「彼女たちの分も背負って」いざ東京五輪へ! 高倉麻子監督は落選メンバーへの想いを胸に戦う「金メダルを獲りにいく」

2021.06.18 18:42 Fri
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日本サッカー協会(JFA)は18日、東京オリンピックに臨むなでしこジャパンメンバー18名を発表した。2016年のリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの出場を逃したなでしこジャパン。オリンピックは2大会ぶりの出場となる中、18名の精鋭と4名のバックアップメンバーが発表された。

東京オリンピックの女子サッカーは7月21日に開幕。8月6日に新国立競技場で決勝戦を迎える。自国開催で金メダル獲得の期待が懸かる中、高倉麻子監督は当日の朝まで悩んだという18名を発表。チーム一丸となって金メダルを目指すと語った。

メンバー発表後、メディアの質疑応答に応じた高倉監督は、選手選考や東京オリンピックへの想いを語った。

「これまで多くの強化キャンプ、遠征を行っていく中で、たくさんの素晴らしい選手たちを選出し、そこで選手を気持ちよく送ってくださったなでしこリーグ、9月からはWEリーグのチームになりますが、そのチームの方々、関係者の方々に、お礼を申し上げたいと思います」

「また、関係者の皆様のみならず、合宿に参加してくれたメンバー、先日のキャンプには名前がなく、これまで残ってこれなかった選手でも、チームとともにトレーニングしたことによって、どれだけ大きななでしこのパワーになっていたかは、私自身感じているので、その努力をしてきた選手たちにもお礼を言いたいと思います」

「先日の合宿、親善試合、ウクライナ戦、メキシコ戦を戦う中で、いよいよオリンピックまで1カ月を切った中で、選手たちのパフォーマンスを用心深く見ました。本当にすぐそこにオリンピックの試合は迫ってきているので、選手のパフォーマンス、コンディション、もちろん心の中の様子といいますか、全部は見えませんが、選手の強い想いを観察しながら、本当にチームを作る上での総合的、複合的であり、特異性、特殊性、そういったことを考える中での、矛盾といいますか、こちらが立てばこちらが立たない。サッカーの試合での中でも起きる混沌という中で、誰を選んでいけば、今日本の女子サッカーが持ち得るベストなチームを作れるかを、本当に心を込めて選びました」

「今朝まで、最後の1ピース、2ピースは正直悩みましたし、朝も1時間ほど近所を散歩して、最後はこのメンバーで行こうと私自身は決心を固めて選んできました。選手個々の日頃の努力やプレーを間近に見た中で、どの選手も世界で戦っていけるという要素は持っていましたが、総合的に18人の選手を選びました」

ー今回発表した18名で臨む東京オリンピックへの自信は

「チームを作ってきた中で、様々な選手のトライ。私自身が日本の女子サッカーが進むべき方向性というものを選手と共に歩んできながら、トライもありエラーもありという中で、時間をかけてようやく選手自身が躍動し、私自身の目指していくサッカーということに関しても、色々な意味で歯車があってきたということを感じています」

「もちろん、今の時点でベストな状況ということではなく、オリンピックが始まる初戦から決勝の第6戦目まで、1試合1試合チームが成長する。それはプレーのみならず、選手自身の心の中も成長していく中で、金メダルを獲りにいくチームができると感じています」

ーキャプテンマークを巻く選手は。期待することと、その意味

「ディフェンダーでずっとこのチームになってからキャプテンを任せています、バイエルンの熊谷紗希にキャプテンを託そうと思っています」

「もちろん、彼女の年齢もチームの中で上になりますし、何より2011年の優勝したメンバーの1人でもあります。海外で長く様々な外国のプレーヤーとともに、チャンピオンズリーグで連覇をするチームでレギュラーを張ってきた選手なので、とにかくメンタルが強いですし、なおかつ人の意見を聞く耳を持った器の大きい選手であり人間だなと感じています。このチームのキャプテンは紗希以外には考えられないと思っています」

ー選手選考で最後まで悩んだ部分は

「6戦戦う中で、予選リーグ3つと、決勝トーナメントに入ってからの3つということを考えたときに、ポジションのバランスがあります。また、ビルを建てるのと一緒で、例えば1つのピースを変えたら、他もバランス的に変えるという図があるので、誰かと誰かを入れ替えれば済むという単純なことではないです。もし発想を変えて1人を変えると、それに伴って1人、2人というところが果たして良いのだろうかと考えが出てくるので、そこで大分考えを絞り出しました」

