レンジャーズがエバートン育ちのMFランドストラムを3年契約で獲得「ジェラードと仕事をするのは大きな魅力」
2021.07.05 22:55 Mon
レンジャーズは5日、シェフィールド・ユナイテッドのイングランド人MFジョン・ランドストラム(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。
フリートランスファーでの加入となり、2024年6月30日までの3年契約を結んだとのことだ。
ランドストラムはエバートンの下部組織出身。2011年7月にファーストチームへ昇格すると、ドンカスターやヨービル・タウン、レイトン・オリエント、ブラックプール、スカンソープ・ユナイテッドと下部リーグクラブへのレンタル移籍を経験した。
エバートンでは出場機会がないまま2015年8月にオックスフォード・ユナイテッドへと完全移籍すると、2017年7月にシェフィールド・ユナイテッドへと完全移籍する。
シェフィールド・ユナイテッドではレギュラーとしてプレー。プレミアリーグに昇格した2019-20シーズンはリーグ戦34試合に出場し5ゴール3アシストを記録。2020-21シーズンは28試合に出場し2アシストを記録したが、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格していた。
また「ここ数週間で彼と話をした時、彼の姿勢と野心に感銘を受けた。ジョンは勝者であり、成功に必要なことを知っている」と、人間性の部分も高く評価している。
ランドストラムはスコットランドで初のプレーとなるが「監督と話をした時、クラブを僕に売り込んだ。野心、ビジョン、意欲に驚かされた」とコメント。「スティーブン・ジェラード、ギャリー・マカリスター、そしてマイケル・ビールと仕事を共にするチャンスは大きな魅力だった」と、地元マージーサイドの英雄との仕事にも興奮を隠しきれない様子だ。
フリートランスファーでの加入となり、2024年6月30日までの3年契約を結んだとのことだ。
ランドストラムはエバートンの下部組織出身。2011年7月にファーストチームへ昇格すると、ドンカスターやヨービル・タウン、レイトン・オリエント、ブラックプール、スカンソープ・ユナイテッドと下部リーグクラブへのレンタル移籍を経験した。
シェフィールド・ユナイテッドではレギュラーとしてプレー。プレミアリーグに昇格した2019-20シーズンはリーグ戦34試合に出場し5ゴール3アシストを記録。2020-21シーズンは28試合に出場し2アシストを記録したが、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格していた。
世代別のイングランド代表歴のあるランドストラムについて、スティーブン・ジェラード監督は「以前から知っていた選手であり、我々のチームを強化してくれると信じている」とコメント。「プレミアリーグでプレーしたことのある彼は、テクニックとフィジカルで中盤を強化してくれる確かなクオリティがある」と評価した。
また「ここ数週間で彼と話をした時、彼の姿勢と野心に感銘を受けた。ジョンは勝者であり、成功に必要なことを知っている」と、人間性の部分も高く評価している。
ランドストラムはスコットランドで初のプレーとなるが「監督と話をした時、クラブを僕に売り込んだ。野心、ビジョン、意欲に驚かされた」とコメント。「スティーブン・ジェラード、ギャリー・マカリスター、そしてマイケル・ビールと仕事を共にするチャンスは大きな魅力だった」と、地元マージーサイドの英雄との仕事にも興奮を隠しきれない様子だ。
ジョン・ランドストラムの関連記事
レンジャーズの関連記事
記事をさがす
|
|
レンジャーズの人気記事ランキング
1
スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu2
ガスコイン無双!伝説の名手がレンジャーズで見せたハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元イングランド代表MFポール・ガスコイン氏がレンジャーズで決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆リーグ8連覇を決めるハットトリック<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJxcU9VbkZSTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ニューカッスルでデビューしたガスコイン氏は、トッテナムやラツィオでのプレーを経て1995年夏にスコットランドの強豪レンジャーズに加入。