レーティング:リバプール 4-2 トッテナム【プレミアリーグ】

2024.05.06 03:00 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 アリソン 6.0
2失点共にノーチャンス。個人としては安定したシュートストップを含め攻守両面で卒なしDF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.5
マイボール時は2点目の起点を担うなど多彩なキックとタイミングの良い攻撃参加で存在感。守備でもスペースケアの部分でよく粘った
78 クアンサー 6.0
前半は出色の出来。後半はリシャルリソンらの投入後に苦戦したが、要所を締める守備で逃げ切りに導く

4 ファン・ダイク 6.0
クアンサー同様にリシャルリソンに手を焼いたが、コンディションに不安を抱える中でさすがの安定感を示した
26 ロバートソン 7.0
試合の流れ的に重要な前半終盤のゴールを奪取。ゴール以外の部分でも効果的な攻撃参加、ソリッドな守備対応とディフェンスラインで最も輝いた

(→ジョー・ゴメス 5.5)
投入後に自サイドを破られて失点。好守とPK献上という紙一重のプレーもあった。全体的にバタついた印象

MF
19 エリオット 7.5
サラーやガクポと同様に1ゴール1アシストも文句なしのMOTM

(→ソボスライ -)

3 遠藤航 6.5
マイボール時に幾つかミスもあったが、長短交えたシンプルな繋ぎを見せた。守備ではソン・フンミンやベンタンクールに対して良い潰しを見せた

(→バイチェティッチ 5.0)
長期離脱明けで今季リーグ戦初出場。試合勘の問題やプレーテンポへの順応に苦戦した

10 マク・アリスター 6.5
見事なパスで2点目の起点に。後半はコンビを組む選手の変更や疲労感によってややトーンダウンも、トータルでは上々の出来

FW
11 サラー 7.0
指揮官との衝突後最初の試合で1ゴール1アシスト。ほかにも決め切れるチャンスはあったが、攻撃の起点として機能した

18 ガクポ 7.0
1ゴール1アシスト。賢く前線を動き回りながら相手守備を揺さぶり、アタッキングサードでの判断、精度も高かった


7 ルイス・ディアス 6.0
前線で唯一ゴールもアシストも付かなかったが、攻守両面で精力的にプレーした

(→ヌニェス 5.0)
動き出しの工夫のなさや判断、精度の部分で課題を残した

監督
クロップ 6.0
60分までは完璧な試合を見せた。選手交代後は相手に隙を与えて難しい試合にしてしまった

▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 ヴィカーリオ 5.5
再三のビッグセーブで個人としては良い出来だったが、屈辱の4失点に

DF
23 ペドロ・ポロ 5.0
ピンポイントクロスでのチャンスメークなど良いプレーもあったが、攻守両面でディアスとロバートソンのコンビに苦しめられた

17 ロメロ 6.0
前半に自陣で不用意なパスミスもあったが、試合を通しては攻守両面でハイパフォーマンスを披露

37 ファン・デ・フェン 5.5
通常の守備対応に加えてエメルソンのカバーとオーバータスク気味の試合に。ビルドアップでは苦戦

12 エメルソン 4.0
スパーズ通算100試合出場。慣れない左サイドバックで2試合連続厳しい出来に。ギリギリの良い守備対応もあったが、先制点と3失点目に関与

(→スキップ 5.5)
ぶっつけ本番の左サイドバック起用で奮闘。ソン・フンミンのゴールの起点に

MF
29 サール 5.0
チェルシー戦に比べて幾分かはましだったが、相手の中盤の圧力に屈してボールロストや細かいミスが散見

(→ロ・チェルソ 5.5)
攻撃を活性化させるプレーを見せた

8 ビスマ 5.5
チェルシー戦に比べてパフォーマンスを改善。ただ、試合全体を通しては元同僚マク・アリスターに対して物足りない出来に

30 ベンタンクール 4.5
攻守両面の際の部分でミスが目立った。遠藤やエリオットらにうまく対応されて攻撃の起点となれず

(→リシャルリソン 7.0)
元トフィーズのエースストライカーとして意地の1ゴール1アシスト。個人で流れを引き寄せる素晴らしいパフォーマンスだった

FW
21 クルゼフスキ 4.5
チェルシー戦とは異なり右サイドでのプレーとなったが、ボールキープなどで一定の存在感は示したが、攻撃面で低調な内容に

(→マディソン 5.5)
中盤と前線の経由点の役割はこなしたが、細かいミスなどまだまだ本調子ではない

7 ソン・フンミン 5.5
プレミア300試合出場。意地の1ゴールなど後半の短い時間帯で輝きを放ったが、前半の低調な出来などキャプテンとしては承服しがたいパフォーマンスに