ーずっと10番を付けていた籾木結花ではなく岩渕真奈が10番となったなったが、その理由は

「代表の10番というのは本当にただの番号だと言えばそれまでですが、なでしこの象徴的な10番と言えば澤(穂希)さんになると思います。彼女の後に10番を背負う選手は、私の中でも重いという思いがあり、チーム発足時から岩渕はその候補の1人ではありました」

「ただ、どの選手もそうですが、グラウンドのパフォーマンスのみならず、チームを背負っていく顔になるという意味では、岩渕選手の持っているパフォーマンスや潜在能力を含め、人間的にも10番を託すときは成熟したときだと感じていました」

「意図的に8番という番号を背負ってもらっている中、ここしばらくのパフォーマンスや彼女の合宿中の言動に強い自覚を感じたので、今10番を託してもしっかり責任を果たしてくれると感じていました」

「東京オリンピックという大きな舞台で、彼女がチームの浮き沈みを背負って立つぐらいの気迫で10番を背負って、グラウンドで躍動してくれることを期待しています」

ー開幕まで残り1カ月。どう過ごすか

「サッカーは集団で戦うスポーツなので、1人1人、選手個々が何か自分の勝手でハミ出してしまうとチームの和が乱れるということもありますし、逆に飛び出しがチームを引っ張っていく両方の側面があると思います」

「選手には伸び伸びと世界一にチャレンジしてもらいながら、私自身はそのチームをとにかく同じ方向に向かせ、全員のパワーが同じ方向に向くように、精一杯戦っていきたいと思います」

ー2019年のW杯でも絞り込みを経験しているが23名と18名での違いは

「メンバーの人数が18人だったので、その部分は本当に違いました。絞り込んでいく作業は大変でしたし、悩みました」

「選手がレベルアップをして、たくさんの素晴らしい選手がいたので、そういった点でも絞り込んでいくことは難しい作業でした」

ー交代枠が5名になったことは選考に影響したか

「ここしばらく5名交代、トレーニングマッチは6名交代というところが通常になってきていたので、頭の中も舵を切りやすかったというのもあります」

「3人だったらどうだったかと言われれば、ちょっと変わっていたかもしれないと思いますが、仮定の話なのでなんとも言えないです」

ー世界のサッカーにも言及していたが選手の技術の進化について

「ワールドカップを含め、オリンピック、各クラブチームの試合を観る中で一番近いのは、2019年のワールドカップがありましたが、そこでのヨーロッパの国々の躍進というのは、ヨーロッパで開催された大会というプラスを抜きにしても非常に目覚しいものがありました」

「技術的にも戦術的にも洗練されながら選手たちが戦っているのを感じました」

「一番最初になでしこが世界に存在を知らしめた2011年は、技術的な部分や組織としてクレバーに戦う部分が称賛されましたが、そこを他のチームが追いかけてくる形になり、女子サッカーは発展してきたように思います」

「技術的な部分や組織の部分を、フィジカルを前面に出していたチームが着手したことで、私たちのチームが少し消されていくという部分もありましたけど、自分たちはその中でもさらにフィジカル的な要素を世界に追いつくべく細かな作業をしてきましたし、育成から様々な方々が、中学生、小学生に至っても、地域のたくさんの方々の協力の中で1人1人のサッカーの基本である止める、蹴る。状況の中でサッカーを判断していくという、頭の中のレベルが非常に上がってきたと感じています」

「それが、なでしこに上がってきたときに、選手のグラウンドの中での判断や気付きであったり、想像力、予測力というのは非常に上がってきたと感じていたので、自分たちの技術的な部分であったり、献身性、クレバーさに磨きをかけ、自分たちの武器で戦えるという手応えを感じながら、チームを作ってきています」

「そういった部分で十分に世界と戦っていけると感じながら、まだまだ課題はありますので、そこら辺は真摯に受け止めて、選手と1日1日大事にチーム力を上げていきたいと感じています」

