ローマがベッラノーバ獲得へ徐々に接近か 昨季インテルを経験したイタリア代表右SB

2024.06.24 15:55 Mon
イタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)
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イタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)
ローマがイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)の獲得に近づいているようだ。
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昨季カリアリからの1年レンタルでインテル入りし、出場機会が少なかったとはいえ、CL決勝も経験した右サイドバック・ベッラノーバ。今季はカリアリ復帰のうえでトリノへ完全移籍し、優れたパフォーマンスからイタリア代表デビュー、ユーロ2024行きをゲット。インテル経験が活かされたことは想像に難くない。
そんなベッラノーバ、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユーロ2024が終わり次第、ローマへの移籍が完了する可能性が高まっているとのこと。移籍金は2000万ユーロ(約34.1億円)が目安だという。

どうやらローマはダニエレ・デ・ロッシ監督直々のご指名なようで、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティなどなど人員整理がこのまま順調に進めば、順当に獲得まで漕ぎ着けられるものとされている。
ベッラノーバの現年俸は120万ユーロ(約2億円)。ローマ加入が実現ならざっと2倍になるとみられている。

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アッズーリの10番託された攻撃的MFの躍動が連覇のカギに/ロレンツォ・ペッレグリーニ(イタリア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2021) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 1996年6月19日(27歳) アッズーリの10番託され、躍動期待されるジャッロロッシのカピターノ。ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑むイタリアだが、ユーロ2020以降の戦績は芳しくなく下馬評は著しく低い。 前大会もスカッドの質は充実しているとは言い難かったが、ロベルト・マンチーニ前監督のマネジメント、ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチらを中心に守護神ドンナルンマが圧巻の輝きを放った守備陣の奮闘によってしぶとく勝ち切り、優勝を成し遂げた。ただ、今大会に向けては代表50キャップ以上の選手がドンナルンマ、ジョルジーニョ、バレッラの3選手のみと、より小粒なスカッドに加え、経験値の部分でも難しい戦いを強いられるはずだ。 その下馬評を覆す上ではスカマッカ、レテギの両ストライカー、フラッテージ、ボンジョルノら新顔の台頭が重要な要素となるが、代表通算30キャップを刻みながら、これが初のメジャートーナメント参戦となるローマのカピターノの躍動が重要となるはずだ。 今季ダニエレ・デ・ロッシ監督の途中就任以降、持ち味のダイナミズムと攻撃センスを遺憾なく発揮し、ユーロメンバー入りを果たしたペッレグリーニ。さらに、スパレッティ監督は「彼こそが10番を着るプレーヤーだ」と今大会でアッズーリ伝統の背番号10を託すなど、大きな期待を寄せる。 [3-4-2-1]をメインシステムに採用する中、2シャドーの一角での起用が見込まれるペッレグリーニは、キエーザとスカマッカのアタッカー2人、中盤のジョルジーニョ、バレッラらと連携しながら中盤と前線のリンクマン、崩しの起点として攻撃を牽引する仕事が求められる。加えて、得意のプレースキックでも違いを生み、アッズーリの10番としての責務を果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《28:00》 【B】イタリア代表 vs アルバニア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) 12.グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) 26.アレックス・メレト(ナポリ) DF 2.ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) 4.アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) 3.フェデリコ・ディマルコ(インテル) 5.リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) 6.フェデリコ・ガッティ(ユベントス) 13.マッテオ・ダルミアン(インテル) 15.ラウル・ベッラノーバ(トリノ) 17.ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) 23.アレッサンドロ・バストーニ(インテル) 24.アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) MF 7.ダビデ・フラッテージ(インテル) 8.ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) 10.ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 16.ブライアン・クリスタンテ(ローマ) 18.ニコロ・バレッラ(インテル) 21.ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) 25.マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) FW 9.ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 11.ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 14.フェデリコ・キエーザ(ユベントス) 19.マテオ・レテギ(ジェノア) 20.マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) 22.ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) 2024.06.15 20:30 Sat
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キャリア再開のトナーリが約1年ぶり復帰! イタリア代表がメンバー発表【UEFAネーションズリーグ】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は30日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むイタリア代表メンバー23名を発表した。 前回王者として臨んだユーロ2024では、スイス代表に敗れてベスト16敗退に終わったイタリア。今回のインターナショナルマッチウィークに向け、守護神のGKジャンルイジ・ドンナルンマやMFロレンツォ・ペッレグリーニら主力を選出した一方、MFニコロ・バレッラ(インテル)は予定されていた鼻の手術のため招集が見送られた。 また、2022年に数回トレーニングキャンプに参加していたDFカレブ・オコリとMFマルコ・ブレシャニーニはフル代表初招集。賭博違反により10カ月の出場停止を科されていたMFサンドロ・トナーリは2023年9月以来の復帰となり、フィオレンティーナに移籍したFWモイゼ・ケアンも2023年11月以来の招集を受けた。 UNLでリーグA・グループ2に属するイタリアは、9月6日にフランス代表とのアウェイゲーム、9日にイスラエル代表とのアウェイゲームを戦う。 ◆イタリア代表メンバー23名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF アレッサンドロ・バストーニ(インテル) ラウル・ベッラノーバ(アタランタ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(ナポリ) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル/イングランド) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) フェデリコ・ディマルコ(インテル) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) カレブ・オコリ(レスター・シティ/イングランド) デスティニー・ウドジェ(トッテナム/イングランド) MF マルコ・ブレシャニーニ(アタランタ) ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) サムエレ・リッチ(トリノ) サンドロ・トナーリ(ニューカッスル/イングランド) FW モイゼ・ケアン(フィオレンティーナ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(アタランタ) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) 2024.08.31 20:36 Sat
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降格カリアリが逸材WBベッラノーバを買取! 今夏ビッグクラブ行きが既定路線

