首位ナポリが屈したアタランタは「現時点で我々よりも強いチーム」、コンテ監督は敗戦を糧に「プロセスの一部」「受け止める必要がある」

2024.11.04 19:35 Mon
連勝が止まったコンテ監督
Getty Images
連勝が止まったコンテ監督
ナポリアントニオ・コンテ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
PR
セリエAで5連勝の首位ナポリは、3日に行われた第11節でアタランタと対戦。4連勝とこちらも好調の3位チームをホームに迎えた。スコットランド代表MFスコット・マクトミネイのポスト直撃のシュートもあったナポリだが、ナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンに2ゴールを許す前半に。後半アディショナルタイムにはダメ押しされ、0-3の敗戦を喫した。
連勝がストップしたナポリは2位インテルとの勝ち点差が「1」に。コンテ監督はチームのパフォーマンスを評価するも、アタランタの方が上だったと認めた。

「正直言って、選手たちを責める点はほとんどない。チームは正しいパフォーマンスをしたと思う」
「確かにゴールの部分が違いを生んだし、我々はもう少し改善できるだろう。だが、チームのコミットメントや意欲という点では何も言うことはない。スタッツも少し見たがバランスの取れた試合だった」

「プレッシャーのかかる試合で多くのエネルギーを費やした。選手を責める点はほとんどない。これまではとてもよくやってきたし、現時点で我々よりも強いチームと対戦した。今日は難関だったし、そこにぶつかった。会見でも言ったが、言い訳ではなく分析した結果だ」

また、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が長期政権を築くアタランタとは違い、ナポリはまだ始まったばかりのチームだとコンテ監督。今後の糧になる試合だと強調している。

「アタランタは何年もこの道を歩み続けている。チャンピオンズリーグに常に出場し、ヨーロッパリーグでは無敗だったバイエル・レバークーゼンに勝利した。今のアタランタは誰もが恐れる作り上げられたチームだ。素晴らしい監督を擁する強力なチームだ。このような試合も経験しなければならないし、我々にとってはプロセスの一部だからしっかり受け止める必要がある」

「彼らはより組織化されている。何年も一緒に取り組み、毎年レンガを積み上げてきた。それが現実だ。我々は再建し、基礎を築くためにここにいる。冷静さと忍耐が必要だ。そして働かなければならない。困難があることを理解しておかなければならないが、それに打ちのめされてはならない。必要以上のものにすがってはいけない。今日、彼らはより強くなっているし、今後成長できるかどうかはそれからわかる」



PR
1 2

アントニオ・コンテの関連記事

ナポリがパリ・サンジェルマン(PSG)で出番を失うスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得を狙っているようだ。 シュクリニアルはインテル在籍時代、セリエA屈指のセンターバックとして高い評価を獲得。2023年夏に契約満了でインテルを退団すると、フリーの状態でPSGへ加入となった。 当然、シュクリ 2024.12.05 11:10 Thu
ナポリのアントニオ・コンテ監督が、控え組の突き上げに期待を寄せた。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 今季ナポリへ赴き、チームを蘇らせたコンテ監督。就任当初から全開だった「補強要求」も愛弟子ロメル・ルカクを筆頭に概ね叶えてもらい、現段階でセリエAの首位に立つ。 5日はコッパ・イタリアのラウンド16でラ 2024.12.04 14:55 Wed
ナポリのアントニオ・コンテ監督が勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 直近のアタランタ戦、インテル戦で1分け1敗と首位陥落の危機にあったナポリ。インターナショナルマッチウィーク明けの24日に行われたセリエA第13節では、クラウディオ・ラニエリ監督へ指揮官交代したローマとのデルビー・デル・ソーレ 2024.11.25 15:58 Mon
横浜F・マリノスの監督は噂の人物で決まりのようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ハリー・キューウェル前監督の途中解任にジョン・ハッチンソン暫定監督発足と厳しいシーズンの終わりが見えてくるなか、新監督招へいの動きが取り沙汰される横浜FM。そこで名が浮かぶのが前イングランド代表ヘッドコーチのスティーブ・ホランド氏(5 2024.11.22 17:01 Fri
ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半 2024.10.30 10:45 Wed

