と、大声援が背中を押してくれたと語った。 開幕前のオフには主軸の南萌華がローマへ移籍し、高橋はなも2022年11月の代表活動中に右ヒザの前十字靭帯を損傷。苦しい台所事情の中で最終ラインを支えたのが19歳の石川と40歳の安藤梢というセンターバックコンビだ。 特に石川はここまでチーム唯一のリーグ戦全試合フル出場。2022年のU-20女子ワールドカップ(W杯)を経て、目を見張る成長を遂げているが、向上心は尽きない。 「まだまだやらなきゃいけないこと、今日も1つミスをしてから立ち直り切らずまた繰り返してしまったというか、(即座に気持ちを切り替えることは)まだ自分に必要なところだと思いますし、常に一定のプレーができるようなプレーヤーになりたいと思います。このチームは自分が失敗しても『大丈夫だよ』と声を掛けてくれるので、今日も乗り越えることができました」 周囲のサポートやベテラン勢の行動からも得るものが多く、「今回の試合もクラブハウス出発前に先輩方が集まって、(相手の)この選手はこういう(特徴のある)選手っていうのをみんなでコミュニケーションをとっていて、さすがだなというか、そういうのを自分から発せられるようにならなきゃなと感じますし、一緒にやれることはすごい嬉しいです」と、ともに戦える喜びも口にする。 WEリーグ優勝を達成したチームで出場機会を得ていることは、自信にもつながっているようだ。13日には今夏のオーストラリア&ニュージーランド女子W杯へ向けたなでしこジャパンのメンバー発表が行われるが、名を連ねるか否かは、トピックの1つとなるだろう。 「やっぱり優勝したら(池田太)監督も見てくれますし、そういう意味では浦和レッズレディースにいることはすごくありがたいこと。メンバー発表では入るか入らないかで、へこんだり悩んだりすることはありました。そんな中で安藤(梢)さんと(猶本)光さんが相談に乗ってくれて、『そういうところに目を向けるのではなく、(代表メンバーに)入ってどういうプレーをするのかを考えてやるんだよ』って言われて、それからは入るか入らないかは監督次第だと考えて、自分にできることを練習から悩みなくプレーできたのかなという感じです」 2023.06.04 08:20 Sun
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浦和Lの守護神、前節からのリバウンドメンタリティでPOTM選出のGK福田史織「梢さんが泣いているのを見て優勝したと感じた」

三菱重工浦和レッズレディースのGK福田史織が歓喜の瞬間を振り返った。 浦和は3日、Yogibo WEリーグ第21節で大宮アルディージャVENTUSと浦和駒場スタジアムで対戦。4-0で勝利を収めた。 引き分け以上で優勝が決まるという状況下、序盤から攻勢を強めた浦和は立ち上がりからシュートシーンを量産し、24分に猶本光の絶妙なループシュートで先制点を挙げた。 前半終了間際には島田芽依が追加点を奪うと、後半には相手のミスに乗じて清家貴子が2ゴールをマーク。守っても無失点で90分を終え、文句なしの勝利でWEリーグ初優勝を達成した。 今季の浦和は安藤梢や柴田華絵らベテラン勢に島田芽依や石川璃音といった若手が融合。その1人が今季のリーグ戦19試合中18試合でゴールを守っている福田だ。 池田咲紀子の長期離脱により、出場機会を得ることとなったが、当初は「緊張で自分が出て大丈夫なのかなと思った」と話すように不安定さも散見された。ただ、試合を重ねるごとに「メンタルとクロス対応がすごい成長した」と頼もしさが増していった。 前節は勝てば優勝が決まるという状況下、アウェイでのAC長野パルセイロ・レディース戦で逆転負け。ゴールマウスを守っていた福田は気持ちが「すごい沈んだ」ようだが、「振り返ってやらなきゃっていう気持ちで頑張りました」と、リバウンドメンタリティを発揮。大宮V戦ではクリーンシートを達成し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出された。 「長野(戦)の日と次の日くらいはすごい沈んで、やっと月曜日にちょっと復帰して火曜日からは練習が始まるので、振り返ってやらなきゃっていう気持ちで頑張りました」 「前回の長野の試合では、最後の方は押されて蹴っても全然ラインアップができなかったので、そこはすごく今週意識して、ちょっとでも(相手が)下がったらラインアップするように意識していました」 優勝の要因にチーム力を挙げた新守護神は、歓喜のホイッスルをどう感じたのだろうか。 