FC東京が新国立でのJリーグ最多観客集めた新潟との一戦制す! 荒木&野澤のパリ五輪組に海外移籍の松木を白星で送り出す【明治安田J1第23節】

2024.07.13 21:12 Sat
サポーターと勝利祝う野澤零温
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サポーターと勝利祝う野澤零温
明治安田J1リーグ第23節のFC東京vsアルビレックス新潟が13日に国立競技場で行われ、ホームのFC東京が2-0で勝利した。アビスパ福岡、柏レイソル相手に今シーズンのリーグ戦初の連敗を喫した8位のFC東京は、10日に行われた天皇杯3回戦ではJ2のジェフユナイテッド千葉に1-2で敗戦。今季初の公式戦3連敗となった。

その苦境からのバウンスバックを図った一戦ではリーグ前節から先発1人を変更。ベンチ外の俵積田晃太に代えて遠藤渓太を起用。パリ・オリンピック招集前ラストマッチの2選手ではGK野澤大志ブランドンが先発も、荒木遼太郎はベンチ外。また、試合当日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、この試合後の離脱が発表された松木玖生はベンチスタートに。
一方、前節サガン鳥栖にホームで3-4の敗戦を喫した14位の新潟は対戦相手同様に天皇杯ではJ2のV・ファーレン長崎に1-6の惨敗を喫した。その公式戦連敗からのバウンスバックを図ったアウェイゲームではリーグ前節から先発2人を変更。サスペンションの舞行龍ジェームズ代役に遠藤凌松田詠太郎に代えて長倉幹樹を最前線で起用した。

前からプレスをかけ合う主導権争いが続く中で早い時間帯にゴールが生まれる。開始6分、ハーフウェイライン手前でボールを受けたフリーの小泉慶が左サイドで背後を狙う遠藤渓にミドルレンジのパスを通す。そのまま鋭い縦への運びでボックス内に持ち込んだ遠藤渓は狙いすました右足コントロールシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
早々に試合が動いたことで、以降はビハインドを追う新潟がボールを握り、FC東京がカウンターで応戦する構図に落ち着く。時間の経過と共に相手の圧力が弱まり、自分たちのリズムでボールを前進。だが、アタッキングサードではなかなか相手のブロックを揺さぶり切れない。

これに対してホームチームは相手を引き込む形からディエゴ・オリヴェイラ仲川輝人の中央でボールが収まった際には良い形で攻撃がスピードアップ。両ウイングを絡めた形から相手を引っくり返すことに成功。ただ、決定機まではあと一歩という場面が目立った。

膠着した前半半ばからハーフタイムにかけて互いに狙いの形が出始めると、長谷川元希谷口海斗がライン間でボールを引き出す新潟が幾度かいい形を作り出すが、谷口らのシュートは至近距離でのブロックに阻まれた。

FC東京の1点リードで折り返した試合は互いに選手交代なしでスタート。立ち上がりから新潟優勢の展開が続くと、50分には左サイドでのショートパスの連続から谷口がボックス左に持ち込んで右足シュート。だが、これは惜しくも枠の右に外れる。さらに、良い距離感でのパス交換で相手のプレスをいなしながら背後を取って長谷川元らに決定機が訪れるが、仕留め切れない。

後半に入って防戦一方を強いられたホームチームは61分に選手交代。ディエゴ・オリヴェイラを下げ、これが青赤でのラストマッチとなる松木を投入。これで松木と仲川が2トップ気味の立ち位置を取る。交代直後にはボックス手前で得たFKを松木が直接狙うが、壁にディフレクトしたシュートはGKに難なくキャッチされた。

この交代もあってうまく試合を膠着させたFC東京は徐々にカウンターを繰り出せるようになると、72分には松木が強靭なフィジカルでマイボールにした流れからボックス内でパスを受け直して得意の左足シュート。だが、これはDFトーマス・デンのゴールカバーに遭う。

