「自分自身で分析した」目標達成のカギとなるか、戦術にも長けた大分の勤勉な助っ人DFエンリケ・トレヴィザン
2021.04.04 22:05 Sun
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、外国人の新規入国制限がかかっていた日本。Jリーグでも多くの選手や監督が入国できず、大きな誤算が生まれたチームが数多くある。しかし、その制限もついに緩和。3月末から各クラブの新外国人選手が順次入国。さらに、Jリーグが一括して管理するJリーグバブルを考案。入国後に14日間の隔離生活を行わせ、選手個々がトレーニングできる環境を提供。その後、感染が確認されなければクラブに合流することとなる。
そんな中、また1人入国を果たした外国人選手がいる。大分トリニータのブラジル人DFエンリケ・トレヴィザンだ。
U-20ブラジル代表歴もあるエンリケは、フィゲイレンセやポンチ・プレッタでプレーしたのちにポルトガルへと渡り、エストリル・プライア、ファマリカンでプレー。エストリル・プライアから期限付き移籍で大分に加入した。
3月29日に日本へ入国を果たしたエンリケは、3日間の隔離期間を受けて陰性が確認。現在はJリーグバブルというリーグが一括で管理する隔離措置を受けている。Jリーグバブルは14日間にわたって隔離され、周りとは一切接触ができない完全隔離状態。その中で選手はトレーニングを行い、最終的に陰性が確認されればチームへ合流が可能となる。
移籍が発表されてから1カ月半の間、ポルトガルで過ごしていたエンリケだが「ポルトガルではロックダウンがあったので公共の練習場も使えず、2カ月間はピッチで満足いくトレーニングができなかったです」と語り、ポルトガルでも難しい時期を過ごしていたと語った。それでも、無駄にすることはせず「この期間でできることは何かを考え、自主トレーニングで仲の良いフィジカルコーチをつけてトレーニング、彼の奥さんが栄養学を勉強されていたので、食事に関しても徹底した2カ月を過ごしていました」と語り、「大分に合流したときのことを逆算して、個人練習、食事、睡眠というプロ選手のあり方を隔離期間で再度調整し、日本にやってこれたと思っています」としっかりとできる範囲での調整をしてきたようだ。
ここまでの話を聞いても分かる通り、24歳と日本ではまだ若手と呼ばれる年齢ながら、しっかりとプロとしての意識が高く、日本でのキャリアを成功させようと考えていることが見受けられる。
加えて、大分というクラブに自分がどう貢献できるかをしっかりと考え、勉強熱心な一面があり、非常に意識の高い勤勉な選手であることを印象付けた。
トリニータのイメージについても「日本に来られなかった期間でチームから練習や試合の映像を送ってもらって、自分自身で分析していました」と語り、「システムが昔自分がプレーしたことがある[3-4-3]であることだったり、守るだけのチームではなく、しっかり全員で攻撃をするところ、カウンターを完結させる攻撃スタイルにとても好感を持っています」とチームの特徴を捉え、「大分に到着してからはチームに合流できるので、自分自身がピッチに立っていてしっかりとチームに貢献する選手になりたいと思っています」と語り、すでにある程度のビジョンを持っていることを明かした。
そんな中、また1人入国を果たした外国人選手がいる。大分トリニータのブラジル人DFエンリケ・トレヴィザンだ。
3月29日に日本へ入国を果たしたエンリケは、3日間の隔離期間を受けて陰性が確認。現在はJリーグバブルというリーグが一括で管理する隔離措置を受けている。Jリーグバブルは14日間にわたって隔離され、周りとは一切接触ができない完全隔離状態。その中で選手はトレーニングを行い、最終的に陰性が確認されればチームへ合流が可能となる。
ついに来日が叶ったエンリケは「様々な制限があった中で日本になかなか来れなかったですが、日本に入国できた事は嬉しく思います」とコメント。「隔離期間で大分には着いていませんが、うまく活用して、日本の文化を学んだり、食生活等の変化もあるので、徐々に適応できるようにこの期間を有効に活用したいです」と語り、Jリーグバブルの期間を利用し、日本に馴染みたいと語った。また「大分に着いた時に万全になるように、自主トレーニングもしっかり励みたいと思います」とし、コンディションを整えると意気込んだ。
