首位バルセロナは土壇場被弾で痛恨ドロー…レヴィ&フェラン弾も2度のリード守れず【ラ・リーガ】
2024.12.08 02:31 Sun
【動画】鮮やかな右での崩しからレヴァンドフスキが先制弾
完璧な連携からレヴィが先制弾
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) December 7, 2024
今季ラ・リーガ16ゴール目
ラ・リーガ 第16節 #ベティス v #バルセロナ
https://t.co/RQUF2JreQA pic.twitter.com/Q1iEgV763D
PR
PR
1
2
ラミン・ヤマル
ハフィーニャ
フェラン・トーレス
ダニ・オルモ
チミ・アビラ
フレンキー・デ・ヨング
ヴィトール・ロッキ
パウ・ビクトル
アサネ・ディアオ
ジオバニ・ロ・チェルソ
ロベルト・レヴァンドフスキ
バルセロナ
レアル・ベティス
ラ・リーガ
ラミン・ヤマルの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
【編集部のオススメ】
ラミン・ヤマルの人気記事ランキング
1
今季20度目の4ゴール以上、圧倒的な攻撃力にフリック監督は「常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところ」と自賛
バルセロナのハンジ・フリック監督が30日にホームで行われ、4-1で快勝したラ・リーガ第29節ジローナ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク明けの3日前に行われた延期試合オサスナ戦を3-0で快勝して首位をキープしたバルセロナ。厳しい日程の中で迎えたジローナ戦、ハーフタイム間際の43分にFWラミン・ヤマルのFKが相手のオウンゴールを誘って先制した。 後半序盤に同点とされたバルセロナだったが、主砲FWロベルト・レヴァンドフスキが2ゴールを挙げて勝ち越すと、最後は好調FWフェラン・トーレスがダメ押しの4点目を挙げて快勝とし、2位レアル・マドリーとの3ポイント差を堅持した。 今季バルセロナは公式戦45試合のうち、実に20試合で4ゴール以上をマーク。圧倒的な破壊力を見せ付けているが、フリック監督は自らが率いるチームを自賛した。 「我々の考えは常に攻撃し、チャンスを作り出すこと。ゴールを決められる可能性があるなら常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところだ。選手たちは常にゴールを決めたいと思っている」 「カウンターではストライカーだけでなく攻撃的MF、そしてフレンキー・デ・ヨングも90m近く走っていた。これがチームのメンタリティ、姿勢を示している。いつもより多くのゴールが見られて皆喜んでいると思うし、ファンもそうだろう。今は皆が幸せだ」 そしてドブレーテを決めて今季の公式戦ゴール数を38とし、ラ・リーガでは2位のレアル・マドリーFWキリアン・ムバッペに3点差を付けての25に伸ばしているレヴァンドフスキについては次のように話した。 「これは良いことだし、だからこそ彼が必要なんだ。彼がピチーチを勝ち取りたいと思っているのはわかっているし、今日2ゴールを決めてくれたのはとても嬉しい。だが、私がいつも言っているように重要なのはチームだ。我々が勝ち続けてゴールを決めれば彼がピチーチを獲得する可能性はもっと高まるだろう」 2025.03.31 09:15 Mon2
バルサが9連勝で首位堅持! レヴァンドフスキのドブレーテなど昨季屈辱味わったジローナにリベンジのダブル達成【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第29節、バルセロナvsジローナが30日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-1で快勝した。 首位のバルセロナは前節、アトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、4-2で逆転勝利。続く延期分のオサスナ戦は代表戦明け直後の27日という異例のタイミングでの開催となったが、3-0の完勝。リーグ連勝を「8」に伸ばした。 週明け2日にはコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアトレティコ戦を控えるなか、今節は13位ジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨んだ。ハンジ・フリック監督は中2日の一戦に向け先発4人を変更。バルデとフレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモ、フェラン・トーレスに代えてアラウホ、マルティン、フェルミン・ロペス、レヴァンドフスキを起用した。 立ち上がりから攻勢を仕掛けるバルセロナ。開始4分には左のポケットに侵入したガビの折り返しをボックス中央に走り込んだフェルミンがダイレクトで合わせてファーストシュートを記録する。 以降も畳みかけると、中央での個人・コンビネーションで鮮やかにプレスをかいくぐり、前線のフェルミンやレヴァンドフスキが積極的に足を振ってGKガッサニーガに好守を強いる。8分にはボックス付近の際どい接触プレーでフェルミンが倒されると、PK獲得の可能性もあったが最終的にお咎めなしの判定に。 試合序盤の先制点には至らずも、以降も攻守両面でジローナを圧倒し続けるバルセロナ。ラミン・ヤマルやペドリが質的優位をもたらし、厚みのある攻撃を継続していく。ただ、最後のところで体を張る相手の守備を最後のところで崩し切れない。 焦れずに相手に攻撃の機会を与えずにハーフコートゲームを展開するなか、前半終了間際に意外な形から先制点が生まれる。44分、相手陣内右サイドのボックス付近で得たFKの場面でキッカーのヤマルが左足インスウィングで低弾道の速いボールを入れる。これがゴール前のDFクレイチの左手に当たって大きくコースが変わってニア下に吸い込まれた。 1点リードで試合を折り返したバルセロナは後半も相手を押し込んで追加点に迫る良い入りを見せた。だが、53分には自陣でのビルドアップで縦パスを引っかけられると、ブリントのスルーパスでボックス左に抜け出したダンジュマに右足シュートをゴール右隅に流し込まれた。 一瞬の隙を突かれて同点に追い付かれたブラウグラナはすぐさま攻勢を強めていく。60分にはエリック・ガルシアが狙いすました右足ミドルシュートを枠の右へ飛ばすが、これは惜しくもポストを叩いた。 だが、直後の61分には左サイドでの崩しからボックス左のガビが浮き球のクロスを入れると、ファーでフェルミンが頭で折り返したボールをゴール前に飛び込んだレヴァンドフスキがアクロバティックな形で左足に当てると、GKガッサニーガの股間を抜けたシュートがゴールネットを揺らし、エースの2試合連続ゴールで勝ち越した。 この展開を受けてフリック監督はガビとフェルミンを下げてデ・ヨング、フェランを同時投入。トドメの3点目を狙いつつ、ゲームコントロールとともに週明けのアトレティコ戦を意識した戦い方にシフトした。 すると、この交代策が見事に嵌った。77分、中盤でアラウホからの縦パスを引き取ったデ・ヨングが鮮やかなターンでDFをかわして一気に中央を持ち上がってボックス左のレヴァンドフスキにラストパス。ここでややトラップが足元に入ったが、百戦錬磨のストライカーは冷静にゴール右下隅へシュートを流し込み、ドブレーテを達成した。 さらに、攻撃の手を緩めないホームチームは86分、マルティンが相手陣内左サイドで正確なグラウンダーの折り返しを入れると、ボックス中央に走り込んだフェランがうまく足元で収めてすかさず左足シュートをゴール右隅に流し込み、3試合連続ゴールとした。 その後、ヤマルとバルデが決定機を決め切れずにマニータ達成とはならなかったが、昨季屈辱を味わったジローナ相手にリベンジのシーズンダブルを決めたバルセロナがリーグ9連勝で首位堅持。週明けのアトレティコ戦へ弾みを付けた。 バルセロナ 4-1 ジローナ 【バルセロナ】 オウンゴール(前44) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16、後32) フェラン・トーレス(後41) 【ジローナ】 アルノー・ダンジュマ(後8) 2025.03.31 01:25 Mon3
敵地でアトレティコ撃破のバルセロナがマドリー待つ決勝進出! 殊勲フェランが公式戦4連発【コパ・デル・レイ】
コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが2日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利。この結果、2戦合計4-5としたバルセロナの決勝進出が決まった。 ホームでの1sレグを壮絶な4-4のドローで終えたバルセロナ。直近のリーグ戦ではジローナとの自治州ダービーを4-1で快勝し、リーグ9連勝と好調を維持したなかで敵地での大一番に臨んだ。フリック監督はこの一戦で先発5人を変更。クバルシ、バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャらが復帰した一方、レヴァンドフスキに代えてフェラン・トーレスを1トップに配置した。 一方、敵地で粘り強く戦ってドローに持ち込んでホーム開催の2ndレグを迎えたアトレティコ。ただ、リーグ戦では直近のエスパニョール戦で格下相手に痛恨の1-1のドロー。