ラツィオがアタランタGKカルネセッキ獲得に動く! クレモネーゼ昇格に貢献したアッズリーニの正GK
2022.06.22 15:23 Wed
ラツィオがアタランタのU-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(21)の獲得に動いているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』など複数メディアが報じている。
ラツィオはアルバニア代表GKトーマス・ストラコシャ、元スペイン代表Gkホセ・マヌエル・レイナを併用する形で今シーズンを戦った。しかし、公式戦31試合に出場したストラコシャが契約満了に伴い、今シーズン限りでの退団が決定。
そのため、現在クラブは新守護神探しに動いており、アッズリーニの正守護神をメインターゲットに定めている。
現地メディアが伝えるところによれば、ラツィオは逸材獲得に向け、総額1500万ユーロ(約21億5000万円)のオファーを掲示し、クラブ間での交渉を進めているという。さらに、選手サイドには2027年までの5年契約を掲示しているという。
チェゼーナの下部組織で育ったカルネセッキは国内屈指の育成クラブであるアタランタのユースチームに引き抜かれた。以降、トップチームデビューは果たしていないが、レンタル先のトラーパニ、クレモネーゼでセリエBのクラブで活躍。今シーズンはセリエBで36試合に出場し、38失点に抑えると共に9度のクリーンシートを達成。2位フィニッシュしたクレモネーゼの昇格に大きく貢献した。
193cmの恵まれたサイズに加え、アスリート能力が非常に高く驚異的な反射神経を生かしたシュートストップや勇敢な飛び出しと、GKとしての守備能力に優れる。加えて、マウリツィオ・サッリ監督が獲得を希望していることもあり、足元の技術にも長けている。
ラツィオはアルバニア代表GKトーマス・ストラコシャ、元スペイン代表Gkホセ・マヌエル・レイナを併用する形で今シーズンを戦った。しかし、公式戦31試合に出場したストラコシャが契約満了に伴い、今シーズン限りでの退団が決定。
そのため、現在クラブは新守護神探しに動いており、アッズリーニの正守護神をメインターゲットに定めている。
チェゼーナの下部組織で育ったカルネセッキは国内屈指の育成クラブであるアタランタのユースチームに引き抜かれた。以降、トップチームデビューは果たしていないが、レンタル先のトラーパニ、クレモネーゼでセリエBのクラブで活躍。今シーズンはセリエBで36試合に出場し、38失点に抑えると共に9度のクリーンシートを達成。2位フィニッシュしたクレモネーゼの昇格に大きく貢献した。
また、イタリアの世代別代表の常連はU-21代表チームで守護神を担っており、将来的なアッズーリ入りも有力視される。
193cmの恵まれたサイズに加え、アスリート能力が非常に高く驚異的な反射神経を生かしたシュートストップや勇敢な飛び出しと、GKとしての守備能力に優れる。加えて、マウリツィオ・サッリ監督が獲得を希望していることもあり、足元の技術にも長けている。
マルコ・カルネセッキの関連記事
ラツィオの関連記事
記事をさがす
|
マルコ・カルネセッキの人気記事ランキング
1
「目標はユーロ連覇」イタリア代表指揮官、若手の名前列挙し本大会選出へアピール要求! 19歳のサプライズ招集も示唆
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでユーロ2024への意気込みを語った。 昨年9月にスクデット指揮官としてアッズーリを託されたスパレッティ監督。ユーロ予選途中からの指揮という、決して簡単ではない状況からの船出となったが、無事に予選突破を決めた。 全世界が注目する、“競技レベルはワールドカップ(W杯)よりも高い”と言われるユーロ本大会まで残り3カ月と少し。前回王者イタリア代表を率いる老将は、王座防衛を宣言する。 「我々は予選通過に値するプレーを見せ、見事にその資格を得た。強調されるべきは、各々が常に自らの仕事を放棄せず、積極的なサッカーを貫いている点だ。この集中力をもっともっと改善したい。チームはまだまだ発展途上だ」 「私にはイタリア代表を強くする責任があり、現状、満足できるものなどほとんどない。それはなぜか? 目標がユーロ連覇とW杯優勝だからだ。これは全イタリア国民の期待であり、過去の偉大な歴史がそれを欲しているのだ」 「イングランド、フランス、スペイン、ドイツ…強敵だらけだが、我々だって彼らのレベルに劣っているわけではない。しかし、イングランドを20分間凌駕するだけでは駄目だ。90分間良いプレーをして初めて勝るのだ」 欧州制覇への覚悟を滲ませるスパレッティ監督。その一方、一部の主力選手が所属クラブで不振に喘いでいる現状を危惧している。 「フェデリコ・キエーザ(ユベントス)にニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)…私は彼らの困難な状況を注視しているよ。万が一に備え、方向転換して別の解決策を準備しておく必要があるだろう。具体的なことを1つ挙げると、[3-4-2-1]を検討している」 「これは守備的な考え方ではなく、そこにいるプレーヤーの快適さを考慮したシステム案だ。間違ってもボール非保持のときに5バックにする、というものではない。