スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り
2025.04.24 18:40 Thu
レンジャーズが買収交渉を認めた
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。
セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。
長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。
近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。
「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」
レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。
セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。
長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。
「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」
「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」
レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。
レンジャーズの関連記事
スコティッシュ・プレミアシップの関連記事
|
レンジャーズの人気記事ランキング
1
紳士協定破りのゴールを決めたレンジャーズが無抵抗で同点ゴールを与える、なぜ最初のゴールを奪ったのか
13日に行われたスコティッシュ・カップ5回戦、レンジャーズvsパーティック・シッスルの一戦で珍しい場面があった。 スコットランド1部の強豪レンジャーズと2部のパーティックの試合は、序盤からパーティックが攻め込むと、34分に相手のハンドからPKを獲得。貴重な先制点を奪う。 負けられないレンジャーズは50分に同点に追い付き、65分にはPKを獲得するがこれを失敗。1-1で迎えた71分に事件が起きた。 相手陣内でボールを受けたマリク・ティルマンが倒され負傷。ピッチ内で倒れたため、レンジャーズはプレーを止めようとボールを外に出す。 再開後、パーティックはボールをレンジャーズサイドに戻すためにスローインからDFケビン・ホルトがロングキックを蹴ろうとしたが、さっきまで倒れていたティルマンが急襲。一気にボールを奪うと、そのまま相手GKもかわしてゴールネットを揺らした。 しかし、このプレーにパーティックの選手たちが激怒。ボールを返そうとしていた中で、そのボールを奪い、そのままゴールを決めたプレーがフェアプレー精神に反していると訴えていた。 レンジャーズのマイケル・ビール監督はパーティックに1点を与えることを選手たちに指示。大ブーイングの中でパーティックのスコット・ティフォニーが無抵抗のレンジャーズゴールに決めて同点。2-2となった試合は、86分にレンジャーズが決勝ゴールをマーク。波乱の一戦でなんとか勝利を収めた。 なお、ビール監督は試合後に事情を説明。ピッチに倒れていたティルマンはスローインになった経緯を知らないままゴールを奪っていたようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えている。 「マリクが怪我をして、私たちはボールを外に出した。マリクはピッチに倒れていてそのことに気が付いていなかった。彼が起き上がるころには相手のスローインになっていて、レフェリーに向かって『どうしてスローインなんだ』というように手をあげながら、教えた通りにプレスをかけにいったんだ」 「彼は何が起こったのか。状況を全く理解していなかった。私はベンチで彼らが見たものがそうだったかを確認するために話しかける必要があった。マリクと話したらそのことを確認してくれた。だから同点にすることは正しいことだったんだ。なぜならマリクは素晴らしい若手選手であり、私は彼に恥じてもらいたくなかったんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】物議醸したゴール、そして同点ゴールを献上するまでの一部始終</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8UBvfGwjMlM";var video_start = 345;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.14 19:45 Tue2
“ルーマニアの英雄”ハジ氏の息子・ヤニスがアラベスにレンタル移籍…レンジャーズでは98試合16ゴール
アラベスは27日、レンジャーズのルーマニア代表MFヤニス・ハジ(24)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ハジはその名の通りルーマニアの英雄であるゲオルゲ・ハジ氏の息子。フィオレンティーナや父が作ったルーマニアのヴィトルル、ヘンクなどでプレー。2020年1月にレンジャーズへレンタル移籍で加入した。 2020年7月には完全移籍。レンジャーズでは3シーズン半を過ごし、公式戦98試合に出場し16ゴール21アシストを記録していた。 ルーマニア代表としても26試合に出場し2ゴールを記録。トップ下やウイングなど攻撃のポジションを務めており、昇格組のアラベスの原動力になれるか注目だ。 2023.08.27 23:05 Sun3
アル・イテファクと契約解除のスティーブン・ジェラード氏…次なる職場は古巣となる可能性も?
アル・イテファクを退任し現在フリーのスティーブン・ジェラード氏(44)に、古巣復帰の可能性があるようだ。 選手時代はリバプールのレジェンドとして絶大な人気を誇り、現役引退後は指導者の道を歩み始めたジェラード氏。レンジャーズではセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど評価を高めたが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは、2シーズン目に成績不振を原因として解任された。 その後、2023年7月からサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクで再スタートを切ることになったジェラード氏。しかし、55試合で指揮するも19勝16分け20敗と負け越しの形となっており、今シーズンもここまで17試合を終えて12位(18チーム)に低迷すると、先月に契約解除が発表されていた。 指導者キャリアは停滞気味のジェラード氏だが、イギリス『リバプール・エコー』によると、古巣レンジャーズに復帰する可能性あるとのこと。クラブは先週末に行われたスコティッシュカップで下部リーグのクイーンズ・パークFCに敗北しており、リーグ戦でも首位セルティックに大差をつけられていることから、フィリップ・クレメント監督の地位が危ぶまれている。 仮にクレメント監督解任となった場合に、後任としてジェラード氏の名前が浮上。クラブのレジェンドであるアリー・マッコイスト氏も、ジェラード氏復帰の可能性について言及している。 「スティーブン・ジェラードがアイブロックスに戻ってきても驚かない。彼は獲得したリーグタイトルのおかげで、サポーターから非常に高い評価を受けているのは明らかだ。そして次の仕事は彼にとって、極めて重要なものになるだろう」 2025.02.11 13:20 Tue4
顔面とスパイクの裏が正面衝突… ELで危険タックルを受け負傷交代したGKの顔面が痛々し過ぎる…
ヨーロッパリーグ(EL)で生まれた超危険タックルが注目を浴びている。 ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の2ndレグが18日に開催され、ベスト8進出チームが決定。スコットランドの新王者レンジャーズは、チェコ王者のスラビア・プラハと対戦したが、退場者2人を出すなど荒れた展開となり、0-2と敗北した末にベスト16敗退となった。 試合内容もさることながら、超危険タックルにより1人目の退場者となったFWケマル・ルーフェのプレーが注目を浴びてしまっている。 0-1とレンジャーズビハインドの55分に途中交代で出場を果たしたルーフェだったが、気合いが入りすぎてしまったのか、交代7分後の62分、ボックス内で味方のパスを受けようとし、足を高く上げた状態のまま相手GKオンドレイ・コラージュと交錯。結果的に顔面とスパイクの裏が正面衝突してしまい、顔面を強打したコラージュは担架に乗って負傷退場する大ケガを負ってしまった。 試合後に危険タックルを受けたコラージュの痛々しい顔面の画像がSNS上で公開されると、バックりと切れた額や目の下の深い切り傷に「レッドどころじゃなく暴行だろ」といった声が寄せられた。 もちろんルーフェは一発レッドで退場。先日には10シーズンぶりのリーグ優勝に沸いたレンジャーズだったが、思わぬところで悪い注目を浴びてしまった。 <span class="paragraph-title">◆コラージュの顔面に刻まれた痛々しい傷痕…</span><span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Rangers forward Kemar Roofe was sent off for this challenge on Slavia Prague goalkeeper Ondrej Kolar, who had to be stretchered off the field. <a href="https://t.co/4d77e1vN3z">pic.twitter.com/4d77e1vN3z</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1372677382654545920?ref_src=twsrc%5Etfw">March 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.03.19 12:15 Fri5