佐藤寿人が引退会見…終止符を打った決め手、最も大事にした姿勢、“ベストパートナー”青山敏弘への想いとは?

2020.12.26 17:45 Sat
©︎J.LEAGUE
ジェフユナイテッド千葉の元日本代表FW佐藤寿人(38)が26日、オンラインでの現役引退会見に登壇して、想いを語った。

千葉下部組織出身の佐藤は双子の兄である勇人氏とともに、2000年にトップチーム昇格を果たすと、セレッソ大阪やベガルタ仙台を経て、2005年からサンフレッチェ広島でプレー。その広島で絶対的エースとしての地位を築き上げ、J1初優勝の2012年にJリーグ最優秀選手、J1得点王、ベストイレブン、フェアプレー個人賞の史上初となる個人4冠に輝いた。さらに、2013、2015年にも広島のJ1優勝に貢献したが、2016年を最後に退団。2017年から名古屋グランパスに移り、2019年から千葉に復帰すると、19日に今季限りでの現役引退を表明した。

身長170cmの小柄ながら、裏に抜け出す動きやポジショニング、そして嗅覚を武器にプロ生活21年間で歴代2位のJ1リーグ通算161得点を挙げ、Jリーグ通算得点数でもトップの220ゴールと輝かしいキャリアを築いた佐藤。会見冒頭で「自分なりの言葉でお話ができればと思う」と切り出すと、引退の決め手として「一番は選手としてなかなかピッチの上で貢献できていないという感じがあったし、そういったなかで決断しなきゃいけないなと思って決めた」とピッチ上での貢献度を挙げた。
「身体で痛いところはなく、まだサッカーをやろうと思えばやれるが、本当の意味で毎週のようにピッチに立って、チームに貢献できているかと言えばそうじゃない。今、監督が目指しているサッカーを試合のなかで、FWとして結果を出せているかと言えばそうでもない。そういうところを考えると、来季もプレーするのがプロとしてどうなのかなという思いもあった」

「家族はまだ選手でいてほしいという想いもあったみたいだが、今年、コロナなどの影響で中断中に子供たちと家の近くにある公園で身体を動かす機会があって、長男、次男と3人でトレーニングをやった。そのとき、長男と次男の回復が早くて、父親である自分はセット数を重ねていくと、息切れしていき、冗談で『これで、パパも今年で引退だな』と言った」
「でも、体力的な部分も若い頃と比べると、少しずつ落ちている感覚があって、90分間出られていないここ数年を考えても決めなければいけない時期に来ているのかなと息子たちとのトレーニングで感じた」

そんな佐藤が最終的に現役引退の決断を下したのは今年11月。現役最終戦の20日に行われた明治安田生命J2リーグ最終節のギラヴァンツ北九州戦前にチームメイトに言葉を送ると、涙してしまったようだ。そうした長い現役生活で最も大事にしてきたものは何だったのか。佐藤はJリーグ屈指の点取り屋に上り詰めた裏でライバルを作らず、自分と向き合う姿勢を意識してきたようだ。

「一番大事にしていたのはライバルを作らないこと。色々なクラブで、色々な場所でプレーさせてもらって、ときにこの選手がライバルだと外から言われたりして、選手が少なからず意識してしまう場面を自分を含めて色々な形で見てきた」

「そういったなかで、常に自分自身と向き合い、何が足りないのか、どうしたいのかをやっていける選手が最終的に強くいられると感じた。そういう意味で、ライバルを作らないのが一番大事なのかなと思う」

また、キャリアを通じて自分の前に立ちはだかった守備人として、中澤佑二氏、田中マルクス闘莉王氏、楢崎正剛氏の名を挙げた佐藤は逆に最高の相棒を訊かれると、「ベストパートナーは青山以外に考えられない」と広島でいち時代を共にした元日本代表MF青山敏弘を迷わず指名するとともに、2人の思い出深いシーンを振り返りながら感謝の言葉を贈った。

「思い出深いゴールはたくさんあるが、2012年の初優勝時に決めたホーム札幌戦でのゴールは初優勝の重圧がすごくて、普段の生活も人と会うのを避けて生活してもいた。それぐらい優勝はプレッシャーだった」

