佐藤寿人
Hisato SATO
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| ポジション | FW |
| 国籍 |
日本
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| 生年月日 | 1982年03月12日(43歳) |
| 利き足 | 左 |
| 身長 | 170cm |
| 体重 | 65kg |
| ニュース | 人気記事 | クラブ |
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松井大輔が7ゴールで有終の美! 本田圭佑&やべっちも2得点、終盤には吉田沙保里がゴール&退場で豪華引退試合は壮絶展開に
15日、元日本代表MF松井大輔の引退試合『松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~』がニッパツ三ツ沢球技場で開催された。 京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)でプロキャリアをスタートし、フランスを始めとしたヨーロッパのクラブで活躍した松井。2014年にはジュビロ磐田へ移籍してJリーグに復帰し、ポーランドや横浜FC、ベトナム、Y.S.C.C.横浜でもプレーした。 2023シーズン限りで現役を引退し、現在は横浜FCサッカースクールのコーチとして指導者の道を歩むなか、豪華メンバーが集った引退試合を戦った。 試合前にはナオト・インティライミのスペシャルライブが行われ、キックオフ前には元タッキー&翼の今井翼が松井に花束を贈呈。盟友である中村俊輔からのビデオメッセージも届いた。 松井は岩政大樹監督率いるMATSUI FRIENDSの一員として最初はプレー。一方、本田圭佑が1トップに入り、小野伸二や香川真司、遠藤保仁が組み立てる山本昌邦監督のJAPAN DREAMSが序盤は主導権を握る。 しかし4分、高い位置でボールを奪い返したMATSUI FRIENDSは、酒井高徳の右クロスから松井がヘディング。最前線の三浦知良も裏抜けを狙っていく。 さらに福西崇史のミドルもあったMATSUI FRIENDS。9分には太田宏介の左クロスから三浦がシュート。こぼれ球を今日の主役、松井が押し込んで先制した。 14分にはまたもMATSUI FRIENDSにチャンス。橋本英郎のクロスから松井が左足ダイレクトボレーで狙うも、枠の右に外れる。 なかなか最終局面を崩せないJAPAN DREAMSだが、小野のループや大久保嘉人のヘディングで徐々にゴールに接近。しかし、追加点はまたもMATSUI FRIENDS。18分、中山克広が右サイドを持ち上がると、ボックス内で三浦が溜め。最後は松井が右足を振り抜いた。 劣勢のJAPAN DREAMSも21分に反撃。小野の右クロスからファーの大久保が頭で押し込んだ。 本田も積極的にミドルを狙っていくと、JAPAN DREAMSがボックス手前右寄りの位置でFKを獲得。本田と遠藤がボールの前に立つと、シュートを放ったのは本田。クロスバーに直撃し、跳ね返りに反応した小野のシュートも枠の上に飛んだ。 クーリングブレイクを挟むと松井や三浦が下がるなど選手交代。ピッチに登場したパンサー尾形は早速イエローカードをもらう。 33分にはJAPAN DREAMSが同点弾。本田がゴール前に浮き球を送ると、ゴール前フリーで収めたのは小野。ヒールでおしゃれにゴールへ流し込んだ。 追いつかれたMATSUI FRIENDSは柿谷曜一朗から城彰二を走らせるスルーパスも。パンサー尾形もシュートを放っていく。 38分、JAPAN DREAMSの本田に決定機。ゴール前で小野からリターンパスを受け、GKまでかわすが、シュートには持ち込めずゴールラインを割る。 ゴールまであと一歩の本田は、40分についにゴールゲット。JAPAN DREAMS側で再び登場の松井のクロスをゴール前で収め、左足を振り抜いた。 さらに松井のボレーもあったJAPAN DREAMSだが、GKを務めたEXIT りんたろー。