町田が正念場で痛恨の初連敗 川崎Fが山田新の華麗ループ弾などで4発逆転【明治安田J1第33節】

2024.10.05 16:59 Sat
逆転弾の山田新(写真右)とエリソン(写真左)
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逆転弾の山田新(写真右)とエリソン(写真左)
明治安田J1リーグ第33節の1試合が5日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイの川崎フロンターレが4-1でFC町田ゼルビアを下した。ここにきて、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸に追い上げられ、3位に後退した正念場の町田は前節黒星で2戦未勝利。12位の川崎FはACLEでの戦いから中3日というなか、J1連勝がかかるアウェイマッチとなった。

ボールを奪った流れをうまく攻撃に繋げ、先にらしさを出した町田は13分に杉岡大暉の浮き球パスで一気に裏をとった藤本一輝がボックス左で収め、戻したところに中島裕希。中島がボックス中央に差しかかったところから豪快に右足でニアをぶち抜き、町田が先制する。
リードを許した川崎Fだが、ボールを持って前進する時間を増やしていくと、28分に山本悠樹が左サイドに展開し、マルシーニョが内側を走って裏を突いていった三浦にスルーパス。そのままボックス左に抜け出した三浦颯太が左足でネットを揺らし、川崎Fが追いつく。

追いつかれてしまった町田だが、38分にGK谷晃生のキックがミスとなり、川崎Fも見逃さず。敵陣右サイドの脇坂泰斗がダイレクトでボールを前線に叩くと、山田新が華麗な右足チップキック。カバーに入った望月ヘンリー海輝も跳ね返せず、川崎Fが試合をひっくり返す。
後半から藤尾とオ・セフンを送り出した町田だが、前半に今月も代表入りした高井幸大の負傷交代がありながら逆転した川崎Fは49分、マルシーニョのパスにボックス左で反応したエリソンがGK谷との交錯で倒れ、PKジャッジ。エリソンが冷静に決め、川崎Fが突き放す。

次のゴールも奪われ、さらに苦しい展開を強いられた町田はドレシェヴィッチも送り込み、反撃を試みるが、川崎Fも攻撃の手を緩めず、ペースを握ったまま。69分にはエリキと鈴木準弥も送り出し、すべての交代カードを切る。

だが、その直後の71分に左サイドに開いた山本が内側を走ってボックス左に走り込む三浦にパス。スペースに抜け出した三浦の折り返しにマルシーニョが合わせ、川崎Fがこの試合の行方を決定づける大きな4点目を奪い切る。

その後は川崎Fがさらに流れをぐっと掴み、79分に山本、マルシーニョ、山田をお役御免とし、橘田健人遠野大弥家長昭博の投入で締めに。しっかりとしたボール保持で押し上げ、セーフティに時計の針を進めていく。

川崎Fは86分に最後の交代で小林悠も送り込むなかで、町田の散発的な反撃も凌ぎ、2連勝。優勝争いに生き残る上で仕切り直しの1勝がほしかった町田は広島と神戸の上位陣が翌日に今節を控えるなか、今季初連敗となった。

FC町田ゼルビア 1-4 川崎フロンターレ
【町田】
中島裕希(前13)
【川崎F】
三浦颯太(前28)
山田新(前38)
エリソン(後5)
マルシーニョ(後26)

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ルヴァン決勝は逃げ切りの名古屋と連勝の新潟に! 3年ぶりVか、初Vか【YBCルヴァンカップ】

