新体制になって初招集のなでしこジャパンDF松原有沙、W杯へ意気込み「自チームで結果を残すのが一番」
2022.04.09 22:28 Sat
なでしこジャパン候補メンバーが4日からトレーニングキャンプをスタート。9日には合宿6日目を迎えた。
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃すことに。それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
明日のトレーニングマッチで合宿が終了する中、DF松原有沙(ノジマステラ神奈川相模原)が合宿を振り返った。
池田太監督になってからは初めてなでしこジャパンに招集された松原。「久々の活動になって、池田監督になって初めて合宿に参加させてもらって、監督が代わったことによってなでしこジャパンとしての戦い方、戦術も変わってくると思っていたので、どれだけ早くそのサッカーに馴染めるかを一番に意識していました」とコメント。合宿に関しては、「トレーニングを積む中で新しく初めてやるメンバーも、今までやって来たメンバーもいて、本当に声の掛け合い、いかに話し合うかが凄く大事だなと思いながら、なでしこジャパンとして目指しているサッカーに順応できるように取り組んでいます」と、しっかりと新たなサッカーを吸収すべく取り組んでいるとした。
合宿も残り1日。ここまでの手応えは「できている部分とまだまだできていない部分があるのは感じています」とコメント。「個人的に球際の部分は自分の長所として持っていて、「奪う」というのがなでしこジャパンの1つのチームコンセプトである中で、自分自身が強みとして出している部分でもあるので、そこは意識して取り組んでいます」と、守備の局面でのボール奪取を意識しているとし、「男子との練習試合でも行けている部分はありました」と、トレーニングマッチでもできていたことを振り返った。
この代表で見せていきたい部分については「自分の長所としている部分はみんなに知ってもらいたいですし、こういうプレースタイルもあるんだなと。自分はロングボールが得意なので、幅が広がれば良いなと思っています」とコメント。年齢は上の方になっているが「年齢関係なくここに集まっているメンバーは能力があって来ている選手ばかりなので、自分が凄く刺激を受けているので、切磋琢磨しながらやっていきたいと思います」と、松原自身も多くのことを吸収していきたいと語った。
昨年10月に始動した池田体制。松原は悔しい気持ちもありながら見ていたという。
「自分自身ケガというのもあって、なかなかプレーできていない状況もありましたが、アジアカップや合宿をしている姿を見て、自分ももう1回なでしこジャパンでプレーしたいという気持ちはありました」
「W杯出場権を獲得できたことは嬉しかった反面、そこに居れなかったことに対しての悔しさももちろんありました」
「次はW杯があるので、そこに向けていかに代表に食い込んでいけるかをずっと考えていました」
そのW杯は1年後。次の活動は6月のフィンランド遠征だが、活動の回数は限られている。
松原はW杯に向けてしっかりと自チームで結果を残していきたいと意気込みを語った。
「代表活動も限られた回数なので、そこで選ばれるには自チームで結果を残すのが一番だと思います」
「まずは自チームでしっかり結果を残すことだったりを一番に意識して、そこで良いプレーをし続ければまたチャンスはあると思っているので、まずは自チームでちゃんとプレーすること。W杯に向けて自分の課題と感じている部分を改善して、良さを継続してやっていければと思っています」
昨年10月に新体制がスタートしたなでしこジャパン。1月から2月にかけてはAFC女子アジアカップを戦ったものの、目指した大会3連覇を逃すことに。それでも2023年に開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)の出場権を確保。そこに向けた強化がスタートする。
明日のトレーニングマッチで合宿が終了する中、DF松原有沙(ノジマステラ神奈川相模原)が合宿を振り返った。
合宿も残り1日。ここまでの手応えは「できている部分とまだまだできていない部分があるのは感じています」とコメント。「個人的に球際の部分は自分の長所として持っていて、「奪う」というのがなでしこジャパンの1つのチームコンセプトである中で、自分自身が強みとして出している部分でもあるので、そこは意識して取り組んでいます」と、守備の局面でのボール奪取を意識しているとし、「男子との練習試合でも行けている部分はありました」と、トレーニングマッチでもできていたことを振り返った。
ただ、「課題としては自チームでもそうですが、後ろからのビルドアップはまだまだ課題かなと合宿を通じて感じています」と、攻撃の組み立ての部分ではまだまだやれることがあると感じているようだ。
