契約満了迫るインテルGKハンダノビッチ、来夏のレッジーナ行きが浮上… 指揮官はピッポ
2022.12.29 18:40 Thu
S・インザーギ率いるインテルから、F・インザーギ率いるレッジーナへ?
インテルの元スロべキア代表GKサミル・ハンダノビッチ(38)に、セリエBのレッジーナが関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
インテル在籍11シーズン目を迎えたハンダノビッチ。長らく主将を務め、過去10シーズンにわたって正GKの座も守り続けてきたが、今季は新加入のアンドレ・オナナにポジションを明け渡している。
クラブとの契約は今季限りとなっており、先日にはシーズン終了後、はたまたシーズン途中で現役を退くのではないかとの憶測まで飛び出すなど、バンディエラの周辺がかなり騒がしくなっている状況だ。
そんななか、インテルのシモーネ・インザーギ監督の実兄であるフィリッポ・インザーギが率いるレッジーナが、来夏のハンダノビッチ獲得という野望を密かに抱き始めたという。
就任1年目のピッポ監督の下、セリエBで2位につけるレッジーナ。この順位を最後までキープすれば15シーズンぶりのセリエA昇格を掴むこととなるが、来夏に向けてはGKの補強を検討しているとのことだ。
インテル在籍11シーズン目を迎えたハンダノビッチ。長らく主将を務め、過去10シーズンにわたって正GKの座も守り続けてきたが、今季は新加入のアンドレ・オナナにポジションを明け渡している。
クラブとの契約は今季限りとなっており、先日にはシーズン終了後、はたまたシーズン途中で現役を退くのではないかとの憶測まで飛び出すなど、バンディエラの周辺がかなり騒がしくなっている状況だ。
就任1年目のピッポ監督の下、セリエBで2位につけるレッジーナ。この順位を最後までキープすれば15シーズンぶりのセリエA昇格を掴むこととなるが、来夏に向けてはGKの補強を検討しているとのことだ。
ハンダノビッチの他にはトリノのアルバニア代表GKエトリト・ベリシャ(33)、インテルからの1年レンタルでクレモネーゼに在籍するルーマニア代表GKヨヌーツ・ラドゥ(25)もリストアップしているようだ。
サミル・ハンダノビッチの関連記事
インテルの関連記事
記事をさがす
|
サミル・ハンダノビッチの人気記事ランキング
1
リーダー格が続々退団のインテルだが…35歳アチェルビの言葉が頼もしい 「昨季の経験をベースに互いを助け合う」
インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが2023-24シーズンへの意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 セリエA3位、コッパ・イタリアとスーペル・コッパのカップ戦2冠、チャンピオンズリーグ(CL)準優勝という成績を収めた昨シーズンのインテル。加入1年目のアチェルビは最終ラインの要として公式戦49試合に出場した。 今シーズンからは完全移籍に切り替わり、新たに2年契約を締結。イタリア国内で地道にキャリアを積み上げてきた経験豊富な35歳は同僚からの人望、ファンからの信頼もバッチリというなか、プレシーズンのトレーニングに励んでいる。 「プレシーズンでチームメイトと再会するのは何度経験しても素晴らしいことで、とてもハッピーな気持ちになるよ。昨シーズンのラスト2カ月、僕たちは全ての大会をエンジョイしてきた。決定的なゲームを通じて成長を重ねてきたと思うし、今シーズンもこの経験をベースに互いを助け合いたい」 持ち前の団結力を武器に苦境を乗り切り、CL準優勝という大きな成果も上げた昨シーズンの出来を誇ったアチェルビ。自分自身へのフォーカスも忘れない。 「もちろん僕自身が改善し、チームに全てを捧げることも目標となる。今は新たな意欲とモチベーションを持ってリスタートしなきゃいけない時期だし、選手たちは苦しいときでも前を向いて、チームに何かを与えなくてはならない。僕たちはどんなときでも一緒に成長する」 また、サッスオーロから加入したイタリア代表MFダビデ・フラッテージについては「サッスオーロでの彼をよく覚えているよ。とっても良い選手だし、勤勉で謙虚な人間性もある。インテルに大きな力を与えてくれるはずさ」と期待を寄せた。 インテルはロッカールームをまとめ上げた元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチに加え、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルという長年在籍したリーダー格も相次いで退団した。 それでも、これからは言葉の端々から頼もしさが伝わってくるアチェルビがチームをけん引していくことだろう。 2023.07.22 13:54 Sat2
