J2最下位の相模原が8人目の補強、東京VのMF松橋優安を期限付きで獲得

2021.08.10 11:23 Tue
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SC相模原は10日、東京ヴェルディのMF松橋優安(19)が期限付き移籍で加入することを発表した。

期限付き移籍期間は2022年1月31日まで。東京Vとの試合には出場できない。なお、背番号は「39」となる。

松橋は東京Vの下部組織出身。ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格し、2020年にトップチーム昇格。1シーズン半で明治安田生命J2リーグ通算29試合に出場していた。
松橋は両クラブを通じてコメントしている。

◆SC相模原
「SC相模原のみなさん、はじめまして! 東京ヴェルディから期限付き移籍で加入することになりました、松橋優安です。チームの力になれるよう全力で闘いたいと思います!よろしくお願いします!」
◆東京ヴェルディ
「この度、SC相模原に期限付き移籍することになりました。この決断は決して簡単ではありませんでした。僕はヴェルディが大好きです。だけどまだ何も恩返しできていません。だからこそ今よりもさらに強く、たくましく、そして成長して帰ってきます!待っててください。行ってきます!」

相模原は現在明治安田J2で最下位に位置。今夏は途中就任の高木琢也新監督の下、DF藤原優大(19/浦和レッズ)、DF木村誠二(19/FC東京)、MF髙山薫(33/大分トリニータ)、MF兵藤慎剛(36/無所属)、MF成岡輝瑠(19/清水エスパルス)、FW兒玉澪王斗(19/サガン鳥栖)、FW澤上竜二(27/セレッソ大阪)と若手を中心にすでに7選手を補強しており、松橋が8人目の補強となった。

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奥野耕平とルイス・フェリッピが今季初ゴール! 湘南が東京V撃破で4戦ぶり得点&勝利【明治安田J1第16節】