この代表で見せていきたい部分については「自分の長所としている部分はみんなに知ってもらいたいですし、こういうプレースタイルもあるんだなと。自分はロングボールが得意なので、幅が広がれば良いなと思っています」とコメント。年齢は上の方になっているが「年齢関係なくここに集まっているメンバーは能力があって来ている選手ばかりなので、自分が凄く刺激を受けているので、切磋琢磨しながらやっていきたいと思います」と、松原自身も多くのことを吸収していきたいと語った。
昨年10月に始動した池田体制。松原は悔しい気持ちもありながら見ていたという。
「自分自身ケガというのもあって、なかなかプレーできていない状況もありましたが、アジアカップや合宿をしている姿を見て、自分ももう1回なでしこジャパンでプレーしたいという気持ちはありました」
「W杯出場権を獲得できたことは嬉しかった反面、そこに居れなかったことに対しての悔しさももちろんありました」
「次はW杯があるので、そこに向けていかに代表に食い込んでいけるかをずっと考えていました」
そのW杯は1年後。次の活動は6月のフィンランド遠征だが、活動の回数は限られている。
松原はW杯に向けてしっかりと自チームで結果を残していきたいと意気込みを語った。
「代表活動も限られた回数なので、そこで選ばれるには自チームで結果を残すのが一番だと思います」
「まずは自チームでしっかり結果を残すことだったりを一番に意識して、そこで良いプレーをし続ければまたチャンスはあると思っているので、まずは自チームでちゃんとプレーすること。W杯に向けて自分の課題と感じている部分を改善して、良さを継続してやっていければと思っています」
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アマチュア勢は健闘も全滅…ベレーザ、I神戸、マイ仙台が辛勝でベスト8はWEクラブが独占【皇后杯】
17日、第45回皇后杯5回戦の6試合が各地で行われた。 栃木県のカンセキスタジアムとちぎでは2試合が催され、第1試合ではマイナビ仙台レディースがなでしこリーグ1部に属する愛媛FCレディースと対戦し、辛くも勝利を収めた。 序盤は愛媛Lが持ち味のパスサッカーを展開し、幅を使った攻撃も絡めて、上村彩佳や松本苑佳らがマイ仙台ゴールへと迫る。 守備ではやや慌ただしい時間を過ごしたマイ仙台も、両サイドのクロスから中島依美のヘッドで応戦。中央の閉め方が整理され、次第に相手のトーンダウンに成功すると、こちらもボールを握る時間を増やし、20分にはケガからの復帰後初先発となった田畑晴菜や西野朱音に好機が訪れる。だが、愛媛LもDF村上朱音が見事なゴールカバーを披露し、ゴールを許さない。 均衡が破れたのは折り返しての52分、田畑の折り返しに廣澤真穂が頭で合わせ、クロスバーの跳ね返りに西野が詰めると、最後は廣澤が押し込んでネットを揺らした。 ビハインドとなった愛媛Lは選手交代を駆使して再び攻勢に転じると、今季なでしこリーグ1部新人賞・途中出場の田子夏海が83分に試合を振り出しに戻す。 それでも、マイ仙台は追い付かれた直後、田畑がボックス右のスペースへ侵入すると、久保田晴香のファウルを誘発してPKを獲得。これを田畑が自ら決めて決勝点に。マイ仙台が2-1で愛媛Lを振り切った。 同会場での第2試合にはディフェンディングチャンピオンの日テレ・東京ヴェルディベレーザが登場。愛媛Lと同じく、なでしこ1部のスフィーダ世田谷FCを迎え撃った。 互いに東京に本拠を構えながらも、公式戦では初対決となった一戦は、S世田谷が立ち上がりから仕掛け、強度の高いプレッシングとシンプルな裏狙いの攻撃から開始早々に倉富祐歌がシュートを放つ。 縦に速い攻撃の応酬から徐々に東京NBがボールを持ち始めた中で、24分には左サイドでの作りから藤野あおばが落として木下桃香。右足の一振りはクロスバーに当たり、落下後にラインを割ったかに思われたが、判定はノーゴール。31分の菅野奏音のフィニッシュにも"エアー妃芽佳"こと、 GK石野妃芽佳が立ちはだかる。 両者無得点で迎えた後半、試合を動かしたのはS世田谷だった。76分、大竹麻友が味方とのワンツーで右ポケットを陥れ、グラウンダーで折り返すと、カットされるもこぼれ球を長﨑茜がつなぎ、最後は金子ゆいが蹴り込んだ。 先手を取られた東京NBはこれでアクセルを踏み直したか、4分後に藤野がボックス内右から鮮烈な右足の一撃を沈めると、以降も攻撃のギアを上げ、87分についに逆転弾をもぎ取る。樋渡百花のシュートはクロスバー、土方麻椰のヘッドはGK石野に阻まれるも、こぼれ球を北村菜々美が押し込んで勝負あり。苦戦を強いられながらも、東京NBが連覇へ前進した。 兵庫県勢対決となったINAC神戸レオネッサvsASハリマアルビオンはI神戸が先制し、Aハリマが追い付く展開となったが、81分に成宮唯のゴールが生まれ、I神戸がベスト8へ進出した。 そのほか、AC長野パルセイロ・レディースvsアルビレックス新潟レディースの一戦は、川澄奈穂美の日本復帰後初ゴールなど新潟Lが計4ゴールを奪っての逆転勝ち。