が身体を張ったセーブ。しかし44分、カウンターで駆け上がった松井が大久保の右クロスをゴール前で胸トラップ。GKりんたろー。をかわしてハットトリックを達成する。 前半アディショナルタイムにはロングボールから本田が最終ラインの裏へ抜け出し、GKりんたろー。と一対一に。冷静にかわして流し込み、逆転したJAPAN DREAMSの3点リードで前半を終える。 メンバーの入れ替わりもあって後半開始。互いにゴールに迫るもこう着状態が続く。 53分、MATSUI FRIENDSはFリーガーの浅野蓮がGKとの一対一を迎えるが、決めきれず。一方のJAPAN DREAMSは57分、クロスのクリアボールを佐藤寿人が押し込んでさらにリードを広げる。 1分後、今度はMATSUI FRIENDSの矢部浩之が右からの折り返しをヒールで流し込むフィニッシュ。すぐさま1点を返す。 その後も3度決定機を迎えた矢部だが、いずれもシュートは枠の外。疲労も見受けられ、力ないシュートが飛ぶ。 それでも66分には矢部が意地の2点目。最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一をループで制した。 クーリングブレイクを挟むと、MATSUI FRIENDSは元プロ野球選手の内川聖一や西岡剛、元ハンドボール選手の土井レミイ杏利も出場。すると75分、右クロスに飛び込んだ土井レミイ杏利がボールを手でキャッチ。すかさずゴールへ投げ込んでネットを揺らしたが、主審はレッドカードを提示する。 その後も次々と選手が入れ替わるなか、78分には松井が右クロスを胸トラップしてからのボレーで4点目。1分後にも右クロスからのダイレクトボレーで松井がゴールを奪う。 直後、カウンターを仕掛けたMATSUI FRIENDSは総合格闘家の皇治が得点。さらに西岡の折り返しを吉田沙保里が押し込み、一気に2点を返す。 85分、今度は松井が右クロスにバイシクルで合わせてこの日5点目。87分にはJAPAN DREAMSが香川のゴールで10点目を記録。松井は乾貴士とのコンビネーションからさらにネットを揺らす。 後半アディショナルタイム直前には、ボックス内で仕掛けた香川に吉田がタックル。香川が吉田にレッドカードを提示した。 PKを得たJAPAN DREAMS。キッカーを務めたのは2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)でPKを外した駒野友一。きっちり左隅に決め、歓喜の輪が広がった。 そのまま試合は終了。1万363人が集まった一戦は12-6の打ち合いに終わった。 JAPAN DREAMS 12-6 MATSUI FRIENDS 【DREAMS】 大久保嘉人(前21) 小野伸二(前33) 本田圭佑(前40、前45+1) 松井大輔(前44、後33、後35、後40、後44) 佐藤寿人(後12) 香川真司(後42) 駒野友一(後45+3[PK]) 【FRIENDS】 松井大輔(前9、前18) 矢部浩之(後13、後21) 皇治(後35) 吉田沙保里(後37) ◆JAPAN DREAMSメンバー GK 西川周作、林彰洋 DF 坪井慶介、内田篤人、駒野友一、那須大亮、今野泰幸、中澤佑二、吉田麻也 MF 遠藤保仁、森崎浩司、松井大輔、香川真司、鈴木啓太、中村憲剛、石川直宏、乾貴士、小野伸二 FW 本田圭佑、佐藤寿人、玉田圭司、大久保嘉人、田中達也、前田遼一 ◆MATSUI FRIENDSメンバー GK 山本海人、南雄太 DF 田中隼磨、茂庭照幸、太田宏介、伊野波雅彦、酒井高徳、川崎裕大 MF 中田浩二、佐藤勇人、森崎和幸、内田智也、岩本輝雄、中里崇宏、松井大輔、福西崇史、中山克広、橋本英郎、山瀬功治 ALA 磯貝飛那大、浅野蓮 FW 西岡剛、内川聖一、柿谷曜一朗、城彰二、三浦知良、皇治、瀬沼優司、土井レミイ杏利、吉田沙保里、白濱亜嵐、EXIT りんたろー。、松尾佑介、パンサー尾形、GAKU-MC、HAN-KUN、ナオト・インティライミ、矢部浩之、フルカウント千葉 2024.12.15 16:17 Sun2
昨季現役引退の佐藤勇人が千葉のクラブユナイテッドオフィサーに就任!