ナポリの関連記事

ナポリは8日、セリエA第15節でラツィオをホームに迎え、0-1で敗れた。 前節トリノ戦をウノゼロ勝利とした首位ナポリ(勝ち点32)は、3日前のコッパ・イタリアではラツィオの前に敗退。再戦となる中、全選手を変更しベストメンバーで臨んだ。 前節パルマに敗れて連勝が5で止まった5位ラツィオ(勝ち点28)に対し、開 2024.12.09 06:44 Mon
コッパ・イタリアのラウンド16、ラツィオvsナポリが5日にスタディオ・オリンピコで行われ、3-1で勝利したラツィオがベスト8進出を決めた。 今シーズンのセリエAで上位を争う5位のラツィオと、首位のナポリがコッパ8強を懸けて激突した一戦。両チームはリーグ戦優先の布陣を敷き、GKを入れ替えた以外に多くの主力を温存して 2024.12.06 06:58 Fri
ナポリがパリ・サンジェルマン(PSG)で出番を失うスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得を狙っているようだ。 シュクリニアルはインテル在籍時代、セリエA屈指のセンターバックとして高い評価を獲得。2023年夏に契約満了でインテルを退団すると、フリーの状態でPSGへ加入となった。 当然、シュクリ 2024.12.05 11:10 Thu
ナポリのアントニオ・コンテ監督が、控え組の突き上げに期待を寄せた。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 今季ナポリへ赴き、チームを蘇らせたコンテ監督。就任当初から全開だった「補強要求」も愛弟子ロメル・ルカクを筆頭に概ね叶えてもらい、現段階でセリエAの首位に立つ。 5日はコッパ・イタリアのラウンド16でラ 2024.12.04 14:55 Wed
ナポリは1日、セリエA第14節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。 前節ローマ戦をルカクの恩返し弾で制し3試合ぶりの白星とした首位ナポリ(勝ち点29)は、アタランタ、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオの4チームに1ポイント差で追われる中、ベストメンバーで臨んだ。 11位トリノ(勝ち点15)に 2024.12.02 01:28 Mon

セリエAの関連記事

ナポリは8日、セリエA第15節でラツィオをホームに迎え、0-1で敗れた。 前節トリノ戦をウノゼロ勝利とした首位ナポリ(勝ち点32)は、3日前のコッパ・イタリアではラツィオの前に敗退。再戦となる中、全選手を変更しベストメンバーで臨んだ。 前節パルマに敗れて連勝が5で止まった5位ラツィオ(勝ち点28)に対し、開 2024.12.09 06:44 Mon
負傷交代となったミランのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックは、状態が懸念されているようだ。 今シーズン、パウロ・フォンセカ体制となったミランで公式戦20試合8ゴール6アシストの成績を残すプリシック。チームの主力として活躍しているが、7日に行われたセリエA第15節のアタランタ戦では、先発するも負傷によって38 2024.12.08 18:25 Sun
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、またもやドローに終わった試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 公式戦3戦連続ドローのユベントスは、7日に行われたセリエA第15節でボローニャと対戦。前半は守勢を強いられると、先制点を奪われハーフタイムへ。後半も立ち上がり早々に追加点を許したが、そこからチームは反撃に転 2024.12.08 10:25 Sun
セリエA第15節、ローマvsレッチェが7日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが4-1で快勝した。 前節、アタランタにホームで0-2の敗戦を喫し、ラニエリ体制での連敗を含むリーグ4連敗となった泥沼のローマ。降格圏とわずか2ポイント差に沈む15位のチームは、同勝ち点で16位のレッチェをホームで迎え撃った 2024.12.08 06:44 Sun
ユベントスは7日、セリエA第15節でボローニャをホームに迎え、2-2で引き分けた。 前節レッチェ戦を引き分けて公式戦3戦連続ドローとなった6位ユベントス(勝ち点26)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・シティ戦を控える中、公式戦3試合欠場していた負傷明けのヴラホビッチが先発となった。 モ 2024.12.08 04:04 Sun

記事をさがす

アントニオ・コンテの人気記事ランキング

1

PSGで厳しい立場のシュクリニアルにナポリが関心、イタリア勢による争奪戦の可能性も?