移籍が発表されてから1カ月半の間、ポルトガルで過ごしていたエンリケだが「ポルトガルではロックダウンがあったので公共の練習場も使えず、2カ月間はピッチで満足いくトレーニングができなかったです」と語り、ポルトガルでも難しい時期を過ごしていたと語った。それでも、無駄にすることはせず「この期間でできることは何かを考え、自主トレーニングで仲の良いフィジカルコーチをつけてトレーニング、彼の奥さんが栄養学を勉強されていたので、食事に関しても徹底した2カ月を過ごしていました」と語り、「大分に合流したときのことを逆算して、個人練習、食事、睡眠というプロ選手のあり方を隔離期間で再度調整し、日本にやってこれたと思っています」としっかりとできる範囲での調整をしてきたようだ。
ここまでの話を聞いても分かる通り、24歳と日本ではまだ若手と呼ばれる年齢ながら、しっかりとプロとしての意識が高く、日本でのキャリアを成功させようと考えていることが見受けられる。
加えて、大分というクラブに自分がどう貢献できるかをしっかりと考え、勉強熱心な一面があり、非常に意識の高い勤勉な選手であることを印象付けた。
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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CWpJH19vm3h/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Wellington Tanque(@wellington_tanque)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.11.25 05:45 Thu大分トリニータの人気記事ランキング
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積極補強の清水が大分の守備の要・鈴木義宜を完全移籍で獲得「決断に至るまでにたくさん考え悩みました」
清水エスパルスは30日、大分トリニータのDF鈴木義宜(28)が完全移籍で加入することを発表した。 鈴木は宮崎県出身で、宮崎日本大学高校から宮崎産業経営大学を経て2015年に大分に入団した。 プロ1年目からJ2で40試合に出場し1得点を記録すると、その後はディフェンスリーダー、キャプテンに就任。ここまで、リーグ戦はほぼ全試合に出場してきた。 通算ではJ1で67試合、J2で124試合5得点、J3で30試合1得点を記録。今シーズンは明治安田J1で33試合に出場、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 鈴木は両クラブを通じてコメントしている。 ◆清水エスパルス 「清水エスパルスの皆さん、来シーズンから一緒に戦うことになりました鈴木義宜です。エスパルスを強いチームにするため、勝つために全力を注ぎます。一緒に強く逞しいチームにしていきましょう。よろしくお願いします」 ◆大分トリニータ 「このたび、清水エスパルスに移籍することになりました。この決断に至るまでにたくさん考え悩みました」 「こんな僕をプロサッカー選手にしてくれた西山GМ、J3から指揮を執りチームと共に僕自身を成長させてくれた片野坂監督には感謝してもしきれないぐらい感謝しています。残留争い、J2入れ替え戦、降格、昇格争い、J3優勝、J1・J2昇格、どんな時でも様々な形で後押しをしてくれたファン・サポーターの皆さん本当にありがとうございました」 「6年間トリニータのために全力を注いできました。1つでも多く勝利を届けたい、戦っている姿を見て心を動かすようなプレーを届けたい、そんなことを思いながら過ごしてきました。そのような試合をどれだけ見せることが出来たか分かりませんが、苦楽を共にしてきた皆さんと一緒に戦えたことを本当に誇りに思います」 「大分の街は過ごしやく、この地を発つことはとても寂しく名残惜しいですが、新たな挑戦をしてきます。まだまだ貪欲に邁進し、大きく成長した姿を皆さんに見せられるよう頑張ってきます。6年間本当にありがとうございました」 2020.12.30 12:25 Wed2