不振が続く。この大一番では先発5人を変更し、GKをムッソに入れ替えたほか、アルバレスやデ・パウル、ヒメネスらが復帰した。 立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられるなか、開始6分には流れを左右するインシデントが発生。アスピリクエタがハフィーニャのふくらはぎ付近に足裏を見せたアフターチャージを見舞うと、これがオンフィールド・レビューの対象に。ただ、主審は当初の判定通りにイエローカードにとどめた。 時間の経過とともに押し込む形となったバルセロナは、ラミン・ヤマルのミドルシュートやクンデのボックス内への侵入からのシュートと際どい場面を創出。 すると、27分にはボックス手前右でボールを持ったヤマルが絶妙な斜めのスルーパスを通すと、これに完璧なタイミングで飛び出したフェランがGKムッソの寄せ切られる寸前で右足シュートを流し込み、公式戦4試合連続ゴールとした。 これで2戦合計スコアで勝ち越したアウェイチームは完全にリズムに乗ってホームチームを攻め立てると、39分には再びヤマルのお膳立てからボックス左に抜け出したハフィーニャにビッグチャンスが舞い込むが、ここはGKムッソの好守に阻まれて2点目とはならず。 辛くも2失点目は回避も、前半はほぼ攻撃の形を作れなかったアトレティコはハーフタイムに3枚替えを敢行。ヘイニウドとジュリアーノ・シメオネ、アスピリクエタを下げてラングレ、ガラン、セルロートを投入。後半はハッキリと5バックの形に変更した。 この変更によって押し込む展開に持ち込むと、バルサキラーのセルロートが幾度となくゴールへ迫るが、オフサイドやバルセロナの好守に阻まれて同点ゴールとはならず。 一方、バルセロナは58分、クバルシとフェルミン・ロペスを下げてアラウホ、エリック・ガルシアを投入。守備の強度を高めると、74分には殊勲のフェランを下げてレヴァンドフスキを投入。前線でタメを作れる選手の投入で追加点を意識しつつ、逃げ切りを図る。 後半終盤にかけては追加点こそ奪えずも、ボールを保持しながら時計を進めるバルセロナが安定したゲームクローズを見せると、後半アディショナルタイムのアトレティコの決死のセットプレーも撥ね返してウノセロ勝利。 この結果、2戦合計5-4で激闘を制したバルセロナがレアル・マドリーが待つ決勝進出を決定。4月26日に行われるファイナルは激戦必至のコパ・クラシコとなった。 アトレティコ・マドリー 0-1(AGG:4-5) バルセロナ 【バルセロナ】 フェラン・トーレス(前27) 2025.04.03 06:40 Thu4
3冠に迫るバルセロナ、フリック監督は浮き足立たず「次の試合はベティスだ。一瞬で全てが変わる可能性がある」
バルセロナのハンジ・フリック監督が2日にアウェイで行われ、1-0で勝利したコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアトレティコ・マドリー戦後にコメントした。 ホームでの1stレグを壮絶な4-4の打ち合いで終えていた中、バルセロナは27分にFWラミン・ヤマルのスルーパスから好調FWフェラン・トーレスのゴールで先制。これが決勝点となってバルセロナがレアル・マドリーの待つ決勝に進出した。 首位に立つラ・リーガ、ベスト8に残っているチャンピオンズリーグ、そしてコパ・デル・レイ決勝進出と、主要3冠が見えてきたバルセロナだが、フリック監督は全く浮き足立っていない。 「皆が決勝について話したがるのはわかる。クラシコだからね。それは理解できる。だが、私は過去や未来に生きているわけではないし、今の我々の焦点はラ・リーガの次の対戦相手であるベティスにある。クラシコは素晴らしいが、それまでに多くの試合をこなさなければならない。私にとってはクラシコよりそれらの試合が重要だ。確かに我々は素晴らしい瞬間を迎えている。しかし、私は長くこの業界に携わってきた。一瞬で全てが変わる可能性があることを知っている。だから集中し続ける必要がある。夢を見ることは許されているが、まずはその夢を持ち続けるために懸命に努力しなければならない」 2025.04.03 10:00 Thu5
「天才だ」圧巻ドリブル突破&決勝点アシストのヤマルをフリック監督絶賛、首位レアルの敗戦には「3ポイントが非常に重要だった」