攻撃性を維持しつつ、バランスも必要なのだ」 キエーザらのユーロ本大会落選をちらつかせた一方、現時点では当落選上にいると考えられる、A代表未経験の若手を含む選手たちの名前を掲げ、シーズン後半戦でのアピールを期待していると、遠回しながらもハッパをかけた。 「アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ/24歳)は本当に頑丈なセンターバックだ。ラウル・ベッラノーバ(トリノ/23歳)とリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ/21歳)も準備ができている。ジオバンニ・ファビアン(ボローニャ/19歳)を選んだらサプライズか?」 「ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ/27歳)も最近は再びプレーし始めた。他にもアンドレア・カンビアーゾ(ユベントス/24歳)、トンマーゾ・バルダンツィ(ローマ/20歳)、ロレンツォ・ルッカ(アヤックス/23歳)、マルコ・カルネセッキ(アタランタ/23歳)、ミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ/26歳)、イバン・プロベデル(ラツィオ/29歳)…」 「リストに載るのは23名(正しくは26名)だが、大会前のトレーニングはさらに4〜6人を帯同させて少しでも経験を積ませたい。新たな花びらを加える可能性は十分にある」 かなり踏み込んだ内容まで語り、ユーロへのアツい意気込みをのぞかせたスパレッティ監督。これに奮起しない若手はA代表には不要だ。 2024.02.24 21:21 Sat2
ユベントスにイタリア人正守護神が再誕生も? モンツァと26歳GK巡って協議中
モンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)。いま、2024年夏に向けて注目度が高まっている選手だ。 ディ・グレゴリオはミラノ出身で、下部組織時代から過ごしたインテルでプロ契約を締結。しかし、レンタル移籍を繰り返してデビューにはとうとう至らなかった。 分岐点となったのは、2020-21シーズンに当時セリエBのモンツァへ貸し出されたこと。23歳だったディ・グレゴリオは即座に正守護神となり、現在に至るまでその座を譲らず。2022年夏から完全移籍に切り替わっている。 そんなディ・グレゴリオは、ユーロ2024を控えるイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督から先日、名指しで「期待している選手の1人」とハッパをかけられるなど、初招集にも期待がかかる実力者。 クラブレベルでは、古巣インテルがGKヤン・ゾマー(35)の後継者として買い戻すのでは、と伝えられたり、ユベントスがGKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)の後継者候補の1人に据える、などなど、2024夏の動向に向けて注目が集まる存在となっている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ハッキリしているのは、モンツァがディ・グレゴリオの売却をビジネスとして前向きに捉えているということ、そして今冬を境にユベントスと他選手の話題を交えた協議に入っているということだ。 ユベントスについては、シュチェスニーが退団する兆候はなく、2024年夏の獲得なら来季1年間バックアッパーを任せ、2025-26シーズンから正守護神に据えるプランとみられている。シュチェスニーの契約は2025年夏までだ。 また、ディ・グレゴリオの代理人は報道陣を前にして「インテル復帰説」を排除済み。来季のユベントス移籍が無きにしも非ずの状況となっている。 セリエAの直近5試合でクリーンシートを4度達成しているディ・グレゴリオ。市場価値は1200万ユーロ(約19億5000万円)とされている。 なお、ユベントスはシュチェスニーの後継者候補を、ディ・グレゴリオかアタランタのU-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)に絞っているとみられている。 2024.02.27 15:55 Tue3
路線変更? インテルがイタリア人獲得に熱心...代表初招集期待のコルパーニら複数の自国若手選手をターゲットに
インテルが自国選手の獲得に熱を上げているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 1908年創設のインテル。当時、外国籍選手の加入を巡ってミラン内部が揉めに揉め、「イタリア人以外にも活躍の場を与えるべき」と強く主張した者たちがミランを抜け、新たに立ち上げたクラブこそがインテルだ。 以来、100年以上にわたってイタリア人以外にも門戸を開き続けるインテルでは、スペイン人の故ルイス・スアレス・ミラモンテス氏(今年7月に88歳で逝去)、アルゼンチン人のハビエル・サネッティ氏(現副会長)といった外国人バンディエラが誕生。クラブの歴史を彩ってきた。 そんなインテルだが、昨シーズン終盤ごろからイタリア人選手補強に向けた動きを報じられることが増え、今夏は自国選手No.1の人気銘柄だったMFダビデ・フラッテージをサッスオーロから獲得している。 同時にアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)はクラブ間交渉をまとめられず断念。