4試合でデ・ロッシ電撃解任も好転せず、ローマはユリッチ監督の解任も検討中…今後数試合がポイントに

2024.10.31 23:00 Thu
後を継ぐもチームが好転しないローマのユリッチ監督
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後を継ぐもチームが好転しないローマのユリッチ監督
不振を極めるローマが再び監督交代に踏み切る可能性があるようだ。
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今年1月にジョゼ・モウリーニョ監督との別れを決断したローマ。後を継いだのはダニエレ・デ・ロッシ監督で今シーズンはスタートしたが、開幕4試合で3分け1敗と結果を残せずに電撃解任した。イバン・ユリッチ監督を招へいしたが、チームは好転せず。就任初陣で今季初勝利こそ記録し、続くヴェネツィア戦で連勝を飾ったが、その後はリーグ戦3戦勝利なし。ヨーロッパリーグでもわずか1勝という状況だ。
レジェンドでもあるデ・ロッシ監督を早く見切ったにしては、全く期待にそぐわない結果に終わっている現体制。オーナーのフリードキン・グループは次のトリノ戦がポイントと考えているようだ。

短期間に3人も監督を交代させることはクラブにとってプラスにならず、特にシーズン序盤でデ・ロッシ監督を解雇していることから、3人目の監督を迎えることも難しいと考えているという。
ただ、もちろんチームの結果が伴ってこそ。次のトリノ戦やエラス・ヴェローナ戦、ヨーロッパリーグのユニオン・サン・ジロワーズ戦、そしてボローニャ戦の4試合が大事であり、11月のインターナショナル・マッチウィークまでがポイントになるようだ。

なお、後任にはデ・ロッシ氏の再登板の可能性もあるとのこと。後任探しは水面下ではひっそりと動いているようだ。

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今のローマに欠けているのは「メンタリティ」「強いキャラクター」、ユリッチ監督がチームに発破「このクソみたいな状況を乗り越えるチャンス」

ローマのイバン・ユリッチ監督が、現在のチームに欠けている部分を指摘した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 開幕から低空飛行が続き、9月にクラブレジェンドでもあったダニエレ・デ・ロッシ前監督を解任したローマ。新たにユリッチ監督を迎えると公式戦2勝1分けと上々のリスタートを切ったが、ヨーロッパリーグ(EL)で格下エルフスボリに敗れると、セリエAでも2試合未勝利となっており、勢いは失われつつある。 レジェンドが去った後も好転しない状況に対してファンの不満は非常に強まっており、チームへの批判は激化。ユリッチ監督としては、いきなり難しい立場に立たされている。 24日に行われるELのディナモ・キエフ戦に先立った記者会見で、指揮官はチームに欠けている部分を指摘。それでも、ここからの成長と事態の打開に向けて自信を口にしている。 「先週末のインテル戦では良いプレーをしたと思うが、チームにはまだ勝利を掴むメンタリティが欠けている。今のメンタリティは、ローマに相応しくないものだろう」 「結局のところ、チームがうまく機能するため必要なことは全て揃っていると思うが、我々は変わらなければならない。明日の試合では状況を改善するため、違った姿勢が見られると期待している。もっと強いキャラクターが必要であり、モンツァ戦のようなミスは許されない」 「選手たちは成長しているが、ローマが目指すべき場所にはまだ達していない。今こそ追い込む時だ。トレーニングで勝者のメンタリティを身につけ、成長し、タフになる必要がある」 「クラブにはビジョンがあり、目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。そして我々はモンツァ戦に勝ち、インテル戦は引き分けるべきだった。特定の試合で、結果を出さなければならない」 「パフォーマンスが悪くなる試合もあるだろう。今はパフォーマンスが結果より重要だが、だからと言って言い訳にはならない。今は精神的に準備ができていないんだ。だが選手たちには、このクソみたいな状況や周囲の混乱を乗り越えるチャンスがある。状況を好転させるため、彼らはとてつもない熱意を持っているはずだ」 2024.10.24 15:50 Thu

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