佐藤寿人が引退会見…終止符を打った決め手、最も大事にした姿勢、“ベストパートナー”青山敏弘への想いとは?
2020.12.26 17:45 Sat
ジェフユナイテッド千葉の元日本代表FW佐藤寿人(38)が26日、オンラインでの現役引退会見に登壇して、想いを語った。
千葉下部組織出身の佐藤は双子の兄である勇人氏とともに、2000年にトップチーム昇格を果たすと、セレッソ大阪やベガルタ仙台を経て、2005年からサンフレッチェ広島でプレー。その広島で絶対的エースとしての地位を築き上げ、J1初優勝の2012年にJリーグ最優秀選手、J1得点王、ベストイレブン、フェアプレー個人賞の史上初となる個人4冠に輝いた。さらに、2013、2015年にも広島のJ1優勝に貢献したが、2016年を最後に退団。2017年から名古屋グランパスに移り、2019年から千葉に復帰すると、19日に今季限りでの現役引退を表明した。
身長170cmの小柄ながら、裏に抜け出す動きやポジショニング、そして嗅覚を武器にプロ生活21年間で歴代2位のJ1リーグ通算161得点を挙げ、Jリーグ通算得点数でもトップの220ゴールと輝かしいキャリアを築いた佐藤。会見冒頭で「自分なりの言葉でお話ができればと思う」と切り出すと、引退の決め手として「一番は選手としてなかなかピッチの上で貢献できていないという感じがあったし、そういったなかで決断しなきゃいけないなと思って決めた」とピッチ上での貢献度を挙げた。
「身体で痛いところはなく、まだサッカーをやろうと思えばやれるが、本当の意味で毎週のようにピッチに立って、チームに貢献できているかと言えばそうじゃない。今、監督が目指しているサッカーを試合のなかで、FWとして結果を出せているかと言えばそうでもない。そういうところを考えると、来季もプレーするのがプロとしてどうなのかなという思いもあった」
「家族はまだ選手でいてほしいという想いもあったみたいだが、今年、コロナなどの影響で中断中に子供たちと家の近くにある公園で身体を動かす機会があって、長男、次男と3人でトレーニングをやった。そのとき、長男と次男の回復が早くて、父親である自分はセット数を重ねていくと、息切れしていき、冗談で『これで、パパも今年で引退だな』と言った」
そんな佐藤が最終的に現役引退の決断を下したのは今年11月。現役最終戦の20日に行われた明治安田生命J2リーグ最終節のギラヴァンツ北九州戦前にチームメイトに言葉を送ると、涙してしまったようだ。そうした長い現役生活で最も大事にしてきたものは何だったのか。佐藤はJリーグ屈指の点取り屋に上り詰めた裏でライバルを作らず、自分と向き合う姿勢を意識してきたようだ。
「一番大事にしていたのはライバルを作らないこと。色々なクラブで、色々な場所でプレーさせてもらって、ときにこの選手がライバルだと外から言われたりして、選手が少なからず意識してしまう場面を自分を含めて色々な形で見てきた」
「そういったなかで、常に自分自身と向き合い、何が足りないのか、どうしたいのかをやっていける選手が最終的に強くいられると感じた。そういう意味で、ライバルを作らないのが一番大事なのかなと思う」
また、キャリアを通じて自分の前に立ちはだかった守備人として、中澤佑二氏、田中マルクス闘莉王氏、楢崎正剛氏の名を挙げた佐藤は逆に最高の相棒を訊かれると、「ベストパートナーは青山以外に考えられない」と広島でいち時代を共にした元日本代表MF青山敏弘を迷わず指名するとともに、2人の思い出深いシーンを振り返りながら感謝の言葉を贈った。
「思い出深いゴールはたくさんあるが、2012年の初優勝時に決めたホーム札幌戦でのゴールは初優勝の重圧がすごくて、普段の生活も人と会うのを避けて生活してもいた。それぐらい優勝はプレッシャーだった」
「そのなかで、札幌戦前に『今日はトシ(青山)のアシストから俺が決めるから』と伝えて、それが本当に素晴らしいパスからイメージ通りのゴールが生まれた。あのゴールの後に『言っただろ』と声をかけながら、両手でハイタッチしたのを今でも覚えている」
「あのゴールに代表されるように、同じ絵を描きながら、素晴らしいパスにトライしてくれた青山選手は一番のパートナーだと思っている。実際、引退を決めたときも直接会って、顔を見て、伝えたかった」
「でも、11月初旬にクラブに伝えた日にクラブハウスに着いてから車のなかで青山選手に電話して伝えたところ、彼もずっと泣いてくれて、僕もずっと涙が止まらなかった。1時間ぐらい泣きながら喋った」
「僕の目が真っ赤になっていて、すぐにクラブハウスに入れなかった。それだけの時間をともにした仲間で、素晴らしいパートナーだった。自分が引退を決断した以上、もう彼からパスをもらえないのかなと思う」