11日、明治安田J1リーグ第16節の東京ヴェルディvs湘南ベルマーレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの湘南が0-2で勝利した。 前節、横浜FCに2-0で勝利し11位に浮上した東京V。ホーム3連勝とともに今季2度目の連勝を目指した中4日の一戦では先発3人を変更。宮原和也、稲見哲行、松橋優安に代えてサスペンション明けの谷口栄斗、J1初先発の食野壮磨、負傷明けの福田湧矢を起用した。 対する15位の湘南は前節、サンフレッチェ広島に0-1で敗れて今季3度目の連敗。且つ3試合無得点と厳しい戦いが続く。その広島戦から中3日で4戦ぶりの得点と勝利を目指したアウェイゲームでは先発5人を変更。鈴木章斗、畑大雅、茨田陽生らがスタメンを外れ、平岡大陽、奥野耕平、小田裕太郎らが先発でピッチに立った。 志向するスタイルに共通点も少なくない両チーム。立ち上がりは互いに前からのプレス、背後をシンプルに狙った攻撃でチャンスを窺う。7分には右サイドでの森田晃樹のプレス回避を起点に、厚みのある攻撃を仕掛けた東京Vがボックス手前でこぼれ球に反応した食野がいい形でミドルシュートを放つ。 以降はトランジションやセカンドへの反応で優位に立ったホームチームが、森田や齋藤功佑が冷静にボールを動かしながら、クロスやポケットへのランニングを使いながらいい場面を作り出していく。 20分を過ぎた辺りから互いに後方からの前進に苦戦。睨み合いの展開となる。25分には高い位置からの連動したプレスでボールを奪い、平岡が馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス左に持ち込んで左足シュート。GKマテウスがはじいたボールにボックス右でフリーの藤井智也が反応したが、右足シュートをふかしてしまった。 前半半ばから終盤にかけては球際のバトルが強調され、トランジションや個人の局面打開によってチャンスに繋がりそうな場面が増えていく。38分には綱島悠斗が相手ボックス内まで侵入する攻撃参加から福田湧とのパス交換で続けて左足シュートを放つが、相手DFの身体を張ったブロックに遭う。 対する湘南も前半終了間際の45分にビッグチャンス。人数をかけたカウンターから福田翔生が中央を持ち上がって右で浮いた藤井に展開。藤井からの正確なクロスをボックス中央の小田が右足ダイレクトで合わせるが、ややコースが甘くなったシュートはGKマテウスのビッグセーブにはじき出された。 全体のペースは東京V、決定機の質では湘南とほぼ互角の展開だった試合はゴールレスで後半に突入。開始直後の47分には東京Vにセットプレーから決定機。食野の左CKをファーで味方が頭で折り返すと、ゴール前の混戦で深澤大輝が右足シュートを放つが、ここは福田翔の決死のブロックに阻まれて枠を外れた。 後半も拮抗した状況が続くと、両ベンチが早いタイミングで動く。湘南は松村、小田を下げて畑、鈴木章と本来の主力を投入。対する東京Vは齋藤、食野を下げて山見大登、松橋を投入。山見は本職の左シャドーに入ったが、松橋は公式戦ではほぼプレー機会がないボランチに入った。 一連の交代を経て湘南の勢いが増すと、思わぬ形からゴールが生まれる。62分、左CKの場面で池田がゴール前に入れたボールがゴール前で混戦を作ると、奥野が右足シュートを蹴り込み、湘南が4試合ぶりとなるゴールで先制に成功した。 この失点を受けて東京Vは足を痛めた福田湧と染野を下げて木村勇大、川﨑修平を同時投入。ここからギアを上げて攻勢を強めていくと、セットプレーから際どい場面を作り出す。 対して湘南はルイス・フェリッピ、奥埜博亮の投入で[3-4-2-1]に変更し、カウンターの脅威と前からの圧力を強める形に変化。守備に重きを置きながらも後ろに重くはならない。 試合は1点差のまま後半最終盤に突入。焦りから細かいミスや強引なプレーが目立つ東京Vに対して、冷静な判断で時計を進める湘南が優位に進めていく。そして、94分には相手陣内左サイドで森田と入れ替わった畑を起点に奥埜を経由したボールがペナルティアーク付近のルイス・フェリッピに繋がると、狙いすました左足シュートがゴール右隅に決まって勝負あり。 そして、奥野、ルイス・フェリッピの今季初ゴールによって4戦ぶりのゴールを取り戻した湘南が4試合ぶりの白星を手にした。敗れた東京Vは昨季に続いて湘南にホームで0-2の敗戦を喫することになった。 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) 2025.05.11 17:02 Sun
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J1デビュー飾ったC大阪戦に臨む東京Vの松橋優安、相模原時代の元同僚との再戦へ「対戦するからには絶対負けられない」

