アタランタがヴェローナの逸材CBロヴァート獲得! スパーズ行き望むロメロ後釜に?
2021.07.31 20:28 Sat
アタランタは31日、エラス・ヴェローナからU-21イタリア代表DFマッテオ・ロヴァート(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの4年となるが、1年間の延長オプションが付随している。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は800万ユーロ+ボーナス300万ユーロの総額1100万ユーロ(約14億3000万円)となるようだ。
パドヴァの下部組織出身のロヴァートはジェノアのプリマヴェーラでのプレーを経てセリエCのパドヴァでプロキャリアをスタート。その後、2020年1月にヴェローナに引き抜かれると、同年7月のアタランタ戦でセリエAデビューを飾った。
昨シーズンはアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(ローマ)、コソボ代表DFアミル・ラフマニ(ナポリ)と2人の主力の移籍によって出場機会を掴むと、セリエA24試合に出場。
高い戦術眼を生かしたカバーリングセンス、ラインコントロールを軸に地対空安定した対人対応、的確な配球と、総合力の高いセンターバックとして評価を高めていた。
そのため、ロヴァートのアタランタへの順応は非常にスムーズに進むはずだ。
なお、ロヴァートの獲得を受け、トッテナム行きを熱望するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(23)の交渉に動きが出てくるかもしれない…。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は800万ユーロ+ボーナス300万ユーロの総額1100万ユーロ(約14億3000万円)となるようだ。
パドヴァの下部組織出身のロヴァートはジェノアのプリマヴェーラでのプレーを経てセリエCのパドヴァでプロキャリアをスタート。その後、2020年1月にヴェローナに引き抜かれると、同年7月のアタランタ戦でセリエAデビューを飾った。
高い戦術眼を生かしたカバーリングセンス、ラインコントロールを軸に地対空安定した対人対応、的確な配球と、総合力の高いセンターバックとして評価を高めていた。
なお、昨シーズンまでヴェローナを率いていたイバン・ユリッチ前監督はアタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の愛弟子として知られており、両指揮官の志向するスタイルは非常に近い。
そのため、ロヴァートのアタランタへの順応は非常にスムーズに進むはずだ。
なお、ロヴァートの獲得を受け、トッテナム行きを熱望するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(23)の交渉に動きが出てくるかもしれない…。
マッテオ・ロヴァートの関連記事
エラス・ヴェローナの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
エラス・ヴェローナの人気記事ランキング
1
ラツィオ、ヴェローナの主力MFザッカーニを獲得!
ラツィオがエラス・ヴェローナからイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(26)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得した。保有元のヴェローナが8月31日に発表した。 なお、今回の契約では出場試合数など、一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えるところによれば、買い取りの金額は700万ユーロ(約9億1000万円)となり、200万~300万ユーロ(約2億6000万~3億9000万円)のボーナスも付くようだ。 ベッラーリアでキャリアをスタートしたザッカーニは2013年にヴェローナへレンタルで加入。その後、完全移籍に切り替わると、2016–17シーズンから主力に定着した。 トップ下を主戦場にセントラルMFや左ウイングでもプレー可能な攻撃的MFは、ボールのオン・オフに関わらず、チームの攻撃にリズムと創造性をもたらせる玄人好みのプレーヤーだ。昨シーズンのセリエAでは36試合に出場し、5ゴール7アシストの数字を残したほか、前指揮官のイヴァン・ユリッチ仕込みのプレー強度にも定評がある。 2021.09.01 04:35 Wed2
ヴェローナ、昨季途中までエンポリを率いたザネッティ氏を新監督に招へい
エラス・ヴェローナは14日、新監督にパオロ・ザネッティ氏(41)を招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 2023-24シーズンを13位で終えたヴェローナは、11日に昨夏から指揮を執っていたマルコ・バローニ監督(60)の退任を発表していた。 新監督に就任したザネッティ氏は、現役時代にエンポリやトリノで活躍したザネッティ氏は、2014年に引退すると2017年に当時セリエC(イタリア3部)のズュートティロールで指導者キャリアをスタート。 その後、アスコリやヴェネツィアで監督を歴任。直近では2022年6月から古巣エンポリの監督を務めると、2022-23シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いた。 この手腕が認められ、昨夏には2025年までの新契約にサインしていたが、2023-24シーズンはセリエA開幕3連敗を喫すると、第4節のローマ戦も0-7と大敗し、昨年9月19日に成績不振で解任されていた。 2024.06.14 06:30 Fri3
ヴェローナが昨季オランダ2部で16ゴールのカーボベルデ代表FWを獲得!