それでも来年1月以降の再チャレンジに向けた動きがここ最近伝えられており、『カルチョメルカート』もこの噂に追随している。 イタリア代表の最終ラインでDFアレッサンドロ・バストーニ(インテル)とコンビを組むことも増えたスカルヴィーニには、どうやらインテルのみならず欧州各国のトップクラブも注目。ただ、アタランタは3500万~4000万ユーロ(約55億4000万~63億4000万円)では首を縦に振らないという。 インテルが熱心に追うイタリア人は他にも。モンツァで今季セリエA9試合3ゴールのMFアンドレア・コルパーニ(24)はイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が初招集を検討しているといい、インテルは中盤のあらゆるポジションをこなせる攻撃的MFを大変気に入っているという。 また、将来的にゴールマウスはイタリア人に任せるというこだわりがあるようで、今夏はイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)の獲得に失敗も、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が現守護神ヤン・ゾマーの後継者候補とのことだ。 『カルチョメルカート』は「インテルにとって理想的なプロフィールとは、若くて質の高いイタリア人。夏のフラッテージがこれに当てはまり、来年の1月と夏も同じように動く可能性が高い。インテルはますますアズーリ(イタリア代表)色が強まり、アズーリもインテル色に染まる」と締め括った。 2023.10.23 17:25 Mon4
ムッソ放出のアタランタが代役確保…ローマを退団したルイ・パトリシオが加入
アタランタは27日、ローマを退団したポルトガル代表GKルイ・パトリシオ(36)の加入を発表した。 移籍市場に精通するニコロ・スキラ氏によると、1年の延長オプション付きの1年契約となるようだ。 同日、アルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(30)をアトレティコ・マドリーに放出したアタランタは、イタリア代表GKマルコ・カルネセッキのバックアップに百戦錬磨のポルトガル人守護神を獲得した。 母国屈指の名門スポルティングCPでプロキャリアをスタートし、長年に渡って守護神を務めたパトリシオ。その後、2018年にウォルバーハンプトンに完全移籍し、2021年にローマへ活躍の場を移した。 そのローマでは同胞ジョゼ・モウリーニョ監督の下でヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇に貢献するなど3シーズンに渡って主力として活躍。ただ、今年1月にダニエレ・デ・ロッシ監督に代わってからはセルビア代表GKミル・スヴィラールにポジションを奪われ、今夏の契約満了と共にローマを退団していた。 クラブキャリア通算700試合以上に出場し、ポルトガル代表でも108キャップを刻みユーロ2016制覇に貢献した36歳GKはカルネセッキへの良い影響力を含め、セカンドGKとして申し分ない存在だ。 2024.08.27 23:32 Tueラツィオの人気記事ランキング
1
「喜びすぎ」「はしゃいでる」股抜き成功に鎌田大地が大喜び!少年のようなはしゃぎっぷりに「ゴール決めた時より喜んでる」「一番可愛い」
4日、ドイツのヴォルフスブルクで日本代表のド合宿がスタートした。 欧州遠征でドイツ代表とトルコ代表と戦う日本。初日から国内組の選手を含む全26名の選手が合流した。 貴重な欧州勢との戦いを迎える中、日本サッカー協会(JFA)は公式YouTubeチャンネルで日本代表の裏側を伝える「Team Cam」を更新。初日のトレーニングの様子を公開した。 全員でのウォーミングアップの後、ボールを使った練習を行った選手たち。リラックスした雰囲気の中でロンドも行うと、徐々に白熱。特にMF鎌田大地(ラツィオ)は鬼役のDF伊藤洋輝(シュツットガルト)の股を抜くパスに成功すると、大きな声で高笑いしていた。 さらに、その後にはMF堂安律(フライブルク)も鬼役になったMF三笘薫(ブライトン & ホーヴ・アルビオン)の股抜きに成功。すると鎌田も堂安と同じかそれ以上に大喜びし、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら雄たけびを上げていた。 そんな鎌田の姿にはファンも「この動画で一番の見どころ」、「股抜きで喜びすぎる鎌田大地」、「1番可愛いわ」、「鎌田ゴール決めた時より喜んでるw」と反応。試合中はクールな印象の鎌田のはしゃぐ姿が反響を呼んでいた。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地の少年のようなはしゃぎっぷり</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aELvSQ2FqVE";var video_start = 555;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.07 11:55 Thu2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.15“クラニョッティの黄金郷”26年ぶりのスクデット/ラツィオ[1999-2000]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.15</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1999-2000シーズン/ラツィオ 〜クラニョッティの黄金郷〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1999-2000lazio.