大宮アルディージャVENTUSとちふれASエルフェン埼玉による"さいたまダービー"は、大沼歩加のゴールでEL埼玉が勝利した。また、宮崎県のユニリーバスタジアム新富ではジェフユナイテッド市原・千葉レディースがノジマステラ神奈川相模原を4-1で退けている。 以上の結果、ベスト8はWEリーグクラブが独占。アマチュア勢は各チームが健闘を見せたが、あと一歩及ばなかった。 なお、準々決勝は2024年1月14日に行われ、対戦の組み合わせは以下の通りとなっている。 ◆皇后杯5回戦 ▽12月17日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 4-1 ノジマステラ神奈川相模原 マイナビ仙台レディース 2-1 愛媛FCレディース INAC神戸レオネッサ 2-1 ASハリマアルビオンAC 長野パルセイロ・レディース 1-4 アルビレックス新潟レディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 スフィーダ世田谷FC 大宮アルディージャVENTUS 0-1 ちふれASエルフェン埼玉 ▽12月16日 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 日体大SMG横浜 サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ◆準々決勝組み合わせ ▽1月14日 三菱重工浦和レッズレディース vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース マイナビ仙台レディース vs サンフレッチェ広島レジーナ INAC神戸レオネッサ vs アルビレックス新潟レディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.12.17 22:00 Sun2
S広島Rが浦和Lを下しクラブ史上初の決勝進出!ボランチ2人の得点で昨季王者を敵地で破る【WEリーグカップ】
17日、2023-24 WEリーグカップ グループステージ グループA第4節の2試合が各地で行われた。 3連勝でグループ首位に立つサンフレッチェ広島レジーナが、2勝1分けで2位につける昨季王者の三菱重工浦和レッズレディースの敵地へ乗り込んだ一戦は、S広島Rがしたたかに勝利。クラブ史上初の決勝進出を決めた。 気温34.4℃のなかで行われた首位攻防戦。勝てばグループステージ突破が決まるS広島Rは、開始早々にチャンスが到来。最終ラインからのロングボールで裏を取った中嶋淑乃が左サイドをえぐってのシュートを放つも、浦和もGK福田史織が好セーブを披露する。 逆転突破へ向けて勝利必須の浦和は、徐々にポゼッション率を高めて相手陣内での時間を増やし、菅澤優衣香をターゲットにした両サイドのクロスで好機を作る。30分には中央もショートパスで攻略し、菅澤がミドルを狙えば、前半終了間際には左CKから高橋はなが惜しいヘディングを見せた。 ハーフタイムには両ベンチが動き、浦和は右サイドハーフの塩越柚歩に代えて島田芽依、S広島Rは右サイドバックの近賀ゆかりを下げて藤生菜摘を送り込むと、後半早々に試合を動かしたのはS広島Rだった。 48分、前線の駒を欠く中で先発の機会を得た渡邊真衣が右足ミドル。これで右CKを得て柔らかいボールを送ると、左山桃子が落としてゴール前の柳瀬楓菜が反転から右足を振り抜き、ネットを揺らした。 近賀に代わって後半からキャプテンマークを巻いた柳瀬のプロ初ゴールで試合を動かしたS広島Rは、その5分後に追加点を奪取。ボックス左角付近でFKを獲得すると、中距離砲を武器とする小川愛がニアポストの内側を掠めるこれ以上ないコースへ蹴り込み、リードを広げる。 立て続けに得点を重ねたS広島Rだが、58分に市瀬千里が右足のもも辺りに違和感を覚え、担架でピッチを後にするアクシデント。浦和は直後の再開後のFKから高橋がヘッドで狙うも、左ポストを叩いた。 攻勢を強める浦和はさらに清家貴子、柴田華絵と力のある選手を次々と送り込み、終盤には高橋を前線に上げてのパワープレーを決行。追加タイム2分に島田のラストパスから清家が1点を返すも、時すでに遅し。 S広島Rは9分の追加タイムも粘り強い守備を続け、連勝を「4」に。昨季2冠の浦和を下し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。 一方で懸念は負傷者の状態か。殊勲の柳瀬も83分に担架で運ばれ、試合後には左足首をアイシングしながら松葉杖をつく姿が確認されている。 グループAのもう1試合、ノジマステラ神奈川相模原vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、引き分けに終わった。 開幕から無得点が続くN相模原だったが、今節は開始1分も経たないうちに先制点をマーク。