後半ATに劇的弾、シティがCL出場権を争うアストン・ビラとのシックスポインターを制して暫定3位浮上【プレミアリーグ】

2025.04.23 06:00 Wed
Getty Images
プレミアリーグ第34節、マンチェスター・シティvsアストン・ビラが22日に行われ、シティが2-1で競り勝った。

3日前の前節エバートン戦を2-0で競り勝ったチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ぎりぎりに位置する5位シティ(勝ち点58)は、エバートン戦のスタメンからサヴィオに代えてマカティーのみを変更した。

一方、前節ニューカッスル戦を4発快勝とした7位アストン・ビラ(勝ち点57)は、5選手を変更。ラッシュフォードやラムジー、パウ・トーレスらがスタメンに戻った。
キックオフ直後、ラッシュフォードにポスト直撃のシュートを浴びせられたシティだったが、ボールを動かしてリズムを掴むと、8分に先制する。

サイドチェンジを受けた左サイドのマーモウシュが仕掛けてボックスポケットへ。マイナスに折り返したクロスをベルナルド・シウバが押し込んだ。
しかし15分、カウンターを仕掛けたアストン・ビラがPKを獲得。カウンターからラッシュフォードが持ち上がり、カットイン。ボックス内で受けたラムジーがルベン・ディアスに倒されると、VAR、オンフィールドレビューの末にPK判定となった。これをラッシュフォードが決めてアストン・ビラが同点とした。

追いつかれたシティが引き続きボールを持つ中、23分にはマーモウシュのクロスにデ・ブライネが頭で合わせてゴールに迫るも、その後は膠着状態に。

39分にはロングボールからラッシュフォードが好機を迎えたアストン・ビラが術中にハメた中、1-1として前半を終えた。

迎えた後半も押し込むシティは57分、CKからルベン・ディアスのボレーでゴールに迫った中、60分に決定機。デ・ブライネの浮き球パスを受けたマカティーがループシュートを狙ったが、わずかに枠を捉えきれず。

守勢のアストン・ビラは64分、ラッシュフォードがディフェンスライン裏を取ってシュートに持ち込む好機を演出したが、66分にもシティがゴールに迫る。

しかしオライリーの絶妙クロスをマカティーは合わせ損ないシュートは枠に飛ばず。勝ち越しゴールを目指す両軍は75分、シティはドクを、アストン・ビラはワトキンスとアセンシオを投入した。

すると80分、シティはギュンドアンのスルーパスを受けたマーモウシュがネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。

終盤にかけては膠着状態に陥っていたが追加タイム4分、シティに劇的弾。ドクが左サイドを圧巻のスピードで突破。右足アウトでの絶妙クロスをファーサイドのマテウス・ヌネスが押し込んだ。

直後にタイムアップを迎え、アストン・ビラとのシックスポインターを制したシティが暫定3位に浮上している。

マンチェスター・C 2-1 アストン・ビラ
【マンチェスター・C】
ベルナルド・シウバ(前7)
マテウス・ヌネス(後49)
【アストン・ビラ】
マーカス・ラッシュフォード(前18)【PK】

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【プレミア注目プレビュー】シティ司令塔のラストダンスに注目集まるマンチェスター・ダービー