ーあまり世界での経験値がないメンバーだが、その辺りはどう見ているか

「メンバーを絞り込んでいく中で、若い選手の台頭は大きななでしこの力になりましたし、若い世代の選手たちは多くがU-17ワールドカップ、U-20ワールドカップで世界一になった経験を持っています」

「もちろんフル代表の戦いは、全く次元の違うものですし、ましてや東京で開かれるオリンピックということで、どれぐらいのプレッシャーがかかってくるかは想像の範囲を超えるのかもしれないですけど、選手の経験という点では世界と戦ってきた経験は、育成年代の時から含めれば選手は物怖じするとは思いませんし、世界でA代表で戦ってきた選手は少ないですけど、若い選手に伝えながら、みんなでそういった経験の部分でのマイナスは補えると考えています」

ーFW4名の選出の理由は。タイプが異なると思うが。また、2019年は落選した田中美南に期待すること

「FWだけではなく、DF、MFも含めて魅力的な選手が揃ったんじゃないかと思います。ターゲットタイプもいますし、一発のプレーで逆を取れるタイプ、1つのキックでチャンスを作り出せる選手もいます」

「MF、FWという境目をつけず、様々な選手がチャンスを作り出していく、決める場所に顔を出して、連続してゴールを目指していくというところでは、いろいろな形が見えるので、そこの辺りは私自身も磨きをかけることは前提ですが、楽しみにしています」

「田中美南については、ボールを引き出す動きであったり、しっかり収めていく仕事、得点を決め切るということを要求する中で、彼女自身も自分のプレーと向き合い、1つ1つ真摯にサッカーに向き合う中で、成長を強く感じましたし、何よりも代表への強い思いをグラウンドで表現できるようになってきたなと思います」

「非常に調子も上がってきている選手ですし、今までの自分自身のサッカーのキャリアを考えれば、ここでやってやるという気持ちは非常に強いと思うので、大きく期待をしています」

ーリーダーが出て来て欲しいと常に要求されていたが、10番を背負う岩渕真奈の変化について

「このチームが成長してきたということは、もちろん岩渕選手のみならず、ここに名前が挙がっていない選手も含め、全員が成長を見せているという風に感じています。常日頃選手にリーダーシップをとって欲しいと言っていますが、それは持っている才能や、持っている想いが、人に伝わらない、グラウンドで表現できないならば、持っていないのと一緒だという私の考えがあるので、そこは選手にいつも要求してきた中で、最近は自分が持っている想いを出してくることに関して、みんながその想いを示すようになったと感じています」

「岩渕も、若い頃から注目を一身に受けて、期待を受けて心の内側を考えれば苦しい部分もたくさんあったと思いますけど、焦りや責任感、うまくいっていること、いっていないことをうまく処理できたのではないかと感じています。それをグラウンド上でもパフォーマンスとして、結果として出せるようになってきたなと感じています。それを成長として感じています」

ー上位のチームと争う時に和だけではなく、個でも引っ張っていく必要があると思うが

「選んだ選手全員に関して、大会中に化けるというか、ラッキーガール的な存在が出てくれば、チームの大きな力になると思いますし、とてつもない力を与えてくれると思いますが、そこを待つのではなく、選手全員が毎日の練習、日々の生活の中、戦う仲間との生活の中で、自分の想いをグラウンドで表現し出すということで、チームの結束が高まり、シンプルにプレーの質が上がって行ったり、リズムが上がって行ったりが起きると思うので、今選んだメンバーはグループとしても、そういったことを表現してくれると思っています」

ーバックアップメンバーを選んだ理由と期待していること

「18人に何かがあった時には、そのメンバーがすぐにグラウンドに出て戦うことになるので、登録上は18人になると思いますが、メンバーは22人だと捉えています。そういった捉え方をしながらも、心身ともに健康であること。ケガをしていないことが1つポイントになりました」

塩越柚歩北村菜々美を招集した理由と期待するところ

「個人を理由を選んだ理由が1つではないので、なかなか説明しにくいんですけど、シンプルにパフォーマンスが良いという一言に尽きることもあります」

「プレーの幅が2人とも1つのポジションだけとか、自分の持っている得意なプレーだけということではなく、チーム戦術の中で比較的どこのポジションにおいても理解の中で自分自身を発揮できる強さを感じたので選びました」