22 ブレナン・ジョンソン 5.5
リシャルリソンのゴールをアシスト。右では良さを出したが、前半は非常に厳しい出来だった

監督
ポステコグルー 5.0
後半に意地の2ゴールも前半の不出来という課題を払拭できずに4連敗…。スタメンの人選や配置を含め疑問が残る采配に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
エリオット(リバプール)
1ゴール1アシストはサラー、ガクポと同じだったが、傑出したプレーの連続性に切り替えの精度、圧巻のゴラッソと最もインパクトを残した若手MFをMOTMに選出した。

リバプール 4-2 トッテナム
【リバプール】
サラー(前16)
ロバートソン(前45)
ガクポ(後5)
エリオット(後14)
【トッテナム】
リシャルリソン(後27)
ソン・フンミン(後32)

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なんという大胆な約束をしているのだろうか。 「OnlyFans」というソーシャルメディアでモデルとして活躍するダイアン・トマゾーニさんが、ブラジル代表の結果に合わせた衝撃の約束を掲げた。 カタール・ワールドカップ(W杯)に史上最多6度目の優勝を目指して臨んでいるブラジル。エースのFWネイマールが初戦で負傷するアクシデントもあった中、2連勝でグループステージ突破を早々と決めた。 そのブラジルを応援するのがダイアンさん。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの前に「OnlyFans」という会員制のSNSをスタートさせ、今では1番の収入源になっているという。 イギリス『サン』によれば、ダイアンさんはW杯のブラジル代表の活躍に合わせて、とんでもない約束をしたという。それは、ゴールが決まるごとに、ヌード写真を送るというものだった。 「人々があまり試合に興奮していないことに気がついたわ」 「だから私は、誰もがブラジル代表をサポートできるようにする方法を考え出したの」 「私がそのアイデアを売り込んだら、多くの人がウソだと言い、私が送ることはないと言ったわ」 「試合中にクロスバーに当たったボールでも写真を求められたの。ゴールまでには時間がかかり、後半にしか生まれなかったわ。だから、みんなは不安になっていたの」 「でも、リシャルリソンが得点するとすぐに、みんなは興奮の渦に巻き込まれたわ。もちろん、私は完全に修正なしで写真を送ったわ」 「もちろん、2点目でみんなはさらに喜んだの」 「そしてそれが上手くいったことで、次の試合では誓いを守り、広げていったわ。誰が知っている?ビデオも送るわ。ブラジルが6度目の優勝をするためなら、何でもするの」 ブラジルの優勝のために、文字通り一肌脱いだダイアンさん。お気に入りはリシャルリソンとのことで、「招集される前から、私は開幕戦でゴールを決めたリシャルリソンがお気に入りなの」とコメントしている。そして、ダイアンさんはとんでもないことも口にした。 「私のフォロワーに送ったものと同じインセンティブを、ブラジル代表の選手とコーチングスタッフ全員に送りたいわ」 「何人かが親密な写真を撮り、その興奮を受け取っていると想像して欲しいの」 「私は送るわ。公式インスタグラムでDMすることだってできるわよ」 自身のファンだけでなく、ブラジル代表の選手やスタッフにも送りたいと語ったダイアンさん。写真の送信はともかく、ここまでしてブラジル代表の優勝を願うダイアンさんに報いることはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ゴールごとにヌード写真を無料で送るダイアンさん、選手ももらうのか?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ClkK4HKrBmI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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【プレミア注目プレビュー】リバプールvsスパーズ、夢破れた感ある両雄が再起図る一戦に