プレミアリーグ第31節、マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティが、日本時間6日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。シティ司令塔のラストダンスに注目集まる今季2度目のマンチェスター・ダービーだ。 13位のユナイテッド(勝ち点37)は前節、ノッティンガム・フォレストとの一戦に0-1の敗戦。古巣対戦のエランガに恩返しゴールを許すと、後半最終盤の猛攻も実らず、上位相手に力負けとなった。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのリヨン戦を控えるなか、ホーム開催のダービーマッチに臨む。現状でのプライオリティは間違いなくリヨン戦にあるが、体たらくが続くシーズンにおいてダービーでの不甲斐ない戦いは許されない。より守備的に堅守速攻型のスタイルで臨む可能性が高く、割り切ってターンオーバーを行うプランもなくはないが、ベストメンバーで宿敵を撃破しELに弾みを付けるような戦いを期待したい。 対する5位のシティ(勝ち点51)は前節、下位に沈むレスター・シティ相手に2-0の勝利を収めてリーグ3戦ぶりの白星。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて5位をキープした。スコアは2-0も、80%近いボール支配率に相手シュートを1本に抑え込むなど余力を残した上での完勝だった。エースのハーランドら一部主力を欠くも、マーモウシュやオライリーら代役がしっかりと活躍しており、敵地でのダービーへ自信を持って臨めるはずだ。 なお、近年のリーグ戦績、タイトル数ではシティが圧倒的に優位に立っているが、プレシーズンマッチ的な色合いが強いコミュニティ・シールドはシティが勝利も、昨季のFAカップ決勝、直近のリーグ戦ではユナイテッドがいずれも2-1で勝利を収めている。そのため、今回の対戦も拮抗した展開も想定される。ちなみに、ユナイテッドがシティ相手にシーズンダブルを決めたのは2019-20シーズン。ホームで5シーズンぶりのダブル達成となるか。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【3-4-2-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250406_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:オナナ DF:マズラウィ、マグワイア、ヨロ MF:ダロト、カゼミロ、ウガルテ、ドルグ MF:ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ FW:ホイルンド 負傷者:DFマルティネス、ショー、エバンス、ヘヴン、デ・リフト、MFメイヌー、FWアマド 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはメイヌーに復帰の可能性がある一方、打撲の影響でデ・リフトの状態が懸念される。 ELを考慮してターンオーバーの可能性もあるが、前述のメンバーの起用を予想。デ・リフトが間に合う場合はマグワイアに代わって中央に入る可能性が高い。前線ではマウントやザークツィーにもチャンスがありそうだ。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250406_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©超ワールドサッカー<hr></div> GK:エデルソン DF:マテウス・ヌネス、クサノフ、ルベン・ディアス、グヴァルディオル MF:ギュンドアン、ニコ・ゴンサレス MF:サヴィオ、フォーデン、ドク FW:マーモウシュ 負傷者:DFストーンズ、アケ、アカンジ、MFロドリ、FWハーランド 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても直近数試合と大きな変化はない。 スタメンは前述の11名を予想。ディフェンスラインではリコ・ルイス、オライリー。中盤から前ではコバチッチ、ベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、グリーリッシュとベテランの起用も十分にある。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFブルーノ・フェルナンデス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250406_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 赤い悪魔の主将の矜持で花道は飾らせない。リーグ戦での低迷に、週明けのリヨン戦の重要度を考えると、ユナイテッドにとっては難しいモチベーションで挑むダービーとなるが、ホーム開催の宿敵との一戦ということもあり、メンバー構成いかんは別として気概を示したい。 そのダービーの重要性を最も知る一人であるポルトガル代表MFとしては普段通りに中盤と前線のリンクマン、チャンスメイカー、フィニッシャーというマルチタスクをこなしながら、気持ちの部分でもチームを鼓舞し続けたい。 堅守速攻のスタイルで臨む可能性が高いなか、被カウンターの局面で脆さもある相手に対して、高精度のパスやクロスから味方の決定機を演出したい。 ◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250406_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 敵地で挑むラストダービー。リーグテーブル上は大一番とは言えない今回のダービーだが、シティにとってはCL出場権争いとともに、在籍10年のレジェンドMFのラストダービーという部分で非常に重要な一戦となる。 デ・ブライネは今回のダービー2日前に自身のSNSを通じて今季限りでのシティズンズ退団を発表。2015年8月にヴォルフスブルクから加入し、ここまで公式戦413試合で106ゴール174アシストを記録。6度のプレミアリーグ制覇や、CL初制覇など15のタイトルを獲得。2022-23シーズンにはトレブル“3冠”を達成し、シティで獲得できるタイトルを全て手にしていた。 しかし、近年は度重なる負傷によるパフォーマンスの低下もあって以前のような絶対的な存在にはなり切れず、33歳MFはこのタイミングでマンチェスターを離れる決断を下した。 なお、プレミアリーグでのダービーは15試合に出場し6勝4分け5敗の戦績。3ゴール4アシストと好相性とは言い難いが、2ゴール1アシストの活躍で4-1の快勝に導いた2022年3月の対戦以来の躍動を期待したい。 2025.04.06 15:20 Sun
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【プレミアリーグ第34節プレビュー】引き分け以上で優勝決定リバプールはアンフィールドでスパーズ戦!