ー選手に求めること、2019年のW杯からの変化は

「跳ね返りの強さはずっと選手に求めています。チームの約束事、私の要求することをだけをやっていればチームが勝てるわけではないですし、そこを超えて自分自身を表現するんだという、自分自身のプライドを感じる選手は期待を抱かせてくれます」

「日々、トライをして、失敗があった時に成長して行っている選手というのは、この先もサッカー選手を続けて行く限り成長できると思っているので、そういった選手は本当に良い選手、偉大な選手になって行くと思っています」

ー今大会に求めるところは

「東京オリンピックという世界大会、東京で行われるという重圧の中で、選手がどんな状況になって、どんなことを思い、マイナスの要素もたくさんあると思いますが、その時にどれだけ強く地に足をつけて立って前に進もうとするかが、全ての前提だと思うので、チャレンジし続けること、強気で進むことを選手に求めたいですし、私自身もそうありたいと思います」

ーメンバー選考をビル建設に例えていた。どんなビルを建てたかったか

「シンプルにコンクリートでできたビルだと思いましたが、本当に建てるのであれば、ピカピカな素材ということではなく、素材に含まれるものが高貴なものであって欲しいと思いますし、見えないところでしっかりした素材でできていて、シンプルで美しいビルでありたいと思いますし、色々な人がそのビルを見て、何か心を揺さぶられるような建物であればと思っています」

ー初戦のカナダ戦に向けて

「オリンピックの先陣を切って戦うということを考えただけでも、凄い重圧が来るんだろうなと想像しながら、それでもやることはサッカーのゲームなので、その試合に全神経を集中し、今ある全てを注いで、1試合に集中して戦うことに集中して、全員で心をひとつにして戦えればと思います」

ー今朝、散歩をして最終的にメンバーを決めたというが何か変化はあったか

「合宿中もそうでしたが、合宿が終わってからもどの選手を選考しようか、昨日は悶々としていました。寝るのは早かったんですが、目が覚めたのも早く、近所の公園を1時間半ぐらいボケっと散歩していました」

「散歩が終わる頃にはこうしようと気持ちが固まりました。自分自身の気持ちの問題なので、おおよそ決まっていたので、多く色々なものがガラッと変わったということはないです」

ー1年の延期で得た若手の成長と、女子サッカー発展のためにどうして欲しいか

「誰も想像し得なかったこのコロナ禍で、たくさんの方々が苦しむ中、医療従事者の方々の日々のご苦労を思い、去年の今頃のことを思えば、先の全く見えない中で、選手たちはサッカーから離れた生活を物心着いてから初めてしたと思います。私自身も一緒で、選手も私も世界平和とみなさんの健康があってこそのスポーツ、サッカーであることを見に染みて感じる中、ようやくサッカーが色々な方々のおかげでできるようになった時に、選手にサッカーへの想いがさらに強く芽生えたのかなと思います」

「昨年の10月、11月にJヴィレッジでキャンプをなんとかやらせて頂いた時の選手の表情だったり、シンプルにチームの中でのパワー、熱気みたいなものが確実に上がったと肌で感じました。この1年の中で選手たちが出てきたことは、日本にとってプラスですし、その中でも以前からもちろん活躍していた選手も戦いながら、みんなで切磋琢磨して、この18人が居ると思うので、全員の力でチームの底上げをしてきたなと思います」

「非常に目に見えないところではありますけど、中々偉大な世界一になった2011年のチームを追いかける。そこを超えていかなければいけないという選手の心の中やプレッシャーは、本当に大変なものだと思いますし、選手1人1人の努力があっての、この舞台だと思いますので、このチームを見た小学生や中学生が、なでしこのサッカーへの想いを感じてもらい、日々の練習でレベルアップをして、いつの日かなでしこのバトンを受け取ってくれるものを作るためにも、この18人、22人で良い結果を残したいと思います」

ーメンバーに鮫島彩が居なかったが、なぜ他の選手を選んだのか。選ばれなかった選手への想い。

「鮫島選手は、私が監督に就任して少し経ってから代表に入ってきて、非常に勉強熱心で、サッカーに対する想いの強さがあり、向上心も強く、様々な合宿の中で成長して、今も成長を続けている選手だと思っています。合宿の中で良いパフォーマンスがあったり、もちろん課題があったりという中で、間違いなく日々彼女の100%の努力をしてきたと思います。最後までなかなかノドを通らないご飯を食べている姿や、1人でケガの治療をしている鮫の後ろ姿は見てきました」