プレミアリーグ第36節、リバプールvsトッテナムが、日本時間5日24:30にアンフィールドでキックオフされる。共にシーズン最終盤を前に夢破れた感のある両雄がバウンスバックを図る強豪対決だ。 3位のリバプール(勝ち点75)はマージーサイド・ダービーでの0-2の敗戦に加え、前節はウェストハム相手に2-2のドロー。シーズン最終盤の重要な局面で痛恨の2戦未勝利となった。数字上の可能性は残されているものの、上位のアーセナル、マンチェスター・シティが複数試合で取りこぼす可能性は低く、逆転での優勝は絶望的と言わざるを得ない状況だ。 それでも、可能性ある限りは戦い続け、クロップ体制をより美しい形で終えたいレッズは、今季アンフィールドで行われる最後のビッグマッチでリーグ3戦ぶりの白星を目指す。 一方、5位のトッテナム(勝ち点60)はニューカッスル戦での惨敗、アーセナル、チェルシーとのダービー連戦での敗戦によって、今季2度目のリーグ3連敗。多くの離脱者の影響が大きかった1度目の3連敗とは異なり、今回の3連敗ではメンバー、日程面を含めて言い訳ができず、より深刻だ。これによって、7ポイント差の4位アストン・ビラを抜く可能性は限りなく低くなっており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は絶望的に。 逆に、ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いでも下位に迫られており、何とか不振を抜け出して最低限のノルマを達成したいところだ。ここ最近の低調なパフォーマンスを受け、「このチームを変えなければならない」と来季に向けた大幅なスカッド刷新を予告したポステコグルー監督は、残り試合で結果にフォーカスしつつ、その決意表明に即した戦いを見せるか。 なお、昨年9月にトッテナムホームで行われた前回対戦はカーティス・ジョーンズ、ジョタと2人の退場者を出したリバプールを相手にトッテナムが後半アディショナルタイムの劇的オウンゴールによって2-1の勝利を収めている。ただ、同試合では誤審によるルイス・ディアスの先制点取り消し、退場に関しても物議を醸す判定となった経緯があり、今回のリターンマッチでは再びレフェリングの部分にスポットライトが当たりつつ、激しい展開が予想される。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240504_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ソボスライ、遠藤航、マク・アリスター FW:サラー、ヌニェス、ルイス・ディアス 負傷者:DFマティプ、ファン・ダイク、MFチアゴ、FWジョタ、ドーク 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加え、コンディションの問題でチームトレーニングに参加していなかったファン・ダイクに欠場の可能性がある。一方、チームトレーニングに完全復帰したブラッドリーがメンバー入りする見込みだ。 スタメンはファン・ダイクの起用を前提に前述の11名を予想。ファン・ダイクが難しい場合は、ジョー・ゴメスとクアンサーが代役候補となる。また、中盤と前線ではグラフェンベルフ、ガクポ、カーティス・ジョーンズ、エリオットの起用もありそうだ。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240504_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ヴィカーリオ DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ドラグシン、ファン・デ・フェン MF:サール、ベンタンクール MF:クルゼフスキ、ロ・チェルソ、ソン・フンミン FW:リシャルリソン 負傷者:GKフォースター、DFウドジェ、ベン・デイビス、MFセセニョン、FWソロモン、ヴェルナー 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のダービー2試合から変化はない。 スタメンに関しては直近の指揮官のコメントを考慮すると、幾つかのポジションでの大胆なテコ入れを予想。ディフェンスラインではドラグシンをセンターバックに置いてファン・デ・フェンを左サイドバック起用。中盤では不調のマディソンを再びベンチに置き、ロ・チェルソの抜擢と読む。クルゼフスキに代えてブレナン・ジョンソンの起用も考えられる。 ★注目選手 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240504_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 指揮官との問題解決も結果で禊を済ませられるか。今季ここまではリーグ戦17ゴール9アシストとしっかりと数字を残しているものの、ここ8試合では直近の4戦連続無得点を含む2ゴールと著しくゴールペースを落としているエジプト代表FW。 同じく決定機逸が目立つヌニェスと共に終盤戦失速の一因として厳しい目に晒される中、前節のハマーズ戦ではピッチサイドで交代を準備していた際のクロップ監督との口論が大きな騒動に発展。