ナポリがパリ・サンジェルマン(PSG)で出番を失うスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得を狙っているようだ。 シュクリニアルはインテル在籍時代、セリエA屈指のセンターバックとして高い評価を獲得。2023年夏に契約満了でインテルを退団すると、フリーの状態でPSGへ加入となった。 当然、シュクリニアルには即戦力としての高い期待が寄せられていたが、ここまでルイス・エンリケ監督からの期待には応えられておらず。今シーズンはリーグ・アンで5試合に出場するも、プレータイムは381分と限定的な出場機会となっている。 こうした状況もあって、クラブはシュクリニアル売却の選択肢も除外せず。これまでアル・ナスルなどサウジアラビアのクラブの他、ユベントスが強い関心を示していると報じられていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると現在セリエAで首位に立つナポリも、シュクリニアル争奪戦に参戦する計画を持っている模様。クラブは買い取りオプション付きのローン契約をオファーする可能性があるようだ。 ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督は、インテル時代にシュクリニアルを指導。クラブとしてはこうした縁も交渉に活かしたい構えと報じられているが、果たして。 2024.12.05 11:10 Thu
2

セリエA首位のナポリ…コンテ監督がコッパ・イタリア通じた控え組の突き上げに期待「ここまではケガ人が出なかっただけ」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が、控え組の突き上げに期待を寄せた。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 今季ナポリへ赴き、チームを蘇らせたコンテ監督。就任当初から全開だった「補強要求」も愛弟子ロメル・ルカクを筆頭に概ね叶えてもらい、現段階でセリエAの首位に立つ。 5日はコッパ・イタリアのラウンド16でラツィオ戦。指揮官は前日会見で「これまで出場機会を与えられていない選手たちにとってチャンスだ」とターンオーバーを示唆しつつ、「今季の我々にはチャンピオンシップしかない」とセリエA最優先をキッパリ明言する。 「ラツィオ戦は、この機会に値する選手とともにプレーする。コッパ・イタリアはテストの舞台であり、我々が改善していることを示す機会となる。今季ここまでを振り返れば、大きなケガ人が出なかったことが幸運だったのだ。ここからは個人の成長が重要だ」 「チャンピオンシップはまだ2/3も残っている。パレルモ戦(コッパ・イタリアのラウンド32/控え中心で5-0完勝)で披露したような、素晴らしいリアクションに期待したい」 2024.12.04 14:55 Wed
3

「マクトミネイは完璧な選手」首位浮上ナポリのコンテ監督が力説「どこでもできる」「ゴールへの情熱を体現」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイを「完璧な選手」だと説明した。 『フットボール・イタリア』やジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートする。 少年時代から過ごしたマンチェスター・ユナイテッドを去り、完全移籍でナポリの一員となったマクトミネイ。キャリア初の移籍により、人生初の国外生活となった。 無論、カルチョに適応できるかが大事となったわけだが、割とスムーズにフィットした印象で、若かりし頃のポール・ポグバとも比較されるようなダイナミックさが光っている。 そんなマクトミネイも貢献する形で、ナポリはセリエA首位に。コンテ監督は29日のモンツァ戦後、マクトミネイを絶賛した。 「スコットは完璧な選手だ」 「多才かつ、ストライカーの後ろでトレクァルティスタ(攻撃的MF)としてプレーできる。中盤が3枚ならメッツァーラ(インサイドハーフ)になる。2枚ならその一角でもいい。[5-4-1]で攻撃的なサイドハーフをやらせてもいい」 「ゴールへの情熱が体現された存在だよ。卓越した技術、フィジカルにより、早くもナポリに溶け込んだ。私としては、彼のDNAに『目標設定』が組み込まれていることも評価したい」 ナポリは指揮官が褒めちぎるマクトミネイを、市場価値3200万ユーロ(約51.1億円)を下回る3000万ユーロ(約47.9億円)で獲得。良い買い物となったようだ。 2024.09.30 21:45 Mon
4