「そのなかで、札幌戦前に『今日はトシ(青山)のアシストから俺が決めるから』と伝えて、それが本当に素晴らしいパスからイメージ通りのゴールが生まれた。あのゴールの後に『言っただろ』と声をかけながら、両手でハイタッチしたのを今でも覚えている」

「あのゴールに代表されるように、同じ絵を描きながら、素晴らしいパスにトライしてくれた青山選手は一番のパートナーだと思っている。実際、引退を決めたときも直接会って、顔を見て、伝えたかった」

「でも、11月初旬にクラブに伝えた日にクラブハウスに着いてから車のなかで青山選手に電話して伝えたところ、彼もずっと泣いてくれて、僕もずっと涙が止まらなかった。1時間ぐらい泣きながら喋った」

「僕の目が真っ赤になっていて、すぐにクラブハウスに入れなかった。それだけの時間をともにした仲間で、素晴らしいパートナーだった。自分が引退を決断した以上、もう彼からパスをもらえないのかなと思う」

「今はチームが違うが、パスをもらえなくなるのは寂しい想いがある。でも、本当に若い頃から青山選手を見て、誰よりも要求して、誰よりも応えてくれ、たくさんのゴールを一緒に作ってくれたという部分で感謝しかない」

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「自分自身と家族としっかり向き合い…」佐藤寿人氏が報道後初となる自身のインスタグラムを更新し謝罪「私事でお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした」

元日本代表FW佐藤寿人氏が、自身のインスタグラムで一連の騒動を謝罪した。 現役時代はジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)、C大阪、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島、名古屋グランパスでプレーした佐藤氏。J1通算ゴールは歴代3位の161点を記録。日本代表としても31試合で4ゴールを記録していた。 引退後は解説者として多くのメディアに出演。サッカーイベントにも精力的に参加するなどしていた。 しかし、4月に一部報道で不倫が発覚すると、自身も認めるコメントを残すことに。一方で、解説が割り当てられていた試合などからは外されていた。 その佐藤氏は2日、自身のインスタグラムを更新。今回の件について謝罪した。 ーーーーー この度は私事でお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした。 引退してから様々な場所や形でスポーツ、サッカーの普及や楽しさを支えてくださっている方々がたくさんいる事を見てきました。 その一員として多くの場所で迎え入れて頂き、私自身はピッチ内外で伝える立場にあったにもかかわらずたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。 今一度、自分自身と家族としっかり向き合い、自分を育ててくれたサッカーとも真摯に向き合っていきたいと思います。 ーーーーー <span class="paragraph-title">【写真】佐藤寿人氏が騒動を謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7tbMV0vt3c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7tbMV0vt3c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C7tbMV0vt3c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">佐藤寿人(@hisato_sato11official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.02 22:55 Sun
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歴代J2得点王をおさらい! 助っ人が多く名を連ねる中にあの日本代表MFの名も!