東京ヴェルディのMF松橋優安が、J1デビューを飾ったセレッソ大阪戦に向けて意気込みを語った。 先日に発表されたパリ・オリンピックでメンバー入りを果たしたシント=トロイデンVVのMF山本理仁、MF藤田譲瑠チマと東京Vの下部組織で同期だった松橋。 トップチーム昇格以降はSC相模原、レノファ山口FCへの武者修行を経験し、今シーズンからレンタルバックの形で復帰。プレシーズンの段階での序列は低かったが、「目を三角にして頭から湯気を出しながら毎日取り組んできた選手」と、城福浩監督が日々のひたむきな姿勢を評価し、今年3月に行われた明治安田J1リーグ第3節のC大阪戦(1-2●)で待望のJ1デビューを飾った。 以降はサイドハーフやウイングバックを主戦場に、途中出場の際にはサイドバックも務めるポリバレント性を武器に、リーグ戦15試合(先発5試合)に出場。第11節のサガン鳥栖戦では貴重な追加点となるJ1初ゴールも記録し、2-0の勝利に貢献するなど、ここまで10位に位置する昇格組の準主力として奮闘を見せている。 東京Vユース時代に10番を背負い、日本代表の世代別チームにも招集経験がある22歳の持ち味はアジリティ、テクニックを活かした突破力や攻撃面だが、現在のチームではその機動力、運動量、献身性を活かしたサイドでの守備力が評価されている。 プロ入りから数年間は良く言えばアグレッシブ、悪く言えばリスキーと、自己完結型の守備は大きな課題となっていたが、武者修行先での経験や城福監督らコーチングスタッフの指導もあり、より成熟したプレーを見せている。 松橋自身も「プロ1年目の自分からすれば考えられない」と、日々の濃密なトレーニングを通じて培った守備面の成長に手ごたえを感じている。 「一番大きいのは、練習からやり切るというか、全力を出し切る。そうすれば、試合本番では普段練習からやっていることを出すだけなので、自然にではないですけど、試合中もしんどいと思う時間はいくらでもありますけど、練習のときからしんどい時間を自分で作るというか、そういうのを意識しているので、試合でも身体が反応するというか、戻るべきところは戻れますし、そこはプロ1年目の自分からすれば考えられないところです」 「人間は、どうしてもうまくさぼりたい生き物だと思うので、そこを何とかしんどい側に自分を持っていくというのは、今年になってすごく成長できている部分です。ただ、まだまだ自分では納得してないですし、もっと成長できるし、自分で伸びしろがあると思っているので、そこはさらに成長していきたいなと思います」 ただ、「まだまだ納得してないし、伸びしろがある」と語るように、判断や周囲の使い方を含めたより戦術的な部分での課題も口にしている。 「自分のいいところは靴1足分、寄せ切れるところだったりはします。逆に、行き過ぎて剥がされる。自分のスピードで追いつけるときもありますが、そのぶんパワーは使うので、行くときと行かないときの判断というのはまだまだですし、自分だけで解決はできないので、周りを動かしながら自分もうまく判断しながらやっていきたい」 一方で、攻撃面に関しては途中出場で逃げ切りに貢献した横浜F・マリノス戦(2-1〇)を含め、ウイングバックやシャドーの位置でプレーした中、アタッキングサードでの判断・精度、積極性の部分で課題も見受けられる。 松橋は「(前がかりな相手を)ひっくり返してもう1点取れれば、チームを楽にさせられましたが、そこは自分の実力不足」、「自分が駆け上がったときにもう少し周りを見ながら、最後はゴールに向かったプレーで終われるように」と、横浜FM戦での反省を語った。 さらに、「(現状の課題は)最後の質の部分。慌てずというか、ゴール前こそしっかりと相手を見て、キーパーやディフェンスの足とかを見ながら、もう少し落ち着いてプレーできれば、結果に繋がってくるのかなと思います」と、今後のレギュラー定着に向けた明確な課題を口にした。 6日に味の素スタジアムで開催されるJ1第22節ではそういった反省も踏まえ、「J1デビューをさせてもらった相手」に対して、この4カ月間の成長を見せたいと語る松橋。 とりわけ、相模原時代の元同僚であるDF舩木翔との対戦を楽しみにしているという。 「やっぱり質が高い選手もすごくいますし、サイドバックで出ている舩木翔くんは相模原のときに一緒にやっていて、結構プライベートでも仲良くさせてもらい、お世話になっていたので、また対戦できるというのは楽しみです」 「本当に技術が高いですし、身体能力も一緒にやっているなかですごいと感じていたので、本当に尊敬しています。ただ対戦するからには絶対負けられないので、しっかりいい準備をしたいです」 前々節のジュビロ磐田戦での0-3の大敗を経て、原点回帰のアグレッシブなスタイルで勝ち取った横浜FM戦での勝利を浮上のきっかけに繋げていきたい中で背番号33は「もう一度原点に戻るという意味で意味のある試合だった。マリノス戦みたいな試合をすれば、ああいった情けない試合というのはもうないというふうに監督も言っていましたし、僕自身もそう思いますし、練習からそこは意識していきたい」と、7戦無敗で5位に位置する格上に対しても、ヴェルディらしい戦いで挑みたいと意気込んだ。 2024.07.05 19:20 Fri
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ブライトン戦で実戦デビュー果たした東京Vの松村優太…守備面反省も「かなりハマるんじゃないかと思っている」