大分守護神高木駿が契約更新!「来年も俺たちの高木駿です」
大分トリニータは17日、GK高木駿(30)の2020シーズンの契約を更新したことを発表した。 東京ヴェルディの下部組織出身の高木は、明治大学卒業後、川崎フロンターレとジェフユナイテッド千葉でプレー。大分には2017年に加わった。 加入2年目から正GKの座を射止めると、明治安田生命J1リーグに昇格した今年は副キャプテンに任命され、リーグ戦34試合に出場。昇格組ながら9位と躍進したチームを支えた。 「大分トリニータサポーターの皆さま、こんにちは。いつもご声援ありがとうございます。俺たちの高木駿です。来年も、俺たちの高木駿です。更なる高みを目指し、一緒に戦いましょう」 2019.12.17 14:30 Tue3
【J1クラブ通信簿】エース流出で終盤失速も6年ぶりのJ1で片野坂スタイル貫き余裕の残留《大分トリニータ》
優勝争いから残留争いまで手に汗を握る接戦、熱戦が続いた2019シーズンの明治安田生命J1リーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。第10弾は9位の大分トリニータを総括! ◆MVP DF鈴木義宜(27) 明治安田生命J1リーグ34試合出場(先発34試合)/0得点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/2019Jreview_trinita_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;" id="cws_ad">©︎J.LEAGUE<hr></div> 片野坂体制4年目でチームとしての機能美が光る今季の大分は良い意味で明確な主役が不在だったが、その中でもMF小塚和季、GK高木駿、DF岩田智輝らの活躍は際立っていた。それでも、チームMVPを1人選ぶとすれば、フィールドプレーヤーで唯一フルタイム出場を果たした、ディフェンスリーダーでキャプテンを務める鈴木だ。 安定感、継続性が求められるセンターバックのポジションにおいて3年連続リーグ戦フルタイム出場を誇る鉄人は、プロキャリアを通じて初めてのシーズン無得点に終わったものの、安定したビルドアップと抜群の統率力でチームを牽引。とりわけ、リーグトップクラスのシュートブロックや自陣空中戦勝率など、守備スタッツの高さが際立っていた。 また、GKを含め最終ラインからリスクを冒すチームスタイルにおいてイエローカード3枚でシーズンを乗り切った点はリスク管理能力やプレーリードの優秀さを示している。後半戦はエースの流出に加え、相手の研究が進み思うように得点数が伸びなかった中、危なげなく残留を決められたのは、リーグ6位(35失点)の堅守を支えた頼れるキャプテンの存在あってこそだった。 ◆補強成功度 【B】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/2019Jreview_trinita_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;" id="cws_ad">©︎J.LEAGUE<hr></div> 6年ぶりのJ1復帰もJ1最低クラスの強化費という厳しい懐事情もあって、大物助っ人やJ1で経験豊富な中堅選手の獲得は叶わず。それでも、育成に長けた片野坂監督の手腕、魅力的なプレースタイルという、クラブとしての売りを最大限に生かし、J2の主力クラスやJ1で出場機会に恵まれない有望な若手選手を中心にまずまず充実した補強を行った。 その中で前線のアタッキングユニットの主力を担ったMF小塚和季とFWオナイウ阿道は共に30試合以上に出場し、小塚がチーム最多5アシスト、オナイウがチーム最多の10ゴールと大きな輝きを放った。また、DF三竿雄斗やMF島川俊郎ら中堅選手も準主力としてチームを支えた。 さらに、シーズン半ばの補強に関して手薄なポジションに迎え入れたMF小林裕紀、MF田中達也らが即戦力の働きを見せた点は、フロントと現場の意思疎通がうまく図れている証拠だ。