その後、ドイツ人指揮官が問題解決を強調してひとまず騒動は沈静化したが、不振に陥っている状況においてエゴイスティックな部分が悪目立ちしてしまっている。 現状では今回の衝突が去就に影響する可能性は低いが、KOPの信頼がやや薄れつつある中で目に見える結果で信頼回復といきたい。対トッテナムのリーグ戦は13試合8ゴールと、お得意様のマンチェスター・ユナイテッドほどではないものの、相性が良い相手だ。とりわけ、背後に広大なスペースがある現在のプレースタイルにおいては自身の得意な形に持ち込みやすいだけに、リーグ5戦ぶりのゴールを含めてエースの仕事を果たしたい。 ◆トッテナム:DFミッキー・ファン・デ・フェン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240504_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境のチームを支えられるか。ニューカッスル戦では不運なスリップの影響などもあって失点に関与したが、直近のダービー2試合ではいずれも複数失点を喫しながらも、相棒ロメロと共にハイパフォーマンスで逆に評価を高めたオランダ代表DF。 ここ数試合では自慢の攻撃力にかげりが見え始めているだけに、今回の一戦ではディフェンスラインがいかに相手の強力攻撃陣を抑え込めるかが勝ち点奪取のカギを握る。 起用法に関しては本職のセンターバック、スパーズ移籍後は初となる左サイドバックでの双方の形が想定されるところだが、いずれにしてもサラー、ヌニェスら相手の快足アタッカーへの対応がメインタスクとなる。攻撃面では相手のハイプレスに対して的確な球出し、持ち運びの部分でいかに貢献できるかが重要なポイントだ。加えて、相棒と共にゴールの匂いを感じさせるセットプレーでの一撃にも期待したい。 2024.05.05 12:00 Sun
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「我々にぴったりな選手」 トッテナム入りのソランケに指揮官も期待大! 「この12カ月間失っていたものをもたらす」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、ボーンマスから獲得したイングランド代表FWドミニク・ソランケについて語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。 10日、トッテナムはソランケの完全移籍加入を発表。特定のクラブのみに有効な6500万ポンド(約121億8000万円)の契約解除条項が設定されていたなか、5700万ポンド(約106億5000万円)の固定額に800万ポンド(約15億円)のアドオンで取引が成立した。 リバプールでは輝けず、2019年1月に加わったボーンマスで長らく戦ってきたソランケ。チャンピオンシップ(イングランド2部相当)で得点を量産すると、昨シーズンはプレミアリーグで19ゴールを記録し、ステップアップが取り沙汰された。 複数ビッグクラブが注目するなか、ストライカー補強を優先していたトッテナムが争奪戦のトップに。ボーンマスのエースということもあり、困難な取引になると予想されたが、投資を惜しまず確保に至った。 10日にバイエルンとの親善試合に臨んだポステコグルー監督は、試合後の会見でソランケにも言及。26歳FWの加入を手放しに喜んだ。 「獲得を熱望していた選手の1人だったのは言うまでもない。獲得にこぎ着けるまで時間がかかったが、選手としての資質や、現在のキャリアの段階からすれば、我々のチームに非常に良くフィットする選手だと思う」 「彼はばっちりフィットすると思う。ファイナルサードにクオリティをもたらす選手が、チームのみならずスカッド全体で少し不足している。彼は確実にその役割を果たせる。獲得できて嬉しいし、これから1週間ほどは彼と一緒に練習する」 また、イングランド代表FWハリー・ケインが移籍して以降、ブラジル代表FWリシャルリソンの不在時に目立っていた前線の迫力不足を補えるともコメント。チームにぴったりな選手と繰り返した。 「我々が彼を選んだのは、そのポジションに求める特長を備えているからだ。我々がこの12カ月間失っていたものをもたらしてくれるはずだ。特にリシャルリソンが欠場していた間に失っていたものだ」 「リッチー(リシャルリソン)のプレーは我々にとって非常に効果的だったが、彼が欠場したとき、ファイナルサードや全てのプレーにおいて、ドム(ソランケ)ほどのインパクトをもたらす選手がいなかったのは明らかだった。だから、彼は我々にぴったりな選手だと思う」 トッテナムのプレミアリーグ開幕節は19日のレスター・シティ戦。ポステコグルー監督はここをソランケのデビュー戦と思い描いている。 「彼が出場できない理由はないと思う。彼はプレシーズンのほとんどをプレーしている。ボーンマスでプレーした最後の試合で軽いケガをしたから、もちろん今週中は彼の様子を見る。だが、プレシーズンのほとんどをプレーしているから、出場できない理由はないと思う」 2024.08.11 16:08 Sun