東京ヴェルディのMF松村優太がブライトン戦(2-4●)で新天地デビューを飾った。 2020年に静岡学園から鹿島アントラーズに加入した松村は、加入5年目となった今シーズン途中に東京Vへの期限付き移籍を決断。 そして、24日にチームに合流すると、その4日後の28日に国立競技場で行われた『ブライトン&ホーヴ・アルビオン ジャパンツアー2024』で新天地での実戦デビューを飾った。 MF松橋優安に代わって後半頭から投入されると、スタートは右ウイングバック、途中から[3-4-2-1]の2シャドーの右でプレー。攻撃面では持ち味のスピードを活かした背後への抜け出しや、ボックス内でダイレクトボレーを放つなど幾つか見せ場を作った。 一方で、初めてのプレーとなったウイングバックでは後半立ち上がりにオフサイド気味ではあったものの、FWシモン・アディングラの3点目のゴールシーンではゴール前に戻り切れずにフリーでシュートを打たせてしまう反省点もあった。 その松村のデビュー戦について城福浩監督は、「このチームで要求している守備と攻撃というのを頭で理解していくプロセスと、我々が求める運動量。いまはそこに慣れている最中」と、まだまだ適応段階にあると語っている。 試合後のミックスゾーンで取材に応じた松村は、「たぶんU-23日本代表のアメリカ遠征以来」と約2カ月ぶりの実戦を終えた直後の率直な思いを語った。 「試合自体はもう2カ月ぶりとかですね。そこから最初の試合がブライトンだったので、なかなかのインテンシティで強度も高かったです」 対戦相手や慣れないポジション、酷暑でのプレーとなっただけに試合前には「10分ぐらいでもダメだろうな」という不安もあったというが、「足が攣ったりとか、動けないというほどではなく、元々上下動ができるタイプで、心肺機能に自信もある。思っていたよりはできたという感覚」とひとまず大事なく45分プレーできたことに安堵した。「ただ、自分のことは自分が一番わかっているので、もっといけるし、もっと取りに行けるし、もっと抜けるし、もっと仕掛けられる」と、ベストの状態からは程遠いとの自己評価も下している。 肝心のパフォーマンスに関してはコンディションに加え、加入間もない段階での戦術面、新たなチームメイトとの連携面の問題も見受けられ、松村も「今日は全然ダメだった」と自身のパフォーマンスに納得いっていない。 とりわけ、「3失点目はオフサイドだと思いますが、ウイングバックであれば最初に戻るべきだったかなと。親善試合でVARがなかったからという考え方ではなく、今後の教訓として自分のなかにしっかりととどめて、リーグ戦では同じことがないようにしないといけない」と反省の言葉を口に。 それでも、「いきなり来て全部が全部うまくいくわけではないですし、コンディションを上げていくのと、他のことやタスクをこなしてタスクを吸収して、あとは自分の良さを出していければ、かなりハマるんじゃないかなと個人的に思っています」と課題が多いなかでも今後のフィットへの自信を示している。 出場機会を得る上で本職の攻撃的なポジションに加え、新たにチャレンジするウイングバックでのプレーに関しても「実戦でやるのも初めてで、なかなか難しいところもありましたけど、タスクの部分でいろんな選手や監督、コーチと話し合いながらやっていければ、今日シュートを打った場面とかも相手からしたらカウンターで追いつかないところで、自分であれば追いつけると思うので、そういうところで良さも出せるし、ポジティブな印象」と前向きな姿勢を見せた。 また、城福監督の信頼を得る上で重要となる守備面に関しては今回の移籍に際して、連絡を取った高校時代の恩師である川口修監督から“原点回帰”の助言を受けたことを明かした松村。 「監督からは『お前はフィジカルの選手で、高校のときとかボールをガンガン奪いに行っていたんだからもっと行け』、『フィジカルがあるし、積んでいるエンジンもあるし、守備の部分では何か見ているだけになっているからもっと行け』と言われました」 「それを一番近くで見ていた人が言うのだから、たぶんいけると思いますし、元々そうやってボールを狩りに行っていたタイプでもあるので…。鹿島ではいろいろ考えながら、動きながらやっていて、行っていいのかなみたいな感じになっていたと思いますが、元々スピードがある方ですし、今日も抜け出されたと思ったのを追いついたりとか、そういう場面もありました」 「それはどんどん繰り返しながら、自分のタイミング、感覚というのを積んで戻していければ、代表とかアジア大会とかでも守備で奪ったりとか、追いついてとかあったので、そこまで(守備に対する)悲観はないです。あとは相手に走られたタイミングでついていくとか、そこはウイングだとなかなかないところなので、裏の対応とかラインの駆け引きとかはやっていかないとダメですね」 現在、開催中のパリ・オリンピックでは長らく一緒に戦ってきたU-23日本代表のチームメイトが2連勝でベスト8進出を決めるなど見事な戦いぶりを見せている。 そのパリ五輪については「正直メンバー発表があったときに、ずっと携わってきたなかで、ちゃんと悔しくありたかったというのが本音で、正直もう入るわけがないだろうと思っていたので、悔しいよりもさらにもう1個上まで行ってしまっていたので、どうせ落ちるなら納得してプレーして落ちたかったというのはありますけど、それは自分の力不足で仕方ない」と正直に胸の内を明かした。 ただ、「みんなと一緒にやってきたなかで、決勝トーナメント進出は心から嬉しいですし、みんなには頑張ってもらって、僕は今できることをやっていきたい」とそのベクトルを自身に向け、「ここから先キャリアも長いので、まずヴェルディでしっかり自分自身の成長だったり、ヴェルディのために活躍することに目を向けてやりたい」と新たな決意を示した。 なお、静学以来の緑のユニフォームと共にブライトン戦でお披露目された背番号47については「いくつか番号を掲示され、鹿島では『27』だったので、7がつく番号か、1がつく番号とかがいいなと思っていました。ただ、50番台はディフェンダーっぽいと思っていたので、なら『47』だと思ったというだけです」とその経緯を明かしている。 現時点ではコンディション向上、新たなスタイルへの順応をメインタスクに、攻撃面での“ゲームチェンジャー”が当面の役割となりそうだが、デビュー戦でもその片りんを垣間見せた推進力は後半戦の東京Vにとって大きな武器となるはずだ。 2024.07.29 07:15 Mon
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鹿島の安西幸輝、J1舞台にかつての本拠地で実現した古巣対戦に「自分が育ったクラブですし感慨深いものもありました」

