ミラン相手に3度追いついたフォンセカ監督「勝利するためのプレーをしていた」

2020.10.27 11:15 Tue
Getty Images
ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督が、打ち合いとなったミラン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

26日にセリエA第5節でミランと対戦したローマ。3回ビハインドになるも、FWエディン・ジェコ、MFジョルダン・ヴェレトゥ、DFマラシュ・クンブラのゴールで追いつき、3-3の引き分けに持ち込んだ。

試合後のインタビューに応じたフォンセカ監督は「試合の進め方は良かった」と試合を振り返り、選手たちの姿勢を褒めた。
「ポジティブな面は、3ゴールを決めたことだが、ネガティブな面は3ゴールを許したことだ。しかし、とても互角の試合だった」

「序盤の数分で失点してしまったが、その後は勇気を持って、クオリティの高いビルドアップをして、チームは良い反応を見せた。しかし、我々はピッチのファイナルサードの決定機で、何度もミスを犯してしまった」
この試合では、ローマとミランにそれぞれPKのシーンがあったが、この件については「私は何も言いたくない。間違いを犯す可能性があることは理解している。審判が今日ミスをした場合、彼は両チームに対してミスを犯したことになる」と語るに留めた。

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ベンフィカが3選手を補強! ローマのスウェーデン代表DFダール&コモの元イタリア代表FWベロッティをレンタル、ブラガのポルトガル代表FWブルマを完全移籍で獲得

ベンフィカは3日、ローマのスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」をつける。 ダールはスウェーデンのユールゴーデンから2024年7月にローマに完全移籍。左サイドバックを務める中、セリエAで2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 スウェーデン代表デビューも果たしている中、成長のために出場機会を求めポルトガルの強豪に武者修行。ダールは「素晴らしい歴史とサッカーのレベルを誇るこのクラブに来られてとても幸せだ。ここにいられることは本当に素晴らしい」と今回の移籍にコメントしている。 また、コモからは元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(31)をレンタル移籍で獲得。背番号は「19」に決定した。 ベロッティはイタリア代表として44試合で12ゴールを記録。パレルモやトリノ、ローマ、フィオレンティーナでプレー。今シーズンからコモに完全移籍していた中、セリエAでは18試合で2ゴール、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 自身初の海外移籍となるベロッティ。「シーズンを最高の形で終えたい。試合はたくさんあるし、トロフィーを持ち帰らなければならない。最高の形で思い出に残るような素晴らしいシーズンにしたい」と意気込みを語った。 さらにブラガからはポルトガル代表FWブルマ(30)を完全移籍で獲得。契約期間は2028年夏までとなる。背番号は「27」に決まった。 ブルマはスポルティングCPのアカデミー育ち。ファーストチーム昇格後は、ガラタサライやレアル・ソシエダ、RBライプツィヒ、PSV、オリンピアコス、フェネルバフチェと渡り歩き、2023年1月にブラガにレンタル移籍で加入。同年7月に完全移籍で加入した。 今シーズンはプリメイラ・リーガで17試合7ゴール5アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で3ゴール1アシストを記録するなど主軸としてプレー。ブラガでは通算90試合27ゴール22アシストを記録していた。 左ウイングを主戦場としており、ベロッティとの関係性に期待したいところ。ブルマは「ここにきて、素晴らしいクラブを代表できることを嬉しく思う。ここに来るのは良い時期だと思う。これからも努力を続け、ファンにたくさんの喜びをもたらしていきたい」と意気込んだ。 2025.02.04 11:50 Tue

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