先週末に行われた第33節はリバプール、アーセナルの上位2チームが揃って勝利。レッズの優勝は持ち越しに。一方でリバプールに敗れた19位レスター・シティの1年でのチャンピオンシップ降格が決定した。 FAカップ準決勝開催に伴い、変則日程での開催となる第34節。ミッドウィークにはマンチェスター・シティvsアストン・ビラ、アーセナルvsクリスタル・パレスが前倒しで行われ、同じくFAカップ参戦組のノッティンガム・フォレストはブレントフォードとのホームゲームを来週ミッドウィークに後ろ倒しで戦う。 上位対決となったマンチェスター・シティvsアストン・ビラは、1-1のイーブンで迎えた後半アディショナルタイムにMFマテウス・ヌネスの劇的勝ち越しゴールが生まれてシティが勝利。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて大きな勝ち点3を奪取。一方、敗れればリバプールの優勝が決まっていた2位のアーセナルのホームゲームではアルテタのチームが2度のリードを守り切れず、2-2のドロー。屈辱を回避したものの、首位チームの優勝をより決定的なモノにしてしまった。 そんななか、今週末に行われる第34節では引き分け以上で5シーズンぶりのリーグ制覇が決定するリバプールと16位のトッテナムの一戦が最注目カードとなる。 リバプールは前節、敵地で下位のレスターに苦戦を強いられたが、途中出場となったDFアレクサンダー=アーノルドの復帰後初ゴールを守り抜いて1-0の勝利。フォクシーズを2部へ送るとともに悲願のリーグ制覇に王手をかけた。カップ戦では望む結果とはならなかったが、今回のホームゲームを勝利で飾り、スロット体制1年目での偉業達成をアンフィールドに集うKOPとともに祝いたい。現時点で主力に目立った離脱者はおらず、FWサラー、DFファン・ダイクらベストメンバーがピッチに立つはずだ。また、クローザー役のMF遠藤航にはぜひともピッチの上で歓喜の瞬間を迎えてほしい。 対戦相手となるスパーズは、週明けに控えるヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのボデ/グリムト戦が最優先事項。そのため、コンディションに不安があるFWソン・フンミンを遠征メンバー外とし、その他の一部主力の温存も想定される。ただ、降格の心配はないもののリーグ連敗中ということもあり、目の前での優勝阻止とともに不甲斐ないゲームは見せられない。メンバーを入れ替えても、しっかりとファイティングポーズを取りたい。 5位ニューカッスルvs18位イプスウィッチ・タウンは熾烈極めるトップ5争いと残り1枠の残留争いを左右する一戦に。 ニューカッスルは前節、アストン・ビラとの好調同士の上位対決でまさかの1-4の惨敗。依然としてCL出場圏内を維持しているが、勝ち点57で並ぶ6位チェルシーと7位アストン・ビラとの勝ち点差はわずかに2ポイント。今節はリバウンドメンタリティを示し、必ずや勝ち点3を積み上げたい。 一方、アーセナルに0-4の惨敗を喫したイプスウィッチは17位ウェストハムとの勝ち点差が「15」に広がり、得失点差も「20」。事実上の降格が決定。今節の結果次第で正式に降格が決定するが、難敵相手のアウェイゲームで何とか最後まであがきたい。 週明けにカンファレンスリーグ(ECL)の準決勝1stレグ、ユールゴーデン戦を控えるチェルシーだが、逆転でのトップ5フィニッシュへ向けて13位のエバートンをホームで迎え撃つ一戦では勝ち点3奪取へ全力を注ぐ必要がある。前節はフルアム相手に大苦戦を強いられたが、FWジョージのプレミア初ゴールにFWペドロ・ネトのゴールによって劇的な2-1の勝利を収めた。今節は手堅いトフィーズ相手に攻撃面が重要となるが、フルアム戦のヒーロー2人に加えてパーマーとジャクソンの両エースの奮起に期待したい。 MF三笘薫を擁する10位のブライトンは下位ウェストハム相手に6戦ぶりの勝利を目指す。前節はFWジョアン・ペドロの一発退場やDFファン・ヘッケの負傷交代など多くのアクシデントに見舞われたなか、ブレントフォードに2-4の敗戦。それでも、途中出場となった三笘は今季8ゴール目を挙げるなど存在感を示した。引き続きチームはスクランブルの体制での戦いを強いられるだけに、2戦連発が懸かる日本人エースやFWウェルベックら攻撃陣の活躍が勝利のカギを握る。 スパーズ同様に週明けにELアスレティック・ビルバオ戦を控える14位のマンチェスター・ユナイテッドは0-1で敗れたウォルバーハンプトン戦に続いてターンオーバーの可能性が濃厚だ。ただ、リーグ戦は1分け3敗の4戦未勝利で、対戦相手は8位ボーンマスという難敵。不甲斐ない戦いを見せれば、アスレティック戦にもネガティブな影響を与えるだけに控え選手たちの奮起が求められるところだ。 その他では6連勝が懸かる15位ウルブス、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンの戦いにも注目したい。 《プレミアリーグ第34節》 ▽4/22(火) マンチェスター・シティ 2-1 アストン・ビラ ▽4/23(水) アーセナル 2-2 クリスタル・パレス ▽4/26(土) 《20:30》 チェルシー vs エバートン 《23:00》 ブライトン vs ウェストハム ニューカッスル vs イプスウィッチ サウサンプトン vs フルアム ウォルバーハンプトン vs レスター・シティ ▽4/27(日) 《22:00》 ボーンマス vs マンチェスター・ユナイテッド 《24:30》 リバプール vs トッテナム ▽5/1(木) 《27:30》 ノッティンガム・フォレスト vs ブレントフォード 2025.04.26 17:13 Sat

