ショーン・ダイチ Sean DYCHE

ポジション 監督
国籍 イングランド
生年月日 1971年06月28日(52歳)
利き足
身長
体重
ニュース クラブ 監督データ
ニュース一覧

エバートンが今季も降格回避…ダイチ監督52歳の生き様が詰まった“プレミア残留”「この功績を誇りに思う」

エバートンが今季もプレミアリーグ残留を達成。ショーン・ダイチ監督が喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 エバートンは27日、第35節でブレントフォードに1-0と勝利。経営難に勝ち点剥奪絡みの二転三転、恒例の残留争いと不恰好な今シーズンを送るが、3試合を残して降格回避だ。 このクラブの場合、その立役者を指揮官に見出すことができる。ショーン・ダイチ監督52歳。 バーンリー時代から一貫した[4-4-2]ベースのシンプルな戦術にロングボールやセットプレー…面白みに欠けるサッカーで面白さを表現できる稀有な存在であり、そのサッカーは、クラブ経営陣に対して鬱憤を溜め込むグディソン・パークと共鳴する。 お世辞にも世界最高峰のリーグで優勝を狙うサッカーではないが、ダイチ監督自身にその願望がない模様。現役時代(18歳〜36歳)にイングランドの下部リーグを抜け出せず、最後までプレミアリーグのピッチに立てなかった男は、「プレミアリーグ残留」を最大の価値と捉えている。 「(残留達成で)信じられないほど素晴らしい気分だ。シーズンを通してさまざまな困難に直面し、対処に対処を重ねてここまできた。監督はピッチの外でチームに落ち着きを与え、ピッチの中ではチームを機能させる責任がある…今季も難しいバランスだったよ」 「称賛に値する選手たちとスタッフ陣。後半戦は常にうまくいっていたわけではないが、前半戦よりも積み上げが大きかったと思う。(勝ち点剥奪絡みの)ノイズと攻撃があるなか、良いプレーを続けた。明らかにチャンスが増えただろう?」 前節(第29節延期分)のリバプール撃破に続き、3連勝でプレミアリーグ残留を掴んだエバートン。彼らには、ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップが率いるチームとは異なる「魅力」が詰まっている。率いるのは、その生き様を投影したと言ってもいいショーン・ダイチ52歳だ。 「本当に疲れる一週間だったが、とにかく嬉しい。この功績(プレミア残留)を誇りに思う」 2024.04.28 13:25 Sun

リバプール撃破も「選手から喜びの芽を摘み取った」、残留争い知り尽くすショーン・ダイチ52歳に一切の慢心なし

エバートンのショーン・ダイチ監督が選手へ喝を入れる。クラブ公式サイトが伝えている。 24日のプレミアリーグ第34節でリバプールを2-0と撃破したエバートン。経営難に勝ち点剥奪絡みの二転三転、残留争いと不恰好なシーズンを戦うなか、残り4試合で宿敵のタイトル獲得を遠ざける金星により、クラブ内外が沸く。 ただ、ダイチ監督の鋭い目付きは来たる未来だけを見据え、過ぎたことなどに興味なし。シンプルな戦術に[4-4-2]ベースのブロック…長期政権を敷いたバーンリー時代から残留争いを知り尽くす52歳は、残り4試合に命を賭ける覚悟がある。 限りなくプレミア残留に近づいたなかでも一切の慢心なし。選手たちから「喜びの芽を摘み取った」という。 「“現場”の力が及ばない浮き沈みも経験した今季、今回(リバプール戦)のような勝利は確かに誇りに思うべきもの。勝ち点剥奪に関する外部からの攻撃が、エバートンの選手には通用しないことが証明できたと思う。異論はないはずだ」 「だが、ここからシーズンラストまではもっと苦しい。私は試合後に『ファンと地域全体にこの勝利を喜んでほしい』と言ったが、次の車もやって来る。ここで駐車すべきだ。誰もがミッションに固執せよ」 「選手たちには、リバプール戦勝利を昨夜限りで喜び切ってもらった。次のブレントフォード戦はもっと重要で、グディソン・パーク(ホーム)で3ポイントを積むまたとないチャンスだ」 「ブレントフォードはいいチームだし、我々よりも少しだけリラックスして試合に臨めるだろう。昨夜選手たちから喜びの芽を摘み取った際、『次も勝って、また一瞬だけ喜ぶぞ』と伝えた。是が非でも3ポイントを獲りに行く」 ◆残留争い(全チーム残り4試合) 15位 ブレントフォード | 勝ち点35 | -7 16位 エバートン | 勝ち点33 | -12 17位 フォレスト | 勝ち点26 | -18 —残留圏内— 18位 ルートン・タウン | 勝ち点25 | -28 19位 バーンリー | 勝ち点23 | -32 20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -59 2024.04.26 18:10 Fri

