2年ぶりのホーム開催となるオーストラリア代表が発表! Jからはミッチェル・デュークが招集《カタールW杯アジア最終予選》

2021.11.05 11:05 Fri
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オーストラリアサッカー協会(FFA)は5日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバー24名を発表した。

日本代表と同じグループBに入ったオーストラリア代表。かつてベガルタ仙台でも指揮したグラハム・アーノルド監督は、20名を海外から招集。国内組は4名となった。

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で、2年ぶりに国内で国際試合を行うこととなるオーストラリア。これまでの予選では中立地をホームとして戦ってきたが、ついに自国のサポーターの前で戦えることとなった。
今回のメンバーには、GKマシュー・ライアン(レアル・ソシエダ)やDFミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ)、DFトレント・セインズベリー(コルトレイク)、DFハリー・サウター(ストーク・シティ)らを招集した。

一方で、MFアーロン・ムーイ(上海海港/中国)や古橋亨梧の同僚でもあるMFトーマス・ロギッチ(セルティック/スコットランド)らは選外となった。
また、Jリーグ勢では、セレッソ大阪のFWアダム・タガートは負傷で招集外となったが、ファジアーノ岡山のFWミッチェル・デュークは招集。また、長谷部誠や鎌田大地と同僚のMFアルディン・フルスティッチ(フランクフルト)は招集を受けている。

国内組4名にはMFマシュー・レッキー(メルボルン・シティ)、DFライアン・グラント(シドニーFC)、FWジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティ)、そして浦和レッズでかつてプレーしたFWアンドリュー・ナバウト(メルボルン・シティ)が復帰している。

オーストラリアは、11日に2年ぶりのホームゲームでサウジアラビアとの首位攻防戦。16日にUAEで中国代表と対戦する。

今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。

◆オーストラリア代表メンバー24名
GK
マシュー・ライアン(レアル・ソシエダ/スペイン)
ダニエル・ヴコビッチ(NEC/オランダ)
ローレンス・トーマス(ソナーリュースケ/デンマーク)

DF
アジズ・ベヒッチ(ギレスンポル/トルコ)
ミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア)
カラム・エルダー(ハル・シティ/イングランド)
ライアン・グラント(シドニーFC)
フラン・カラチッチ(ブレシア/イタリア)
トレント・セインズベリー(コルトレイク/ベルギー)
ハリー・サウター(ストーク・シティ/イングランド)

MF
ケネス・ドゥーガル(ブラックプール/イングランド)
デニス・ジェンロー(トゥールーズ/フランス)
アルディン・フルスティッチ(フランクフルト/ドイツ)
ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ)
ジェームズ・ジェッゴ(アリス・テッサロニキ/ギリシャ)
マシュー・レッキー(メルボルン・シティ)
ライリー・マッグリー(バーミンガム/イングランド)
ニキータ・ルカヴィツヤ(ハポエル・ペエルシェバ/イスラエル)
ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK/ノルウェー)

FW
マーティン・ボイル(ハイバーニアン/スコットランド)
ミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山/日本)
アワー・メイビル(ミッティラン/デンマーク)
ジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティ)
アンドリュー・ナバウト(メルボルン・シティ)

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「観客動員が少ない!」オーストラリア・Aリーグが従業員の半数解雇で事業再編へ…今季の平均観客動員数最多はシドニーFCで「1万4097人」

オーストラリアのプロサッカーリーグ(Aリーグ)を統括するオーストラリア・プロフェッショナル・リーグス(APL)が危機に陥っているようだ。 2005-06シーズンに産声を上げたオーストラリア初のプロサッカーリーグ・Aリーグ。08-09シーズンからはAリーグ・メン(男子)、Aリーグ・ウィメン(女子)となり、これらを統括する機構こそAPLだ。 そんなAPLだが、オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、匿名の関係筋の話として、内部に深刻な財務懸念が広がっており、従業員80人余りのうち、半数近くが今週中に解雇されるか、またはすでに解雇を言い渡されている可能性があるとのことだ。 また、オーストラリア『news.com.au』によると、APLは取材に対して各事業部門の統合を目的とした大規模リストラを認めたとのこと。およそ4000万オーストラリアドル(約38億7000万円)の予算が組まれているデジタルコンテンツ部門は廃止されるとみられている。 Aリーグ・コミッショナーのニック・ガルシア氏は非公式声明で「Aリーグの観客動員の少なさは積年の課題」とし、「事業部門の統合によって組織の効率を上げねばならない」と語っている。 2023-24シーズンのAリーグ・メンは、ここまで全12チームが第12節まで消化しているなか、ホームゲームの平均観客動員数が最も多いのはシドニーFCで「1万4097人」。首位を走るウェリントン・フェニックス(※1)は「6624人」、最少はウェスタン・ユナイテッドFCで「3211人」となっている。 (※1)隣国ニュージーランドから越境参加のクラブ 元々、AリーグはAPLとオーストラリアサッカー連盟(FFA)が共同運営してきたものの、現在はAPLが単独で運営。APLに引き続き運営を任せるか、FFA管轄に移行するか、男女全クラブのオーナー間でも意見が分かれているという。 しかし、FFA側は国内トップリーグの運営権を取り戻すことに「興味がない」とされており、今後もオーストラリアの国内サッカーは混乱が続く可能性があるようだ。 ◆Aリーグ・メン全12クラブのホームゲーム平均観客動員数 (23-24シーズン/第12節まで) 1.シドニーFC 1万4097人 2.メルボルン・ビクトリー 1万3860人 3.アデレード・ユナイテッド 1万0492人 4.ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 9956人 5.メルボルン・シティFC 9476人 6.ブリスベン・ロアーFC 7392人 7.セントラルコースト・マリナーズ 7337人 8.ウェリントン・フェニックス 6624人 9.ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツ 5492人 10.パース・グローリー 5305人 11.マッカーサーFC 3297人 12.ウェスタン・ユナイテッドFC 3211人 2024.01.17 13:48 Wed
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シュウォーツァーにライアン…GKの宝庫オーストラリアが新たに輩出した23歳ガウチ、プレミアリーグ挑戦へ誓い