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:スベン・ゴラン・エリクソン(52) 獲得タイトル:セリエA、コッパ・イタリア 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層10:★★★★★★★★★★</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">26年ぶりのスクデット</div> イタリアの大手食品会社であるチリオのオーナーだったセルジオ・クラニョッティが1992年に会長に就任してから、ラツィオは大きく変貌を遂げていった。1998年にイタリアのクラブで初となる株式上場を行って豊富な資金力を得たクラブは、ヴェロン、ミハイロビッチ、サラス、シメオネら当時のスター選手を買い漁り、ヨーロッパ屈指の強豪チームを作り上げていく。 迎えた1999-00シーズン、前シーズンにUEFAカップ(現在のEL)を制したラツィオは、3冠を達成したマンチェスター・ユナイテッドを破ってUEFAスーパーカップを獲得。素晴らしいシーズンスタートを切った。リーグ戦ではジダンやデル・ピエロを擁するユベントスとの激しい首位争いを展開。そして、首位のユベントスと勝ち点2差の2位で最終戦を迎えたラツィオは、レッジーナに3-0で快勝する。一方のユベントスは、ペルージャにまさかの敗戦。この結果、劇的な展開でラツィオに26年ぶり2度目のスクデットがもたらされた。 コッパ・イタリアも制覇して充実のシーズンを送ったラツィオだったが、この夢物語は長く続かなかった。サッカーバブルの崩壊とともに多額の負債を抱えたクラニョッティ会長は、栄光をもたらしたスター選手たちを次々に売却。2002年にはついに、バンディエラのネスタをミランに放出する事件まで起きてしまった。そして、自身の財力で築き上げた黄金郷は、数年で消え失せてしまった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">組織+個</div> 基本的な戦術は堅守速攻。フラットな[4-4-2]のシステムで、組織的な守備からの鋭いカウンターが最大の武器だった。ネスタを中心とした守備は、失点数リーグ2位の少なさ(31失点)を記録。また、高精度の左足を持つミハイロビッチはセットプレー時に相手の脅威となり、FKだけで6ゴールを奪った。 攻撃陣に関しては、チームトップの得点を奪ったのがサラスの12得点と凡庸な結果ではあるが、中盤のネドベドやセルジオ・コンセイソンらも得点力を発揮。あらゆるポジションの選手が得点を奪える形ができていた。その攻撃陣を操ったのが“魔術師”ヴェロン。長短における正確なパスを駆使して攻撃のタクトを振るった。 そのヴェロンと中盤のセンターでコンビを組んだシメオネの存在も忘れてはならない。献身的な守備でヴェロンの守備力の低さを補いながら、苦しい時にゴールを奪う勝負強さも見せた。その他にも“ピッポ”の弟であるシモーネ・インザーギが実力を発揮して得点を重ね、マンチーニはファンタジー溢れるプレーで攻撃にアクセントを付けた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFアレッサンドロ・ネスタ(24)</span> 数多のスター選手が揃うチームの中でキャプテンを務めたのが、チーム生え抜きの青年だった。クラニョッティ会長の庇護の下でチームを束ねる重責を担ったネスタは、若くしてディフェンダーに要求されるあらゆる能力を高いレベルで備えており、完成されたプレーを披露。エレガントなボール奪取は観衆を魅了した。引退までラツィオでプレーすることが約束されたはずだったが、クラブの経営悪化によりミランへ移籍。この事実は、ネスタ自身に大きな影をもたらしたことだろう。 2019.04.10 22:00 Wed3
「目標はユーロ連覇」イタリア代表指揮官、若手の名前列挙し本大会選出へアピール要求! 19歳のサプライズ招集も示唆
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでユーロ2024への意気込みを語った。 昨年9月にスクデット指揮官としてアッズーリを託されたスパレッティ監督。ユーロ予選途中からの指揮という、決して簡単ではない状況からの船出となったが、無事に予選突破を決めた。 全世界が注目する、“競技レベルはワールドカップ(W杯)よりも高い”と言われるユーロ本大会まで残り3カ月と少し。前回王者イタリア代表を率いる老将は、王座防衛を宣言する。 「我々は予選通過に値するプレーを見せ、見事にその資格を得た。強調されるべきは、各々が常に自らの仕事を放棄せず、積極的なサッカーを貫いている点だ。この集中力をもっともっと改善したい。チームはまだまだ発展途上だ」 「私にはイタリア代表を強くする責任があり、現状、満足できるものなどほとんどない。それはなぜか? 目標がユーロ連覇とW杯優勝だからだ。