「その中で、この大きな舞台にチャレンジすることでの決断は簡単ではなかったですが、私自身、若い選手の成長や勢いを一方で感じていて、サッカーが進歩していく中で、選手に求められる役割は、ディフェンスの選手はディフェンスだけ、オフェンスの選手はオフェンスだけということではなく、総合力が求められるという、非常に難しい課題が選手にはあります」

「日本のチームを作るときに、自分たちがボールを持ったときにいかに優位にゲームを進めるかというところに重点を置いて考えたときに、今の選手たちという風になりました。鮫だけではなく、他の選手も自分の特徴を精一杯だし、日々本当に勉強する気持ち、素直な気持ち、葛藤がありながら合宿中もプレーしている姿は私の中にはずっとありますし、その選手あってのこの18名、22名だと思っているので、彼女たちの分も背負って、最後まで諦めずになでしこらしい戦いをしていきたいと思います」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CR9ABjbBoIY/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Hedvig Lindahl(@hedviglindahl)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.07.31 18:30 Sat
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なでしこメダルならず…強豪スウェーデンに力の差見せつけられベスト8で敗退《東京オリンピック》

なでしこジャパンは30日、東京オリンピック・準々決勝でスウェーデン女子代表と対戦し、3-1で敗れた。 グループEを1勝1敗1分けで終え、全グループの3位のうち上位2チームに入ったため、なんとか決勝トーナメント進出を果たしたなでしこジャパン。アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを相手にグループGで3戦全勝のスウェーデン女子代表が相手となったが、2大会ぶりの決勝進出を目指した。 強豪相手の試合に臨むなでしこジャパンは、直近のチリ戦からスタメンを5人変更し、フォーメーションは岩渕と田中が2トップに並ぶ[4-4-2]を採用。2列目は左から杉田、三浦、中島、長谷川が起用され、最終ラインには宮川、南、熊谷、清水が並んだ。GKは3戦連続先発の山下を起用した。 一方のスウェーデンはこれまでと同じく[4-2-3-1]の布陣。グループステージで3得点を挙げたブラックステニウスを3トップの中央に配置した。 なでしこは開始2分でいきなりピンチを迎える。敵陣からのロングボールにヤコブソンがフリーで抜け出しそのままシュート。しかし、ゴール左に外れ、何とか失点は免れた。 しかし、その5分後に先制点を許してしまう。CKの流れから左サイドを突破したロルフォにクロスを上げられると、エリクソンにボックス内で競り負けヘディングシュートを叩き込まれた。 その後は日本がボールを支配して繋いでいくも、後ろ向きで縦パスを受けるときに体を当てられてシュートまで持って行けない。完全にフィジカル面で優位に立たれ、奪われた後もスピードを活かしたスウェーデンのカウンターに手を焼いていた。 だが、マークが厳しい中央からゴールに向かうのではなく、相手の守備ブロックの外側にビルドアップの出口を作って攻め込んでいくと、23分に同点に追いつくことに成功。右サイドを駆け上がった長谷川がGKとDFの間にクロスを上げると、タイミングよく走り込んだ田中が合わせて試合を振り出しに戻した。 勢いがついたなでしこは、サイドハーフを内側に絞らせた[4-2-2-2]の陣形でボール保持をすることに。相手の2列目に対して数的優位を作り、マークを絞らせないポゼッションでゴールに迫るシーンを増やしていった。 31分には岩渕のパスに反応した田中がボックス内で倒されPKをゲット。しかし、VARが介入すると、主審のオン・フィールド・レビューが行われ、ノーファウルとなりPKは取り消された。 後半も日本が押し込もうとするが始まって間もない53分、またしても先に得点したのはスウェーデンだった。スルーパスに抜け出したブラックステニウスが、ボックス左からニアサイドをぶち抜いてゴール。エースの今大会4点目で再度リードすることに成功した。 スコアが動いてからもピンチが続いたなでしこは、ボックス内でシュートをブロックした三浦に対してVAR後のオン・フィールド・レビューで今度はハンドの判定。そのPKをアスラニに冷静に決められ、スコアは3-1に。 リードが2点に広がったことにより、ボール保持の権利を与えられたなでしこ。ボランチ、サイドハーフ、そして2トップが流動的にポジションチェンジをしてスウェーデンの選手を動かし、テンポよくボールを動かしていく。 守備に奔走し疲労が溜まった相手に対して効果的に前進したものの、ラスト30mでの精度を欠いてシュートに持ち込めない時間が続いた。 その後も途中投入の遠藤、北村、林が中央でボールを受けて相手守備ブロックを揺さぶるが、スウェーデンも集中力を切らさずに怒涛の攻撃を跳ね返し続ける。なでしこがおよそ20分間攻め続けたがゴールネットを揺らすことはなく、3-1でタイムアップ。日本は2大会ぶりとなるオリンピックだったが、準々決勝で敗退となった。 なお、スウェーデン8月2日に行われる準決勝で、イギリスとの対決を制したオーストラリア女子代表と対戦する。 スウェーデン女子代表 3-1 なでしこジャパン 【スウェーデン女子代表】 マグダレーナ・エリクソン(前7) スティーナ・ブラックステニウス(後8) コソヴァレ・アスラニ(後23) 【なでしこJAPAN】 田中美南(前23) 2021.07.30 21:15 Fri
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なでしこ準々決勝のスタメン発表! 岩渕真奈と田中美南の2トップ