インテル加入のゾマーが新守護神として意気込み 「大きな成功を収めたい」
スイス代表GKヤン・ゾマー(34)がインテル加入の喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 7日にバイエルンから移籍金600万ユーロ(約9億4000万円)での完全移籍加入が決まったゾマー。契約期間は2026年6月までの3年間となっており、元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチや元カメルーン代表GKアンドレ・オナナが去ったGK陣の1stチョイスとして期待される。 ゾマーもまた、キャリア初となるセリエAでの挑戦に高いモチベーションを持っているようだ。クラブで移籍後初のインタビューを受けた新守護神候補はファンの前でプレーすることが待ちきれないと語っている。 「インテルはイタリアでも世界でも重要なクラブで、素晴らしい伝統がある。こうしたチームでのプレーは僕のキャリアで新たな挑戦になるだろう。サン・シーロでプレーしてファンに会ったり、ミラノの雰囲気を味わったりするのが待ちきれない」 「今、わかっているのはインテルで新しい対戦相手や、新しいフォワードに挑戦するのが待ちきれないということだ。今まで知らなかったスタジアムで、大きな成功を収めたいね。僕にとってはすべてが新しいことになる」 「僕はチームメイトのため、足元のプレーにも勇敢に挑めるGKだ。ボールが自陣にあるときはチームにとって追加のオプションになれると思う。チームに自信と落ち着きを与えるよう努めるし、安定感を出せるよう努めている」 「(ディフェンスラインからビルドアップを構築するスタイルは)インテルでプレーできることが嬉しい理由の一つだ。シモーネ・インザーギは後ろからのゲーム構築を好む監督で、最近のシーズンでもそれを証明している。これは僕のプレースタイルでもあり、好ましいものだ」 「(インテルのユニフォームを着るのは)僕にとって大きな意味があり、誇りだ。ここでプレーした伝説的なGKはたくさんいる。僕もこのユニフォームを着て、サン・シーロのファンの前でプレーするのを楽しみにしている」 「ファンのみんなにはこう伝えたい。ここに来られて嬉しいし、インテルでプレーできることを誇りに思う。みんなにスタジアムで会って、素晴らしい力を感じるのが待ちきれない」 2023.08.08 12:06 Tue3
インテルを牽引するラウタロ・マルティネス、来季から正式にキャプテン就任か
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、今夏にチームのキャプテンに就任する見通しのようだ。 インテルは今シーズン、2019年からキャプテンを務めてきたGKサミル・ハンダノビッチが公式戦9試合の出場にとどまるなど、序列が低下。代わってゲームキャプテンを任される機会の多かったDFミラン・シュクリニアルも、今夏のパリ・サンジェルマン(PSG)加入が濃厚となったことにより、主将候補から外された。 こうした事情もあり、来季以降のキャプテンがどうなるか注目が集まる中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ラウタロ・マルティネスが就任する可能性が高まっているとのことだ。 2018年夏にインテルへ加入したラウタロ・マルティネスは、加入初年度から主力に定着。今シーズンも公式戦32試合に出場して16ゴール7アシストを記録しており、セリエA第20節のクレモネーゼ戦からは3試合連続でゲームキャプテンも務めた。 ラウタロ・マルティネスにはかねてよりバルセロナやプレミアリーグの数クラブが関心を寄せてきたが、2026年6月まで契約を残すインテルに売却予定なし。常にクラブへのリスペクトを欠かさない姿勢を高く評価しており、キャプテン就任という形で報いたい考えのようだ。 2023.02.21 10:51 Tue4
ユナイテッド移籍間近のオナナ、インテルに惜別の言葉「僕は永遠にインテリスタ」