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「アーセナルはPLもCLも制していない」シティMFベルナルド・シウバが“守備的”ライバルにチクリ「リバプールとは常に真っ向勝負だけど彼らとは…」

マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、長年のライバルだったリバプールと比べアーセナルの戦い方に不満を抱いているようだ。 開幕4連勝中だったシティは、22日にホームで行われたプレミアリーグ第5節で、タイトル争いの直接のライバルであるアーセナルと対戦。先制するも逆転を許した状況で、前半アディショナルタイムにアーセナルはレアンドロ・トロサールが退場となり数的不利に。その後は徹底して守りを固めた相手にシティは攻めあぐねていたが、後半アディショナルタイムにジョン・ストーンズがゴールをこじ開け、注目の一戦は2-2のドローに終わった。 状況は違えど、アーセナルは昨シーズンの同カードも徹底した守備で勝ち点1を持ち帰っていたが、B・シウバはこうしたアーセナルの戦いぶりが大いに不満なようだ。 試合後、『TNTスポーツ』の取材に応じた同選手は、長年のライバルだったリバプールとは常にお互いが勝利を目指す真っ向勝負だったと振り返り、それが近年主要タイトルを獲得したチームとアーセナルの差だと語っている。 「(リバプールとアーセナルの違いについて問われ)そうだね…リバプールはすでにプレミアリーグを制しているが、(アルテタ体制の)アーセナルはまだ制していない。そしてリバプールはCLも優勝しているが、アーセナルはしていないね」 「リバプールは常に、試合に勝つため僕たちと正面から向き合ってきていた。その観点からすると、アーセナルとの試合はリバプールとの戦いのようにはなっていない。それは今回もそうだった」 <span class="paragraph-title">【動画】B・シウバは戦い方に不満?PLのビッグマッチはドロー決着</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xzIn-oIi9-o?si=lNeA3TCMvPUQErrq" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.23 10:50 Mon
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「粘り強いプレーは称賛に値する」今季初先発の遠藤航はまずまずの評価、失点に関与も持ち味を見せる「普段見られない強度があった」

今シーズン初先発を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価を受けている。 25日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦で、リバプールはウェストハムと対戦した。 アルネ・スロット監督が今シーズンから率いる中、昨シーズンとは打って変わって大きく出番を減らしている遠藤。今季はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)共に1分間ずつしかプレーしていない状況だった。 前節のボーンマス戦ではついにメンバー外になるなど、厳しい立ち位置でもある遠藤。この試合は今季初先発となった中、中盤で82分までプレーした。 21分には、CKの流れからボックス内で混戦となルト、遠藤がクリアするもジャレル・クアンサーに当たってオウンゴール。不運な形で失点に絡むも、25分にジオゴ・ジョタのゴールで追いつくと、後半は4ゴールと得点を重ね、5-1で勝利を収めた。 今季初先発の遠藤には、各紙がまずまずの評価。中盤の強度と粘り強いプレーが評価されていた。 ◆イギリス『This is Anfield』/ 7点(10点満点) 「またもや今シーズン初先発。公平に言えば、遠藤にできることはあまりなかった。監督が望むような選手でなければ、キャリアのこの段階でプレーを変える余地はあまりない」 「それでも彼は努力して多くの困難を乗り越え、ボールを賢く扱い、肋骨を強打してもプレーを続けていた」 ◆イギリス『リバプール・エコー』/ 5点(10点満点) 「彼がプレーしていないときはリバプールの中盤にはおそらく存在しないであろう強度を見せつけた。かなりの数のデュエルに勝利したが、パスはいつも前に進むというものではなかった」 「ウェストハムのゴールをクリアしようとしたが、それがクワンサーに当たってゴールに入ってしまった。まさにパニックだった」 ◆イギリス『90min』/ 7点(10点満点) 「時にはアルネ・スロット監督に好かれなかった彼の限界が見られることもあったが、粘り強いプレーは称賛に値するものだった」 ◆イギリス『Liverpool World』 / 6点(10点満点) 「前半に重要なヘディングシュートを1本放った。不運にも彼のクリアがクワンサーに跳ね返り、ウェストハムに先制点をもたらしてしまった」 「ボールを上手く扱えているようには見えなかったが、ボールを失うこともほとんどなかった。しかし、ハーフタイム後に激しさを増し、敵陣不覚で完璧なタイミングでタックルしたにもかかわらず、奇妙なことに反則をとられた。82分に交代」 <span class="paragraph-title">【動画】不運な形で遠藤航が失点に関与…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XWS76qTJgds";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.26 12:35 Thu
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スビメンディについて「もう話す必要ない」とリバプール指揮官、理由はグラフェンベルフへの厚い信頼「ライアンに満足」