一方、再び攻撃の活性化が必要な新潟は谷口、長谷川元を下げて松田、小野裕二を同時投入。すると、この交代直後には松田とのパス交換でボックス右に抜け出した藤原奏哉にビッグチャンス。しかし、グラウンダーのシュートはGK野澤の足を使ったファインセーブに阻まれる。

すると、ピンチの後にはチャンスあり。FC東京に待望の追加点が生まれる。78分、右サイドを起点としたカウンターから前線で身体を張った安斎颯馬の落としに反応した小泉が入れ替わりの形で背後へ抜け出し、絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。これをファーにドフリーで走り込んだ途中出場の野澤零温が冷静に右足でゴール左下隅へ流し込み、値千金のJ1初ゴールとした。

その後、GK野澤のフィードミスから新潟にチャンスが訪れるも、これを決め切れず。互いに積極的に交代カードを切った後半終盤は膠着状態が続いたが、要所を締めたFC東京が新潟の反撃を無失点で凌ぎ切った。

この結果、新国立でのJリーグ最多となる5万7885人を集めた白熱の一戦を制したFC東京が公式戦連敗をストップすると共に、海外挑戦の松木、パリ五輪に向かう荒木、野澤を白星で送り出した。一方、決定力を欠いた新潟は公式戦3連敗に。

FC東京 2-0 アルビレックス新潟
【FC東京】
遠藤渓太(前6)
野澤零温(後33)

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3日、明治安田J1リーグ第35節のFC東京vs湘南ベルマーレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの湘南が0-2で勝利した。 直近5試合は4勝1分けと終盤に入って調子を上げている6位FC東京。前節は優勝を争うヴィッセル神戸の連勝を「6」で止めた。仲川輝人が負傷離脱、安斎颯馬が出場停止のなか、エヴェルトン・ガウディーノが加入後ホーム初先発となった。 対する14位湘南も前節は優勝争い中のサンフレッチェ広島を下し、3連勝中と好調。まだまだ予断を許さない状況だが、残留確定を手繰り寄せる4連勝に向け、今節は畑大雅がスタメン入りした。 立ち上がりからやや攻勢なのはFC東京。しかし、湘南も前に出始め、拮抗した展開が続く。 前半中盤に差し掛かってもなかなかシュートまで持ち込めない両チーム。32分には左サイドで得たFKからボックス手前で受けた鈴木章斗が左足を振るも、シュートブロックに遭う。 前半終盤にはFC東京が右CKを獲得し、ガウディーノのクロスに東慶悟。頭で合わせたがバーを越え、均衡は破れない。 ゴールレスで折り返すかに思われたが、43分に試合を動かしたのは湘南。速攻から左サイドを駆け上がった畑へボールが渡ると、ボックス手前の鈴木章斗へラストパス。トラップから右足でコントロールショットを沈めた。 1点リードでハーフタイムを迎えた湘南は、後半立ち上がりにすぐさま追加点。左ポケットでDFと対峙した畑が時間をかけると、思い切ってカットイン。すかさず右足を振り、シュートがゴール右下に決まった。 2点ビハインドながらなかなかチャンスが作れないFC東京は、65分に最初の選手交代。野澤零温、小泉慶、白井康介と3枚カードを切り、反撃の1点を目指す。 続いて根本凌、奥野耕平を送り込んだ湘南は攻撃の手も緩めず。大きなピンチはないまま終盤へ突入する。 80分には右ポケットで受けた鈴木雄斗が切り返しから左足。至近距離でのシュートだったが、GK野澤大志ブランドンにセーブされ、決定的な3点目とはならない。 終盤にかけて攻撃のギアを上げたFC東京。後半アディショナルタイムには遠藤渓太の折り返しから荒木遼太郎のシュートが右ポストに直撃。詰めていた高宇洋のシュートもバーの上に飛ぶ。 結局FC東京の反撃は叶わないまま試合終了。湘南が残留に大きく近づく4連勝とし、FC東京は6試合ぶりの敗戦となった。 FC東京 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 鈴木章斗(前43) 畑大雅(後4) <span class="paragraph-title">【動画】思い切ったカットインから畑大雅が右足一閃!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第35節<br> FC東京vs湘南<br> 0-2<br> 49分<br> 畑 大雅(湘南)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/T2fKXT94gS">pic.twitter.com/T2fKXT94gS</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1852969305425785030?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.03 16:15 Sun