新型コロナウイルス(CODID-19)の影響により試合開催を延期しているJ2リーグだが、27日からJ1リーグに先んじて再開を迎える。 厳しい過密日程が予想される今シーズンのJ2リーグ。昇格枠も2つに減り、今まで以上に熾烈な昇格争いが繰り広げられることとなるだろう。 そんな昇格争いで大事になってくるのが、やはりチームの得点力。大きな得点源がチームにいることは、昇格に近づく手立てとなる。そこで今回は、再開に向けて歴代のJ2の得点王をご紹介したい。 1999シーズンからスタートしたJ2リーグ。初代J2得点王となったのは日本代表歴もある神野卓哉だ。横浜マリノスやヴィッセル神戸でプレーした神野は、当時大分トリニータに在籍。36試合19得点の活躍を見せ初代得点王に。翌年はJ1のFC東京へと移籍した。 日本人得点王でスタートしたJ2リーグだったが、その後は8シーズンに渡って外国人選手が得点王のタイトルを獲ることに。懐かしい名が多く並ぶが、その中でも目を引くのが今も上海上港で活躍する元ブラジル代表FWフッキだろう。 かつては、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)川崎フロンターレ、東京ヴェルディでプレーしたフッキだが、2007シーズンはJ2歴代最多タイとなる37得点を挙げ、大暴れした。 2008年からは一転して日本代表クラスの選手たちが得点王に輝くこととなる。現在レアル・サラゴサでプレーする香川真司もその内の一人で、背番号「8」を着用した2009シーズンはC大阪で27得点を記録しチームのJ1昇格の大きな原動力に。そして2010年にドルトムントへと移籍を果たし、ヨーロッパでプレーを続けている。 2011年に豊田陽平が得点王になってからは、再び外国人選手が得点王になることが増えている。2015年の得点王ジェイ(現北海道コンサドーレ札幌)や2016年の得点王である鄭大世は今もJ1の舞台で活躍を続けている。 そして、昨シーズンのJ2得点王であるブラジル人FWレオナルドは今シーズンから浦和レッズへと完全移籍し、J1の舞台へステップアップを果たした。 必ずしも得点王とJ1昇格は直結しないものの、昇格争いをする上では重要な要素。果たして今シーズンは誰が得点王に輝くのか。第1節終了時では、ハットトリックを達成した徳島ヴォルティスの西谷和希がトップに立っている。 ◆歴代J2リーグ得点王 1999年:神野卓哉(大分トリニータ)19得点/36試合 2000年:エメルソン(コンサドーレ札幌)31得点/34試合 2001年:マルコス(ベガルタ仙台)34得点/40試合 2002年:マルクス(アルビレックス新潟)19得点/36試合 2003年:マルクス(アルビレックス新潟)32得点/41試合 2004年:ジュニーニョ(川崎フロンターレ)37得点/39試合 2005年:パウリーニョ(京都パープルサンガ)22得点/32試合 2006年:ボルジェス(ベガルタ仙台)26得点/41試合 2007年:フッキ(東京ヴェルディ)37得点/42試合 2008年:佐藤寿人(サンフレッチェ広島)28得点/40試合 2009年:香川真司(セレッソ大阪)27得点/44試合 2010年:ハーフナー・マイク(ヴァンフォーレ甲府)20得点/31試合 2011年:豊田陽平(サガン鳥栖)23得点/38試合 2012年:ダヴィ(ヴァンフォーレ甲府)32得点/38試合 2013年:ケンペス(ジェフユナイテッド千葉)22得点/38試合 2014年:大黒将志(京都サンガF.C.)26得点/42試合 2015年:ジェイ(ジュビロ磐田)20得点/32試合 2016年:鄭大世(清水エスパルス)26得点/37試合 2017年:イバ(横浜FC)25得点/41試合 2018年:大前元紀(大宮アルディージャ)24得点/41試合 2019年:レオナルド(アルビレックス新潟)28得点/38試合 2020.06.25 11:05 Thu
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広島vs札幌、物議のシーンにジャッジリプレイで家本氏が見解「入っとるやん!と思う、ですが…」