リバプールのアルネ・スロット監督が中盤の構成について語った。イギリス『メトロ』が伝えた。 今夏はレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得が取り沙汰されたリバプール。本人も移籍に前向きと見られたが、一転してオファーを拒否し、愛するクラブに残留することを決めた。 スロット監督は開幕からオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフを中盤の底で起用。好パフォーマンスを見せているなか、リバプールがスビメンディの1月の獲得を引き続き検討しているという報道もスペインメディアから出た。 これを受けスロット監督は中盤の現状に言及。スビメンディがフィットしたであろうことを認めつつ、グラフェンベルフへの信頼を述べた。 「気づいているかもしれないが、守備的ミッドフィルダーは1人ではなく、どちらかと言えば2人だ。この2人のうちの1人はより攻撃的で、言われている選手(スビメンディ)は、この2つの役割のどちらかに適応できたと思う」 「そしてライアンは、カーティス(・ジョーンズ)、(アレクシス・)マク・アリスター、ワタル(遠藤航)と同じように、両方の役割に適応することができる」 また、スビメンディについてはもう頭にないとも指揮官はコメント。別々の道を進んでいると強調した。 「スビメンディについてはもう話す必要はない。彼はレアル・ソシエダに残り、我々は前に進んだ。そして、ライアンに本当に満足しているからだ」 「ライアンは自信に満ち溢れている。それは普通、良いパフォーマンスやチームメイトからの信頼、そしてそのレベルでやるべきことができるという自覚から生まれるものだ」 2024.09.21 22:04 Sat
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「誰も対戦したがらないDFになりたい」TAAがスロット監督との取り組み明かす、去就についても触れ「少なくとも今季はリバプールで」

リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドが、現在の目標や去就について口を開いた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 リバプールのアカデミー出身であり、現在は右サイドバックで絶大な存在感を発揮するアレクサンダー=アーノルド。ワールドクラスのキック精度でファンを沸かせる一方、守備面は波のあるパフォーマンスが玉に瑕となっているが、リバプールにとって欠かせない戦力であることは間違いない。 長期政権を築いていたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任してからもアレクサンダー=アーノルドの立場は変わらず。ここまで公式戦全試合で先発して2アシストの成績を残している。 そんなアレクサンダー=アーノルドは、新体制での順調な歩みやスロット監督との良好な関係性についてコメント。最近は中盤起用の期待もあるが、自身は最高の右SBになることを目指しているとも明かしている。 「僕と監督は目標や目的について話し合った。僕はヨーロッパで誰も対戦したがらないディフェンダーになりたいと彼に言ったよ。そして彼は、僕に厳しく接することで合意した。アタッカーが僕を突破するたび、彼はミーティングや個人ミーティングでそれを指摘し、そんなことは起きてはならないと言うんだ」 「僕たちはすべての試合を共に見ている。そして、彼は僕に改善してほしい点を強調するんだ。ミラン戦でも、僕がもっとうまくできた点や、良い点をまとめたクリップが20本ほどあった」 「選手としてより良くなる方法を示し、導き、教えてくれる監督がいるのは本当にワクワクする。僕は学びたい人間であり、最高になりたい人間であり、史上最高を目指す人間なんだ」 「今季はリーグ5試合中4試合で無失点だ。これはバックラインとして異例のことだと思う。昔から言われているように、守備は優勝を決めるものなんだ。そして、その守備の一員であるなら、試合で相手ウイングがチャンスを得ないようにする責任がある」 「(スロット監督の下で)うまくいっているよ。中盤のオーバーロードやトライアングルをうまく作ることに重点が置かれていて、トレーニングでもその点に取り組み、完璧に実行している」 「今のところ、僕は今シーズンに完全に集中している。どれだけゴール、アシスト、無失点を達成できるか見てみたい。そして、リーグ優勝に貢献できるほどの成果を出せればと思っているよ」 また、リバプールとの契約延長が残り1年を切っている状況下で、アレクサンダー=アーノルドは自身の夢や去就にも言及。今季はリバプールに集中するとしつつ、目標はあくまでも多くのトロフィー獲得だと語っている。 「僕はいつも、クラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが僕の目標だけど、それが実現するかどうかは僕の手に負えない部分だね」 「僕は20年間このクラブにいて、4、5回契約延長にサインしてきたけど、そのどれも公にされたことはない。今回もそうなるだろう。少なくとも、今シーズンはリバプールの選手でいたい」 「正直に言って、一番大事なのは常にトロフィーだ。僕はトロフィーを獲得したい。トロフィーや勝利、エリートであることに非常に意欲を燃やしているんだ。だから、それがおそらく何事においても主な要因になると思う」 「昨シーズンはタイトル獲得に近かったし、カップ戦も獲得できた。4冠を狙える兆候もあったね。今シーズンも、すごく良い感じだ。まだ始まったばかりだけど、今シーズンを通して多くのチームに勝つため、一貫性を保つ必要がある」 2024.09.23 18:10 Mon

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