「ファンとクラブにとって素晴らしい勝利」…マージーサイドダービー勝利に導いたエバートン攻守の立役者が歓喜

マージーサイド・ダービー勝利に貢献したエバートンの攻守の主役が会心の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが2選手のコメントを伝えている。 エバートンは24日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第29節延期分でリバプールとのマージーサイド・ダービーに臨み、2-0で勝利した。 前節、ノッティンガム・フォレストとの残留争い直接対決を2-0で勝利し、良い形でホーム開催のダービーを迎えたトフィーズ。戦前はほぼ主力をスタメンで起用した2位チーム相手に苦戦必至と見られたが、コンディション面での優位性を生かして球際の勝負で奮闘。 試合序盤から得意のセットプレーで制空権を握ると、27分にFKの流れからDFジャラッド・ブランスウェイトが先制点奪取。前半終盤の守勢をチーム一丸となった守備で乗り切ると、後半序盤の58分には右CKからFWドミニク・キャルバート=ルーウィンが値千金の追加点を奪った。 その後、よりリスクを冒して前に出た相手の猛攻をGKジョーダン・ピックフォードの再三の好守などで凌ぎ切り、2010年以来13試合ぶりにグディソン・パークでのダービーに勝利した。 これにより、勝ち点を「33」に伸ばしたショーン・ダイチのチームは、残り4試合で降格圏の18位ルートン・タウンとの勝ち点差を「8」に広げ、残留に大きく前進した。 同試合後、殊勲の追加点を含め前線で攻守にハードワークをこなした主砲は、「これは特別な勝利だ。ローカル・ダービーであり、僕はここに長くいるから、この勝利がファンにとって何を意味するのか、そして自分にとって何を意味するのかを改めて理解することができた」と、コロナ禍の2021年以来となるダービー勝利を喜んだ。 さらに、「僕らのリーグにおける現状を考えれば、素晴らしい結果だ。僕らはより多くの勝ち点3を必要としているし、今夜は全てが揃った」と、残留争いにおいても重要な勝利になったと振り返る。 また、守勢の苦しい時間帯において大きな後押しとなったエバトニアンの応援に対しては、「それは痺れる雰囲気だった。僕はそう感じたよ。こんなことは久しぶりだったし、とても特別なものだった。誰にとっても素晴らしい経験であり、素晴らしい思い出さ。それをこれからの糧にしていきたいね」と、改めて感謝を示した。 一方、前半にFWダルウィン・ヌニェス、FWルイス・ディアス、後半終盤にMFハーヴェイ・エリオット、FWモハメド・サラーの決定的なシュートを防ぐなど7本のセーブでクリーンシートに貢献したピックフォード。 「ファンとクラブにとって素晴らしい勝利」と会心のリバプール戦勝利に満足感を示しながらも、残留を確定できていない状況もあり、今週末に再びホームで戦うブレントフォード戦に向けて気を引き締めている。 「とても嬉しいよ。この勝利によって僕らはさらに順位を上げることができ、今はさらに成長を続けている。これはファンとクラブにとって素晴らしい勝利だったと思う」 「だけど、気を緩めることはできないよ。プッシュし続け、ハードワークを続けなければならないし、まずは土曜日(ブレントフォード戦)に備えよう」 「それはまた僕らにとって大きな試合になる。今夜は楽しまなければならないけど、夜はあっという間に過ぎていくし、回復もする必要がある」 2024.04.25 10:20 Thu