カリアリは31日、ボルドーからレンタル中のU-21イタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(22)の買い取りオプションを行使したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 ミランのプリマヴェーラ育ちのベッラノーバは2019年にボルドーに完全移籍。しかし、フランスの名門ではほぼプレー機会がなく、アタランタ、ペスカーラと母国クラブへの武者修行を経て、昨夏にカリアリへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入していた。 カリアリではチームが18位で降格の憂き目を味わうも、個人としてはセリエAで31試合に出場し、1ゴール2アシストを記録。188cmの恵まれた体躯と、驚異的な運動量、スピードを武器に右ウイングバックの主力として印象的なパフォーマンスを披露していた。 なお、今回のオプション行使によってひとまず保有権はカリアリとなったが、リーグ屈指の若手ウイングバックに対してはインテルを中心に国内のビッグクラブがこぞって関心を示しており、今夏のステップアップが既定路線だ。 2022.05.31 23:18 Tue

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「荷物をまとめて出て行け!」レジェンドの電撃解任、チームの低迷…ローマのウルトラスがクラブに不満爆発

ローマのウルトラスは低迷するクラブに対して我慢の限界を迎えているようだ。 ダニエレ・デ・ロッシ監督の下で今シーズンをスタートさせたローマだったが、セリエA開幕からの4試合未勝利でスタートダッシュに失敗。するとクラブはレジェンドであり、ファンから絶大な人気を誇った指揮官に早くも見切りをつけ、9月に解任が発表された。 このクラブの決断はファンから猛烈な反発を招くことに。後任として迎えたイバン・ユリッチ監督の下でチームが立ち直れば良かったのだが、監督交代直後の勢いは徐々に減退すると、セリエAでは直近3試合勝利なし。特に先週末に行われた第9節ではフィオレンティーナ相手に5失点を許す完敗となり、順位は暫定12位にまで低迷している。 これを受けて、一部メディアはクラブがユリッチ監督解任を早くも検討していると報道。噂されていたデ・ロッシ監督の復帰こそなさそうだが、後任候補についてはすでにリストアップを進めているとも伝えられている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、迷走を続けるクラブにウルトラスの我慢もついに限界を迎えた模様。チームは31日にセリエA第10節のトリノ戦を控えているが、会場となるスタディオ・オリンピコの外には以下の横断幕が掲げられたようだ。 「ピエロによるクラブ、失敗者たちのチーム、荷物をまとめろ…そして出て行け!!」 デ・ロッシ監督の解任からクラブとファンの関係は緊張した状態となっているが、ただでさえ苦しい立場のユリッチ監督率いるチームは、重圧に晒されながらトリノ戦に臨むこととなりそうだ。 <span class="paragraph-title">【画像】低迷するローマにファンの不満も爆発…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">STRISCIONE PESANTISSIMO A ROMA CONTRO I <a href="https://twitter.com/hashtag/FRIEDKIN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FRIEDKIN</a> E LA SQUADRA<br><br>Ambiente tesissimo nella Capitale alla vigilia della sfida contro il <a href="https://twitter.com/hashtag/Torino?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Torino</a>, decisiva per il futuro di Ivan <a href="https://twitter.com/hashtag/Juric?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Juric</a> sulla panchina del club giallorosso <a href="https://t.co/fGc2XJqYQA">pic.twitter.com/fGc2XJqYQA</a></p>&mdash; calciomercato.it (@calciomercatoit) <a href="https://twitter.com/calciomercatoit/status/1851752334038110566?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 15:40 Thu
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5失点惨敗ローマが28日に声明か ユリッチ監督解任&デ・ロッシ再登板の可能性も