鹿島アントラーズのDF安西幸輝が、J1を舞台にかつての本拠地で実現した古巣対戦を振り返った。 鹿島は25日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第28節で東京ヴェルディと対戦。逆転優勝へこれ以上の取りこぼしが許されないなか、直近3連敗中の苦手アウェイゲームに臨んだ。 前半からボールは握ったものの、相手の堅固な守備ブロックの攻略に苦戦。球際の勝負で劣勢を強いられ、中盤でのボールロストから高い位置を取るサイドバックの背後を狙われて引っくり返されると、後半の63分と75分に一瞬の緩みからFW山見大登に2点を奪われた。 その後、積極的に交代カードを切ってゴールを目指したものの、相手のハンドで得たPKをFW鈴木優磨が決めて1点差に迫るのが精いっぱいで1-2の敗戦。アウェイ4連敗と共に3戦未勝利で4位に転落した。 東京ヴェルディジュニアからジュニアユース、ユースを経て2014年に東京Vでプロキャリアをスタートした安西は2018年に鹿島へ完全移籍。ポルトガルのポルティモネンセで2年間プレーした後、2021年から古巣に復帰している。 一方、東京Vは安西の在籍時を含め2008年から15年間に渡ってJ2での戦いを強いられたが、昨シーズンのJ1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1昇格を果たした。 今年5月にはホームで古巣初対戦を経験した安西だが、J1を舞台にかつての本拠地で実現した古巣戦はやはり感慨深いものとなった。 「自分が育ったクラブですし感慨深いものもありましたけど、僕は鹿島の人間ですし、鹿島のためにしっかりと戦おうと思って試合に入りました」 3点差を追いつかれてドローに終わった初対戦の苦い経験、逆転優勝へ負けられない一戦だったこともあり、気合十分で臨んだ一戦だったが、結果は前回対戦以上にほろ苦いものに。 29歳DFはバイタルエリアを締めて自身を含めたサイドバック裏を執拗に狙ってきた東京Vの戦い方に関して「徹底してやってきていたので、そこは相手が素晴らしかったなと思います」と素直に苦戦を認めた。 また、「相手を崩せなかったのが、まず僕らの敗因ですし、失点のところもやっぱり最近軽い失点が続いているので守れたシーンでしたし、今日のヴェルディのように引いた相手に対して、セットプレーだったりで1点取れれば、また話は変わってくるんですけど先制点を取られたことで、厳しい戦いになりました。こういう相手がこれからどんどん出てくると思うので、そこを崩し切れないと上にいけないのかなと感じました」と、試合内容を振り返った。 個人としては前半こそ幾度か深い位置まで侵攻し、クロスや仕掛けるシーンを見せたが、「どちらかというと僕はバランスを取る方なので、チームのバランスを見ながらやっていましたが、崩し切れなかったり、もうちょっと大胆にクロスを上げたりとか、もうちょっと大きくやってもよかった」と逆サイドでストロングポイントとなっているDF濃野公人とのバランスを意識しすぎたと反省も口にした。 試合終了後には自主トレを一緒に行うなど、親交があるMF松橋優安と会話をかわすシーンもあった。 「あいつは自主トレを一緒にやっていて、そのときはヴェルディに残れるかわからないと言っていました。そういうなかで一緒にやっていた選手が試合に絡んでいるのはすごく嬉しいことですし、ユースの後輩としてピッチに立っている選手が何人もいたので、すごく誇りに思います」と、穏やかな表情で可愛い後輩たちへの思いも語った。 さらに、今夏の期限付き移籍の際には同じく東京V育ちのMF三竿健斗と共にアドバイスを送った松村については「ヴェルディは若い選手がいっぱいいますし、染野も(林)尚輝も生き生きとやっていますし、チームとしてやることが徹底されている。マツ(松村)もウイングバックで出ていることが多いと思いますけど、あいつの武器というのをしっかり活かせるようなチームに入ってよかったなと思います」と、自身の古巣で早くも主力を担う後輩の活躍を喜んだ。 古巣対戦を敗戦で終え、首位のFC町田ゼルビアとの勝ち点差が「6」に広がったなかで安西は「軽い失点が続いているので、その辺はしっかりチームとして改善しないといけないですし、得点というのも最近取れていないので、全体的にしっかりやっていきたい」、「途中から出てきた選手たちが、最近は勢いを持ってやってくれているので、今後は途中交代の選手がどれだけチームにフィットするかというのが大事。優磨一辺倒ではなくて、チーム全体で攻撃のクオリティを上げられればと思います」と、ここからの巻き返しを誓った。 2024.08.26 08:55 Mon