30日、東京オリンピックの女子サッカー準々決勝のスウェーデン女子代表戦に向けたなでしこジャパンのスターティングメンバーが発表された。 グループステージの最終戦でチリ女子代表相手に勝利し、3位でなんとか決勝トーナメント進出を決めたなでしこジャパン。準々決勝の相手は金メダル候補のスウェーデンだ。 システムは[4-4-2]。GKは3戦連続で山下杏也加を起用。センターバックにはDF熊谷紗希とDF南萌華を並べ、右にDF清水梨紗、左にDF宮川麻都を起用した。 中盤はボランチにMF中島依美とMF三浦成美、右にMF長谷川唯、左にMF杉田妃和を起用。2トップは、FW岩渕真奈とFW田中美南が並び、FW菅澤優衣香はメンバー外となった。 スウェーデン女子代表戦は19時にキックオフを迎える。 ◆スターティングメンバー GK:山下杏也加 DF:清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、宮川麻都 MF:長谷川唯、中島依美、三浦成美、杉田妃和 FW:田中美南、岩渕真奈 監督:高倉麻子 ◆サブ GK:池田咲紀子 DF:宝田沙織、北村菜々美 MF:塩越柚歩、林穂之香 FW:遠藤純、籾木結花 2021.07.30 17:55 Fri
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【なでしこプレビュー|準々決勝】金メダルへの一歩、優勝候補スウェーデンに立ち向かう/vsスウェーデン女子代表【東京五輪】