2024JリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準決勝第2戦の2試合が13日に行われ、名古屋グランパスとアルビレックス新潟の決勝進出が決まった。決勝は11月2日に国立競技場で行われる。 ◆名古屋が敗れるも3季ぶりの決勝 3年ぶりのファイナル行きとなる名古屋はこの準決勝で横浜F・マリノスとぶつかり、敵地での第1戦を3-1で先勝。名古屋ホームでのリターンレグでは横浜FMが先に動かす。33分にエウベルのスルーパスに抜け出した天野純がボックス左深くから折り返すと、その先にゴール前でフリーの西村拓真が押し込んだ。 先制に成功した横浜FMだが、後半からピッチに入ったばかりの山岸祐也がその早々に敵陣左サイドでのスローインの流れからボックス内で森島司、永井謙佑とボールをつなぎ、自身も中央のスペースに走り込み、右足でゴール。名古屋がトータルスコアで再び2点差をつける。 出鼻をくじかれてしまった横浜FMは交代カードでも試合を動かしにかかるなか、82分にGKランゲラックのキックを自陣で拾った流れから、アンデルソン・ロペスが右サイドに展開。ボックス右に抜け出したヤン・マテウスの折り返しを走り込んだ植中朝日が左足ダイレクトで押し込み、再び1点差に迫る。 名古屋は敗れてしまったが、執念の守りで1点差を逃げ切り、2戦合計スコア4-3で横浜FMを退けた。2021年大会以来2度目の優勝がかかるファイナル進出となる。 名古屋グランパス 1-2(AGG4-3) 横浜F・マリノス 【名古屋】 山岸祐也(後1) 【横浜FM】 西村拓真(前33) 植中朝日(後37) ◆新潟が連勝で初の決勝! 川崎Fは新潟ホームでの第1戦で4-1の先勝を許して、ホームでのリターンレグながら、厳しいシュチュエーション。同じ相手に9月27日のJ1リーグで5-1と大勝した戦いを再現したいところだが、31分に宮本英治のボール回収から、長谷川元希のスルーパスでボックス右に抜け出した小見洋太が冷静に流し込み、新潟が先制する。 この段階で4点差を追いかける流れとなり、より厳しい戦いとなる川崎Fは43分にボックス左からエリソンが強烈な右足で狙ったりもしたが、ゴールを割れず。後半に入ってもなかなか反撃のゴールが生まれず、67分までにすべてのカードを切って出る。 GKチョン・ソンリョンの好守にも助けられ、依然として前のめりの川崎Fだが、78分の小林悠に巡った好機も仕留め切れず。理想的な流れとなる新潟は89分に右サイドから小野裕二がバイタルエリア中央に浮き球パスを送ると、秋山裕紀が胸トラップを挟み、さらにボックス右に配球。フリーの太田修介が決め切った。 第2戦も勝ち切った新潟は2戦合計6-1で決勝進出。初の主要タイトルがかかる初のファイナル進出となる。 川崎フロンターレ 0-2(AGG1-6) アルビレックス新潟 【新潟】 小見洋太(前31) 太田修介(後44) 2024.10.13 17:46 Sun
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中村憲剛が引退試合のチケット販売を巡り謝罪…予想を上回る大反響も、対応を巡り指摘が「最大限誠意を持って対応させていただきたい」

12月14日に引退試合を開催する元日本代表MFの中村憲剛氏が、引退試合のチケット販売を巡り謝罪した。 2020年に現役引退をした中村氏。川崎フロンターレ一筋でプレーしたバンディエラは、引退から4年が経過し、引退試合を開催する。 2024シーズン終了後の12月14日(土)の14時から、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで開催。前例のない引退試合にしたいと、多くのイベントが盛りだくさんの内容となっている。 中村氏が引退した2020年はコロナ禍により、声出し応援が禁止されていた頃。引退セレモニーは行われたが、今一度しっかりと送り出したいファン・サポーターは、チケットの発売に殺到した。 後援会への先行販売が行われた中、その後に良席が解放されたとして混乱を招くことに。主催者である有限会社ケンプランニングは、「10月10日(木)の販売状況を鑑み、決済が完了しなかったチケット(予約流れ席)および関係者席として確保していた一部の座席を開放いたしました。事前にチケットをご購入いただいたお客様から「より良い席が後から出ている」とのご指摘をいただいておりますが、上記の理由による座席開放であることをご理解賜りますようお願い申し上げます」と説明した。 これを受け、主催者でもある中村氏は自身のXを通じて「チケット販売に関しましてご報告とお詫び」と題して声明。謝罪するとともに、予想を上回る反響があったとし、リセールシステムなど、新たな方法で対応していきたいとした。 「事務局からも発表がありましたが、今回の私の引退試合のチケット販売に際しまして、多くの方にご迷惑をおかけし、また不快な思いをさせてしまったこと、本試合の主催として心からお詫び申し上げます」 「事務局からも説明がありました通り、今回の引退試合につきましては川崎フロンターレの通常の試合とは違う販売方式で販売させていただいています。今回皆さまからご指摘いただいた、後援会の方たちに向けた販売後に良席が開放されていると言う件につきましては、入金しなかった方たちの予約流れとともに主催側で確保していた関係者席を一部開放したことに起因しております」 「この席に関しましては、正直に申し上げて今回出場してくださる選手の方々・関係者の方々が大変多く、まだ出場が確定していない選手もいる中で、その方々を見たい家族の方や関係者の方のチケットの枚数が読めず、一定数確保した上で販売をしながら、確定した分に関しては開放していくという方式をとっておりました」 「しかしながら、大変ありがたいことに後援会の方たちに向けた販売チケットが、私どもの予想を大幅に上回るペースで売れてしまったため、想定より早い時期に関係者席を開放させていただくこととなりました」 「意図的に後から良席を開放しようとしたわけではありません。しかしながら、結果的に後援会の皆さまに向けた販売日に、仕事を休んで待機してくれていた皆さまや、時間をやりくりしてサイトにアクセスしてくださったサポーターの皆様にとっては、後から自分が望んでいた席が開放されると言う事態になってしまった事、大変申し訳なく、こちらが予測できなかったことについてお詫び申し上げたいと思います」 「この対応としまして、本来搭載していなかったリセールシステムについて早急に対応をお願いしております。また紙チケットにつきましても、一部条件付きにはなってしまいますが、対応を検討しておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」 「全ての方が納得いただける形とはならないかもしれませんが、現状いただいているみなさまからのお声を聞き、最大限誠意を持って対応させていただきたいと思っています。来てくださる方々がみんな気持ちよく試合に臨めるように努力して参りますので何卒よろしくお願いいたします」 2024.10.11 19:05 Fri
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中村憲剛の引退試合は「今までにないものに」、「前夜祭」や「けんござんまい」などイベント盛り沢山、ユニフォームは『キングダム』の原泰久先生書き下ろしイラスト