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J3相模原が6選手と契約満了…FW栗原イブラヒムジュニアやMF金城ジャスティン俊樹ら

SC相模原は27日、6選手の契約満了を発表した。 今回発表されたのは、GK川島康暉(25)、MF金城ジャスティン俊樹(27)、DF國廣周平(27)、MF吉武莉央(27)、MF若林龍(24)、FW栗原イブラヒムジュニア(23)となる。 川島は東京都出身で、東京農業大学から2022年に加入。3シーズンを過ごし、J3で4試合に出場した。 金城は1860ミュンヘンやフォルトゥナ・デュッセルドルフとドイツでプレー。その後、ザスパクサツ群馬(ザスパ群馬)、VONDS市原FCでプレー。2023年に相模原に加入し、2シーズンでJ3通算18試合1得点、リーグカップ1試合に出場した。 國廣はSHIBUYA CITY FCから2023年に加入。自身初のJリーグ挑戦となった中、2シーズンでJ3通算14試合に出場した。 吉武はFC延岡AGATAから2023年に加入。J3で通算38試合に出場し2得点を記録した。 若林は法政大学から2023年に加入。2シーズンでJ3通算33試合2得点、リーグカップで1試合に出場した。 栗原は清水エスパルスやアスルクラロ沼津、鈴鹿ポイントゲッターズFC(現:アトレチコ鈴鹿)、福島ユナイテッドFCでプレーした後、2023年に加入。2シーズンでJ3通算20試合2得点、リーグカップで1試合に出場していた。 6選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆GK川島康暉 「2024シーズンを持ってSC相模原を離れることになりました」 「2022年1月24日、2022シーズン始動日に、不安と野心を胸いっぱいに電車に乗って、練習生として相模原駅に降り、スポレクに向かったあの日から、僕の相模原との時間は始まりました」 「1年目はアマチュア契約で、仕事をしながら、多くの方々に支えてもらいました。柴崎選手、竹重選手、圍選手とお手本になる選手が3人もいて、背中を追い、必死に駆け抜けました」 「2年目はプロ契約を結んでもらい、Jリーグ初出場を果たしました。ピッチに立ち、チームの勝利に貢献できたこと、どんな状況でもチームの為に戦うことができたこと、初めてチームの力になっていると実感しました」 「そして迎えた3年目、チームからの期待も大きくなり、自分の中でも今年にかける想いはここ2年とは違うものでした。その中で結果を出せず、踠き苦しみ、悔しい気持ちで過ごした時間が長かったです。ただ毎日毎時毎秒やれることをやったと胸を張って言えます」 「このクラブは僕にとって、いつまでも特別です。初めてJリーガーにさせていただき、初めてプロにさせていただき、初めてピッチに立たせてもらった。感謝しかありません」 「サガミスタ、スポンサー企業の皆様、クラブスタッフ、チームメイト、僕に携わって頂いた全ての方々、本当に3年間ありがとうございました!もう1回りも2回りも大きくなった姿でまたギオンスで会えるように頑張ります! 3年間お世話になりました」 ◆MF金城ジャスティン俊樹 「2年間ありがとうございました。うまくいかない時期や大怪我の時にも頑張ってくださいと声をかけてくれたサガミスタの皆さんには感謝しています。またどこかで会えるのを楽しみにしています」 ◆DF國廣周平 「2年間ありがとうございました。チームの力になれず悔しい気持ちと情けない気持ちがありますが、何者でも無かった自分を受け入れてくれたチーム、サポーター、前監督には凄く感謝しています」 「また自分ごとですが、11月前半に前十字靭帯断裂し手術、入院をしていた関係で最終節にスタジアムにいけず、サポーターやボランティアスタッフの方へ感謝を伝えられなかったのでここでになりますが。いつもサポートして頂き本当にありがとうございました!」 「先の事は不安ばかりですが、前向きに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」 ◆MF吉武莉央 「2年間ありがとうございました。今シーズン感じた悔しさを忘れずこれから頑張ります」 ◆MF若林龍 「今シーズンをもってSC相模原を退団する事になりました。