ローマのイバン・ユリッチ監督(49)が窮地か。 ローマは27日、セリエA第9節でフィオレンティーナに1-5と惨敗。0-2ビハインドの39分にマヌ・コネが1点を返すも、すぐに3失点目を喫し、後半頭にも4失点目…最後は数的不利下でとうとう5失点目まで喫した。 リーグ開幕4試合未勝利の時点で就任、立て直しを託されたユリッチ監督だが、最初の2試合こそ2連勝も、そこから3試合未勝利に。今回は開始30分での2枚替えも功を奏さず。 そもそも選手たちが前任のバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシ監督の唐突な解任を当初受け入れてなかったこと、同監督解任を決めたCEOがロマニスタの猛反発で辞任したこと…ユリッチ監督が就任当初から少なからず気まずさを感じていたことは、もはや想像に難くない。 そして、今回の5失点惨敗。 当然のように「デ・ロッシを戻せ!」との声がますます高まる結果となり、イタリア『カルチョメルカート』などは、実際にこれが現在進行形で議論されていると主張する。 どうやら現地時間28日になんらかの結論が弾き出される様子で、同日中にリリースが出る可能性は排除できないとのこと。もし「ユリッチ解任」なら、それは「デ・ロッシ再登板」を意味し、新たな人選は十中八九ないとされる。 ただし、28日中に発表されるとみられるリリースは、現職ユリッチへの信頼を強調する文言となる可能性もあるとのことだ。 2024.10.28 14:16 Mon
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「すべてがうまくいった」解任論も浮上するなかディバラ弾で4試合ぶり白星! ローマ指揮官「ファンに笑顔を。再び喜びを」

ローマのイバン・ユリッチ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 ダニエレ・デ・ロッシ監督からの指揮官交代に踏み切ったものの、早くもイバン・ユリッチ監督の解任が囁かれるローマ。セリエAで3試合白星から遠ざかるなか、10月31日に行われた第10節ではトリノとのホームゲームに臨んだ。 序盤から攻勢のローマは20分、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラのGKまでかわしてから放ったシュートが決まり先制。この1点を最後まで守り抜き、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした。 前節のフィオレンティーナ戦で1-5の惨敗を喫していたユリッチ監督は、試合後にコメント。内容と結果の両方に満足している。 「フィオレンティーナ戦の後、軌道を修正することが重要だった。タフなチームに対し、本当によくやった。選手たちはボールを回している時も、守備の時も、タイミングを合わせる必要がある時もうまくプレーした。もう少しタイトにならなければならなかった局面でも、ボールを扱っている時とチェイシングしている時の両方で、すべてをうまくこなしてくれた。非常に難しい瞬間を迎えていたが、すべてがうまくいった」 「フィオレンティーナ戦の後は難しい時もあったが、それは当然のことだった。今はサッカーをすること、パフォーマンスを向上させること、ボールに集中すること、試合に集中することだけをただ考えれば良い。他には何もない」 「今日のチームは非常に集中しているように見えた。トリノにはほとんどチャンスを与えなかった。先発した選手にも、ベンチから入った選手にもとても満足している。彼らは全力を尽くした」 また、苦しい時期もサポートを続けてくれるファンにも言及。引き続きの好パフォーマンスで報いるつもりだ。 「我々はファンに笑顔を届けなければならない。再び彼らに喜びをもたらさなければならない。今日は拍手が聞こえた瞬間があったが、その時彼らは喜んでいた。このようなパフォーマンスがあって初めて、彼らの信頼を取り戻せる。それが私のチームの大きな目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】ディバラの決勝点で勝利! ローマvsトリノ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K7kNJaTdaQc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.01 13:42 Fri
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ボーヴェが移籍後初弾含む4ゴールに絡む痛烈恩返し…ヴィオラに惨敗のローマがユリッチ去就危ぶまれる連敗に【セリエA】

