C・パレスの監督探しが振り出しに…ファブレ招へいが一転白紙
2021.06.25 17:45 Fri
ルシアン・ファブレ氏(63)の監督就任が有力視されたクリスタル・パレスだが、一転して白紙になってしまったようだ。
C・パレスは今季限りでロイ・ホジソン監督が退任。後任候補として、元チェルシー監督のフランク・ランパード氏や元ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント氏、そしてバーンリーのショーン・ダイチ監督らも挙がるなか、最近になり、熱を帯びているのがファブレ氏だった。
そんなスイス人指揮官はイギリス『ガーディアン』いわく、ここ1週間半におよぶC・パレスとの話し合いを経て、3年契約で合意。24日に正式契約が予定され、C・パレスも労働許可証の申請に動いている状況だったが、ファブレ氏がサインを交わす直前に態度を改め、オファーを断ったという。
まだ監督業に復職する準備ができていないとの考えに一転してシフトしたといわれるファブレ氏は昨年12月にドルトムント監督の座を追われてからフリー。C・パレスだけでなく、エバートンやリール、フェネルバフチェをはじめとする他クラブの関心も取り沙汰されているが、まだ充電期間を要するとの考えに至ったことで、いかなるオファーも受けない模様だ。
C・パレスの共同会長を務めるスティーブ・パリッシュ氏は先週にニースでファブレ氏と面会した際に同氏のビジョンに感銘。『ガーディアン』はヌーノ氏との交渉を打ち切ってまでファブレ氏の招へいに乗り出したとされるだけに、大きな失望感が漂うものといえると綴っている。
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