サガミスタの皆様、スポンサーの皆様、ボランティアスタッフの皆様、今シーズンも最後まで心に響く熱い応援をありがとうございました」 「J 2昇格という目標を達成する事が出来ず申し訳なく思っています。SC相模原でプレイ出来た事に感謝申し上げます。皆様ありがとうございました。これからも頑張ります!」 ◆FW栗原イブラヒムジュニア 「2年間ありがとうございました。サガミスタの皆様がいつも素晴らしい声援を送ってくれたことは絶対に忘れません」 「もっと活躍して感謝を伝えたかったですが、このチームでそれはもう叶いません。次の場所で自分の活躍が皆様の耳や目に入るように、そして自分はこんなものじゃないことを証明できるように、頑張ってきます。ありがとうございました」 2024.11.27 14:17 Wed
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盗撮で逮捕された相模原MF佐野陸人は無期限選手活動禁止処分に「捜査機関および司法の判断を待って厳正に対処」

SC相模原は18日、MF佐野陸人(22)への処分を発表した。 佐野は今月11日に神奈川県警に逮捕されたとクラブは発表。クラブは事実確認を行っていた中、盗撮したことを認めたという。 クラブは本人にも確認し、事実であることが確定。無期限の選手活動禁止処分を言い渡したことを発表した。 「SC相模原所属の佐野陸人選手について、スマートフォンで見知らぬ女性を無断で撮影し、神奈川県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されるという事案が発生いたしました」 「当クラブにて確認の結果、当該行為が事実であると確認されたため、同選手を無期限の選手活動停止処分といたします」 「今後、捜査機関および司法の判断を待って、当クラブとしても厳正に対処いたします」 「本件に関しまして、被害者の方ならびにそのご家族の皆様、関係者の皆様、日頃よりSC相模原を応援してくださるファンの皆様に心よりお詫び申し上げます」 佐野は清水エスパルスの下部組織育ちで、ジュニアユース、ユースと昇格。その後法政大学へと進学し、今シーズン相模原に加入。プロ1年目は明治安田生命J3リーグで6試合、天皇杯で1試合に出場していた。 <span class="paragraph-title">【写真】今季法政大学から相模原に加入した佐野陸人</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/l62NucUkhA">https://t.co/l62NucUkhA</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SC%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E5%8E%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SC相模原</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SCS?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SCS</a> <a href="https://t.co/61jtjPDUj1">https://t.co/61jtjPDUj1</a> <a href="https://t.co/gvBw6fhXXL">pic.twitter.com/gvBw6fhXXL</a></p>&mdash; SC相模原 (@sc_sagamihara) <a href="https://twitter.com/sc_sagamihara/status/1619646664268193792?ref_src=twsrc%5Etfw">January 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.18 13:28 Mon
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相模原の守護神・バウマンが、1年半ぶりにドミニカ共和国代表に復帰!「どの国でプレーをしていても見くれている人はいる」

