監督解任のヘタフェ、フローレス監督が3度目の就任決定「家族になったような感覚が味わえる」

2021.10.06 19:20 Wed
Getty Images
ヘタフェは6日、新指揮官にキケ・サンチェス・フローレス氏(56)を招へいしたことを発表した。

現役時代はバレンシアやレアル・マドリー、レアル・サラゴサでプレーしたフローレス氏。引退後は、指導者の道へと進み、プロチームではヘタフェが最初の指導クラブとなった。

2004年7月にヘタフェの監督に就任すると、1シーズンを指揮。すると翌年にバレンシアへと引き抜かれる。
バレンシアでは2シーズン指揮を執ると、3シーズン目の2007-08シーズンは10月で解任。その後、ベンフィカやアトレティコ・マドリー、アル・ヒラル(UAE)、アル・アインで指揮を執り、2015年1月にヘタフェに帰還する。

しかし、その際には4勝1分け6敗の結果で、わずか11試合、1カ月半で解任されていた。
その後、ワトフォード、エスパニョールを指揮し、中国スーパーリーグの上海申花でも指揮。ワトフォードを経て、2019年12月以降はフリーとなっていた。

3度目の就任となるフローレス監督は、就任会見でオファーを受けた理由について「ヘタフェに行くたびに家族になったような感覚を味わってきた」とコメント。「トレーニングが楽しみであり、アンヘルが言うように互いのことを完璧に理解している。我々は少ししか話さず、たくさん仕事をしなければいけない」と語った。

また解任されたミチェル前監督については「私は毎週末多くの試合を観戦しているが、誰が何をしているかの話をする時間ではない。昔からミチェルとは素晴らしい友人関係であり、彼と話もした。お互いの幸運を祈る」と言葉を贈った。

今シーズンのヘタフェは、開幕から8試合を戦い、1分け7敗の最下位。現在は7連敗中と最悪な状況に。4日にミチェル監督を解任していた。

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