宿敵戦で会心勝利のエバートン指揮官「コミットメントが必要だった」

エバートンが宿敵戦で大きな1勝だ。 エバートンは24日のプレミアリーグ第29節延期分でリバプールと対戦。プレミアリーグでは2010年10月以来、勝てずにいる宿敵戦だったが、ジャラッド・ブランスウェイトとドミニク・キャルバート=ルーウィンのゴールで2-0と勝利した。 優勝争いを演じる宿敵を破ったエバートンは勝ち点を「33」に伸ばして、降格圏18位のルートン・タウンとも「5」→「8」に。会心の勝利で連勝のショーン・ダイチ監督もイギリス『スカイ・スポーツ』で歓喜した。 「リアクションに関しては非常に満足だ。組織面や信念の部分では異なる試合だった。彼らは良いチームだし、我々も知るところ。我々としてはコミットメントが必要だったし、サイドのエネルギーや重要な瞬間もだ」 また、「今夜は傑出していると感じた」とキャルバート=ルーウィンの活躍ぶりを取り上げると、「本来は(勝ち点剥奪がなければ)41ポイントを積み上げているはずだが、違う」と今後の戦いに早くも目を向けた。 「直近のホーム戦3試合で3つのクリーンシート。これを続けていくのが我々のチャレンジになる」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】エバートンvsリバプール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Gt9p9Dooc9M";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.25 09:30 Thu

トッテナムが25歳DFゴッドフリー獲得に照準…指揮官の欲する「機動力に長けたセンターバック」

トッテナムがエバートンの元イングランド代表DFベン・ゴッドフリー(25)獲得を見据えているようだ。 身長183cmとセンターバックとしては小柄な部類に入るゴッドフリー。持ち前のスピードを活かして両サイドバックにも対応可能な25歳は、前所属のノリッジ・シティで注目を集めると、2020-21シーズンからエバートンへ移籍し、加入4年目の現在に至る。 ただ、迎えた今季は序列が急降下。ケガをしているわけではなく、開幕から常に遠征メンバー入りしているものの、リーグ戦でのプレータイムはなんと1試合1分間のみ…唯一のフル出場はEFLカップ2回戦のドンカスター戦(2◯1)のみとなっている。 イギリス『90min』によると、来年1月のセンターバック層拡充を見据えるトッテナムがゴッドフリーにも照準。ゴッドフリーはアンジェ・ポステコグルー監督が欲する「機動力に長けたセンターバック」というタイプに一致する。 また、獲得に必要な移籍金は2000万ポンド(約36億4000万円)+アドオンとのこと。ゴッドフリー自身はショーン・ダイチ監督体制下で出番が回復する見込みはないと判断しているとみられている。 なお、トッテナムはエバートンでゴッドフリーから定位置を奪ったU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)にも熱視線。こちらの1月獲得は非現実的で、より長期的なターゲットとして捉えているとのことだ。 2023.12.07 21:15 Thu

クロップ、コナテお咎めなしを巡るエバートン指揮官の主張に「理解できる」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が振り返った。 21日のプレミアリーグ第9節で宿敵エバートンをホームに迎え撃ったリバプール。エバートンが前半にアシュリー・ヤングの退場で数的不利に陥ったなか、後半にモハメド・サラーが2ゴールを決め、今季最初のマージサイド・ダービーを勝利した。 2試合ぶりの白星で上位を追走したドイツ人指揮官はイギリス『BBC』によると、「多くを気に入ったよ。ダービーだから、様々なことを考慮する必要があった」と語った。 そんなリバプールだが、後半のイブラヒマ・コナテに2枚目のイエローカードが出なかった件を巡り、エバートンを率いるショーン・ダイチ監督の口から不満が…。イギリス地元紙『リバプール・エコー』によると、クロップ監督は敵将の憤りに理解を示したという。 「彼がもうイエローカードを受けていたのは知っていたし、難しいことになるかもと思った。だが、2枚目が出なかったから、交代させたんだ。エバートンとダイチのフラストレーションは理解できる」 その一方で、リバプールの勝利は揺るがなかったと感じてもいるようで、「我々は3ポイントに値した。間違いないと思う」と話したようだ。 2023.10.22 18:30 Sun