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初のJ2に臨む今治がFC東京からDF大森理生&MF梶浦勇輝を育成型期限付き移籍で獲得、今季はそれぞれいわきと金沢でプレー

FC今治は24日、FC東京のDF大森理生(22)、MF梶浦勇輝(20)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 両選手ともに移籍期間は2026年1月31日までとなり、FC東京との公式戦には出場できない。 大森はU-15むさし、U-18と昇格。2020年にトップチームに昇格すると、FC琉球、大宮アルディージャ、いわきFCと武者修行を繰り返している。 今シーズンはいわきFCで明治安田J2リーグの35試合に出場し1得点を記録。YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で2試合に出場していた。 梶浦はU-15深川からU-18に昇格。2021年からトップチームに所属している。2023年から2シーズンをツエーゲン金沢で過ごし、今シーズンは明治安田J3リーグで38試合に出場し8得点を記録していた。また、天皇杯でも1試合に出場している。 共にFC東京から加わる大森と梶浦はそれぞれコメントしている。 <h3>◆DF大森理生</h3> 【FC今治】 「FC今治に関わる皆さん、初めまして!FC今治にとって新たなステージへのチャレンジを共に始められることをとても嬉しく思います。シーズンを通してうまく行くことばかりではないと思いますが、必ずチームの目標を達成しますので、共に熱く戦いましょう!」 【FC東京】 「1年間、FC今治のために全力で戦ってきます。東京から応援よろしくお願いします!また味の素スタジアムで会いましょう!」 【いわきFC】 「1年間ありがとうございました。またスタジアムで会える日を楽しみにしています」 <h3>◆MF梶浦勇輝</h3> 【FC今治】 「FC今治の皆さん初めまして、ツエーゲン金沢から移籍してきました梶浦勇輝です。自分のプレーで今治の勝利に貢献できるよう闘います!FC今治に関わる全ての皆様、よろしくお願いします」 【FC東京】 「FC東京のファン・サポーターのみなさん、お久しぶりです!2025シーズンはFC今治でプレーさせていただきます。試合に出て力をつけ、また青赤のユニフォームを着られるように努力していきます。応援よろしくお願いします」 【ツエーゲン金沢】 「ツエーゲン金沢に関わる皆様、今シーズンも応援ありがとうございました。FC今治に移籍することに決めました。この2年間は自分にとってとても大きな2年間でした。J3に降格させてしまい、今年はJ2に上げることができず、皆さんの期待に応えることができなくて、悔しい気持ちでいっぱいです」 「そんな中どんな時でも最高な応援をしてくれたファン・サポーターの皆さんには感謝しかありません。そして柳下前監督、伊藤監督はじめ、この2年間関わってくれた先輩方、チームメイト、コーチ、トレーナー、チームの関係者の皆さん、本当にありがとうございました」 「金沢という街が本当に大好きになりました。2年間ありがとうございました!」 2024.12.24 11:05 Tue
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FC東京が新監督に松橋力蔵氏を招へい!「スタジアムが熱狂の渦に包み込まれるように」