マイナス面に関してはJ1から期限付き移籍で獲得した若手の伸び悩みと、前半戦の躍進を牽引したFW藤本憲明の後釜の確保がうまくいかなかった点だ。 ◆総合評価 【A】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/2019Jreview_trinita_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;" id="cws_ad">©︎CWS Brains,LTD.<hr></div> 2013年のJ2降格からJ3降格というどん底まで味わった中、2016年に就任した片野坂知宏監督の下で着実に力を付けてきたチームは昨シーズンのJ2を2位で終え、6年ぶりにJ1の舞台に返り咲いた。とはいえ、その期間にクラブとしての競争力は衰え、その予算規模を考えれば、6年ぶりの輝かしい舞台は再び悲劇の舞台になる可能性もあった。しかし、この低迷期間に確固たるスタイルを築いた大分にとってその不安は杞憂に終わった。 昨シーズンのJ2を席巻した魅力的なアタッキングフットボールが、6年ぶりのJ1で何処まで通用するかに注目が集まった鹿島アントラーズとの開幕戦では、藤本の2ゴールの活躍などでJ1屈指の常勝軍団を攻守両面で圧倒。敵地で2-1の勝利を飾ると共に、多くのJ1サポーターにサプライズを与える会心のスタートを切った。 この勝利で単なる勝ち点3以上の大きな自信を手にしたチームは、その後も今季J1王者の横浜F・マリノスに快勝を収めるなど、快進撃を続け第6節から第12節まで7戦無敗(4勝3分け)を記録するなど、前半戦を望外の4位で終える前半戦の主役の1人となった。 しかし、後半戦に入ると、前半戦にチームトップの8ゴールを挙げたエースの藤本がヴィッセル神戸に流出した影響もあって得点力不足に陥り、徐々に順位を落とす苦境に立たされた。それでも、昨季J2で51失点を喫していた守備が相手のレベルが格段に上がったJ1の舞台で大幅な改善をみせ、粘り強く勝ち点を積み重ねた結果、4試合を残して最大の目標だったJ1残留を決定。最終的にトップハーフの9位フィニッシュと、厳しい予算規模を考えれば、ほぼ満点と言える6年ぶりのJ1の戦いとなった。 来季に向けては他クラブからの引き抜きの噂もあった片野坂監督の続投が早々に決定。また、現時点では守護神・高木ら一部主力の残留も決定し、現行スタイルを継続するうえで重要なピースの慰留に励んでいる。ただ、最終的にチーム得点王となったオナイウら期限付き移籍での加入となった選手、小塚や鈴木といった主力にも引き抜きの噂もあり、来季に向けてはストーブリーグの活動が大きなカギを握る。 とりわけ、決定力不足解消を担う新たなエースストライカーや手薄なウイングバック、現ポゼッションスタイルを一段階上のレベルに上げるゲームメーカーの補強が求められるところだ。仮に、今冬の補強がうまくいけば、最低限のノルマである2年連続残留と共にACL出場争いにも絡めるはずだ。 2019.12.19 22:22 Thu4
大分主将の鈴木義宜が契約更新! 大卒ルーキー長谷川雄志も!
大分トリニータは30日、DF鈴木義宜(27)、MF長谷川雄志(23)との契約更新を発表した。 鈴木は宮崎産業経営大学在学中の2014年に2種登録選手としてトップチーム入りすると、翌年に正式入団。キャプテンに就任した今シーズン、明治安田生命J1リーグ全34試合、天皇杯2試合に出場した。長谷川は宮崎産業経営大学から今年入団。ルーキーイヤーだったが、J1リーグ19試合、Jリーグカップ4試合、天皇杯2試合の出場を記録した。契約更新を受け、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 ◆鈴木義宜 「来シーズンも大分トリニータでプレーをさせて頂くことになりました。今シーズンと同様に厳しい闘いが待っています。みんなで乗り越え、より良いシーズンにしましょう。応援をよろしくお願いします」 ◆長谷川雄志 「来年も大分トリニータでサッカーすることが出来て凄く幸せに思いますし、また、皆さんと昭和電工ドーム大分で戦える事が、楽しみです。来年はもっと上を目指して、一緒に頑張りましょう!!!」 2019.12.30 14:45 Mon5