エバートンがオランダ代表FWダンジュマをレンタルで獲得! 背番号は「10」

エバートンがオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(26)をビジャレアルからレンタルで獲得したことを発表した。レンタル期間は今シーズン限りで、背番号は「10」を着用する。 ウイングやセンターフォワードでプレーするダンジュマは、母国オランダやベルギー、ボーンマスなどでのプレーを経て、2021年夏からビジャレアルに在籍。昨シーズンは冬の移籍市場でトッテナムへとレンタル移籍し、半年間で公式戦12試合2ゴールを記録していた。 半年前にもエバートン加入が有力視されていたダンジュマは、クラブを通じて熱い想いを語った。 「エバートンに移籍できるのは素晴らしいことだし、ここに来ることができて本当に幸せだ。エバートンのような巨大クラブへの加入は長い間待ち望んでいたことだし、誇りに思うよ」 「他のクラブからも興味を持たれていたけど、エバートンのファンや監督、クラブの歴史に惹かれたんだ。僕にとっては2度目の幸運だ」 「1月にこのクラブに移籍しなかったのは、当時、監督の状況が不透明だったからなんだ。でも、今加入できたことは僕にとってより素晴らしいことだと思う。クラブの一員になれたことにとても感謝しているし、ファンの前でプレーするのが待ちきれない」 ダンジュマは1月からエバートンの指揮官に就任し、クラブをプレミアリーグ残留に導いたショーン・ダイチ監督にも言及している。 「多くのゴールとアシストをもたらしたい。監督は明らかにチームを向上させたし、彼が指揮を執るこれからのプロセスがある。その一員になれることをとても楽しみにしているよ」 「僕は自らの役割を果たすことにとても熱心だし、クラブ全体に貢献したいという強い決意がある。自分のクオリティを疑うような血管は僕の体にはないし、それを早くエバトニアン(ファン)に見せたいと強く思っている」 なお、エバートンは元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(38)をフリーで獲得しているため、ダンジュマは今夏2人目の新加入選手となる。 2023.07.23 22:26 Sun

エバートンが元イングランド代表DFヤング獲得を発表! プレミア通算422試合出場のレジェンド

エバートンは13日、元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(38)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2024年6月末までの1年間となる。背番号は「16」に決定した。 ヤングは、ワトフォード、アストン・ビラでプレー後、2011年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。ウィンガーやサイドバックとしてチームのサイドを支えると、2020年1月にインテルへ完全移籍。2021年7月からアストン・ビラでプレーしていた。 イングランド代表としても39試合で7ゴールを記録しているヤングは、プレミアリーグ通算422試合で48ゴールを記録するなど、豊富な経験を持っている。 2022-23シーズンもプレミアリーグで29試合に出場し1ゴールを記録するなど、健在ぶりを見せつけたが、シーズン終了をもって契約が満了。アストン・ビラを退団し、新天地を探していた。 エバートンを指揮するショーン・ダイチ監督は、ヤングのプロデビュー時のワトフォードでのチームメイトで、当時のキャプテンでもあり、2人の関係も加入に影響したようだ。ヤングはクラブを通じて、今回の移籍についてコメントしている。 「シーズンが始まるのが待ちきれない。グディソン・パークを歩くというのは信じられない気分だし、背中からは熱狂的なファンの声が聞こえてくるだろう」 「監督は僕が契約する上で重要だった。僕は彼のことを知っており、彼の情熱と願望がどのようなものであるかを知っている。彼の誠実さ、懸命に働く意志、そして試合への貪欲さは誰にも負けない」 「もう1つはエバートンの大きさだ。ビッグクラブであり、ファンベースは最高のクラブの1つだ。彼らが僕の後ろにいてくれるというのは、素晴らしい機会だ。ここ来るというチャンスを得られて嬉しく思う。今からスタートさせたい」 2023.07.13 20:25 Thu