首位ナポリが屈したアタランタは「現時点で我々よりも強いチーム」、コンテ監督は敗戦を糧に「プロセスの一部」「受け止める必要がある」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエAで5連勝の首位ナポリは、3日に行われた第11節でアタランタと対戦。4連勝とこちらも好調の3位チームをホームに迎えた。 スコットランド代表MFスコット・マクトミネイのポスト直撃のシュートもあったナポリだが、ナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンに2ゴールを許す前半に。後半アディショナルタイムにはダメ押しされ、0-3の敗戦を喫した。 連勝がストップしたナポリは2位インテルとの勝ち点差が「1」に。コンテ監督はチームのパフォーマンスを評価するも、アタランタの方が上だったと認めた。 「正直言って、選手たちを責める点はほとんどない。チームは正しいパフォーマンスをしたと思う」 「確かにゴールの部分が違いを生んだし、我々はもう少し改善できるだろう。だが、チームのコミットメントや意欲という点では何も言うことはない。スタッツも少し見たがバランスの取れた試合だった」 「プレッシャーのかかる試合で多くのエネルギーを費やした。選手を責める点はほとんどない。これまではとてもよくやってきたし、現時点で我々よりも強いチームと対戦した。今日は難関だったし、そこにぶつかった。会見でも言ったが、言い訳ではなく分析した結果だ」 また、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が長期政権を築くアタランタとは違い、ナポリはまだ始まったばかりのチームだとコンテ監督。今後の糧になる試合だと強調している。 「アタランタは何年もこの道を歩み続けている。チャンピオンズリーグに常に出場し、ヨーロッパリーグでは無敗だったバイエル・レバークーゼンに勝利した。今のアタランタは誰もが恐れる作り上げられたチームだ。素晴らしい監督を擁する強力なチームだ。このような試合も経験しなければならないし、我々にとってはプロセスの一部だからしっかり受け止める必要がある」 「彼らはより組織化されている。何年も一緒に取り組み、毎年レンガを積み上げてきた。それが現実だ。我々は再建し、基礎を築くためにここにいる。冷静さと忍耐が必要だ。そして働かなければならない。困難があることを理解しておかなければならないが、それに打ちのめされてはならない。必要以上のものにすがってはいけない。今日、彼らはより強くなっているし、今後成長できるかどうかはそれからわかる」 <span class="paragraph-title">【動画】ルックマンに2発浴びる…ナポリvsアタランタ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5kRDu_0Kl5s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.04 19:35 Mon
5

横浜FMの新監督、やはりサウスゲイトの右腕…英メディアが合意報じる 「就任準備が整った」

横浜F・マリノスの監督は噂の人物で決まりのようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ハリー・キューウェル前監督の途中解任にジョン・ハッチンソン暫定監督発足と厳しいシーズンの終わりが見えてくるなか、新監督招へいの動きが取り沙汰される横浜FM。そこで名が浮かぶのが前イングランド代表ヘッドコーチのスティーブ・ホランド氏(54)だ。 トップチームの指揮官歴こそクルー・アレクサンドラ時代だけだが、参謀役としては経験豊富で、直近ではあのガレス・サウスゲイト前監督の右腕として従事。それ以前はチェルシーでジョゼ・モウリーニョ氏やアントニオ・コンテ氏らのアシスタントコーチを歴任した。 かつてのサウスゲイト前監督は「イングランドサッカー界、あるいはコーチのなかで最も成功した監督になるはず。彼ほどの勝利を手にした人、クラブや国際レベルの経験を持つ人はほかに浮かばない。トップクラスのオペレーターだ」との称賛コメントも残す。 遠くイングランドでも横浜FM入りが濃厚視され、『ミラー』は合意とともに「サウスゲイトの信頼できる盟友がマンチェスター・シティ所有のクラブで2度目の監督就任」との見出しでレポート。「横浜FMの監督に就任する準備が整った」と日本行きが決定的との見方を示す。 また、『The Athletic』でもその見込みといい、ホランド氏にとって16年ぶりの監督就任が近づいていると報じられる。 2024.11.22 17:01 Fri