マンチェスター・ユナイテッドへの移籍がまもなく決定とみられている元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)が、インテルでの1年や新たな挑戦について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの後釜として、ユナイテッドに移籍することになるオナナ。すでにクラブ間でも合意に達し、移籍金は総額4720万ポンド(約85億5000万円)と報じられている。 そういった状況の中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたオナナは、すでにインテルのチームメイトに別れを告げたことを示唆。アヤックス時代に共闘したエリク・テン・ハグ監督のもとでプレーすることへの意気込みも語っている。 「調子は良いよ。カメルーンの自宅で充電して、アッピアーノ・ジェンティーレ(インテルの本拠地)でチームメイトと会った」 「今は、恩師である監督と新たな冒険を始めることを楽しみにしている。僕はビッグリーグに参戦し、インテルのような歴史あるビッグクラブに加わることになる。ゼロからのスタートだし、ファンに自分らしい姿を見せるために、毎日全力を尽くすよ」 昨夏にインテルへとやってきたオナナは、同クラブの在籍期間がわずか1年。しかし、退団することの寂しさも感じていると明かした。 「悲しい気持ちもある。インテルを去るということは、普通のチームではなく、家族から離れるということを意味する。インテルでプレーすることは1つの生き方であり、人生であることを学んだ」 また、インテルで幸せだったものの、新たな挑戦を求めてのユナイテッド移籍決断だったという。 「正直になり、人々に本当のことを話すのが重要だ。僕は常に新しいチャレンジを求める人間なんだ。マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブのためにプレミアリーグでプレーすることは魅力的だ。当事者みんなが実現することを望んでいた」 「インテルに残っていたら、それはもう幸せだっただろう。インテルで問題を抱えたことは決してなかったし、それどころか、説明するのが難しいような魔法を味わった」 「僕が世界中を旅することができるのは分かっている。でも、インテルのようなファンを見つけるのは難しいだろうね」 「決して忘れることができないような感動を与えてくれた。試合によっては、11人だけでなく8万人がプレーしているようにも感じた。それを経験できたのは光栄だった」 昨シーズンのインテルはチャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで進出。オナナはビッグイヤーを持ち帰ることができなかったことへの悔しさを滲ませると同時に、コッパ・イタリアを制覇できたことの喜びについても語った。 「(優勝を逃して感じたのは)誇りと悲しみ。僕がどれだけカップをミラノに持ってきて、ファンのみんなと一緒にお祝いしたかったかをみんなは知らないだろう」 「僕らはあと一歩のところまで来たし、マンチェスター・シティ戦は堂々と戦った。マンチェスター・ユナイテッドとチャンピオンズリーグで優勝できることを願っているけど、インテルが再び決勝に進み、優勝することも願っている。全てのファンがそれに値するよ」 「おそらく、最もスリリングだったのは(ミランと対戦した)チャンピオンズリーグ準決勝の1週間だろう。スタジアムは揺れていた。コッパ・イタリア制覇をファンと一緒に歌ったり踊ったりして祝えたのもよかった。彼らはそれを『パッツァ(クレイジーな)・インテル』と呼ぶけど、僕も少しクレイジーだし、世界最高の表現だよ」 インテルでの人間関係にも言及。自身が加入するまで守護神を務めていた元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチを始め、選手やスタッフ、ファンに感謝の気持ちを述べた。 「僕はみんなと良い関係を築いていたけど、ハカン・チャルハノールやアレックス・コルダス、ロメル・ルカク、デンゼル・ダンフリースは本当の友達と言える。もう1人、サミル・ハンダノビッチも挙げたい。彼のタスクはトリッキーだったけど、彼はいつも僕に的確なアドバイスをくれた。彼のヒントは僕を向上させてくれたし、マンチェスターでの新たな冒険でも彼らのことは忘れないだろう」 「ピネティーナ(インテルの練習場)で働く全ての人々、クラブのディレクター、会長、チームメイト、そして何よりもファンに感謝したい。