多くのタイトルを勝ち取った。 ピッチ外でのトラブルが多かったものの、抜群のフットボールセンスでイギリスの国民的英雄として人気を博したガスコイン氏だが、レンジャーズ時代の1996年4月28日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第35節のアバディーン戦では、圧巻のハットトリックを記録した。 まずは0-1とレンジャーズビハインドの22分、左コーナーキックからボックスの外でボールを受けたガスコインは、華麗なシザースと鋭いターンでDFを翻弄し、ボックス内に侵入。一気に加速してゴール左へ進むと、コースを切りに前に出てきたGKの頭上を越えるゴールを沈め、個人技で同点弾を決めた。 そのまま膠着状態が続き、迎えた82分、自陣で相手からボールを奪ったガスコインがドリブルを開始する。スピードに乗ったドリブルで相手陣内を縦断すると、相手選手2人に挟まれながらもボックス内に侵入し、勢いに乗ったままシュート。ゴール左にシュートが決まり、勝ち越しゴールとなった。 最後は87分、ボックス内でFWゴードン・デューリーが倒され、PKを獲得するとキッカーはガスコイン。落ち着いてゴール右下にシュートを流し込み、ハットトリックを達成した。 試合はそのまま3-1でレンジャーズが勝利。この勝利でリーグ優勝を決めたレンジャーズは、リーグ8連覇を達成している。 <span data-sg-movie-id="803" data-sg-movie-title="【ガスコイン無双!】伝説の名手が決めたハットトリック"></span> 2021.02.18 16:00 Thu3
EL観戦でトルコ遠征中のレンジャーズファンが死亡…車2台に轢かれて命を落とす
ヨーロッパリーグ(EL)でトルコのフェネルバフチェと対戦するレンジャーズ。イスタンブールでの試合前にファンが命を落としたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 6日にELラウンド16・1stレグを控えているレンジャーズ。アウェイでフェネルバフチェと対戦する。 報道によると、6日の早朝に男性ファンの1人が道路を横断中に車に轢かれると、2台目の車にも轢かれてしまったという。 レンジャーズはこの死亡事故を受けて声明を発表。「この非常に困難な時期に、クラブの全員が今、選手の家族や友人に心を寄せています」とお悔やみを申し、「我々はこの悲劇的な事件に関してトルコとイギリスの両当局と常に連絡を取り合っています」とした。 事故の詳細は不明だが、試合を観戦に訪れたファンが悲劇に遭ってしまったレンジャーズ。チームは結果で報いたいところだろう。 2025.03.06 22:30 Thu4
スコットランド名門がアンチェロッティ息子の新指揮官招へい目指す
レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(35)にレンジャーズがオファーを掲示しているようだ。 スコットランド屈指の名門は今年2月末にフィリップ・クレメント前監督を解任。以降は元キャプテンのバリー・ファーガソン氏を暫定指揮官に据えて、シーズン残りを戦っている。 この間に新シーズンに向けた指揮官の招へいに動いており、複数人をリストアップしたなか、カルロ・アンチェロッティ監督の息子であるイタリア人指導者の招へいを目指している。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、レンジャーズはダビデ氏の招へいに向けて2028年までの3年契約をオファーしているという。 父カルロは今季限りでのマドリー退任後にブラジル代表指揮官に就任することが決定。また、マドリーの新指揮官就任が決定的なシャビ・アロンソ氏は自身のスタッフを連れてくることが確実なため、ダビデ氏は新天地を求める可能性が高いとみられている。 パリ・サンジェルマン(PSG)やマドリーでフィットネスコーチを務めた後、2016年7月からはカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているダビデ氏。偉大な父親と共にバイエルンやナポリ、エバートン、マドリーで苦楽をともにしてきた。 戦術面に大きな影響を及ぼしている上、監督と選手の橋渡し役としてもドレッシングルームで重要な役割を担っている35歳のイタリア人指揮官に対しては、これまでもスタッド・ランスやレスター・シティ、エバートンといったクラブが招へいへの動きを見せていた。 2025.05.13 16:04 Tue5