SC相模原は10月1日、GKノアム・バウマンが、ドミニカ共和国代表に選出されたことを発表した。 バウマンは、父はスイス、母はドミニカ共和国にルーツをもつ、29歳。2014-2015シーズンにプロデビュー後、スイスリーグの複数クラブをわたり歩き、2022-2023シーズンにはセリエB(イタリアリーグ2部相当)のアスコリ・カルチョでプレー。2023-2024シーズンはギリシャ・スーパーリーグのOFIクレタで正GKとして活躍し、2025シーズンに相模原に加入した。 自身初のアジア挑戦となった今シーズンは、身長194cmの恵まれた体格を生かした精度の高いシュートストップを武器に、リーグ戦全25試合に出場。天皇杯では1回戦ではJ2の水戸ホーリーホック、3回戦ではJ1の川崎フロンターレ相手に好セーブを連発し、クラブ史上初のベスト8進出の立役者に。特にPK戦での反応の鋭さは、SNS上でもたびたび話題となった。 二重国籍の選手としてU-21まではスイス代表として活動していたが、2024年3月にドミニカ共和国代表としてA代表デビュー。このたび1年半ぶりに復帰し、10月10日(対ウルグアイ代表)と10月12日もしくは13日(対戦相手未定)に行われる国際親善試合に臨む。 招集に際し、バウマンは取材に応じ「どの国でプレーをしていても、見てくれている人はいる。代表に選ばれるのは本当に特別なことだし、誇りに思う」と笑顔を見せる。 一方「サッカーはどこでやってもサッカー。代表として90分戦い切って、相模原に帰ってきてからも変わらずいつも通りいい準備をして、リーグ戦も全力を尽くしたい」と、J2昇格を懸けた残る9試合に向け、決意を新たにした。 2025.10.01 22:15 Wed
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相模原、栗原イブラヒムジュニアが負傷…全治4週間

SC相模原は18日、DF栗原イブラヒムジュニアの負傷を報告した。 昨季限りで清水エスパルスを退団した栗原はJリーグ合同トライアウトを経て、相模原に今季入団。ここまで明治安田生命J3リーグ10試合に出場して2得点だったが、9日に行われた第17節のFC大阪戦で開始10分にピッチを後にした。 その影響からか、15日に行われた第18節の奈良クラブ戦を欠場。検査で左腰方形筋肉離れと診断され、全治4週間の見込みだという。 2023.07.18 18:55 Tue
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盗撮で逮捕されたMF佐野陸人、相模原が契約解除を発表…プロ1年目で7試合に出場

SC相模原は17日、MF佐野陸人(22)との契約解除を発表した。 佐野は2023年12月11日に神奈川県警に逮捕。スマートフォンで見知らぬ女性を無断で撮影。いわゆる盗撮を行ったとして、神奈川県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されていた。 クラブも佐野に確認をしたところ、盗撮したことを認め、無期限の選手活動停止処分を下していた。 新体制にも名前がなかった佐野だが、相模原は17日付で契約解除を発表した。 佐野は清水エスパルスの下部組織育ちで、ジュニアユース、ユースと昇格。その後法政大学へと進学し、2023シーズンに相模原へ加入。プロ1年目は明治安田生命J3リーグで6試合、天皇杯で1試合に出場していた。 2024.01.17 17:32 Wed

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