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「完璧」グリーリッシュが"ツッパリヘアー"に! モデル彼女と大ヒット映画のコスプレ姿披露「ピッチでもその髪で」

マンチェスター・シティのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュが映画の主人公に成り切った。 死者の魂が戻ってくるといわれている10月31日。悪霊に気づかれないよう仮装するハロウィンは、今日では1つの仮装パーティーとして世界各地で親しまれている。 グリーリッシュが披露したのは1978年にヒットした学園ミュージカル映画『グリース』のコスプレだ。彼女のサシャ・アトウッドさんと併せで披露している。 背番号「10」は不良主人公のダニーよろしく、髪型を見事な"トサカ頭"に。サシャさんもサンディのようなカールしたブロンドヘアーに赤いヒール姿で、タバコを挟み登場した。 2人はシンボルともいえる『T-Birds』のロゴが入ったジャケットを羽織り、「いつかも週末」と綴って肩を組む写真などを公開。 2人にはファンから「完璧です」、「ピッチでもその髪型で」、「あごひげじゃない!」、「スーパージャック」、「彼女が着ているものを見てください」、「彼女は素晴らしい」などの様々な声が届いただけでなく、チームメイトのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドやドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム、イギリス人モデルのダニエレ・ロイドさんからもリアクションが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】映画の不良主人公に成り切ったグリーリッシュと彼女のサシャ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CkYpjN8obfb/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CkYpjN8obfb/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon

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