ジェフユナイテッド千葉は22日、昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF佐藤勇人氏(37)がクラブユナイテッドオフィサー(CUO)に就任することを発表した。 クラブ公式サイトによると、CUOとは、社長付として多岐にわたるクラブ内の組織同士や、クラブとクラブを応援してくださる皆さまをユナイテッド(結束)させ、クラブ全体が一丸となって活動するための推進役。佐藤氏は、アカデミーで6年間、プロとして20年間ジェフとともに歩んできた経験や見識を活かし、ジェフのクラブ理念である「ジェフユナイテッドライフの実現」に向け、活動していくようだ。 CUOに就任した佐藤氏はクラブ公式サイトを通じてコメントしている。 「このたび、ジェフの一員になってから27年目をクラブユナイテッドオフィサーとしてスタートできることを大変嬉しく思っています。私たちは1946年の古河電工サッカー部に始まり、その後古河電工と東日本旅客鉄道がクラブの母体となり活動している伝統あるクラブであります」 「その伝統と誇りを発信していきながら、これまで以上にクラブとホームタウンの結びつきやチームの団結を導くことも自分の役割だと考えております。またアカデミーから1人でも多く選手を育て、市原・千葉をはじめ地域の皆さま、ファンやスポンサーの皆さまが誇れるクラブになるため精進して参ります」 佐藤氏は同じ千葉に所属する元日本代表FW佐藤寿人の双子の兄。2000年にジュニアユース時代から過ごしてきた千葉でプロ生活をスタートさせ、2008年から2年間は京都サンガF.Cでプレーしたものの、2010年に千葉へ復帰し、2019シーズン限りで現役を引退した。キャリア通算成績では、J1リーグで220試合29得点、J2リーグで239試合8得点。2006年には日本代表デビューも飾っている。 2020.01.22 13:15 Wed3
鹿島MF樋口雄太が8月の月間MVP受賞! J2は清水DF鈴木義宜、J3は岐阜FWンドカ・チャールス
Jリーグは12日、8月度の「2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP」を発表した。 明治安田生命J1リーグは鹿島アントラーズのMF樋口雄太、明治安田生命J2リーグは清水エスパルスのDF鈴木義宜、明治安田生命J3リーグはFC岐阜のFWンドカ・チャールスが受賞した。3名とも初受賞となる。 なお、受賞選手にはクリスタルトロフィーと、賞金として明治安田J1は40万円、明治安田J2は30万円、明治安田J3は20万円が授与される。 樋口は8月のJ1で4試合に出場し2ゴール2アシストを記録。アシスト数ではリーグ1位に立っている。Jリーグ選考委員会による総評と樋口のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 北條聡委員 「鹿島進撃の導火線。敵を欺く絶妙な立ち位置とハードワークで攻守に躍動。札幌戦で決めた電光石火の先制ゴールは傑作だった」 ワッキー特任委員 「札幌戦では開始1分の得点に加えてCKからのアシストも。試合の主人公になれる、素晴らしいMF。今シーズンのアシスト数は11(9/12時点)でリーグトップ。1試合の中で消える時間帯も少ない」 ◆樋口雄太(鹿島アントラーズ) 「J1月間MVPを獲ることができたのは、監督、チームメート、コーチングスタッフ、そして何より、いつも一緒に戦ってくれるサポーターの皆様のおかげだと思っています。個人的には、これまでこのような賞をもらったことがなかったので、驚きと嬉しさの両方があります」 「チームを勝たせる選手になるため、これからも成長を追い求めていきたいです。今季残りのシーズン、最後にアントラーズファミリーと笑って終えられるよう、目の前の試合に全力を尽くしていきます」 鈴木は8月のJ2で4試合に出場。チームは月間順位1位に輝き、チームの守備を支えていた。Jリーグ選考委員会による総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 佐藤寿人委員 「CBの組み合わせが変わる中でも、ラインをコントロール。個人でも粘り強い対応が出来ていた」 寺嶋朋也委員 「DFラインのリーダー。ビューティフルゴールも多い清水は前線が脚光を浴びることが多いが、8月は二つのクリーンシートがあり、鈴木の粘り強い守備が光った」 平畠啓史特任委員 「ヴェルディ戦でも体を張った好守を披露。安定感に加えて、危ないところでは体を張れている」 ◆DF鈴木義宜(清水エスパルス) 「8月度明治安田生命J2リーグKONAMI月間MVPを受賞でき、大変嬉しく思います。チームとして結果が出てるからこその受賞なので、選手、スタッフ、ファン、サポーターすべての方々に感謝したいです。J1復帰に向けて残りの試合も継続できるよう努力します」 ンドカ・チャールスは、8月のJ3で4試合に出場し3ゴール1アシストを記録。チームは3勝1分けで月間1位となり上位に迫る浮上を果たしていた。Jリーグ選考委員会による総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 反町康治委員 「岐阜の浮上は彼の活躍なくしては語れない。ゴール前での迫力、精度は以前よりも増してきた。数字的に結果を残しているのはもちろん、チームの順位を上げた中心選手」 平畠啓史特任委員 「岐阜の前線の軸として3ゴール1アシストの働きは見事。藤岡浩介とのコンビもよく、互いに良さを引き出し合っている」 坪井慶介委員 「3ゴール、1アシストの結果とFWとしての守備のスイッチを入れるところと、プレスバックの回数の多さがチームの勝利に貢献しているところ。攻撃では起点を作ることができており、守備の部分でもかなり運動量が多くチームの助けになっている」 ◆FWンドカ・チャールス(FC岐阜) 「8月度のKONAMI月間MVPに選んでいただきありがとうございます。初めての受賞で本当に嬉しいです。この賞はチームの勝利あってこその賞だと思います。FC岐阜のスタッフ、チームメイトはもちろんのこと、ファン・サポーターのみなさんの応援があってこその勝利なので、FC岐阜に関わるみなさんで受賞したと思っています」 「J2昇格に向けてここからさらに大事な試合となってきますので、個人としても結果を残してチームの勝利に貢献できるように、またトレーニングから頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。」 2023.09.12 17:50 Tue4
“マドリディスタ”なにわ男子・長尾謙杜がWOWOW「チャンピオンズリーグダイジェスト!」に初出演!