再起期すデレ・アリ、同僚に先駆けトレーニング開始…指揮官も鼓舞「彼へのネガティブな評価は承知済み」

エバートンの元イングランド代表MFデレ・アリが再起をかけているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 ここ数年、キャリアが下降している印象の拭えないデレ・アリ。ロシア・ワールドカップ(W杯)の頃までイングランド代表の主力選手だった27歳は、指揮官とのいざこざや練習態度への批判などによってトッテナムでの居場所をなくし、昨年1月にエバートンへの移籍を余儀なくされた。 しかし、約半年後の8月にベシクタシュへと1年間のレンタル移籍で放出され、ここでもケガを発端とする一時的なチーム離脱を巡って指揮官から猛批判を喰らう。指揮官側の事実誤認があったようだが、「ここでプレーする資格はない」とまで突き放された末、シーズン途中のレンタル打ち切りとなった。 そんなデレ・アリだが、自身がトルコにいる間にエバートンの指揮官となったショーン・ダイチ監督からは大きく期待されているようだ。 ダイチ監督は6日、デレ・アリについて「私は彼に関するネガティブな評価すべてを知っているし、多くの関係者から意見を貰ってきた。彼は今、少しでも良いプレーを見せようと意気込んでいる」とコメントした。 また、「まずはコンディションを整えるところからだ。まだ彼と一緒に練習をしていないし、もちろんエバートンでプレーする姿も見ていない。コンディションが万全であることを確認したい」と語り、最後の公式戦が今年2月となっているデレ・アリの状態について懸念があることも明かしている。 そのためか、デレ・アリはチームメイトがオフシーズンの休暇から戻っていないなか、真っ先にクラブの練習場へと顔を出し、個人トレーニングを開始。ケガの影響で7月中のプレシーズンマッチ出場は厳しくとも、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPとの来月5日の一戦には間に合う可能性がある模様だ。 2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節は来月12日に行われるフルアムとのホームゲーム。デレ・アリの復活が見たい。 2023.07.07 16:41 Fri