20日、2020年に現役を引退した中村憲剛氏が、自身の引退試合についての記者会見を実施。前例のない引退試合の概要を発表した。 2003年に中央大学から川崎フロンターレに加入した中村。当初はトップ下でのプレーとなった中、すぐにボランチへコンバート。当時J2を戦っていた川崎Fを優勝に導き、J1昇格を果たした。 類い稀なる才能をプロ1年目から見せていた中村は、J1の舞台でも遜色ないパフォーマンスを見せると、2006年にイビチャ・オシム監督の下で日本代表初招集。その後も川崎F一筋でプレーを続け2020年限りで現役を引退した。 シルバーコレクターと言われ続けてきたキャリアだったが、晩年にはJ1で3回、リーグカップ、天皇杯で1回ずつ優勝し、国内3大タイトルを獲得。個人としても2016年にJリーグMVPに輝くと、Jリーグベストイレブンには8回選出されるなど、輝かしい功績を残した。 今回の引退試合にはJリーグのタイトルパートナーでもある「明治安田生命保険相互会社」が冠協賛となるなか、中村氏は引退から4年経過しての引退試合開催への想いを語った。 「2020年に引退した時には、引退セレモニーも大きなものをしてもらいましたし、試合も最後まで出たので、やるつもりはなかったのが正直なところでした。2020年がコロナ禍で人数制限だったり、サポーターの方が声を出してはいけない、チャントが歌えないという中で引退をしたんですが、しょうがないと思っていました」 「制限も無くなった今シーズン、最初に等々力を訪れた時に、ファン・サポーターがチャントを歌ってくれた時に鳥肌が立って、僕は気持ちを封印していたんだなと。気持ち良く送り出される試合をしたいという気持ちが芽生えたので、話が進んでいきました」 「封じていた想いが一気に湧き出てしまって、もう1回みなさんの前で等々力で試合をする中でチャントを歌ってもらいたいなと思いました。そして、川崎市の市政100周年を一緒に楽しんでもらえるように、川崎に育ててもらったので、恩返しのつもりでやりたいです」 川崎一筋18年のキャリアを歩んだ中村氏らしい思いを持っての引退試合。今までの引退試合とは一線を画す企画だらけとなった。 引退試合は12月14日(土)の14時から、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで開催。前半は日本代表でプレーした選手たちを集めたJAPANフレンズ同士の戦いに。そして後半は、川崎Fのメンバーを揃えたKAWASAKIフレンズ同士の戦いとなり、現役選手たちも出場する予定だという。 前後半で別のチーム同士が戦うということも異例だが、後半25分以降は「中村憲剛のガチプレーTIME」として、現役選手たちの中で中村氏がガチでプレーする時間になるとのこと。一線を退いて4年が経過している中でのプレーに「コンディションを整えています」と、トレーニングに励んでいることを明かした。 JAPANフレンズには川崎Fでも共にプレーした山瀬功治、大久保嘉人、我那覇和樹らも参加。内田篤人や小野伸二、長友佑都らも参加する予定だ。 また、KAWASAKIフレンズは1名だけ参加予定選手が明かされ、中村と共に数多くのゴールを決めたジュニーニョ氏が来場するという。 ただ、普通の引退試合ではない。なんと、引退試合の前にエキシビジョンマッチも開催。「ケンゴフレンズ」として繋がりのある著名人が参加する一方で、対戦相手はまさかの「なでしこフレンズ」。小学生時代に所属した府ロクサッカー少年団の先輩に当たり、なでしこジャパンのレジェンドでもある澤穂希さんが率いるチームは、2011年の女子ワールドカップで優勝したメンバーを中心に構成。宮間あや、海堀あゆみ、鮫島彩、永里優季らも参加する。こちらの試合は13時からスタートする。 ただ、こんなものでは終わらない。超異例となる「前夜祭」が開催。引退試合前日の13日(金)の19時からは、Uvance とどろきスタジアム by FujitsuにてKAWASAKIフレンズの公式練習が実施されることに。さらに、多くのイベントも予定されているという。 さらに、試合当日は「けんござんまい」として、中村氏の大学の先輩にもあたる木村清社長の株式会社喜代村が手がける寿司チェーン「すしざんまい」がイベントパートナーとして全面協力したイベントが開催。200kg級のマグロの解体ショーやマグロづくし寿司販売が開催。また、木村社長の決めポーズでもある「すしざんまいポーズ」での撮影会や、始球式も実施。始球式では、中村氏がキッカーを務め、木村社長がGKを務めることになるという。 イベント以外にも注目点は盛り沢山。