エラス・ヴェローナは24日、MVVマーストリヒトからカーボベルデ代表FWダイロン・ロシャ・リヴラメント(23)の完全移籍加入を発表した。契約期間は2028年6月までとなる。 オランダ出身のリヴラメントは、NACブレダのユース出身。2021年夏にはローダJCへ移り、2022年2月にファーストチームデビューを飾った。 2022年夏にはマーストリヒトへ移籍。1年目はベンチスタートがメインだったものの、続く2023-24シーズンの途中からレギュラーを奪取する。 主にセンターフォワードとしてエールステ・ディビジ(オランダ2部)で35試合プレーし、16ゴール2アシストを記録。2シーズンで通算66試合21得点3アシストの成績を残している。 2024.07.25 14:42 Thu4
10人のローマが苦しみながらも2018年初白星となる7戦ぶりの勝利! ジェンギズ圧巻の電光石火セリエA初弾で逃げ切る!《セリエA》
▽セリエA第23節、ヴェローナvsローマが4日にスタディオ・マルカントニオ・ベンテゴーディで行われ、アウェイのローマが1-0で勝利した。 ▽前節、ホームでサンプドリアに敗れて泥沼のリーグ戦6試合未勝利となった5位のローマだが、今冬の移籍市場最終盤にはエメルソン・パルミエリとホナタン・シルバの左サイドバックの入れ替え移籍こそあったものの懸念事項だったエースFWゼコの残留が決定。ここから仕切り直しを図るチームは19位のヴェローナとのアウェイゲームに臨んだ。サンプドリア戦からはファン・ジェズスに代えてファシオを復帰させた以外、同じメンバーが揃った。 ▽試合は開始40秒過ぎにローマがいきなり試合を動かす。ボックス手前右でペッレグリーニの競ったボールを拾ったジェンギズが巧みなステップワークから内に切り込んで左足を一閃。鋭いシュートがゴール右隅に突き刺さり、“トルコのディバラ”と評されるレフティーの鮮烈なセリエA初ゴールが決まった。 ▽ジェンギズの電光石火弾でリードを手にしたローマは、ナインゴランをトップ下に配した[4-2-3-1]の新布陣で前からアグレッシブにプレスをかける能動的なスタイルでリズムを掴む。 ▽この流れの中でゼコがうまく起点を作りながら、ナインゴランやコラロフ、ストロートマンが積極的にフィニッシュに顔を出すが、粘るヴェローナの守備を前になかなか追加点が奪えない。逆に31分には相手のカウンターからマトスに鋭いミドルシュートを浴びるが、これは枠の左に外れた。その後、前半終盤の37分と38分にはエル・シャーラウィとゼコのコンビで続けてゴールに迫るが、相手GKの好守などに遭い1-0のスコアで前半を終えた。 ▽後半も立ち上がりからボックス内のゼコが反転シュートでゴールに迫るなど、まずまずの入りを見せたローマ。しかし、51分には相手のカウンターの場面でマトスに対して後方からスライディングタックルを見舞ったペッレグリーニにレッドカードが掲示され、一発退場に。1点のリードがあるものの残り40分を10人で戦うことになった。 ▽それでも、ナインゴランやゼコを起点にボールをキープしながら押し込む展開を継続するローマは危なげない試合運びを見せる。時折、与える相手のカウンターチャンスもきっちり攻撃を遅らせて可能性のないミドルシュートやクロスで相手の攻撃を終わらせる。 ▽その後、疲れの見えたジェンギズ、エル・シャーラウィの両翼を下げてジェルソン、ペロッティと交代カードを切る中、73分には絶好の決定機が訪れる。ボックス手前で不用意な相手GKニコラスのパスをカットしたゼコがすかさず左足のシュート。しかし、このシュートはややコースが甘くニコラスのセーブに遭う。 ▽その後、相手の猛攻を凌ぎながら試合終盤にはコラロフとストロートマンのロングカウンターで絶好機を演出するも、試合はこのままタイムアップ。後半序盤の退場で10人の戦いを強いられながらも粘り強い戦いで逃げ切ったローマが待望の2018年公式戦初白星と共にリーグ7戦ぶりの勝利を手にした。 2018.02.04 22:32 Sun5