オーストラリア代表GKジョー・ガウチ(23)が、新天地アストン・ビラでの意気込みを新たにした。豪『news.com.au』が伝えている。 プレミアリーグの今冬移籍市場最終日となった1日、アストン・ビラはアデレード・ユナイテッドから豪代表通算2キャップのGKガウチを完全移籍で獲得したと発表。アジアカップ2023に控え参加の23歳は4年半契約を結んだ。 現在のオーストラリア代表は、言わずと知れたGKマシュー・ライアンが主将兼絶対的守護神に君臨。バレンシア、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナル、レアル・ソシエダ、AZなどを渡り歩く経験豊富な31歳だ。 そんなライアンがいることで滅多にチャンスのないガウチだが、クラブキャリアではプレミアリーグへのステップアップを掴み取った格好。ビラには世界王者アルゼンチン代表の正守護神GKエミリアーノ・マルティネスがおり、定位置確保は難しいだろうが、裏を返せば学べることは盛りだくさん…何よりまだ23歳と、脂が乗ってくるのはこれからだ。 思い返せば、オーストラリア代表はいつの時代も優秀なGKが揃う。 1990年代中盤〜2010年代初頭にかけては、プレミアリーグ通算514試合出場のマーク・シュウォーツァー氏(51)が君臨して代表通算109キャップ。ミランで欧州制覇も経験した同い年のジェリコ・カラッツ氏(51)は54キャップにとどまり、2006年秋に自ら代表キャリアを終えた。 また、アダム・フェデリチ氏(39)はボーンマスやストーク・シティ、レディングなど、キャリアの大半をイングランドで過ごしたが、シュウォーツァー時代とライアン時代に被ってしまい、2007〜19年の13年間で通算16キャップ。2度のW杯はどちらもベンチから眺めた。 さらに、シュウォーツァー氏、カラッツ氏と同じ“1972年組”のマーク・ボスニッチ氏(52)を覚えているファンはいるだろうか。 こちらはマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アストン・ビラに在籍歴があり、プレミアリーグ通算208試合出場…ガウチの先輩にあたる。しかしキャップ数は17。同い年2人との激しい競争がそうさせ、オーストラリア代表の一員として21世紀を迎えることができなかった人物だ。 時は流れて2024年、シュウォーツァー氏から未来を託された“まだまだ”若い31歳ライアンが正守護神に君臨し、プレミアリーグ移籍を掴んだ“ものすごく”若い23歳ガウチが2番手に控えるオーストラリア代表。欧州系移民による恩恵も勿論あるが、まさにGKの宝庫と言えよう。 いずれライアンの後継者となるであろうガウチはプレミアリーグ移籍から2週間弱、新天地アストン・ビラでの活躍、ひいてはその先に向けた決意を新たにする。 「ビラは僕のアデレードでの試合をくまなくチェックしてくれて、GKとして、また人間としてどれだけの価値があるか詳細に分析してくれたんだ。そして、ここからまた成長するためのアイデアも交渉中に提示してくれた」 「だから、僕はこれからまだまだ学び、成長し、欠点を克服する謙虚な姿勢で頑張っていく。プロフェッショナルとして最高レベルに到達したい。それまで言い訳はなしだ」 2024.02.14 17:15 Wed
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国内経済効果は約2000億円、オーストラリアが女子W杯のレポートを公表 関心継続へ向けた道筋も

フットボール・オーストラリア(FA)は23日、2023年に行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の大会後レポート、『レガシー'23』を公表した。 これまでの記録を大きく塗り替える、197万人超の来場者数を記録し、全世界でのテレビ視聴者数は20億人に上るなど、盛況に終わった2023年のW杯。 開催国であるオーストラリア、マチルダス初のベスト4入りも後押しし、オーストラリア国内での試合チケットは130万枚が販売された。 FAのレポートによれば、大会がオーストラリアへもたらした経済効果は13億2000万ドル(約2000億円)。女子Aリーグの会員数は669%増加するなど、オーストラリアのサッカー界に革命を起こした。 レポートでは同時に、今後の熱量継続へ向けたさらなる投資の必要性も述べている。 大会成功を機に関心は大幅に高まった一方、グラスルーツレベルでは施設不足も懸念されている。これに対処するための継続的な投資プログラムの確立や、そのために引き続き政府とも協力を取ることなどを、FAの女子サッカーW杯・レガシー、インクルージョン部門の責任者であるサラ・ウォルシュ氏は述べている。 FAのジェームズ・ジョンソン最高経営責任者(CEO)も「我々は、FIFA女子ワールドカップ 2023によって生まれた効果が一層繁栄し続け、サッカーだけでなくオーストラリア社会全体に利益をもたらすよう、全力で取り組んでいます」と、とコメントしている。 日本では、2011年ドイツ女子W杯でのなでしこジャパンの優勝後、女子サッカーリーグの観戦者激増や競技者の増加といった"なでしこフィーバー"が巻き行ったが、現在はWEリーグをはじめ、代表戦でも集客に苦戦するなど、当時の遺産を生かし切れなかった。 2026年女子アジアカップの開催地としても立候補しているオーストラリア。今大会の成功をどのように発展へつなげ、継続してくのかには大きな注目が集まっている。 2024.02.23 19:45 Fri

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