JAPANフレンズのユニフォームデザインは、人気漫画『キングダム』の作者である原泰久先生が書き下ろした中村氏のイラストがデザインされ、映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。武将になった中村氏をデザインしたユニフォームは「KENGODOM」ユニフォームとされている。 また、KAWASAKIフレンズのユニフォームデザインは、菅野朔太郎さんが手がけることに。陸前高田市出身の菅野さんは、小学生だった頃の2011年東日本大震災の際に復興支援で訪れた川崎Fに出会いファンとなり、その後上京して美術大学に入学すると同時に川崎Fのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。その後デザイナーとなった中、夢であったフロンターレのユニフォームデザインを叶えるべく、中村氏がオファー。「僕の最後のユニフォームを、朔太郎の最初のデザインにしたい」と中村氏の思いもあって叶うこととなった。 試合当日には、来場者全員に「”みんなとつくる”中村憲剛メモリアルフォトブック」が配布。こちらは、株式会社ニコンとの協力で行っている「フォトサポ」のサービスでファンからの中村氏の写真を募集し、中村氏らが選定した写真が集まったフォトブックとなる。 まだまだ未定なものもたくさんある引退試合。中村氏は「今回の引退試合は、皆様に恩返しさせていただく気持ちが強いです。川崎市の皆さんに育てていただいた気持ちが強いです。収益を川崎のスポーツのために寄付したいと考えています」と、引退試合での収益を還元するとし、川崎市のスポーツ環境の改善に力を貸したいとした。 <span class="paragraph-title">【写真】『キングダム』の原先生のイラストがデザインされた特別ユニフォームなど</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">◆引退試合エンブレム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2020年12月に実施した引退セレモニーのタイトルは「One Four Kengo」。今回のイベントのコンセプトは「Nakamura Kengo Final」。エンブレムを制作するあたり、その頭文字をとって「NKF」と表現。NKの後に続く「F]というワードには「Final」の他にも・Family ・Friends ・Fun ・Fan などケンゴが大事にしてきた言葉の頭文字でもあるので「NKF」はシンプルながら凝縮された言葉になっております。そのNKFをベースに4年前の「One Four Kengo」の際にもロゴデザインを手がけました大塚いちおさんにデザインをお願いいたしました。 <span class="paragraph-subtitle">◆JAPANフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 大人気漫画KINGDOMの作者「原泰久先生」が書き下ろした中村憲剛を映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。製作はスポーツブランド「ミズノ株式会社」 KINGDOMの時代に”武将”として君臨する中村憲剛イラストをデザインした【KENGODOM】ユニ完成! <span class="paragraph-subtitle">◆KAWASAKIフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 完全オリジナルデザイン。2011年時には小学生だった菅野朔太郎さん。フロンターレとの交流がきっかけでフロンターレが大好きになり、美術大学入学と同時にオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。彼の将来の夢はフロンターレのユニフォームをデザインするということ。今回その話を聞いたケンゴから朔太郎へオファー。制作スケジュール、表現したいことなどの都合で完全オリジナルの商品となっております。 <span class="paragraph-subtitle">◆けんござんまい</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.09.21 12:20 Sat
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新潟が初FINALへ準決勝1stレグを制す 川崎Fに4発快勝、完璧なタイミングでの2点目も効く【YBCルヴァンカップ】