30日、東京オリンピックの女子サッカーの準々決勝が行われる。 グループステージでは想像以上に苦しんだなでしこジャパン。懸念されていた通り、格上との戦いでは相当な劣勢を強いられた。 21日の初戦カナダ女子代表戦は、先制されながらも終了間際に追い付いて1-1。24日のイギリス女子代表戦は0-1で惜敗し、最終節のチリ女子代表戦では1-0の勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めた。 準々決勝の相手はFIFAランキング5位のスウェーデン女子代表。過去の対戦成績は5勝3分け5敗と五分だが、近年の両チームの成績を踏まえると、これまで以上にタフな試合が予想される。 <span class="paragraph-title">◆最少得点、最少失点</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/nade20210730_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> なでしこジャパンのグループステージでの成績は1勝1分け1敗。ここまで2失点は決勝トーナメント進出を決めた国の中で最少タイだ。 一発勝負のトーナメントは堅い試合になりがち。その意味では、ここまで大崩れしていない守備陣の粘りが、勝利を手繰り寄せるカギになるだろう。 スウェーデンはサイド攻撃を特徴とし、高さと強さを兼ね備えたFWも多数存在する。大前提としてクロスを上げさせない守備ができるかどうか。そして、両センターバックを中心に失点ゼロの時間をどれだけ続けられるかだろう。 一方で、2得点も8カ国中最少。攻撃面では親善試合のようにボールを支配して崩し切る場面を作り出せておらず、決定的なフィニッシュシーンまでに至っていない。 チャンスは増やしたいが、トーナメントであることを考えれば大きなリスクを避けたいのも事実。消極的かもしれないが、実力差を考えれば、機を窺いながらいかに少ないチャンスをモノにできるかだ。 2018年の女子アジアカップはまさにそのような展開で優勝を手にした。ジョーカーとなり得るカードも持っているだけに、我慢比べに挑むことが勝利への近道だろう。 <span class="paragraph-title">◆優勝候補の筆頭に!</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/nade20210730_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するスウェーデンは、初戦で優勝候補のアメリカ女子代表に3-0と快勝。女王に45試合ぶりの土を付け、一躍優勝候補の筆頭に躍り出た。 続く第2戦のオーストラリア女子代表戦を4-2で勝利して決勝トーナメント進出を決め、第3戦のニュージーランド女子代表戦はターンオーバーを決行しながら2-0で白星を収めている。 システムは2ボランチ型の[4-3-3]をメインに採用し、前線からのプレッシングとサイド攻撃、クロスを中心とする強敵だ。 両ウイングのFWソフィア・ヤコブソン、FWフリドリーナ・ロルフォを軸にサイドを崩し、中央ではチームの得点王FWスティーナ・ブラックステニウスが待ち構え、トップ下のFWコソヴァレ・アスラニが、3トップを自在に操る。 5年前の前回大会は銀メダル、2019年の女子ワールドカップ(W杯)は3位と結果を残しているが、世界大会でのタイトルは獲れていない。上記の2大会を経験したメンバーも多数存在し、悲願の初優勝に向けて機運は高い。 <span class="paragraph-title">◆スタメン予想[4-2-3-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/nade20210730_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:山下杏也加 DF:清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、宮川麻都 MF:林穂之香、中島依美 MF:木下桃香、長谷川唯、杉田妃和 FW:菅澤優衣香 監督:高倉麻子 最終節まで予断を許されない戦いが続いていたため、DF熊谷紗希(バイエルン/ドイツ)、DF清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)を休ませることはできなかった。岩渕真奈(アーセナル/イングランド)のコンディション面も不安視されており、改めて中2日での連戦の難しさを感じさせる。 GKは山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)と予想する。これまでは押し込まれつつもGKのセーブ機会の少ない展開であったが、準々決勝は枠内に飛んでくるシュートが増えるだろう。ならば、ショットストップに優れる山下が優勢だろう。 最終ラインに関しては、前述の熊谷、清水を外す選択肢がないだろう。センターバックの相方はDF南萌華(三菱重工浦和レッズレディース)、左サイドバックは守備力を考慮してDF宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)だと予想する。特に南は空中戦に強く、増加が見込まれるクロス対応で力を発揮するはずだ。南、宮川ともにチリ戦では休養を与えられており、疲労度も問題ないと思われる。 ボランチのチョイスはMF中島依美(INAC神戸レオネッサ)とMF林穂之香(AIKフットボール/スウェーデン)と予想。中島は高倉監督が就任してから起用され続けているため、この大一番で外すとは考えにくい。相方はイギリス戦、チリ戦で好パフォーマンスを披露し、スウェーデンで揉まれている林と予想する。 2列目が3枚の場合、トップ下は長谷川唯(ミラン/イタリア)が濃厚だ。懸念は疲労度。第1戦、第2戦をほぼフル出場、チリ戦では点が欲しいはずの同点時の66分に途中交代していた。崩しのアイデアを持つ貴重なピースだけに、欠かすことはできないだろう。 サイドハーフは左にMF杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)、右にはMF木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)を大胆に予想した。杉田は前線からの守備もプレスバックも効いていた。攻撃にも推進力をもたらし、左サイドに活力を持たしている。右サイドはここまでMF塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)が2試合に先発出場しているが、チリ戦で木下が見せたアグレッシブさは周囲に可能性を感じさせた。ニューヒロインの誕生という期待も込めてスタメンと予想する。 岩渕が万全ならば2トップを採用するだろうが、コンディションを考慮してベンチスタートと予想。トーナメントに入り延長戦の可能性もあるため、ジョーカー起用も決して悪い策ではないだろう。 そのため、1トップにはFW菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)を予想する。純粋なポストプレーになれるのは彼女だけだろう。前半をフィジカルで推す菅澤で引っ張り、後半から駆け引きを得意とするFW田中美南(レバークーゼン/ドイツ)という、第1戦や第3戦のような交代策が有力か。 ここまでは強豪国相手に苦戦を強いられているなでしこジャパン。だが、トーナメントではなにが起こるかわからないと、過去に実証したのもなでしこだ。スウェーデン代表戦は、19時から埼玉スタジアム2002で行われる。 2021.07.30 16:15 Fri
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物足りない“なでしこジャパン”の「個の力」/六川亨の日本サッカー見聞録