中盤で起用された榊原琴乃のスルーパスから、開幕戦以来の先発となった右ウイングの浜田芽来が抜け出し、GKとの一対一を冷静に制した。 今季初ゴールを挙げたN相模原は笹井一愛にも好機が訪れる。30分過ぎには左サイドへ抜け出し、飛び出したGKを見てループで狙えば、5分後にも厚みのある攻撃からゴール前で触れば1点をいうシーンを迎えた。 一方、千葉はビハインドで折り返すこととなったが、51分にアジア競技大会の日本女子代表メンバーに選出された大澤春花が試合を振り出しに戻す。最終ラインからのロングボールで裏へ抜け出すと、大賀理紗子をかわしてGKの頭上を越すループを沈めた。 以降は互いにチャンスを作ったものの、N相模原は平田ひかりのカットインからの右足がポストを叩くなど、新たなゴールは生まれず。1-1の引き分けに終わっている。 ◆WEリーグカップグループステージ第4節 ▽9月16日 ▼グループA セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 マイナビ仙台レディース ▽9月17日 ▼グループA 三菱重工浦和レッズレディース 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ ノジマステラ神奈川相模原 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ▼グループB アルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUS 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.09.17 17:22 Sun3
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東京NBの新ストライカー・神谷千菜が磨いてきたFWの感性、WEデビュー戦の圧巻2ゴールは必然「感覚的なものがあった」
2得点を挙げた日テレ・東京ヴェルディベレーザのFW神谷千菜が、ゴールシーンを振り返った。 東京NBは3日、相模原ギオンスタジアムで行われた2023-24 WEリーグ第8節ノジマステラ神奈川相模原戦に臨み、2-0で勝利を収めた。 昨年12月、なでしこリーグ1部の朝日インテック・ラブリッジ名古屋からの完全移籍が発表された神谷は、昨季のなでしこリーグ得点王。移籍ウインドウの関係で、ウインターブレイク間に選手登録が行われた。 再開初戦となった今節、早速のスタメンで起用され、WEリーグデビューを果たすと、いきなりの2ゴールをマーク。強烈なインパクトを残した初陣を次のように振り返った。 「2得点という形で結果を残せたことは、自分にとっても大きいスタートだなと思います。でも、それ以外の部分で、貢献できていない部分も多いと思うので、残りの試合でしっかり改善していきたいです」 2ゴールはいずれもヘディング。1点目は19分、ゴール前でマーカーを牽制しながら空間を認知し、岩﨑心南のクロスの瞬間にそこへ飛び込んだ。 「最初はファーにいたのですが、ニアが空いているなと思って、相手の前に入ったら触れるかなと。そこにいいボールが来たので、自分の得意な形で合わせるだけでした」 以前、話を伺った際には、「FWとしての"感覚"を磨き続けている」とのコメントを残していたが、このゴールはまさに「感覚的なものがあった」だったとのこと。培ってきた力が垣間見られた。 64分の2点目は体を投げ出してのヘディング弾。力強さを感じさせるが、この場面でも細かい動き直しを繰り返しており、コメントからも冷静さがうかがえる。 「(北村)菜々美さんがクロスを上げる際に、練習でも深い位置になったら高いボールを上げてくれていたので、ファーにいたらこぼれてくるかなと感じていました。キーパーが触ってこぼれてくるのかなと思っていましたが、キーパーが(DFと)被っていたので、あとは自分が触るだけでした」 この上ないWEリーグデビューを果たした神谷だが、「キープや守備面はまだまだ課題があると痛感しました」と、向上心も忘れない。東京NBの新たな得点パターンとして存在感を示した神谷は、逆転優勝へ向けての最重要キーマンとなりそうだ。 「これからもしっかりフォワードとして得点という形で勝利に貢献できるのが一番ですし、それ以外の部分でももっとチームに貢献できるように、練習からコミュニケーションとって頑張っていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】東京NBの新ストライカー・神谷千菜がWEデビュー戦で圧巻2ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0ADLLvA5LDQ";var video_start = 38;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.04 09:40 Mon5