ナポリの人気記事ランキング

1

セリエA首位のナポリ…コンテ監督がコッパ・イタリア通じた控え組の突き上げに期待「ここまではケガ人が出なかっただけ」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が、控え組の突き上げに期待を寄せた。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 今季ナポリへ赴き、チームを蘇らせたコンテ監督。就任当初から全開だった「補強要求」も愛弟子ロメル・ルカクを筆頭に概ね叶えてもらい、現段階でセリエAの首位に立つ。 5日はコッパ・イタリアのラウンド16でラツィオ戦。指揮官は前日会見で「これまで出場機会を与えられていない選手たちにとってチャンスだ」とターンオーバーを示唆しつつ、「今季の我々にはチャンピオンシップしかない」とセリエA最優先をキッパリ明言する。 「ラツィオ戦は、この機会に値する選手とともにプレーする。コッパ・イタリアはテストの舞台であり、我々が改善していることを示す機会となる。今季ここまでを振り返れば、大きなケガ人が出なかったことが幸運だったのだ。ここからは個人の成長が重要だ」 「チャンピオンシップはまだ2/3も残っている。パレルモ戦(コッパ・イタリアのラウンド32/控え中心で5-0完勝)で披露したような、素晴らしいリアクションに期待したい」 2024.12.04 14:55 Wed
2

PSGで厳しい立場のシュクリニアルにナポリが関心、イタリア勢による争奪戦の可能性も?

ナポリがパリ・サンジェルマン(PSG)で出番を失うスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得を狙っているようだ。 シュクリニアルはインテル在籍時代、セリエA屈指のセンターバックとして高い評価を獲得。2023年夏に契約満了でインテルを退団すると、フリーの状態でPSGへ加入となった。 当然、シュクリニアルには即戦力としての高い期待が寄せられていたが、ここまでルイス・エンリケ監督からの期待には応えられておらず。今シーズンはリーグ・アンで5試合に出場するも、プレータイムは381分と限定的な出場機会となっている。 こうした状況もあって、クラブはシュクリニアル売却の選択肢も除外せず。これまでアル・ナスルなどサウジアラビアのクラブの他、ユベントスが強い関心を示していると報じられていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると現在セリエAで首位に立つナポリも、シュクリニアル争奪戦に参戦する計画を持っている模様。クラブは買い取りオプション付きのローン契約をオファーする可能性があるようだ。 ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督は、インテル時代にシュクリニアルを指導。クラブとしてはこうした縁も交渉に活かしたい構えと報じられているが、果たして。 2024.12.05 11:10 Thu
3

ノスリンがトリプレッタ! ラツィオがナポリ撃破でベスト8進出【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリアのラウンド16、ラツィオvsナポリが5日にスタディオ・オリンピコで行われ、3-1で勝利したラツィオがベスト8進出を決めた。 今シーズンのセリエAで上位を争う5位のラツィオと、首位のナポリがコッパ8強を懸けて激突した一戦。両チームはリーグ戦優先の布陣を敷き、GKを入れ替えた以外に多くの主力を温存して臨んだ。 共に普段とは異なるメンバー構成ゆえの難しさはありながらも、立ち上がりから球際でバチバチとやり合う展開に。 立ち上がりの攻防を経て21分にはラツィオの鮮やかなカウンターからボックス左に抜け出したペドロがボックス内でGKカプリレに倒されたPKを獲得。だが、キッカーのザッカーニが左を狙って蹴ったシュートはカプリレが見事な読みでセーブした。 絶好の先制機は逃したものの、流れは渡さないホームチームは32分、左CKの場面でチャウナの左足アウトスウィングのクロスをボックス中央のジゴが頭でゴール前のスペースに流すと、これをノスリンが頭で押し込んだ。 敵地で先制を許したナポリだが、直後の36分には中央でドリブルを仕掛けたネレスがボックス手前から左足のミドルシュート。これはGKマンダスにはじかれたが、こぼれ球に詰めたシメオネが押し込み、すぐさまスコアをタイに戻した。 それでも、動じないラツィオは41分、左サイドでの連動したプレスでカウンターに持ち込むと、ザッカーニからの折り返しを中央のペドロが絶妙なワンタッチでコースを変えてマイナスに落とすと、ノスリンが右足シュートをゴールネットに流し込んだ。 1点リードで後半へ折り返したラツィオは立ち上がりに三度ゴールをこじ開ける。50分、左サイドで仕掛けたザッカーニがクロスを上げると、ゴール前にタイミング良く入り込んだノスリンがヘディングで合わせると、ゴールカバーに入ったDFもはじき切れずにボールがネットに吸い込まれた。 ノスリンの見事なトリプレッタの活躍によってホームチームが以降も優勢に進めるなか、後半半ばを過ぎて両ベンチが一気に主力を送り込んでいく。 逃げ切りを図るラツィオに対して、ナポリはポリターノやルカクらをピッチに送り出してゴールを目指す。後半終盤はナポリが完全に押し込む形となったが、最後まで集中したホームチームの守備をこじ開けることはできず。 この結果、ノスリンのトリプレッタの活躍で直近のパルマ戦の敗戦を払しょくしたラツィオがナポリ撃破でベスト8進出を決めた。 ラツィオ 3-1 ナポリ 【ラツィオ】 ティジャニ・ノスリン(前32、前41、後5) 【ナポリ】 ジョバンニ・シメオネ(前36) 2024.12.06 06:58 Fri
4

