ミラン相手に3度追いついたフォンセカ監督「勝利するためのプレーをしていた」
2020.10.27 11:15 Tue
ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督が、打ち合いとなったミラン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
「ポジティブな面は、3ゴールを決めたことだが、ネガティブな面は3ゴールを許したことだ。しかし、とても互角の試合だった」
「序盤の数分で失点してしまったが、その後は勇気を持って、クオリティの高いビルドアップをして、チームは良い反応を見せた。しかし、我々はピッチのファイナルサードの決定機で、何度もミスを犯してしまった」
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26日にセリエA第5節でミランと対戦したローマ。3回ビハインドになるも、FWエディン・ジェコ、MFジョルダン・ヴェレトゥ、DFマラシュ・クンブラのゴールで追いつき、3-3の引き分けに持ち込んだ。試合後のインタビューに応じたフォンセカ監督は「試合の進め方は良かった」と試合を振り返り、選手たちの姿勢を褒めた。「序盤の数分で失点してしまったが、その後は勇気を持って、クオリティの高いビルドアップをして、チームは良い反応を見せた。しかし、我々はピッチのファイナルサードの決定機で、何度もミスを犯してしまった」
この試合では、ローマとミランにそれぞれPKのシーンがあったが、この件については「私は何も言いたくない。間違いを犯す可能性があることは理解している。審判が今日ミスをした場合、彼は両チームに対してミスを犯したことになる」と語るに留めた。
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