UEFAチャンピオンズリーグを独占生中継しているWOWOWは7日、「チャンピオンズリーグダイジェスト!準々決勝 1st leg」に、「なにわ男子」の長尾謙杜さんがスペシャルゲストとして出演することを発表した。 長尾さんは欧州サッカー好きでもあり、CL準々決勝1stレグの全試合全ゴールを解説するほか、CLの見所の1つとして挙げた、“チームを引っ張る、キャプテンシーあふれる選手”を特集。ベスト8に勝ち残った8チームのキャプテンにフォーカスする。 また、番組MCであり「Hey! Say! JUMP」のメンバーでもある薮宏太さんと日頃からサッカー観戦して連絡を取り合う中だといい、番組で初共演となる。 <h3>◆長尾謙杜さん コメント</h3> 「やはり準々決勝まで来ると面白いカードしかないな…と感じます!バイエルン vs インテルの各国リーグの首位対決も注目ですし、優勝最有力と呼ばれたリーグフェーズ首位通過のリバプールを下したパリ・サンジェルマンと、ワトキンスに加え今冬に加入したラッシュフォードやアセンシオを擁するアストン・ヴィラの一戦も面白いなと!」 「でも何と言っても、アーセナルvsレアル・マドリードが最注目です。僕が番組に出演するタイミングまで残っていてくれて良かったです!この対戦はシンプルに面白いカードですが、まだレアル・マドリードはアーセナルに勝ったことがなく、2005-06シーズンにアンリにゴラッソを決められてから、まだリベンジできていないので今回どうなるか、楽しみです!」 「また、3月の国際マッチウィークを経て、各クラブがどういったメンバー・フォーメーションで来るかも含めて本当に楽しみなので、薮さんと一緒に番組を盛り上げられればと思います!」 <h3>◆薮宏太コメント</h3> 「会う度にマドリーの話をしているので、和気あいあいとした空気感をスタジオで出せれば良いと思っています! 彼は本物のマドリディスタなので、思う存分番組の中で語って欲しいです。楽しみにしています!」 「チャンピオンズリーグダイジェスト!準々決勝 1st leg」はWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで11日(金)23時から放送。解説には佐藤寿人氏も登場する。 2025.04.07 15:15 Mon5
【決定力の正体、発売記念インタビュー】佐藤寿人が語る、日本代表の1トップに献身性が必要不可欠な理由
ストライカーの全てが詰まっている。プロ通算278ゴールの佐藤寿人氏が<a href="https://amzn.asia/d/irr8ifK">『決定力の正体〜ゴールを奪う思考と技術〜』</a>(ナツメ社)を上梓した。21年間の現役生活で追及・探求してきた思考と技術が凝縮。一つひとつのプレーを実際にグランドで表現しただけでなく、イラストや図解も使ってわかりやすく記されている。指導者や様々な世代のプレーヤー必読の一冊だ。 書籍の発売を記念し、佐藤氏にインタビューを実施。第1回では、2026FIFAワールドカップを1年後に控える日本代表について聞いた。 (第1回/全3回) 取材・文=難波拓未 【得点を奪うだけが役割ではない】 ──森保ジャパンの1トップに求められている役割を、どのように解釈していますか? まず大前提として、ピッチに立つ11人という組織の中でどういうチームを作るかは、監督が描くものです。組織のリーダー=監督が代われば、ストライカーの仕事や役割も変化します。森保一監督が代表チームの最大値を作っていく中で、センターワードの役割は決して得点を奪うことだけではありません。現代の代表には久保建英選手や鎌田大地選手、南野拓実選手をはじめ2列目(シャドー)にたくさんタレントがいます。2列目の選手が前を向いた状態でプレーできる局面を作ることが大事な要素なので、ランニングで深さを取ったり、安定したポストプレーを行ったりできるセンターワードの存在が必要です。それこそ第1次森保ジャパンでは(現ヴィッセル神戸の)大迫勇也選手が重宝されましたし、第2次であれば上田綺世選手の序列は高いと思います。