「ストライカーらしかった」 決勝弾グリーンウッドをOBファーディナンドが称賛
2021.04.05 18:30 Mon
マンチェスター・ユナイテッドOBであり、元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が古巣のU-21イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドを称賛した。
イギリス『BT Sport』で試合を観戦したファーディナンド氏はプレミアリーグ10得点をマークした昨季と打って変わり、鋭さを欠くなかで、勝利を呼び込む決勝弾をマークしたグリーンウッドにコメント。ストライカーらしい動きからのゴールだったと振り返り、オーレ・グンナー・スールシャール監督に続いて賛辞を送っている。
「あのゴールはストライカーらしいものだったね。彼に問うなら、『ストライカーなのか否か』だ。あの青年はストライカーなんだ。あの動きだけでわかる。大半の選手はボールを待つだけだが、彼はまず動く」
「ただ、ボールを持てるときに持てなかった場面も多く、そこはオーレが見直すべきかもしれないね。素晴らしいランもあったが、周りが見落としてしまっている。それは周囲の信頼から来るものだろうね」
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ユナイテッドは4日に本拠地で行われたプレミアリーグ第30節でブライトン&ホーブ・アルビオンと対戦。トップ4争いのライバルが相次いで足踏みしての一戦ということもあり、確実に勝利したいところだったが、前半に古巣戦の元イングランド代表FWダニー・ウェルベックに先制ゴールを決められ、苦しい戦いを強いられてしまう。しかし、後半にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのゴールで同点に追いつくと、83分にグリーンウッドがフランス代表MFポール・ポグバのヒットし損ねたボールを泥臭く頭で押し込み、逆転に成功。今季のリーグ戦でわずか1得点だったグリーンウッドの活躍により、ユナイテッドが10戦負けなしの3連勝を飾った。「あのゴールはストライカーらしいものだったね。彼に問うなら、『ストライカーなのか否か』だ。あの青年はストライカーなんだ。あの動きだけでわかる。大半の選手はボールを待つだけだが、彼はまず動く」
「今季はリーグ戦で2得点、公式戦でも6得点とゴール前での運がないが、私は今日のグリーンウッドが披露した動き出しやボールの扱い方など、そうしたオールラウンドの働きに総じて好感を持った」
「ただ、ボールを持てるときに持てなかった場面も多く、そこはオーレが見直すべきかもしれないね。素晴らしいランもあったが、周りが見落としてしまっている。それは周囲の信頼から来るものだろうね」
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