FC東京は21日、松橋力蔵氏(56)の監督就任を発表した。 現役時代は横浜マリノス(現横浜F・マリノス)や京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)などでプレーした松橋監督。2001年に現役を引退してからは主にその横浜FMで育成年代からトップチームまで様々な肩書きで指導者の腕を磨き、2021年から当時J2だった新潟のコーチに就任した。 翌年からは監督に昇格すると、初年度からアルベル前監督のポゼッションスタイルをベースにチームをいきなりのJ2優勝に導き、6年ぶりにJ1の舞台へ。J1復帰1年目の昨季は10位、今季は16位だったが、ルヴァンカップではクラブ初タイトルにあと一歩の準優勝という成績を残したが、13日に今季限りでの退任が発表されていた。 新シーズンからFC東京で指揮を執る松橋氏、クラブを通じてコメントしている。 「東京に関わるすべてのみなさまへ。みなさま、はじめまして。2025シーズンより東京の監督を務めさせていただくこととなりました松橋力蔵と申します。はじめに、このような素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝を申し上げます。みなさまに信頼されるよう、ベストを尽くし、東京を愛するみなさまとともにスタジアムが熱狂の渦に包み込まれるように全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」 2024.12.21 12:15 Sat
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千葉、FC東京から期限付き移籍していた品田愛斗を完全移籍で獲得「ジェフの一員として戦えることを本当に嬉しく思っています」

ジェフユナイテッド千葉は25日、FC東京から期限付き移籍していたMF品田愛斗(25)を完全移籍で獲得した。 U-15時代からFC東京の下部組織に所属していた品田。2016年からトップチームに2種選手登録されると、2018年に正式昇格を果たした。 しかし、FC東京では出場機会に恵まれず、2023年はヴァンフォーレ甲府へ、2024年は千葉に期限付き移籍で加入。千葉では明治安田生命J2リーグ24試合、天皇杯2試合に出場していた。 来シーズンから千葉に活躍の場を移す河野は、両クラブを通じてコメントしている 品田は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ジェフユナイテッド千葉 「来シーズンから完全移籍することが決まりました。また自分の力を必要としてくれたこと、そしてジェフの一員として戦えることを本当に嬉しく思っています!真っ黄色のフクアリでプレーするのを楽しみにしています!必ずJ1へ行きましょう!WIN BY ALL!」 ◆FC東京 「このたび、ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍することになりました。簡単な決断ではありませんでした。考えられるすべての視点やいろいろな方の思いも含めて考えました。千葉でプレーしたいという思いが一番ですが 、現状を踏まえてこうするしかないと思うという話はさせてもらいました。もちろん今シーズンの自分が積み上げたものには自信もありましたし、戻ってもやれるという自信もあります。ですが、足りないものがあることも自分で理解しています」 「今は文面では伝えきれない、たくさんの思いがありますが、その中でも大きいのはここまで結果を残せなかったみなさんへの申し訳ない気持ち、悔しい気持ち、愛するクラブを離れる寂しい気持ちです。東京には期限付き移籍の期間を含めて7シーズンも在籍していましたが、何も残せなかった僕がこんな事を言うなんて失礼かもしれませんが、もっと東京には強くなってほしいので伝えさせていただきます」 「ヴァンフォーレ甲府、ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーをさせてもらって、ファン、サポーターのみなさまのチームへの寄り添い方でチーム、選手は成長するし、強くなるし、100%以上のパワーが出るものだと改めて感じました。もちろん今でも、十分に選手たちの力になってくれていると思いますし、選手とファン・サポーターにはある程度の距離があるので、難しいことが多いことも理解しています。優しくすれば良いものではありませんが、辛い時の後押しこそ、やはりこの人たちのために頑張ろう、勝とうと思えます。当たり前の存在だと思ってしまうのはダメですが、良くない時でも最後には後押しをして選手に前を向かせてほしいです」 「これはきっと東京から離れていく選手だからこそ言えることだと思います。東京がもっと強い素晴らしいクラブになっていく過程に自分がいれないのは残念ですが、僕はまた必ず戻ってきたいと思っています。アカデミー、スクール、期限付き移籍の期間を合わせて約16年間本当にありがとうございました」 2024.12.25 12:30 Wed

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