「いつもの勝ちと同じような感じで、嬉しいは嬉しいんですけど、なんか優勝が嬉しいっていうよりは勝って良かったなっていうのが率直な感じで、そこから(安藤)梢さんが泣いているのを見て、『優勝したんだな』と感じました」 「梢さんはいつも『ナイスナイス』ってすごい褒めてくれたり、後ろからもたくさん声掛けをしてくれるので、体を張ったプレーでもそうですし、精神面でも本当に梢さんには支えてもらっています」 2023.06.04 07:35 Sun
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「本当に幸せだなって」浦和Lキャプテン柴田華絵がファンに感謝、スタンドでのトロフィーリフトも「優勝は皆さんのおかげ」

チームをまとめた三菱重工浦和レッズレディースのキャプテン、MF柴田華絵がWEリーグ初優勝を決めた一戦を振り返った。 浦和は3日、Yogibo WEリーグ第21節で大宮アルディージャVENTUSと浦和駒場スタジアムで対戦。4-0で勝利を収めた。 引き分け以上で優勝が決まるという状況下、序盤から攻勢を強めた浦和は立ち上がりからシュートシーンを量産し、24分に猶本光の絶妙なループシュートで先制点を挙げた。 前半終了間際には島田芽依が追加点を奪うと、後半には相手のミスに乗じて清家貴子が2ゴールをマーク。守っても無失点で90分を終え、文句なしの勝利でWEリーグ初優勝を達成した。 試合直後のフラッシュインタビューで柴田は「嬉しいの一言です」と簡潔に気持ちを表現した。 今季の浦和は守護神のGK池田咲紀子の離脱や主軸センターバックであった南萌華のローマ移籍に加え、ディフェンスリーダーとして白羽の矢が立っていた高橋はなもなでしこジャパン活動中にヒザの前十字靭帯を損傷し、離脱を余儀なくされていた。 それでも、リーグ戦開幕前のWEリーグカップ決勝では3点のビハインドを跳ね返して優勝を決めたように、リーグ屈指の攻撃力に加え、試合を重ねるごとに逆境をはねのけるメンタリティが着実に備わってきた。 「試合をこなしながら本当に良くなっていったと思ったので、出た選手出た選手が自分の持ち味を出せるようにみんなで前向きに戦ってこられたなと思います。もう少し質の部分であげられたらなっていうのはあるんですけど、厳しい戦いや難しい試合も勝ち切れたところはすごくよかったと思います」と、中盤だけでなくチームを支えたキャプテンは語る。 「やっぱり先週長野さん(AC長野パルセイロ・レディース)に負けたこともあって、(この試合に限らず)勝つんだという気持ちの部分が一番大事かなと思いました」との言葉通りに、大宮V戦では4得点を奪っての快勝で見事なバウンスバックを果たし、優勝を手にした。 2011年に浦和へ加入し、在籍13年目を迎える柴田にとって、2014年、2020年のなでしこリーグ制覇以来となるトップリーグ3度目、WEリーグとしては初のトロフィーについては「重たかったです」とのこと。優勝セレモニー後のサポーターへの挨拶時にはスタンドへと移動し、ファンとともにトロフィーを掲げる姿も。「本当に喜んでくれました。本当に幸せだなって感じましたね」と感慨に浸った。 「本当にいつもたくさんの応援、今日も本当にたくさんの応援をいただいてパワーになりました。優勝は本当に皆さんのおかげです、ありがとうございます」 <span class="paragraph-title">【写真】スタンドに入りサポーターとトロフィーを掲げる柴田華絵</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/shibata20230603_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/shibata20230603_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:超ワールドサッカー 2023.06.03 23:43 Sat
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