物議のセーブシーンに元国際審判員の家本政明氏が見解を示した。 21日、『DAZN』では『Jリーグジャッジリプレイ2023 #1』が公開された。ゲストには家本氏に加え、元日本代表FW佐藤寿人氏、元北朝鮮代表FW鄭大世氏が登場。様々な視点から判定に対する議論が行われた。 高い関心が寄せられたシーンの1つが、サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌の74分のシーンではないだろうか。 広島が左CKを獲得すると、野津田岳人のクロスを佐々木翔が頭でそらし、ファーサイドの川村拓夢がヘディングシュート。だが、反応したGK菅野孝憲が左足で防ぐファインプレーを見せた。 肉眼ではボールはラインを越えているようにも見え、当然VARによるゴールチェックの対象にもなったが、確認の結果はノーゴールだった。 札幌のファン、広島のファンそれぞれから判定を巡って種々の反応が寄せられたが、家本氏の結論は「入っている!でも、機材の問題でVARが確証を持てないっていうのは経験者として十分わかる」とのことだった。 家本氏はポイントに「ボールと(ゴール)ラインの間に緑(芝)が見えるか」を挙げ、「この映像で見る限りは、(間に芝が)見えるんですよね。サポーター家本は「入っとるやん!」と思う」と発言。そのうえで、佐藤氏の「画質粗いですよね」という指摘を引き取り、「VARの経験を踏まえて(言うと)、画面をアップにすると画面が荒れてしまいわからない。VARで使っている機材では、こんなにクリアに見えない、ブレてしまう」と、経験を踏まえて使用機材によるスペックの限界にも言及している。 そのため「(ラインの)白がかかっているように感じてしまう。現場の判断はノットゴールと自信を持って緑が見えたと言い難かったがために、(主審の判定を)フォローしたのではないか」と語った。 同時に「ご理解いただきたのは(判定が)ヒューマンエラーではなく、物理的な限界値があると(いうこと)。(より良い機材を導入するのに)コストがどれくらいかかるは(そろばんを)弾いていないのでわからないが」と述べ、人的なミスではないことを強調した。 ゴールラインテクノロジーにも多額な費用がかかるため、コストをJ2やJ3へのVAR導入に費やすのか、カメラの画質を上げるのかなどにも議論は発展。ただ、現時点は今回の着地点をフォローできるとのことだ。 また、番組ではそのほか、川崎フロンターレvs横浜F・マリノスから84分のジェジエウの退場シーン、柏レイソルvsガンバ大阪から95分のファウルシーンなどをピックアップ。今シーズンから導入された『VARdict(バーディクト)』と呼ばれるVARチェック事象の可視化や『オフサイドラインの3D化』にも触れている。 <span class="paragraph-title">【動画】ゴールか否か、意見が分かれた当該シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="O9d7Up6HODs";var video_start = 248;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cozb7PKv9lE/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞

Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue
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「絶対にJ1で着たい」「すごい演出」16年ぶりのJ1昇格を目指す千葉が来季のユニフォーム発表! スタジアムをデザインし演出も話題に「カッコいいー」

デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)は、ジェフユナイテッド市原・千葉の2025シーズンユニフォームを発表した。この新ユニフォームは、チームのホームスタジアムであるフクダ電子アリーナの開設20周年を記念した特別なデザインとなっている。 <h3>■フクダ電子アリーナの20周年を祝うデザイン</h3> 2025シーズンのユニフォームは、フクダ電子アリーナ(通称:フクアリ)の20周年を祝うもので、スタジアムの歴史とサポーターの思いが詰まった一枚だ。フクアリは2005年に開業し、地域密着型のスタジアムとして多くのサポーターに親しまれてきた。その設計にあたっては、全スタンド屋根付き、全イス席の実現を求める署名運動が行われ、サポーターの強い思いが反映された場所でもある。 新ユニフォームのデザインは、フクアリの特徴である屋根の形状を「ジェフアーガイル柄」として胸と背に配し、左袖にはフクアリの南スタンドの屋根を記念ロゴとしてプリント。これにより、サポーターが見守る中で選手たちが戦う姿勢を象徴するデザインとなっている。 <h3>■サポーターの想いを込めたユニフォーム</h3> ユニフォームには、クラブ・フィロソフィー『WIN BY ALL!』の文字も入れられており、サポーターの熱い応援を受けて戦う選手たちの姿が思い浮かぶデザインとなっている。また、襟元にはJR蘇我駅上空から見たフクアリ周辺の風景イラストと、ジェフフォントの「12番」を配置。これにより、選手たちを後押しするサポーターの想いが込められている。 FPの1stユニフォームのボディは、クラブカラーのイエローを基調に、フクアリの建設前に存在した製鉄所の高炉の形状や、その内部で鉄が溶ける様子をイメージ。熱くなる鉄が徐々に色を変えていく様子をグラデーションで表現することで、サポーターの熱い応援を象徴したデザインが施されている。また、オレンジ色はフクアリのゴール裏座席のカラーであり、サポーターの熱意を表現する意図が込められている。 3日に行われたV・ファーレン長崎戦にてフクアリで発表された新ユニフォーム。発表動画も話題となり、ファンは「カッコいいー」、「フクアリのデザインとは!」、「オシャレだな」、「もうユニ発表は早い!」、「絶対にJ1で着たい」、「すごい演出だな」、「良いデザイン」とコメントが集まっている。 千葉は最終節を残して明治安田J2リーグで6位に位置。最終節は5位・モンテディオ山形との直接対決となり、7位のベガルタ仙台と3チームで昇格プレーオフ行きの残り2枠を争うこととなる。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】J1の舞台で着用なるか!? 千葉の新ユニフォームが早くも発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vDlXe1t3aO">pic.twitter.com/vDlXe1t3aO</a></p>&mdash; ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) <a href="https://twitter.com/jef_united/status/1852916932485566808?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.11.04 22:57 Mon
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J1昇格PO圏争い、勝利の岡山が進出決定! 千葉は連勝「5」でストップし3連勝の岡山&8連勝の山形にかわされる…残りは2枠【明治安田J2第37節】