もちろん彼はゴールに向かうこともできる選手ですが、ゴールを背にした状態でも身体をうまく使って安定感のあるプレーができる。純粋なポストプレーではないですが、マルチな形でプレーできる選手かなと思いますね。 ──多くの得点を決めてきたからこそ日本代表に呼ばれる一方で、実際のプレー時は周りの選手を生かす役割がメインになっているように感じます。自分の得点に専念しにくい状況は、もどかしいものでしょうか? そこは選手それぞれの考え方だと思います。私自身はチームが勝つためにプレーすることが最も大事だと思っていましたし、それと同じくらい自分が得点を取るという意欲も強かったです。ただし、今の代表は得点を決められる選手がいろいろなポジションにいます。11人の役割が整理された中で、監督が求めることをいかに体現できるかも非常に重要になっています。海外でプレーすることが当たり前になっている上で、CLやELなどの大会にも出ている選手は少なくありません。自分たちが主体的に戦える時もあれば、相手にボールを持たれて守る時間の多い時もあります。試合の展開や対戦相手との力関係によって役割が微妙に変化するということを、日常から多く経験していると思うので、柔軟性は養われていると思います。 ──得点への強烈なエゴがプレーから滲み出ているFWが多くないように感じますが、そこへの寂しさはありませんか? どうですかね。周りを生かす役割に終わっている選手は寂しいですが、ゴールを背にしたプレーをした後、ゴール方向にポジションを取ったり、迫力を持ってゴールに向かって行ったりできている選手もいます。役割が増えていることは間違いない事実ですが、現在の1トップに入るような選手は幼少期からFWをやってきているケースがほとんどだと思います。また、得点を取るという成功体験をたくさん経験してきている選手は、誰よりも得点をを取りたいという欲が強いはずです。やりたいこと、やらないといけないことの整理ができているからこそ、高いレベルに行けているんじゃないかなと思いますね。 【帰属意識の高さは、森保一監督の巻き込み力にあり】 ──思考やプレーの整理は簡単な作業ではなさそうです。 葛藤みたいなものはあると思いますよ。でも、全てはチームが勝つためという考えに行き着くと思うんです。代表チームで言えば、ワールドカップを勝ち上がっていくこと。だからこそ、1トップの選手は個人の得点だけではなく、チームの勝利に貢献することも目的に設定してプレーできているんだと思います。 ──帰属意識の高さも兼ね備えている? 森保監督の下で全員の目線がW杯優勝に揃えられているから、前線の選手が守備のスイッチを入れたりプレスバックをしたりして奪い所を作り、そこからゴールに向かって出ていく。今は良い守備から良い攻撃の連続性や強度の基準が高いので、1トップの選手に限らず攻撃の選手だから攻撃だけをやっていればいいというのは通用しません。テクニカルな2列目の選手も献身的に守備を行なっているので、1トップの選手もやらないわけにはいかないですよね。 ──森保監督とはサンフレッチェ広島で一緒でしたが、当時からチーム内の目線を揃えることに長けていた印象ですか? チームとして目標に向かっていくための道筋をハッキリとさせることは非常に上手な印象です。これは監督と選手だけで行うものではなくて、メディカルスタッフや用具スタッフなどピッチ外で支えてくれるスタッフも含むし、大きな枠組みで言うとファン・サポーターだけでなくメディアも巻き込んでいく。だからこそ、W杯を獲りに行くという言葉が一人歩きすることはなくて、見ている人たちの中にもそういう認識があると思います。代表チームが本気で目指しているのであれば、外側もそういう基準を持たなきゃいけない。巻き込む力を持っている人だなと思います。 【ハイレベルな日常で成長速度アップ】 ──アジア最終予選では、1トップで上田、小川航基、町野修斗、前田大然、大橋祐紀、古橋亨梧らがプレーしています。あと1年後の本大会に向けて、ポジション争いはどうなっていくと考えていますか? 代表の1トップは本当にサバイバルです。最終予選で試合に多く出ていた選手が中心になることは間違いありません。でも、例えば怪我人が出てしまうと、どうなるかわからない。