セリエA第9節、フィオレンティーナvsローマが27日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、ホームのフィオレンティーナが5-1で圧勝した。 前節、インテルとの強豪対決に0-1で惜敗した10位のローマは、直近3勝1分けで好調の5位フィオレンティーナとのアウェイゲームで3試合ぶりの白星を目指した。直近のヨーロッパリーグ(EL)でディナモ・キーウ相手にEL初勝利を収めたジャッロロッシは、その試合から先発4人を変更。ザレフスキ、ル・フェ、コネ、バルダンツィに代えてマンチーニ、クリスタンテ、ペッレグリーニ、ディバラと主力を復帰させた。 共に中2日の過密日程の中で臨んだ一戦は早い時間帯に動く。開始9分、古巣初対戦のボーヴェを起点にベルトランとのパス交換でボックス左に抜け出したケアンが絶妙なグラウンダーの左足コントロールシュートをゴール右隅に流し込み、フィオレンティーナが先制に成功する。 さらに、15分にはチェリクのコントロールミスを狙ったボーヴェがボックス内で先にボールを触った後、チェリクと交錯。このプレーでPKが与えられると、キッカーのベルトランが冷静に右隅へ蹴り込んだ。 ミス絡みの連続失点で最悪な入りとなったローマはすぐさま反撃を開始。ディバラとペッレグリーニを起点にアタッキングサードまでボールを運ぶものの、攻撃のテンポが上がらず。相手がセットした状態で無理なコンビネーションプレーや精度の低いクロスをことごとく撥ね返されると、攻撃参加した3バックの背後を執拗に狙うヴィオラのカウンターを受けて、ずるずると後退を余儀なくされる悪循環が続く。 この展開を受けてユリッチ監督は32分、アンヘリーニョとクリスタンテを下げてザレフスキ、コネを同時投入。荒療治に出ると、39分にはボックス手前左で仕掛けたコネが右ポストの内側を掠める見事なミドルシュートを突き刺し、加入後初ゴールを記録。反撃の狼煙を上げる。 だが、直後の41分には自陣右サイドでチェリクがゴセンスとの競り合いでファウル気味に潰されたところでファウルを要求して集中が切れると、ボーヴェにボックス左まで持ち込まれて絶妙なグラウンダーの折り返しを入れられると、ファーに走り込んだケアンにスライディングシュートで流し込まれ、ドッピエッタを献上。すぐさま2点差に戻された。 2点ビハインドで後半を迎えたローマは前半に1枚カードをもらっていたマンチーニを下げてバルダンツィを右のウイングバックに配置。チェリクが3バックの右に入った。 開始直後にはショートカウンターからペッレグリーニが良い形でフィニッシュまで持ち込む場面も作ったが、後半も先にゴールを決めたのはフィオレンティーナ。52分、カウンターで右サイドに抜け出したアドリがボックス付近で絶妙なタメを作って中央に飛び出してきたボーヴェに横パス。細かいステップワークでゴール右に抜け出したローマ育ちのMFが古巣相手にフィオレンティーナ加入後初ゴールを叩き込んだ。 62分にはディバラの直接FKでゴールに迫ったローマだったが、65分には直前に1枚イエローカードをもらっていたエルモソがドゥドゥへのファウルで2枚目のカードをもらって退場に。さらに、ディバラとの交代で新天地デビューを飾ることになったフンメルスがセットプレーの守備でクアメのヘディングシュートをクリアし損ねて痛恨のオウンゴール。試合終了まで20分以上を残して終戦した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ボーヴェが恩返し弾を含む4ゴールに絡む活躍を見せたフィオレンティーナがセリエA3連勝を達成。敗れたローマはユリッチ監督の去就危ぶまれる連敗に。 フィオレンティーナ 5-1 ローマ 【フィオレンティーナ】 モイゼ・ケアン(前9、前41) ルーカス・ベルトラン(前17[PK]) エドアルド・ボーヴェ(後7) オウンゴール(後26) 【ローマ】 マヌ・コネ(前39) 2024.10.28 06:45 Mon
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4試合でデ・ロッシ電撃解任も好転せず、ローマはユリッチ監督の解任も検討中…今後数試合がポイントに

不振を極めるローマが再び監督交代に踏み切る可能性があるようだ。 今年1月にジョゼ・モウリーニョ監督との別れを決断したローマ。後を継いだのはダニエレ・デ・ロッシ監督で今シーズンはスタートしたが、開幕4試合で3分け1敗と結果を残せずに電撃解任した。 イバン・ユリッチ監督を招へいしたが、チームは好転せず。就任初陣で今季初勝利こそ記録し、続くヴェネツィア戦で連勝を飾ったが、その後はリーグ戦3戦勝利なし。ヨーロッパリーグでもわずか1勝という状況だ。 レジェンドでもあるデ・ロッシ監督を早く見切ったにしては、全く期待にそぐわない結果に終わっている現体制。オーナーのフリードキン・グループは次のトリノ戦がポイントと考えているようだ。 短期間に3人も監督を交代させることはクラブにとってプラスにならず、特にシーズン序盤でデ・ロッシ監督を解雇していることから、3人目の監督を迎えることも難しいと考えているという。 ただ、もちろんチームの結果が伴ってこそ。次のトリノ戦やエラス・ヴェローナ戦、ヨーロッパリーグのユニオン・サン・ジロワーズ戦、そしてボローニャ戦の4試合が大事であり、11月のインターナショナル・マッチウィークまでがポイントになるようだ。 なお、後任にはデ・ロッシ氏の再登板の可能性もあるとのこと。後任探しは水面下ではひっそりと動いているようだ。 2024.10.31 23:00 Thu

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