ミラノでプレーしたのは1年だけだけど、僕は永遠にインテリスタだ。これからはテレビの前でインテルを応援するよ。僕たちが逃してしまったスクデットをインテルが獲得することを願っている。彼らが2つ目の星(セリエA通算20回優勝の証)をとてもほしがっていることは知っている。できることなら、今がそれを胸につけるのに最適な時期であってほしい!」 最後に、オナナは未来のインテル復帰を否定しなかった。 「人生は予測不可能なものだ。もしかしたら、いつか僕も戻るかもしれない」 「僕のことを知っている人たちは、きっと僕を受け入れてくれるだろう。その間、僕は大好きなチャントを歌うのをやめないよ。『僕は何キロも君たちと共に歩んできた、インテルナツィオナーレ、君たちは勝たなければならない』ってね」 2023.07.19 19:09 Wed5
ハンダノビッチが引退へ、インテルのトップチームスタッフ入りか
昨季をもってインテルを退団した元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチ(39)が引退を決断したようだ。イタリア『イル・ジョルナーレ』が報じている。 現役続行を希望していたとされるハンダノビッチだったが、現在も新天地が決まっていない状況。それを踏まえ、引退に気持ちが傾いたようだ。 『イル・ジョルナーレ』によれば古巣インテルがハンダノビッチをトップチームのスタッフに迎え入れる準備があるようだ。役割としては現トップチームのGK陣の指導と、新たにGKを獲得する際にチームにアドバイスを送るというもの。 インテルで公式戦455試合に出場したレジェンドが新たな役割を与えられ、ネラッズーリに戻ってくるようだ。 2023.09.13 22:40 Wedインテルの人気記事ランキング
1
3冠の夢潰えたバルセロナ、フリック監督は主審のジャッジに苦言も名勝負演じたインテルをリスペクト「素晴らしいチーム」
バルセロナのハンジ・フリック監督が6日にアウェイで行われ、延長戦の末に3-4で打ち負けたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのインテル戦を振り返った。 ホームでの1stレグを3-3の引き分けに持ち込んで臨んだ2ndレグ。前半に2点をリードされる展開となった中、後半に反撃に転じたバルセロナは54分にDFエリック・ガルシアが反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、6分後にはMFダニ・オルモが同点弾。 1stレグ同様に2点差を追いつくと、延長戦がちらつき始めた後半終盤の87分にFWハフィーニャが逆転弾を奪った。2戦を通して初めてリードし、勝負あったかと思われたが、追加タイムに追いつかれると、延長戦に被弾して無念の惜敗となった。 インテルとの激しい打ち合いに敗れたフリック監督は失望を滲ませた中、主審のジャッジに苦言を呈しつつも勝者のインテルを称えた。 「残念だが、チームには失望していない。選手たちは全力を尽くした。仕方ない。敗退したが、来季ファンを喜ばせるためにまた挑戦する。インテルも良いプレーを見せた。素晴らしいチームだ。守備も良く、優秀なFW陣を擁している。判断力も優れている。審判についてはあまり語りたくないが、フィフティーの判定は全てインテルに有利に働いた。残念だ。この経験から学ぶ。これは進歩だ。学び続けたいと思っている。今は練習する時間がないが、来週には戻って来る。失望するのは当然だ」 2冠を目指すバルセロナは5日後、ラ・リーガでレアル・マドリーとのエル・クラシコに臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 09:15 Wed2
神セーブ連発でヤマルの前に立ちはだかったゾマー、「今日起こったことを言葉で説明するのは難しい」