バルセロナのハンジ・フリック監督がアラベス戦の勝利を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。 先日行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦はドローで終えるも、ラウンド16へストレートインとなったバルセロナ。続く2日のラ・リーガ第22節では、アラベスをホームに迎えた。 序盤からスペイン代表MFガビが脳震とうでベンチに下がるアクシデントもあったバルセロナは、こじ開けられずゴールレスで前半終了。それでも61分、スペイン代表FWラミン・ヤマルのボレーでの折り返しにポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが合わせ、そのまま1-0で逃げ切った。 リーグ戦2連勝を掴んだものの、「難しい試合だった。ハードワークが求められた」と振り返るフリック監督。そんな一戦を制し、今節敗れた首位レアル・マドリーや2位アトレティコ・マドリーにプレッシャーをかけられたことを喜んだ。 「昨日のマドリーの結果を考えると、3ポイントを獲得することが非常に重要だった」 「攻撃すべきスペース、ポジションの保ち方、良い連携やショートパスの見つけ方を彼らに示すことができた。後半はずっと良くなった」 また、アラベスのアルゼンチン人MF トマス・コネクニーとの接触がありピッチを去ったガビにも言及。「ドクターの判断であり、ガビや私の判断ではない。プレーを続けることはできなかったし、その判断を尊重しなければならない」と述べつつ、「彼は大丈夫だ。それが良いニュースだ」と話している。 さらに、次々に相手DFを抜き去る圧巻のドリブルを見せ、決勝点もアシストしたヤマルにも触れた指揮官。その能力の高さを手放しに称賛した。 「これが彼の実力だ。今日は非常に良い姿が見られたし、チームにいてくれるのは素晴らしいことだ」 「(リオネル・メッシやディエゴ・マラドーナとの比較は)あまり好きではない。ラミンは素晴らしい選手で天才だ。いくつかのプレーでやったことは信じられないほどのものだった。彼がバルセロナでプレーしていることをとても嬉しく思う」 「17歳にしてどの試合でとてもよくやっている。対戦相手も簡単ではない。私はこの子が大好きだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが驚異的ドリブル披露! バルセロナvsアラベス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="EkYmtp2QGwc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 18:55 Monバルセロナの人気記事ランキング
1
バルセロナの状況一変、ダニ・オルモ&パウ・ビクトルの登録を国が認めることに! ラ・リーガやRFEFに対して「権限を持っていないことは明白」と判決
国立スポーツ評議会(CSD)は3日、バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの登録を認める判決を出した。 慢性的な財政難に陥っているバルセロナ。移籍市場が開くたびに選手のサラリーキャップの問題が発生。問題が解決しない中でも補強を繰り返し、選手を登録できないという事態が近年は発生している。 今シーズンも例外ではなく問題が発生。2024年12月31日までにファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題を解決できていないとして、ダニ・オルモとパウ・ビクトルの1月からの登録抹消が発表されていた。 しかし、バルセロナはCSDへ異議申し立てを行い、暫定的に登録を認めさせることに成功。バルセロナは改修中のカンプ・ノウのVIP席の475席を1億ユーロ(約161億9000万円)で販売したことを発表したが、スペインサッカー連盟(RFEF)とラ・リーガはこれを認めず、ダニ・オルモとパウ・ビクトルの登録を認めないことを決定した。 また、ラ・リーガは2日にバルセロナに対して厳しい声明を発表。「FCバルセロナは、2024年12月31日または2025年1月3日時点、また現在も、ダニ・オルモとパウ・ビクトルを登録するための「フェアプレー」として公に知られているプラスの残高または登録能力を持っていない」としていたが、バルセロナはこれに反発。CSDに委ねた中、バルセロナが勝利することとなった。 CSDは「この手続きを通じて、また当事者の主張を考慮した上で、監視委員会はFCバルセロナが要求した以前のビザやライセンスについて決定する権限がないことは明白かつ議論の余地なく立証された」とすることに。そもそも、バルセロナに対してライセンスを取り消す権利をラ・リーガ、RFEFが持っていないと結論づけた。ただ、ラ・リーガはこの決定に対して、裁判所へ上訴することが可能となっている。 バルセロナも今回の決定を受けて声明を発表。CSDの判決を喜んだ。 「国立スポーツ評議会(CSD)は木曜日、サッカー選手のダニ・オルモとパウ・ビクトル、およびFCバルセロナが1月7日に提出した控訴を支持し、RFEFとラ・リーガの調整協定の監視委員会の合意を無効にした」 「CSDの決議によると、『当事者の主張を考慮した後、この手続きを通じて、監視委員会が以前のライセンスとFCバルセロナが要求したライセンスを決定する能力がなかったことは明確かつ議論の余地なく立証された』とのことだ」 2025.04.03 23:22 Thu2