9日、YBCルヴァンカップ準決勝1stレグのアルビレックス新潟vs川崎フロンターレがデンカビッグスワンスタジアムで行われ、ホームの新潟が4-1先勝で決勝戦進出へ一歩前に出た。 立ち上がりから攻勢をかけた新潟は開始3分、川崎Fの集中を欠いた稚拙なバックパスを小野裕二がカットし、GKをかわして右足シュート。しかし、軸足に力が入らず、大きく枠外へ。 小野は19分にも、クイックリスタートを受け、DFをかわして右足シュート。川崎FはGK山口瑠伊の処理がイマイチで、ファンブルするように後逸…かろうじて枠を逸れ、CKに逃げた。 25分に新潟の先制点。 右ワイドに開いた小野がクロスを上げ、ファーで待ち構えた谷口海斗の足元にボールが。相手DFに当たって軌道が変わった難しいボールを、谷口は迷うことなくダイレクトボレーでゴール方向へ打ち返し、ネットに突き刺した。 対する川崎Fは29分、ペナルティアーク付近でマルシーニョから横パスを受けた脇坂泰斗が左足ボレー。ミートしきれずシュート回転がかかった一撃は、惜しくもクロスバー上へ。 新潟は先制点の谷口が負傷交代というアクシデントに見舞われたなか、45分という完璧なタイミングで追加点。ロングボールに走った太田修介が川崎FのDFセサル・アイダルとの競り合いに勝ち、強引にシュートをねじ込んだ。 さらに50分、クロスの跳ね返りに藤原奏哉がすかさず右足シュート。ギリギリオンサイド、もしくはギリギリオフサイドだった長谷川元希がコースを変え、ネットへ吸い込まれた。VARがないため、すんなりゴールが認められた。 さらにさらに53分、今度は左ワイドで小見洋太がボールを収め、中央へ展開。最後はボックス手前で横パスを受けた星雄次が巧みな右足ミドルを流し込み、4-0とした。 先月27日のJ1リーグで1-5と大敗を喫した川崎F相手に4-0。ルヴァン杯準々決勝1stレグの町田戦も思い起こさせる大量得点は、アルビレックス・サッカーの魅力とも言える。 川崎Fは71分、途中出場していた瀬川祐輔が左CKの混戦からこぼれを押し込んで反撃弾に。ただ、90分間を通じてこの1点にとどまり、準決勝1stレグは新潟の4-1快勝ということに。 初優勝を目指す新潟が、まず初決勝へ一歩前に出た。4季ぶり優勝を目指す川崎Fは、町田相手の4-1勝利から今回1-4敗戦となった。 2ndレグは13日に開催される。 アルビレックス新潟 4-1 川崎フロンターレ 【新潟】 谷口海斗(前25) 太田修介(前45) 長谷川元希(後5) 星雄次(後8) 【川崎F】 瀬川祐輔(後26) 2024.10.09 20:58 Wed
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日本代表が高井幸大の負傷不参加を発表…追加招集の関根大輝は初のA代表に 「とても驚いています」

日本サッカー協会(JFA)は5日、日本代表のメンバー変更を発表した。 今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に向け、3日にメンバー発表の日本。先月に続いて選出の川崎フロンターレDF高井幸大だが、5日に先発した明治安田J1リーグ第33節のFC町田ゼルビア戦で31分に負傷交代していた。 その影響で今月の代表活動も負傷不参加となり、追加招集を受けたのが柏レイソルDF関根大輝。A代表初招集となる大型サイドバックはクラブの公式サイトを通じて、驚きの思いとともに、意気込みを語っている。 「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました」 「その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています」 「何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」 W杯アジア最終予選を連勝発進の日本は10日にアウェイのサウジアラビア代表戦に臨み、15日にオーストラリア代表をホームに迎え撃つ。 2024.10.05 20:14 Sat

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