「亀裂はあったが、壊れてはいなかった」リリーフ成功のダイチ監督、薄氷の残留を受けエバートンに喝「学ばなければ意味がない」

エバートンのショーン・ダイチ監督が、プレミアリーグ残留を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 28日、プレミアリーグ最終節が行われ、エバートンはホームにボーンマスを迎えた。 リーズ・ユナイテッド、レスター・シティと共に残留を争うエバートン。3チームの中で一番優位に立ちながらも、生き残れるのは1チームという状況で最終節を迎えた。 試合は57分にアブドゥライエ・ドゥクレがゴールを決めて先制。勝利すれば文句なしで残留という状況の中、ボーンマスを最後まで押さえ込み1-0で勝利。他会場では、レスター・シティが勝利していたため、引き分け以下ならば降格していたこととなった。 ダイチ監督は残留を掴んだ心境を語り、崩壊したチームではなかったとコメント。ただ、このことから反省しなければ意味がないと不甲斐ないシーズンを送ったチームに喝を入れた。 「これは明らかに大きな意味を持つ。私にとってもとても意味のあることだ。一部の人が壊れたクラブと呼ぶものを引き継いだが、壊れてはいなかった。亀裂はあったが、壊れてはいなかった」 「我々はそれを証明してきた。必要なファイティングスピリットを示したが、同様に、私は選手たちにこの状態であるべきではないため、ここから学ばなければいけないと伝えた」 「来シーズンは大きなシーズンとなるだろう。今日は魔法のような日だが、結局のところ、我々はこのような状態にあるべきではないということだ」 また、この残留を掴めた要因は信じたことだとコメント。しっかりとピッチ上でも働きを見せなければ、ビッグクラブになどなり得ないとした。 「グループへの信念だ。我々はスタッフとしてその信念を維持し、選手たちに信じ続けさせるために上手くやれたと思う。人が減り、サイドバックが減り、センターフォワードが減った…それでも彼らはまだ続けていたし、メンタリティは素晴らしいものだ」 「ドゥクス(アブドゥライエ・ドゥクレ)は本当に輝かしい光を放っていたと思う。彼の取り組み方と、素晴らしいゴールを決めたからだ。結局のところ、我々はこの経験から学ばなければ意味がない」 「ビッグクラブでパフォーマンスを披露してこそ、ビッグクラブだ。ビッグクラブらしいことをやってこそ、ビッグクラブだ。ビッグクラブである以上、それを変えなければいけないが、ピッチの外だけでなく、ピッチの中でも1つにならなければいけない」 ダイチ監督は、18試合を指揮し5勝6分け7敗のほぼ五分の成績。アーセナルやライバルのリーズに勝利したほか、チェルシー、トッテナムにも引き分けるなど、順調に勝ち点を積んだ結果が報われた。 2023.05.29 11:58 Mon
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2007年5月8日 ノーサンプトン 引退 -
2005年7月1日 ワトフォード ノーサンプトン 完全移籍
2002年7月12日 ミルウォール ワトフォード 完全移籍
1999年7月4日 ブリストル・シティ ミルウォール 完全移籍
1999年4月18日 ルートン・タウン ブリストル・シティ レンタル移籍終了
1999年1月5日 ブリストル・シティ ルートン・タウン レンタル移籍
1997年8月1日 チェスターフィールド ブリストル・シティ 完全移籍
1990年2月1日 フォレスト チェスターフィールド 完全移籍
1989年7月1日 フォレスト 完全移籍
監督履歴
就任日 退任日 チーム 種類
2023年1月30日 エバートン 監督
2012年10月30日 2022年4月15日 バーンリー 監督
2011年7月1日 2012年7月3日 ワトフォード 監督
2009年7月1日 2011年6月30日 ワトフォード コーチ
2007年7月1日 2009年6月30日 Watford U18 監督
今季の成績
プレミアリーグ 35 12 8 15 0 0
EFLカップ(カラバオカップ) 1 0 1 0 0 0
FAカップ 2 1 1 0 0 0
合計 38 13 10 15 0 0
出場試合
プレミアリーグ
第1節 2023-08-12 vs フルアム
0 - 1
第2節 2023-08-20 vs アストン・ビラ
4 - 0
第3節 2023-08-26 vs ウォルバーハンプトン
0 - 1
第4節 2023-09-02 vs シェフィールド・ユナイテッド
2 - 2
第5節 2023-09-17 vs アーセナル
0 - 1
第6節 2023-09-23 vs ブレントフォード
1 - 3
第7節 2023-09-30 vs ルートン・タウン
1 - 2
第8節 2023-10-07 vs ボーンマス
3 - 0
第9節 2023-10-21 vs リバプール
2 - 0
第10節 2023-10-29 vs ウェストハム
0 - 1
第11節 2023-11-04 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン
1 - 1
第12節 2023-11-11 vs クリスタル・パレス
2 - 3
第13節 2023-11-26 vs マンチェスター・ユナイテッド
0 - 3
第14節 2023-12-02 vs ノッティンガム・フォレスト
0 - 1
第15節 2023-12-07 vs ニューカッスル
3 - 0
第16節 2023-12-10 vs チェルシー
2 - 0
第17節 2023-12-16 vs バーンリー
0 - 2
第18節 2023-12-23 vs トッテナム
2 - 1
第19節 2023-12-27 vs マンチェスター・シティ
1 - 3
第20節 2023-12-30 vs ウォルバーハンプトン
3 - 0
第21節 2024-01-14 vs アストン・ビラ
0 - 0
第22節 2024-01-30 vs フルアム
0 - 0
第23節 2024-02-03 vs トッテナム
2 - 2
第24節 2024-02-10 vs マンチェスター・シティ
2 - 0
第25節 2024-02-19 vs クリスタル・パレス
1 - 1
第26節 2024-02-24 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン
1 - 1
第27節 2024-03-02 vs ウェストハム
1 - 3
第28節 2024-03-09 vs マンチェスター・ユナイテッド
2 - 0
第30節 2024-03-30 vs ボーンマス
2 - 1
第31節 2024-04-02 vs ニューカッスル
1 - 1
第32節 2024-04-06 vs バーンリー
1 - 0
第33節 2024-04-15 vs チェルシー
6 - 0
第34節 2024-04-21 vs ノッティンガム・フォレスト
2 - 0
第29節 2024-04-24 vs リバプール
2 - 0
第35節 2024-04-27 vs ブレントフォード
1 - 0
EFLカップ(カラバオカップ)
準々決勝 2023-12-19 vs フルアム
1 - 1
FAカップ
3回戦 2024-01-04 vs クリスタル・パレス
0 - 0
3回戦再試合 2024-01-17 vs クリスタル・パレス
1 - 0