強引なダニ・オルモとパウ・ビクトルの登録に待った、ラ・リーガがバルセロナのサラリーキャップに声明「現在も登録能力は持っていない」
ラ・リーガは2日、バルセロナのサラリーキャップに関して上限を引き下げることを発表した。 慢性的な財政難に陥っているバルセロナ。移籍市場が開くたびに選手のサラリーキャップの問題が発生。問題が解決しない中でも補強を繰り返し、選手を登録できないという事態が近年は発生している。 今シーズンも例外ではなく、スペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの登録に問題が発生。2024年12月31日までにファイナンシャルフェアプレーの問題を解決できていないとして、1月からの登録抹消が発表されていた。 しかし、バルセロナは国立スポーツ評議会(CSD)へ異議申し立てを行い、暫定的に登録を認めさせることに成功していた。 バルセロナは改修中のカンプ・ノウのVIP席の475席を1億ユーロ(約161億9000万円)で販売したことを発表。投資家のフォルタ・アドバイザーズとニュー・エラ・ビジョナリー・グループは、この取引ですでに5700万ユーロ(約92億3000万円)をバルセロナに支払っているとしていたが、バルセロナが会計に含めなかったことを受け、ラ・リーガはこれを認めず、ダニ・オルモとパウ・ビクトルの登録を認めないことを決定した。 また、ラ・リーガはバルセロナに厳しい声明を発表。「FCバルセロナは、2024年12月31日または2025年1月3日時点、また現在も、ダニ・オルモとパウ・ビクトルを登録するための「フェアプレー」として公に知られているプラスの残高または登録能力を持っていない」とした。 これにより、バルセロナはサラリーキャップの上限が大幅に削減され、夏の補強に大きな打撃が。選手の売却に動く必要が出てくることとなるが、これは今に始まった問題ではなく、バルセロナはクラブの方針を正す時が来たのかもしれない。 2025.04.02 23:40 Wed3
今季20度目の4ゴール以上、圧倒的な攻撃力にフリック監督は「常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところ」と自賛
バルセロナのハンジ・フリック監督が30日にホームで行われ、4-1で快勝したラ・リーガ第29節ジローナ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク明けの3日前に行われた延期試合オサスナ戦を3-0で快勝して首位をキープしたバルセロナ。厳しい日程の中で迎えたジローナ戦、ハーフタイム間際の43分にFWラミン・ヤマルのFKが相手のオウンゴールを誘って先制した。 後半序盤に同点とされたバルセロナだったが、主砲FWロベルト・レヴァンドフスキが2ゴールを挙げて勝ち越すと、最後は好調FWフェラン・トーレスがダメ押しの4点目を挙げて快勝とし、2位レアル・マドリーとの3ポイント差を堅持した。 今季バルセロナは公式戦45試合のうち、実に20試合で4ゴール以上をマーク。圧倒的な破壊力を見せ付けているが、フリック監督は自らが率いるチームを自賛した。 「我々の考えは常に攻撃し、チャンスを作り出すこと。ゴールを決められる可能性があるなら常にゴールを狙っている。私のチームの本当に好きなところだ。選手たちは常にゴールを決めたいと思っている」 「カウンターではストライカーだけでなく攻撃的MF、そしてフレンキー・デ・ヨングも90m近く走っていた。これがチームのメンタリティ、姿勢を示している。いつもより多くのゴールが見られて皆喜んでいると思うし、ファンもそうだろう。今は皆が幸せだ」 そしてドブレーテを決めて今季の公式戦ゴール数を38とし、ラ・リーガでは2位のレアル・マドリーFWキリアン・ムバッペに3点差を付けての25に伸ばしているレヴァンドフスキについては次のように話した。 「これは良いことだし、だからこそ彼が必要なんだ。彼がピチーチを勝ち取りたいと思っているのはわかっているし、今日2ゴールを決めてくれたのはとても嬉しい。だが、私がいつも言っているように重要なのはチームだ。我々が勝ち続けてゴールを決めれば彼がピチーチを獲得する可能性はもっと高まるだろう」 2025.03.31 09:15 Mon4