インテルのスイス代表GKヤン・ゾマーが6日にホームで行われ、延長戦の末に4-3で打ち勝ったチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのバルセロナ戦後にコメントした。 ゾマーは1stレグ同様、バルセロナ相手に3失点を喫するも7本のセーブを見せてインテルの決勝進出に大きく貢献。とりわけ延長後半9分のFWラミン・ヤマルのコントロールシュートをビッグセーブで凌いだ場面は正に神セーブと称されるシーンだった。 欧州サッカー連盟(UEFA)が選出するマン・オブ・ザ・マッチに選出されたゾマーはバルセロナとの激闘を次のように振り返った。 「今日起こったことを言葉で説明するのは難しい。信じられないような試合ができた。ヤマルは素晴らしい選手。幸い、彼のシュートはゴールに入らなかった。多くのチームは後半追加タイム3分でビハインドを負っていたら諦めるだろう。だが僕らは違い、逆転することができた。素晴らしいCLの夜になったよ」 決勝ではパリ・サンジェルマンvsアーセナルの勝者と対戦する。 「相手が誰であろうと厳しい戦いになることはわかっている。もちろん、今はタイトル獲得を目指している」 そしてサポーターへの感謝を忘れなかった。 「世界には熱いスタジアムがあると話を聞くが、僕にとってはジュゼッペ・メアッツァに勝るスタジアムはないよ」 <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 11:30 Wed3
バルサDFが相手に唾吐き行為? 一触即発状態も否定「彼に向けられたものではない」
バルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが、唾吐き行為を否定した。 6日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでバルセロナはアウェイでインテルと対戦した。 1stレグは撃ち合いの末に3-3のドロー。2ndレグはインテルが前半で2点のリードを奪った中、バルセロナが終盤にひっくり返し逆転。このまま勝利かと思われた中、インテルが土壇場で追いつくと、延長戦でインテルが勝ち越し、4-3でインテルが勝利を収め決勝に進出した。 問題のシーンはインテルが2-0とリードした後の場面。ハカン・チャルハノールがPKを成功させると、イニゴ・マルティネスがフランチェスコ・アチェルビに対して唾を吐くような姿が映像で残っていた。 アチェルビはゴールを祝う際、イニゴ・マルティネスの横で何かを叫んでいき、その際に唾を吐いたと見られる。 イニゴ・マルティネスはスペイン『エル・チリンギート』でこの件について言及。「アチェルビが僕の耳元でゴールを祝ったので、僕は怒りを覚えた。ただ、唾は彼に向けられたものではない」とコメント。「そうでなければ、退場ささせられていたはずだ」と、見解を示した。 この行為にアチェルビは怒りを見せ、イニゴ・マルティネスを指差して一触即発の状態に。ただ、この状況を主審のシモン・マルチニアク氏は見逃しており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も気が付かなかったようだ。 なお、欧州サッカー連盟(UEFA)とバルセロナはこの件についてはノーコメント。ただ、懲戒委員会がマッチコミッショナーらの報告書を精査し、何らかの処分が下される可能性はあるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】詰め寄る両者は一触即発状態</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Why Francesco Acerbi was furious with Inigo Martinez after Inter Milan penalty in win over Barcelona <a href="https://t.co/xdcbfw9gnM">https://t.co/xdcbfw9gnM</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1920032449091797265?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.07 21:45 Wed4
後世に残る名勝負を制したのはインテル、起死回生のアチェルビ同点弾から延長フラッテージ弾でバルセロナ撃破【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、インテルvsバルセロナが6日に行われ、延長戦の末に4-3でインテルが勝利した。この結果、2戦合計スコアを7-6としたインテルが決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを常に先行する展開の中、3-3で引き分けたインテルは、3日前のウノゼロ勝利としたエラス・ヴェローナ戦のスタメンからビセック以外の10選手を変更。1stレグで負傷交代したラウタロ・マルティネスが先発となった。 一方、週末にエル・クラシコを控えるバルセロナは、3日前の2-1で逆転勝利したバジャドリー戦のスタメンからペドリ以外の10選手を変更。負傷から戻ってきたレヴァンドフスキはベンチスタートとなった。 立ち上がりから圧力をかけたバルセロナはヤマル、エリック・ガルシアの右サイドを起点に打開を図る中、守勢のインテルはハイラインの裏を突くカウンターで応戦する展開に。 そんな中21分、インテルが試合を動かす。ダニ・オルモからボールを奪ってショートカウンターに転じると、ディマルコがスルーパス。ダンフリースがディフェンスライン裏へ抜け出し、ラストパスを並走していたラウタロが押し込んだ。 1stレグ同様に追う展開となったバルセロナが押し込む状況を続けると34分、エリック・ガルシアの右クロスにフェラン・トーレスがボレーで合わせる好機を演出。 対する守勢のインテルはスローインからムヒタリアン、チャルハノールが2度際どいシュートで牽制すると42分、PKを獲得。ムヒタリアンのスルーパスを受けたラウタロがボックス左に抜け出し、クバルシに倒された。直後はノーファウル判定だったもののVARが入り、PKとなった。これをチャルハノールが決めてインテルが2点をリードして前半を終えた。 迎えた後半も前がかるバルセロナが54分、1点差とする。マルティンが立て続けに左サイドからクロスを入れると、ファーサイドのエリック・ガルシアがボレーで叩き込んだ。 さらに57分、バルセロナが一気に追いつきかける。CKを跳ね返した流れのロングカウンターから3対2の状況を作り、マルティンの左クロスからエリック・ガルシアがシュートに持ち込んだが、ややコースが甘くなってしまったフィニッシュはGKゾマーのファインセーブに阻まれた。 それでも60分に追いつく。マルティンのアーリークロスをゴールエリア右に飛び込んだダニ・オルモがダイビングヘッドで押し込んだ。 1stレグ同様、2点差を追いついたバルセロナが押せ押せの展開とすると、68分にPKを獲得しかける。チャルハノールのバックパスがずれたところを狙ったヤマルがボックス内へ。ムヒタリアンに倒されて直後はPK判定となるもVARの末、ボックス外でのファウルとなりFKとなった。 ハーフコートゲームとするバルセロナは77分、ヤマルがコントロールミドルで逆転に迫るも、GKゾマーのファインセーブに阻まれた。両軍が延長戦を視野に入れつつあった中、終盤の87分にバルセロナが逆転の一撃。 ペドリのパスを受けたボックス左のハフィーニャがGK強襲のシュート。ルーズボールを自ら右足ボレーで狙うと、ゴール右に決まった。 2戦を通して初めてリードしたバルセロナは追加タイム3分、ヤマルがポスト直撃のシュートを浴びせて3-2で勝利するかと思われたが直後、インテルが起死回生の同点弾。パワープレーで上がっていたアチェルビがダンフリースの右クロスにダイレクトで合わせた。 1stレグ同様、圧巻の打ち合いで延長戦に突入した中、同前半9分にインテルが勝ち越し。ボックス右でテュラムがボールをキープ。タレミの落としを受けたフラッテージがシュートフェイントを入れた後、冷静な左足でのフィニッシュでネットを揺らした。 延長後半、ガビとビクトルを投入したバルセロナは開始2分にヤマルのクロスから後半終盤投入レヴァンドフスキのヘディングシュートでゴールに迫ったが、インテルも直後にフラッテージが5点目に迫るコントロールシュートで応戦。 延長後半9分にはヤマルがボックス右から絶妙なコントロールシュートを狙うも、GKゾマーのビッグセーブに阻まれ、3-4で無念の敗戦。3冠の夢が潰えた。 一方、バルセロナとの後世に残る名勝負を制したインテルは、準優勝した2シーズン前以来となる決勝進出を果たしている。 インテル 4-3 バルセロナ 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前21) ハカン・チャルハノール(前46)【PK】 フランチェスコ・アチェルビ(後48) ダビデ・フラッテージ(延前9) 【バルセロナ】 エリック・ガルシア(後9) ダニ・オルモ(後15) ハフィーニャ(後42) <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 06:39 Wed5