「今はチームが違うが、パスをもらえなくなるのは寂しい想いがある。でも、本当に若い頃から青山選手を見て、誰よりも要求して、誰よりも応えてくれ、たくさんのゴールを一緒に作ってくれたという部分で感謝しかない」
千葉下部組織出身の佐藤は双子の兄である勇人氏とともに、2000年にトップチーム昇格を果たすと、セレッソ大阪やベガルタ仙台を経て、2005年からサンフレッチェ広島でプレー。その広島で絶対的エースとしての地位を築き上げ、J1初優勝の2012年にJリーグ最優秀選手、J1得点王、ベストイレブン、フェアプレー個人賞の史上初となる個人4冠に輝いた。さらに、2013、2015年にも広島のJ1優勝に貢献したが、2016年を最後に退団。2017年から名古屋グランパスに移り、2019年から千葉に復帰すると、19日に今季限りでの現役引退を表明した。
身長170cmの小柄ながら、裏に抜け出す動きやポジショニング、そして嗅覚を武器にプロ生活21年間で歴代2位のJ1リーグ通算161得点を挙げ、Jリーグ通算得点数でもトップの220ゴールと輝かしいキャリアを築いた佐藤。会見冒頭で「自分なりの言葉でお話ができればと思う」と切り出すと、引退の決め手として「一番は選手としてなかなかピッチの上で貢献できていないという感じがあったし、そういったなかで決断しなきゃいけないなと思って決めた」とピッチ上での貢献度を挙げた。
「家族はまだ選手でいてほしいという想いもあったみたいだが、今年、コロナなどの影響で中断中に子供たちと家の近くにある公園で身体を動かす機会があって、長男、次男と3人でトレーニングをやった。そのとき、長男と次男の回復が早くて、父親である自分はセット数を重ねていくと、息切れしていき、冗談で『これで、パパも今年で引退だな』と言った」
「でも、体力的な部分も若い頃と比べると、少しずつ落ちている感覚があって、90分間出られていないここ数年を考えても決めなければいけない時期に来ているのかなと息子たちとのトレーニングで感じた」
そんな佐藤が最終的に現役引退の決断を下したのは今年11月。現役最終戦の20日に行われた明治安田生命J2リーグ最終節のギラヴァンツ北九州戦前にチームメイトに言葉を送ると、涙してしまったようだ。そうした長い現役生活で最も大事にしてきたものは何だったのか。佐藤はJリーグ屈指の点取り屋に上り詰めた裏でライバルを作らず、自分と向き合う姿勢を意識してきたようだ。
「一番大事にしていたのはライバルを作らないこと。色々なクラブで、色々な場所でプレーさせてもらって、ときにこの選手がライバルだと外から言われたりして、選手が少なからず意識してしまう場面を自分を含めて色々な形で見てきた」
「そういったなかで、常に自分自身と向き合い、何が足りないのか、どうしたいのかをやっていける選手が最終的に強くいられると感じた。そういう意味で、ライバルを作らないのが一番大事なのかなと思う」
また、キャリアを通じて自分の前に立ちはだかった守備人として、中澤佑二氏、田中マルクス闘莉王氏、楢崎正剛氏の名を挙げた佐藤は逆に最高の相棒を訊かれると、「ベストパートナーは青山以外に考えられない」と広島でいち時代を共にした元日本代表MF青山敏弘を迷わず指名するとともに、2人の思い出深いシーンを振り返りながら感謝の言葉を贈った。
「思い出深いゴールはたくさんあるが、2012年の初優勝時に決めたホーム札幌戦でのゴールは初優勝の重圧がすごくて、普段の生活も人と会うのを避けて生活してもいた。それぐらい優勝はプレッシャーだった」
「そのなかで、札幌戦前に『今日はトシ(青山)のアシストから俺が決めるから』と伝えて、それが本当に素晴らしいパスからイメージ通りのゴールが生まれた。あのゴールの後に『言っただろ』と声をかけながら、両手でハイタッチしたのを今でも覚えている」
「あのゴールに代表されるように、同じ絵を描きながら、素晴らしいパスにトライしてくれた青山選手は一番のパートナーだと思っている。実際、引退を決めたときも直接会って、顔を見て、伝えたかった」
「でも、11月初旬にクラブに伝えた日にクラブハウスに着いてから車のなかで青山選手に電話して伝えたところ、彼もずっと泣いてくれて、僕もずっと涙が止まらなかった。1時間ぐらい泣きながら喋った」
「僕の目が真っ赤になっていて、すぐにクラブハウスに入れなかった。それだけの時間をともにした仲間で、素晴らしいパートナーだった。自分が引退を決断した以上、もう彼からパスをもらえないのかなと思う」
「今はチームが違うが、パスをもらえなくなるのは寂しい想いがある。でも、本当に若い頃から青山選手を見て、誰よりも要求して、誰よりも応えてくれ、たくさんのゴールを一緒に作ってくれたという部分で感謝しかない」
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