33歳にしてキャリアハイの活躍見せるアルナウトビッチ、ユーベやナポリらセリエA上位陣による争奪戦へ

2022.05.21 14:01 Sat
Getty Images
オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(33)は、わずか1シーズンでボローニャを去る見込みのようだ。『フットボール・イタリア』がジャーナリストのアルフレド・ペドゥーラ氏の情報をもとに報じている。

2021年8月に、中国スーパーリーグ(CSL)の上海上港からボローニャへと加入したアルナウトビッチ。過去にインテルやウェストハムなどでもプレーした大型ストライカーは、今季のセリエAにおいて、33歳にしてキャリアハイとなる14得点を記録している。

充実のシーズンを送るアルナウトビッチだが、選手本人はセリエAのより大きなクラブでプレーすることを望んでおり、伝えられるところによると、ユベントスナポリローマが獲得を目論んでいるとのことだ。
ユベントスとナポリは、それぞれセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(22)、ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(23)の明確なバックアッパーとしてオーストリア代表FWに注目。また、ローマも現有戦力の去就次第ではあるものの、イングランド代表FWタミー・エイブラハム(24)のバックアッパーや、ツートップのオプションなどを考えているようだ。

なお、ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は、アルナウトビッチが今季終了後に移籍することを認める発言をしており、来季は候補に挙がるいずれかのクラブでプレーすることになるかもしれない。

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「プレーする必要性は?」冨安健洋が負傷、ミハイロビッチ監督が日本代表の起用法に怒り心頭「割りを食うのは我々」

ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が怒り心頭だ。イタリア『スカイ』が伝えた。 ボローニャは3日、セリエA第29節でインテルをホームに迎えた。この試合は31分にロメル・ルカクにゴールを許し、0-1で敗れていた。 しかし、ミハイロビッチ監督が怒っているのは敗戦ではなく、日本代表に向けてだった。 この試合、DF冨安健洋は先発出場。しかし、34分に負傷交代するハメになっていた。 今シーズンのボローニャではセンターバックだけでなく、チーム事情により左右のサイドバックでもプレーしていた冨安。ここまで26試合に出場し2ゴールを記録し、チームの守備を支えていた。 試合後、ミハイロビッチ監督は冨安が負傷した件で、日本代表の起用法について不満をあらわにした。 「14-0で勝った試合、冨安をプレーさせたが何の意味があるのか?私は代表チームの監督になりたいとは思わないが、彼らがプレーする必要性があるのだろうか?」 「私はモンゴルとも試合ができるし、良い印象を与えられるだろう。敗れた選手にも敬意を払う必要がある」 「ただ、結局、割りを食うのは我々クラブチームの監督なんだ」 「冨安はケガをしてしまった。我々の重要な選手だ」 2021.04.04 11:15 Sun
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元イタリア代表FWディ・バイオ氏がボローニャの新SDに就任

ボローニャは14日、チーフスカウトを務めていた元イタリア代表FWマルコ・ディ・バイオ氏(45)が新たなスポーツ・ディレクター(SD)に就任したことを発表した。 ディ・バイオ氏は2014年10月にMLS(メジャーリーグサッカー)のモントリオールで引退するまで、パルマやユベントス、バレンシア、ジェノア、ボローニャなどでプレー。また、イタリア代表では2004年のユーロに出場するなど、通算14キャップを誇った。 引退後は2015年1月からクラブマネージャーとして古巣ボローニャのフロントに入閣。2019年7月からはチーフスカウトを務めていた。 2022.06.15 01:45 Wed

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