7月のE-1で活躍した選手をはじめ“コアグループ”以外の選手にもチャンスはあります。質の高い競争が、チームの強化に必要です。森保監督が求めているのは、ヨーロッパの5大リーグでプレーできるほどの強度。代表チームの活動だけで劇的に何か変化を生むことには限りがあるので、ハイレベルな日常の積み重ねですよね。 本大会までの1年は、より高いレベルでの日常を求めて移籍をした選手もいるし、逆に留まるという決断をする選手もいる。ピッチに立って自分のパフォーマンスを発揮する中で、成長速度を上げていかないといけません。これはもちろん日本代表だけでなく、他の国々も同じ。その中で、近年の日本代表が見せている成長速度の上がり方には非常に期待感を持てます。昔から「アジアの戦いは厳しい」と言われてきましたが、アジア最終予選は常に主導権を握れるような戦いができました。ここから本大会に向けてもっと力を付けていくには、強化試合の中で「うまくいかない」を体験することだとも思っています。うまくいかない状況に直面した時にどう乗り越えていくのか。強くなっていく過程や瞬間を見ていきたいなと思いますね。 ──5大リーグで言えば、町野選手は昨季にドイツ1部で11ゴールを決め、今季も引き続きドイツ1部でプレーします。序列に変化を起こしそうな選手だと思います。 結果的に2部に降格してしまったホルシュタイン・キールでも1番前だけでなく、2列目での出場も含めて器用にプレーしながら得点を奪うことができていました。移籍先のボルシアMGでも間違いなく二桁得点を求められる中で、昨季にブンデスのレベル感を知れたことは大きいと思います。プレー中にバタついている印象はなく、一つひとつのプレーに余裕が見られます。前所属よりも攻撃的かつ主導権を握りやすいチームに移ったことによって、チャンスが増えると思うので期待したいです。 ポジションは違いますが、フランクフルトに移籍した堂安律選手も楽しみです。CLの舞台にも初めて立つことになりますし、さらにタフな環境や高いレベルに身を置くことで、急激な成長を促すとも思いますから。 ──以前に注目していると仰っていた古橋選手も(イングランド2部相当の)バーミンガムに活躍の場を求めました。 ゴールに向かってプレーできる選手で、代表チームの中でも少し特異な選手だと思います。そういう彼みたいなプレースタイルの選手は最前線だけではなくて、他のポジションでプレーする可能性もありますし、間違いなく大枠に入っている選手です。チャンピオンシップも間違いなく5大リーグに近いレベル感ではあると思うので、やっぱりこの1年間で数字をいかに残せるかじゃないですかね。 ──今後の注目で言えば、(シント=トロイデンVVの)後藤啓介選手や(SKベフェレンの)道脇豊選手といった190cm級のストライカーも若くして海を渡っています。 サイズのある彼らですが、身体的なものだけで相手を上回ることが難しい世界に身を置いていると思います。自分なりの点を取る術を持ち合わせている選手なので、チャンスをいかに数字に結びつけられるか。これからどんどんステップアップしていくことも楽しみですし、若い世代の選手が下から突き上げていくことが必要なので、A代表で見れる日が待ち遠しいです。 <a href="https://amzn.asia/d/irr8ifK">『決定力の正体〜ゴールを奪う思考と技術〜』</a> 2025.09.16 12:00 Tue佐藤寿人の移籍履歴
| 移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
| 2021年2月1日 |
千葉 |
引退 |
- |
| 2019年1月5日 |
名古屋 |
千葉 |
完全移籍 |
| 2017年1月6日 |
広島 |
名古屋 |
完全移籍 |
| 2005年2月1日 |
仙台 |
広島 |
完全移籍 |
| 2003年2月1日 |
C大阪 |
仙台 |
完全移籍 |
| 2002年2月1日 |
千葉 |
C大阪 |
完全移籍 |
| 2000年2月1日 |
|
千葉 |
完全移籍 |

日本
千葉
引退
名古屋
広島
仙台
C大阪