コンテ、10人相手のドロー悔やむ…微妙判定で取り消されたケインの“幻の逆転弾”には不満
2021.12.29 08:00 Wed
トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が1-1のドローに終わったサウサンプトン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』がイタリア人指揮官の試合後コメントを伝えている。
トッテナムは前節、クリスタル・パレスとのダービーに3-0の快勝を収め5位に浮上。連勝を狙った中1日の一戦では、14位のサウサンプトンと51日ぶりのアウェイゲームを戦った。
パレス戦から先発3人変更とターンオーバーを最低限に留めた敵地での一戦は、逆に大幅にターンオーバーを行ったホームチームのハイインテンシティの戦いに苦戦。前半半ば過ぎの25分にはMFジェームズ・ウォード=プラウズに見事なシュートを決められて先制を許した。
それでも、39分にFWソン・フンミンの裏への抜け出しからDFモハメド・サリスのファウルを誘ってPKを獲得。これをFWハリー・ケインがきっちり決めてリーグ3試合連続ゴールを達成。さらに、同プレーでサリスが2枚目のカードをもらって退場となった。
数的優位を得た後半は終始相手を押し込む展開となり、ケインや相手GKフレイザー・フォースターのオウンゴールの形でゴールネットを揺らす場面があったものの、非常に微妙な肩のオフサイドやDFマット・ドハーティの微妙なオフェンスファウルを取られるなど、ツキにも見放されて1-1のドローに終わった。
同試合後、イタリア人指揮官は10人相手のドローという結果に不満を示しながらも、新型コロナウイルスから回復途上のコンディション、中1日での超過密日程の中で懸命に戦った選手たちを擁護している。
「確かにチャンスを逃したのは事実だ。このような状況(数的優位)になったら、それを利用し、勝ち点3を獲得するために努力しなければならない」
「だが、このスタジアムでサウサンプトンと対戦するのは簡単なことではないことは、よく分かっていた。試合のある時間帯は、我々にとってポジティブな状況だった。しかし、後半は疲れが出てきて、ベストな判断ができなかったと思う。こういうことは起こり得ることだ」
「ルーカスやヒルの投入など、何かを変えようとサブメンバーも試したが、得点するための解決策を見つけられなかった。もちろん、我々は得点したが、彼ら(審判団)はゴールを認めなかったがね」
「(サウサンプトンの守備が良かったのか、攻撃の精度が低かったのか?)それは両方だと思う。彼らはとてもよく守っていた。スペースを見つけるのは簡単ではなかったが、同時に我々はもっとうまく、もっと速くボールを動かすことができると思う」
「幾度か一対一で仕掛ける場面もあったが、中2日ではなく44時間後に試合をするのは、どのチームにとっても決して簡単なことではない。もっとうまくやれたはずだが、こういった状況でプレーするのが簡単ではないことも理解している」
一方で、後半立ち上がりに非常に微妙なオフサイド判定で取り消されたケインの逆転ゴールとなるはずだった場面に関しては明確に不満を示している。
「ハリーは2回得点したと思う。1つはPK、そして2点目だ。レフェリーの判定やVARの判定については、コメントしたくない」
「彼らはベストを尽くすためにそこにいる。そして、彼らがベストな判断をしてくれることを毎回願っているよ」
また、FWステーフェン・ベルフワインのふくらはぎの負傷などの影響もあって、最低限のターンオーバーに留まったスタメン選考に関してはコロナ禍に見舞われる中でベストな選択を行ったと考えている。
「今日はクリスタル・パレス戦の後、3人のローテーションをすることにした。タンガンガからデイビス、スキップからウィンクス、そしてルーカスからデレに変更した」
「忘れてはならないのは、我々がコロナウイルスの問題に直面しており、多くのプレーヤーがその影響を受けていることだ。私はその状況において可能な限りベストな方法で管理しなければならなかった。そして、この3つのローテーションを決めた、それだけだ」
なお、トッテナムの2022年初陣は元日開催のワトフォード戦となる。
トッテナムは前節、クリスタル・パレスとのダービーに3-0の快勝を収め5位に浮上。連勝を狙った中1日の一戦では、14位のサウサンプトンと51日ぶりのアウェイゲームを戦った。
パレス戦から先発3人変更とターンオーバーを最低限に留めた敵地での一戦は、逆に大幅にターンオーバーを行ったホームチームのハイインテンシティの戦いに苦戦。前半半ば過ぎの25分にはMFジェームズ・ウォード=プラウズに見事なシュートを決められて先制を許した。
数的優位を得た後半は終始相手を押し込む展開となり、ケインや相手GKフレイザー・フォースターのオウンゴールの形でゴールネットを揺らす場面があったものの、非常に微妙な肩のオフサイドやDFマット・ドハーティの微妙なオフェンスファウルを取られるなど、ツキにも見放されて1-1のドローに終わった。
この結果、コンテ監督はクラブ史上初の就任からリーグ7試合連続無敗を達成したものの、2021年最終戦を消化不良の形で終えることになった。
同試合後、イタリア人指揮官は10人相手のドローという結果に不満を示しながらも、新型コロナウイルスから回復途上のコンディション、中1日での超過密日程の中で懸命に戦った選手たちを擁護している。
「確かにチャンスを逃したのは事実だ。このような状況(数的優位)になったら、それを利用し、勝ち点3を獲得するために努力しなければならない」
「だが、このスタジアムでサウサンプトンと対戦するのは簡単なことではないことは、よく分かっていた。試合のある時間帯は、我々にとってポジティブな状況だった。しかし、後半は疲れが出てきて、ベストな判断ができなかったと思う。こういうことは起こり得ることだ」
「ルーカスやヒルの投入など、何かを変えようとサブメンバーも試したが、得点するための解決策を見つけられなかった。もちろん、我々は得点したが、彼ら(審判団)はゴールを認めなかったがね」
「(サウサンプトンの守備が良かったのか、攻撃の精度が低かったのか?)それは両方だと思う。彼らはとてもよく守っていた。スペースを見つけるのは簡単ではなかったが、同時に我々はもっとうまく、もっと速くボールを動かすことができると思う」
「幾度か一対一で仕掛ける場面もあったが、中2日ではなく44時間後に試合をするのは、どのチームにとっても決して簡単なことではない。もっとうまくやれたはずだが、こういった状況でプレーするのが簡単ではないことも理解している」
一方で、後半立ち上がりに非常に微妙なオフサイド判定で取り消されたケインの逆転ゴールとなるはずだった場面に関しては明確に不満を示している。
「ハリーは2回得点したと思う。1つはPK、そして2点目だ。レフェリーの判定やVARの判定については、コメントしたくない」
「彼らはベストを尽くすためにそこにいる。そして、彼らがベストな判断をしてくれることを毎回願っているよ」
また、FWステーフェン・ベルフワインのふくらはぎの負傷などの影響もあって、最低限のターンオーバーに留まったスタメン選考に関してはコロナ禍に見舞われる中でベストな選択を行ったと考えている。
「今日はクリスタル・パレス戦の後、3人のローテーションをすることにした。タンガンガからデイビス、スキップからウィンクス、そしてルーカスからデレに変更した」
「忘れてはならないのは、我々がコロナウイルスの問題に直面しており、多くのプレーヤーがその影響を受けていることだ。私はその状況において可能な限りベストな方法で管理しなければならなかった。そして、この3つのローテーションを決めた、それだけだ」
なお、トッテナムの2022年初陣は元日開催のワトフォード戦となる。
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