早いもので、東京五輪の男女サッカーはベスト8が決定した。女子はほぼFIFAランクランク(20年6月26日現在)通りの顔ぶれとなった。 アメリカ(1位)、オランダ(4位)、スウェーデン(5位)、イギリス(イングランド6位)、オーストラリア(7位)、ブラジル(8位)、カナダ(8位タイ)に日本(11位)である。FIFAランク2位のドイツと3位のフランスは、予選を兼ねた19年フランスW杯でベスト8止まりだったため東京五輪の出場権を逃していた。 一方、男子に目を向けると、ブラジル(3位)、スペイン(6位)はFIFAランク通りの成績だが、フランス(2位)を始め、欧州予選ベスト4のルーマニアはニュージーランドに同勝点ながら得失点差で足元をすくわれ、南米予選1位で優勝候補の一角だったアルゼンチン(8位)も得失点差でエジプトの後塵を拝した。そして欧州予選2位のドイツは初戦でブラジルに敗れたのが響き、コートジボワールに2位の座を譲らなければならなかった。 ベスト8の顔ぶれはアジアが2チーム(日本と韓国)、アフリカが2チーム(エジプトとコートジボワール)、ヨーロッパと南米、北中米が各1チームにオセアニアが1チーム! という「サッカー後進国」が躍進する結果となった。 さて五輪のサッカーはW杯と違い、連日試合があるわけではない。開会式の前は日本以外の試合もテレビで放送したが、開会式後は多くの競技がスタートするため、日本戦以外の試合はテレビで放送しない。このため、どんなチームでどんな試合内容だったのかを知ることができないのが辛いところ。 取材のIDカードがあれば、同じグループの2試合を取材できるため情報を入手できるが、JOC(日本オリンピック委員会)は基本的にフリーランスを認めていないので、テレビで観戦するしかない。 それでも、3連勝でグループリーグを突破したサムライブルーに比べ、なでしこジャパンの凋落ぶりはテレビでも顕著だった。 11年になでしこジャパンがドイツW杯で優勝した時のことだ。知人らは、なでしこリーグを観戦するようになった。 その理由として、「なでしこジャパンの試合はショートパスを巧みにつなぎながら、前へ前へと積極的に攻める。Jリーグの試合はバックパスが多くて欲求不満が募る。それにJリーグでは接触プレーがあるたびに選手は大げさに転げ回っているが、なでしこの選手はすぐに起き上がってプレーを続ける。このためスピード感がある」と話していた。 しかし今大会のなでしこジャパンは、U-17W杯やU―20W杯で優勝したメンバーもいるが、“大人のサッカー”ができていない印象を受けた。パス回しはDFラインから、なかなか前線へとつながらない。スピード不足に加え、判断のスピードも遅い。 そして、例えば抜かれそうになったら反則で止めるとか、シュートやクロスに体を張ってブロックするといった必死さが感じられなかった。 1対1で相手をスピードかドリブルで抜ける選手は岩渕か塩越くらい。そして守備に回ると2~3人がかりでもボールをなかなか奪えなかった。ヨーロッパやアメリカでプレーしている選手もいるが、「個の強化」がサムライブルーと比べて一時代遅れていると感じたのは私だけではないだろう。 9月からはプロリーグであるWEリーグがスタートするが、すぐには結果が出ないだけに、並行して代表強化にも着手すべきである。サムライブルーは近年まで外国人監督を招聘したことで「個の強化の必要性」を学んだ。そろそろなでしこジャパンも監督に、外国人を招いてはいかがだろうか。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2021.07.30 15:28 Fri
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