3日、明治安田J2リーグの9試合が各地で行われた。 J1昇格プレーオフ出場権争いは残り3枠を4チームで争う形。4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、6位ベガルタ仙台が勝ち点「61」で並び、7位モンテディオ山形が勝ち点「60」で追いかける。 4位千葉は自動昇格に望みを繋ぎたい3位V・ファーレン長崎(勝ち点69)とのホームゲーム。4分にPKを与えてしまい、マルコス・ギリェルメに先制点を奪われるが、25分にはFKのクロスからエドゥアルドが頭で決め、同点で折り返す。 逆転ゴールを目指し、68分にはPKを得た千葉だったが、小森飛絢が失敗。84分には素早いリスタートからエジガル・ジュニオに押し込まれ、1-2で試合終了。千葉は最終節を前に連勝が「5」でストップした。 5位岡山は12位藤枝MYFC(勝ち点46)をホームに迎えての一戦。前半はゴールレスで折り返すも、67分にはカウンターから決定機を迎え、岩渕弘人がGKとの一対一をループで制す。 3分後には田部井涼が右CKから追加点。3点目にも迫りながら2-0で終えた岡山は、3連勝で千葉をかわして4位に浮上した。 また、7連勝中と猛烈な追い上げを見せる7位山形は、13位水戸ホーリーホック(勝ち点44)とアウェイ戦。先手を取ったのは山形で、デザインされた左CKから高江麗央が22分に決める。 1点リードで後半に入ると、58分に長澤シヴァタファリに同点ゴールを許すが、64分にはディサロ燦シルヴァーノがクロスにファーで合わせて再び勝ち越し。高橋潤哉の3点目もあった山形がクラブ新記録の8連勝を達成し、ついに昇格PO圏内の5位に浮上した。 その他、すでにJ1自動昇格を決めている首位清水エスパルス(勝ち点76)は、8位いわきFC(勝ち点51)に1-0で勝利。2位横浜FC(勝ち点74)がゴールレスドローで終えたため、J2優勝が決まった。 残り1節となった中、2位・横浜FCと3位・長崎のJ1自動昇格争いは最終節に持ち越されることに。また、最終節で5位の山雅と6位の千葉が直接対決となるため、4位・岡山の昇格プレーオフ行きが決定した。昇格プレーオフは5位・山形(勝ち点63)、6位・千葉(勝ち点61)、7位・仙台(勝ち点61)の3チームが2枠を争うこととなり、4日の仙台の結果次第で最終節の様相が変わってくる。 ◆明治安田J2第37節 ▽11月3日(日) ファジアーノ岡山 2-0 藤枝MYFC ジェフユナイテッド千葉 1-2 V・ファーレン長崎 横浜FC 0-0 栃木SC 清水エスパルス 1-0 いわきFC 徳島ヴォルティス 1-0 鹿児島ユナイテッドFC 大分トリニータ 2-1 ザスパ群馬 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ブラウブリッツ秋田 水戸ホーリーホック 1-3 モンテディオ山形 愛媛FC 1-1 レノファ山口FC ▽11月4日(月) 《14:00》 ロアッソ熊本vsベガルタ仙台 2024.11.03 18:41 Sun

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