バルサが9連勝で首位堅持! レヴァンドフスキのドブレーテなど昨季屈辱味わったジローナにリベンジのダブル達成【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第29節、バルセロナvsジローナが30日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-1で快勝した。 首位のバルセロナは前節、アトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、4-2で逆転勝利。続く延期分のオサスナ戦は代表戦明け直後の27日という異例のタイミングでの開催となったが、3-0の完勝。リーグ連勝を「8」に伸ばした。 週明け2日にはコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのアトレティコ戦を控えるなか、今節は13位ジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨んだ。ハンジ・フリック監督は中2日の一戦に向け先発4人を変更。バルデとフレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモ、フェラン・トーレスに代えてアラウホ、マルティン、フェルミン・ロペス、レヴァンドフスキを起用した。 立ち上がりから攻勢を仕掛けるバルセロナ。開始4分には左のポケットに侵入したガビの折り返しをボックス中央に走り込んだフェルミンがダイレクトで合わせてファーストシュートを記録する。 以降も畳みかけると、中央での個人・コンビネーションで鮮やかにプレスをかいくぐり、前線のフェルミンやレヴァンドフスキが積極的に足を振ってGKガッサニーガに好守を強いる。8分にはボックス付近の際どい接触プレーでフェルミンが倒されると、PK獲得の可能性もあったが最終的にお咎めなしの判定に。 試合序盤の先制点には至らずも、以降も攻守両面でジローナを圧倒し続けるバルセロナ。ラミン・ヤマルやペドリが質的優位をもたらし、厚みのある攻撃を継続していく。ただ、最後のところで体を張る相手の守備を最後のところで崩し切れない。 焦れずに相手に攻撃の機会を与えずにハーフコートゲームを展開するなか、前半終了間際に意外な形から先制点が生まれる。44分、相手陣内右サイドのボックス付近で得たFKの場面でキッカーのヤマルが左足インスウィングで低弾道の速いボールを入れる。これがゴール前のDFクレイチの左手に当たって大きくコースが変わってニア下に吸い込まれた。 1点リードで試合を折り返したバルセロナは後半も相手を押し込んで追加点に迫る良い入りを見せた。だが、53分には自陣でのビルドアップで縦パスを引っかけられると、ブリントのスルーパスでボックス左に抜け出したダンジュマに右足シュートをゴール右隅に流し込まれた。 一瞬の隙を突かれて同点に追い付かれたブラウグラナはすぐさま攻勢を強めていく。60分にはエリック・ガルシアが狙いすました右足ミドルシュートを枠の右へ飛ばすが、これは惜しくもポストを叩いた。 だが、直後の61分には左サイドでの崩しからボックス左のガビが浮き球のクロスを入れると、ファーでフェルミンが頭で折り返したボールをゴール前に飛び込んだレヴァンドフスキがアクロバティックな形で左足に当てると、GKガッサニーガの股間を抜けたシュートがゴールネットを揺らし、エースの2試合連続ゴールで勝ち越した。 この展開を受けてフリック監督はガビとフェルミンを下げてデ・ヨング、フェランを同時投入。トドメの3点目を狙いつつ、ゲームコントロールとともに週明けのアトレティコ戦を意識した戦い方にシフトした。 すると、この交代策が見事に嵌った。77分、中盤でアラウホからの縦パスを引き取ったデ・ヨングが鮮やかなターンでDFをかわして一気に中央を持ち上がってボックス左のレヴァンドフスキにラストパス。ここでややトラップが足元に入ったが、百戦錬磨のストライカーは冷静にゴール右下隅へシュートを流し込み、ドブレーテを達成した。 さらに、攻撃の手を緩めないホームチームは86分、マルティンが相手陣内左サイドで正確なグラウンダーの折り返しを入れると、ボックス中央に走り込んだフェランがうまく足元で収めてすかさず左足シュートをゴール右隅に流し込み、3試合連続ゴールとした。 その後、ヤマルとバルデが決定機を決め切れずにマニータ達成とはならなかったが、昨季屈辱を味わったジローナ相手にリベンジのシーズンダブルを決めたバルセロナがリーグ9連勝で首位堅持。週明けのアトレティコ戦へ弾みを付けた。 バルセロナ 4-1 ジローナ 【バルセロナ】 オウンゴール(前44) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16、後32) フェラン・トーレス(後41) 【ジローナ】 アルノー・ダンジュマ(後8) 2025.03.31 01:25 Mon5