トリノ守護神ミリンコビッチ=サビッチ好守連発もナポリがマクトミネイ弾でウノゼロ勝利【セリエA】

ナポリは1日、セリエA第14節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。 前節ローマ戦をルカクの恩返し弾で制し3試合ぶりの白星とした首位ナポリ(勝ち点29)は、アタランタ、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオの4チームに1ポイント差で追われる中、ベストメンバーで臨んだ。 11位トリノ(勝ち点15)に対し、開始4分にアダムスに決定的なヘディングシュートを許したナポリだったが、徐々にポゼッションしてリズムを掴むと、23分に決定機。しかし、クワラツヘリアの左クロスにルカクがうまくヒールで合わせたシュートはGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれる。 それでも31分、クワラツヘリアのパスをボックス左で受けたマクトミネイが左足でシュートを決めきりナポリが先制した。 その後、37分にCKの流れから迎えたピンチではココが体勢を崩したことで好機をフイにして助かったナポリが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、59分に左CKからディ・ロレンツォが決定的なヘディングシュートを放ったナポリは、65分にも追加点に迫る。しかし、オリベラのヘディングシュートはGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれる。 終盤にかけても試合をコントロールしたナポリは追加タイム2分、シメオネが決定的なシュートに持ち込んだが、ここもGKミリンコビッチ=サビッチの好守に阻まれて追加点こそ奪えなかったが、ウノゼロ勝利。2連勝で首位をキープしている。 トリノ 0-1 ナポリ 【ナポリ】 スコット・マクトミネイ(前31) 2024.12.02 01:28 Mon
5

「マクトミネイは完璧な選手」首位浮上ナポリのコンテ監督が力説「どこでもできる」「ゴールへの情熱を体現」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイを「完璧な選手」だと説明した。 『フットボール・イタリア』やジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートする。 少年時代から過ごしたマンチェスター・ユナイテッドを去り、完全移籍でナポリの一員となったマクトミネイ。キャリア初の移籍により、人生初の国外生活となった。 無論、カルチョに適応できるかが大事となったわけだが、割とスムーズにフィットした印象で、若かりし頃のポール・ポグバとも比較されるようなダイナミックさが光っている。 そんなマクトミネイも貢献する形で、ナポリはセリエA首位に。コンテ監督は29日のモンツァ戦後、マクトミネイを絶賛した。 「スコットは完璧な選手だ」 「多才かつ、ストライカーの後ろでトレクァルティスタ(攻撃的MF)としてプレーできる。中盤が3枚ならメッツァーラ(インサイドハーフ)になる。2枚ならその一角でもいい。[5-4-1]で攻撃的なサイドハーフをやらせてもいい」 「ゴールへの情熱が体現された存在だよ。卓越した技術、フィジカルにより、早くもナポリに溶け込んだ。私としては、彼のDNAに『目標設定』が組み込まれていることも評価したい」 ナポリは指揮官が褒めちぎるマクトミネイを、市場価値3200万ユーロ(約51.1億円)を下回る3000万ユーロ(約47.9億円)で獲得。良い買い物となったようだ。 2024.09.30 21:45 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly