新体制バイエルン&ドルトら強豪が順当に2回戦進出! 町野修斗ゴールの日本人選手所属1部クラブも全突破【DFBポカール】

2024.08.20 06:12 Tue
バイエルンら強豪が順当に2回戦へ
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バイエルンら強豪が順当に2回戦へ
2024-25シーズンのDFBポカール1回戦が今週末に行われた。
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2023-24シーズンはブンデスリーガに続きレバークーゼンの優勝に終わったポカール。ドイツフットボール界に新シーズン開幕を告げる1回戦ではDFLスーパーカップを戦ったレバークーゼン、シュツットガルトの2カードを除く全試合が16日から19日の4日間で行われた。
例年では1部クラブの初戦敗退も目立つが、今季の1回戦では2部のヤーン・レーゲンスブルクに0-1で敗れたボーフムを除く15クラブが順当に2回戦進出を決めた。

ヴァンサン・コンパニヌリ・シャヒンといずれも新指揮官を迎えたバイエルンドルトムントはいずれも格下相手に4ゴールを奪って初陣を飾った。
また、町野修斗が1ゴールを挙げたホルシュタイン・キール佐野海舟のマインツや堂安律のフライブルク、奥川雅也のアウグスブルク、板倉滉福田師王のボルシアMGと日本人選手が所属する1部クラブも順当に勝ち上がっている。

なお、2回戦の組み合わせ抽選会は9月1日に実施され、試合は10月最終週の週末に開催予定だ。

◆DFBポカール1回戦

▽8/16(金)
ヴュルツブルガー・キッカーズ(4) 2-2(PK:3-5) ホッフェンハイム
ヴェーエン・ヴィースバーデン(3) 1-3 マインツ
ハレシャーFC(4) 2-3 ザンクト・パウリ
SSVウルム(2) 0-4 バイエルン

▽8/17(土)
ショット・マインツ(4) 0-2 グロイター・フュルト(2)
エルツゲビルゲ・アウエ(3) 1-3 ボルシアMG
グライフスヴァルトFC(4) 0-1 ウニオン・ベルリン
FC08フィリンゲン(5) 0-4 ハイデンハイム
ロートヴァイス・エッセン(3) 1-4 RBライプツィヒ
インゴルシュタット(3) 1-2 カイザースラウテルン(2)
VfRアーレン(4) 0-2 シャルケ(2)
オスナブリュック(3) 0-4 フライブルク
アレマニア・アーヘン(4) 2-3 ホルシュタイン・キール
アルミニア・ビーレフェルト(3) 2-0 ハノーファー(2)
フェーニクス・リューベック(4) 1-4 ドルトムント

▽8/18(日)
ヴィクトリア1889ベルリン(4) 1-4 アウグスブルク
ザールブリュッケン(3) 1-1(PK:3-5) ニュルンベルク(2)
テウトニア・オッテンセン(4) 1-3 ダルムシュタット(2)
ヤーン・レーゲンスブルク(2) 1-0 ボーフム
ブレーマーSV(4) 0-4 パーダーボルン(2)
ヒルデスハイム(5) 0-7 エルフェアスベルク(2)
SVザントハウゼン(3) 2-3 ケルン(2)
ハンザ・ロストック(3) 1-5 ヘルタ・ベルリン(2)
ディナモ・ドレスデン(3) 2-0 デュッセルドルフ(2)
シュポルトフロインデ・ロッテ(5) 0-5 カールスルーエ(2)
SVメッペン(4) 1-7 ハンブルガーSV(2)

▽8/19(月)
エネルギー・コットブス(3) 1-3 ブレーメン
TuSコブレンツ(4) 0-1 ヴォルフスブルク
キッカーズ・オッフェンバッハ(4) 2-1 マクデブルク(2)
ブラウンシュヴァイク(2) 1-4 フランクフルト

▽8/27(火)
プロイセン・ミュンスター(2) vs シュツットガルト

▽8/28(水)
カールツァイス・イェーナ(4) vs レバークーゼン

※()内の数字は所属カテゴリー

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シャビ・アロンソ監督の下で連覇を目指した今季、戦力面での大きな上積みなく臨んだ中、昨季のような勢いを出しきれない難しさを感じる序盤戦だった。CLとの過密日程による疲弊が最たる要因だったかと思われるが、昨季とは打って変わって終盤の失点で勝ち点を落とすような試合が目立ってしまった。それでもシーズンが進むにつれて昨季を彷彿とさせる勝負強さをしっかりと取り戻した辺りはシャビ・アロンソ監督の手腕の見事なところ。絶対的得点源のFWボニフェイスやFWアドリの長期離脱があってもカバーできてしまう選手層をシャビ・アロンソ監督が生み出しており、前半戦を終えて十分に連覇を狙える位置に付けている。 ◆CLでの不振とは裏腹に~4位ライプツィヒ(勝ち点30)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFダニ・オルモがバルセロナへ帰還した中、CLではまさかの6連敗と振るわなかったライプツィヒ。ただ、ブンデスリーガでは安定した力を示し、ここまで4位。来季のCL出場が元々現実的な目標だったためまずまずの結果だと言える。 ◆チェイス・アンリの進化に注目~5位シュツットガルト(勝ち点29)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヘーネス監督の手腕でCL出場を勝ち取ったシュツットガルト。ギラシーを始め、伊藤、DFアントンと主力が去ってしまった中、CLの負担も大きかったが、ブンデスリーガではここまで5位と十分な位置に付けている。そして、日本人としては過密日程によりトップチームデビューを飾ったDFチェイス・アンリの出番が劇的に増え、急速な進化を遂げている現状に感謝したいところ。後半戦もチェイス・アンリの成長から目が離せない。 ◆シャヒンを監督に昇格も~10位ドルトムント(勝ち点25)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アシスタントコーチだったシャヒンを監督に昇格させて迎えた新シーズン。ホームでは圧倒的な強さを見せ付けたが、アウェイで力を発揮できず勝ち点を伸ばしきれなかった。負傷がちだったFWギラシーもまだまだ本調子ではなく実力を発揮しきれていないが、後半戦で巻き返しとなるか。 ◆スキャンダル起こした佐野が名誉挽回の大活躍~日本人前半戦総括~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前には性スキャンダルを起こし、キャリア終焉の可能性まであったマインツのMF佐野海舟。しかしその佐野が前半戦を終えてブンデスリーガで最も活躍した日本人選手となったのは誰も予想できないことだった。今やマインツに欠かせない戦力として認識され、そればかりかブンデスリーガ屈指のボランチとしての評価も得ている。代表復帰の可能性は限りなく低いものと思われるが、ブンデスリーガで鍛錬を重ねることが裏切ってしまった人たちへの報いとなる。 ブンデスリーガで十分なキャリアを積んでいるフライブルクのMF堂安律、ボルシアMGのDF板倉滉に関しては昨季までと変わらない安定したプレーを継続。チームに欠かせない戦力としての地位を確立している。 また、チームと共に昇格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は開幕から6試合で4ゴールとスタートダッシュに成功。そこから10試合ゴールから見放されチーム共々低空飛行となったが、2024年最終戦のアウグスブルク戦で2ゴール2アシストの大活躍を見せた。 一方でブンデスリーガ初挑戦のボーフムMF三好康児はチーム共々苦戦。第10節レバークーゼン戦で初ゴールを記録したが、第14節ウニオン・ベルリン戦で一発退場するなど苦い前半戦となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWオマル・マーモウシュ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWサラーに次ぐエジプトから新たなスター選手が誕生の予感だ。昨季移籍したフランクフルトで点取り屋としての才能が開花し始めたマーモウシュ。昨季の12ゴールを既に上回り15ゴールを挙げている。抜群のスピードと打開力で単騎でゴールを奪えてしまう正にサラーのような存在。この活躍を受けてマンチェスター・シティが獲得に乗り出しているが、後半戦もフランクフルトで戦うことになるか。 ★最優秀監督 ◆ヴァンサン・コンパニ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季ブンデスリーガ12連覇を阻まれ、そのまま競争力が落ちても不思議ではなかった中、レバークーゼンを抑えて首位ターンができたのはコンパニ監督の手腕に他ならない。バーンリーではプレミアリーグ昇格に成功したものの、残留を果たせなかった中、メガクラブのバイエルンでここまで十分な手腕を発揮している。 【期待以上】 ★チーム ◆フランクフルト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム最大の武器となったマーモウシュを存分に生かす堅守速攻スタイルで躍進。父のクラウス・トップメラー同様、ディノも名将への道を歩むことになりそうだ。 ★選手 FWヨナタン・ブルカルト(マインツ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケイン、マーモウシュに次ぐ12ゴールと覚醒。昨季8ゴール、2021-22シーズンに記録した11ゴールを既に更新し、佐野と共に躍進マインツを象徴する存在だ。 【期待外れ】 ★チーム ◆ドルトムント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 唯一FWバイノー=ギテンスが一人気を吐いていたが、バイエルン、レバークーゼンと共に優勝争いを繰り広げなければならない立ち位置の中、10位と低迷した。クラブのレジェンドであるシャヒン監督は今季終了まで持つか。 ★選手 ◆DF伊藤洋輝(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケガのため仕方ないところだが、期待が大きかったことも含めて苦渋の選出。全休となってしまった前半戦の鬱憤を晴らすべく後半戦は挽回としたい。 2025.01.16 18:00 Thu

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