これは全イタリア国民の期待であり、過去の偉大な歴史がそれを欲しているのだ」 「イングランド、フランス、スペイン、ドイツ…強敵だらけだが、我々だって彼らのレベルに劣っているわけではない。しかし、イングランドを20分間凌駕するだけでは駄目だ。90分間良いプレーをして初めて勝るのだ」 欧州制覇への覚悟を滲ませるスパレッティ監督。その一方、一部の主力選手が所属クラブで不振に喘いでいる現状を危惧している。 「フェデリコ・キエーザ(ユベントス)にニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)…私は彼らの困難な状況を注視しているよ。万が一に備え、方向転換して別の解決策を準備しておく必要があるだろう。具体的なことを1つ挙げると、[3-4-2-1]を検討している」 「これは守備的な考え方ではなく、そこにいるプレーヤーの快適さを考慮したシステム案だ。間違ってもボール非保持のときに5バックにする、というものではない。攻撃性を維持しつつ、バランスも必要なのだ」 キエーザらのユーロ本大会落選をちらつかせた一方、現時点では当落選上にいると考えられる、A代表未経験の若手を含む選手たちの名前を掲げ、シーズン後半戦でのアピールを期待していると、遠回しながらもハッパをかけた。 「アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ/24歳)は本当に頑丈なセンターバックだ。ラウル・ベッラノーバ(トリノ/23歳)とリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ/21歳)も準備ができている。ジオバンニ・ファビアン(ボローニャ/19歳)を選んだらサプライズか?」 「ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ/27歳)も最近は再びプレーし始めた。他にもアンドレア・カンビアーゾ(ユベントス/24歳)、トンマーゾ・バルダンツィ(ローマ/20歳)、ロレンツォ・ルッカ(アヤックス/23歳)、マルコ・カルネセッキ(アタランタ/23歳)、ミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ/26歳)、イバン・プロベデル(ラツィオ/29歳)…」 「リストに載るのは23名(正しくは26名)だが、大会前のトレーニングはさらに4〜6人を帯同させて少しでも経験を積ませたい。新たな花びらを加える可能性は十分にある」 かなり踏み込んだ内容まで語り、ユーロへのアツい意気込みをのぞかせたスパレッティ監督。これに奮起しない若手はA代表には不要だ。 2024.02.24 21:21 Sat4
ラツィオ伝統の鷹匠がとんでも行為で即時解雇…手術を受けた自身の男性器をSNS投稿
ラツィオは13日、長年クラブに仕えた鷹匠のフアン・ベルナベ氏を解雇した。その理由がとんでもないと話題になっている。 ベルナベ氏は、2010-11シーズンからラツィオの鷹匠として働いていた。クラブのマスコットとしてエンブレムに入っている本物の鷲を扱っており、鷹匠を雇っていた。 今の鷲はオリンピアと名付けられており、ベルナベ氏とのコンビでホームゲームを彩っていた。しかし、ベルナべ氏の軽率な行動が解雇に発展した。 ラツィオは「写真とビデオの映像を見てショックを受けた」と声明。「クラブは鷲を失ったことで、ファンが次のホームゲームで苦しむことを共通の痛みとして認識している」としながらも、「我々の歴史的シンボルである鷲がそのような結び付けることは不可能だ」と、関係を続けるわけにはいかなかったとし、「即時解雇した」と発表した。 ベルナべ氏は、EDの治療法としても知られる男性器のインプラント手術を受けており、手術後に自身の男性器の画像や動画をSNSで共有していた。 ベルナべ氏は自身の行動についてイタリア『ラジオ24』に対してコメント。こうした動きを関心を高めようとしただけだとし、自分の投稿を擁護。「裸は普通のことだ。私は偏見のないヌーディストの過程で育った」と主張したという。 過去にも問題行動を起こしていたベルナべ氏。2021年にはインテルとの試合後にファシスト式敬礼をおこなったため、出場停止処分をクラブから受けていた。 一時は解雇されていたが、その後に復帰。しかし、別の問題で再びクラブから離れることになってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】ラツィオの象徴でもあった鷲のオリンピアと鷹匠のベルナべ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/SSLazio?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SSLazio</a> <a href="https://t.co/oGGuHG9Yz1">pic.twitter.com/oGGuHG9Yz1</a></p>— Laziochannel.it (@LazioChannel) <a href="https://twitter.com/LazioChannel/status/1877127511630401942?ref_src=twsrc%5Etfw">January 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.14 23:45 Tue5