久保建英のソシエダはミッティラン、町田浩樹のサン=ジロワーズはアヤックスと対戦! ローマvsポルトもプレーオフで実現【EL】

2025.01.31 21:30 Fri
EL決勝トーナメント
©超ワールドサッカー
EL決勝トーナメント
31日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズのプレーオフ抽選会が行われた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に、今シーズンから大きくフォーマットが変更となったEL。36チームが参加し、8試合を別の相手と対戦。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位までがプレーオフを実施。残りの8チームを決めることとなる。

プレーオフには、日本人選手所属クラブが全て入り、10位にFW後藤啓介アンデルレヒト、13位にMF久保建英レアル・ソシエダ、19位にDF毎熊晟矢AZ、21位にDF町田浩樹ユニオン・サン=ジロワーズが入った。
その他、ローマ(15位)やアヤックス(12位)、ガラタサライ(14位)、ポルト(18位)、フェネルバフチェ(24位)などもプレーオフに臨むこととなる。

久保のソシエダはミッティラン(20位)と、毎熊のAZはガラタサライ(14位)と対戦。町田のサン=ジロワーズはアヤックス(12位)、後藤のアンデルレヒトはフェネルバフチェ(24位)と対戦することが決まった。
また、ローマはポルトと対戦。強豪同士がプレーオフで激突する。

なお、試合は2月13日に1stレグ、同20日に2ndレグが開催。その後にラウンド16以降の抽選会が行われる。

◆ELプレーオフ対戦カード


[1]フェレンツヴァーロシュ(17位) vs ヴィクトリア・プルゼニ(16位)
[2]トゥベンテ(23位) vs ボデ/グリムト(9位)
[3]ユニオン・サン=ジロワーズ(21位) vs アヤックス(12位)
[4]AZ(19位) vs ガラタサライ(14位)
[5]ポルト(18位) vs ローマ(15位)
[6]フェネルバフチェ(24位) vs アンデルレヒト(10位)
[7]PAOK(22位) vs FCSB(11位)
[8]ミッティラン(20位) vs レアル・ソシエダ(13位)

◆EL ラウンド16対戦カード


[1]の勝者 vs ラツィオ(1位)/アスレティック・ビルバオ(2位)
[2]の勝者 vs オリンピアコス(7位)/レンジャーズ(8位)
[3]の勝者 vs フランクフルト(5位)/リヨン(6位)
[4]の勝者 vs マンチェスター・ユナイテッド(3位)/トッテナム(4位)
[5]の勝者 vs ラツィオ(1位)/アスレティック・ビルバオ(2位)
[6]の勝者 vs オリンピアコス(7位)/レンジャーズ(8位)
[7]の勝者 vs フランクフルト(5位)/リヨン(6位)
[8]の勝者 vs マンチェスター・ユナイテッド(3位)/トッテナム(4位)




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低調ソシエダがヘタフェに3失点惨敗で公式戦3連敗…フル出場の久保建英は孤軍奮闘も終盤見せ場で一矢報いるゴールはならず【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第21節、レアル・ソシエダvsヘタフェが26日にレアレ・アレーナで行われ、アウェイのヘタフェが0-3で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 7位のソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ヨーロッパリーグ(EL)のラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のムニョス退場も響いて1-3の完敗となった。 この結果、PAOKとの最終節がより緊張感が増すなか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦で弾みを付ける勝利を目指した。イマノル監督はこの一戦でアゲルドやブライス・メンデス、スチッチと一部主力をベンチスタートにしたが、久保をオヤルサバル、セルヒオ・ゴメスとともに3トップでスタメン起用した。 対ヘタフェお馴染みの肉弾戦が立ち上がりから繰り広げられる。序盤はヘタフェがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいく展開になる。 なかなかボールを効果的に保持できず、前進にも手を焼くソシエダ。それでも、前半半ばを過ぎると、徐々に相手のプレスをかいくぐって右サイドの久保にもボールが集まり始める。 そして、カットインを見せながら幾度か鋭い縦への突破でポケットを攻略した久保はプルバックや正確なクロスからチャンスメーク。だが、中の入り方の問題やオヤルサバルのヘディングシュートもうまくミートならず。前半終了間際の44分にはセットプレーからトゥリエンテスのクロスに反応したスベルディアがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKソリアの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 アウェイチームの土俵で戦ってしまったクローズな前半を経て試合はゴールレスで後半へ。ハーフタイム明けにブライス・メンデスを投入したソシエダは、さらに接触プレーで痛めたムニョスがプレー続行不可能となり、ハビ・ロペスを序盤に投入。 後半も一進一退の攻防が続いたが、疲労の影響によって徐々にラ・レアルが失速。際どいPK判定はオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆ったが、ここから厳しい展開が待っていた。 72分、左サイドを崩されてボックス右に抜け出したマジョラルにシュートを許す。これはGKレミロがなんとかはじき出すが、こぼれをウチェに押し込まれて先制点を許す。さらに、直後の74分にはロングカウンターからディエゴ・リコのクロスをゴール前で収めたカルレス・ペレスに左足シュートを叩き込まれて連続失点。 これで敗色濃厚となったものの、久保をピッチに残してゴールを目指すホームチームは、その久保のチャンスメークからオスカールソンらに決定機が訪れるが、仕留め切ることができず。すると、85分にはヘタフェの波状攻撃からボックス中央でウチェのマイナスパスに反応したカルレス・ペレスにドブレーテを許し、完全に詰んだ。 その後、不甲斐ないチームパフォーマンスに怒れる久保は後半終盤に再三の鋭い突破やチャンスメークで意地を見せたが、後半アディショナルタイムのボックス左での強烈なシュートはわずかに枠の左に外れた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームでヘタフェに惨敗のソシエダは厳しい公式戦3連敗となった。 レアル・ソシエダ 0-3 ヘタフェ 【ヘタフェ】 クリスタントゥス・ウチェ(後27) カルレス・ペレス(後29、後40) 2025.01.27 02:22 Mon
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プレーオフ進出の16クラブ決定! 抽選次第ではソシエダ・久保建英vsAZ・毎熊晟矢の可能性も【EL】

30日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ最終節が一斉開催。ラウンド16進出チームとノックアウトフェーズのプレーオフ進出チームが決定した。 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と同様に、今シーズンから大きくフォーマットが変更となったEL。36チームが参加し、8試合を別の相手と対戦。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位までがプレーオフを実施。残りの8チームを決めることとなる。 ラツィオが首位、アスレティック・ビルバオが2位に入り、プレミアリーグで苦戦するマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが続く形となった上位陣。プレーオフには、日本人選手所属クラブが全て入り、10位にFW後藤啓介のアンデルレヒト、13位にMF久保建英のレアル・ソシエダ、19位にDF毎熊晟矢のAZ、21位にDF町田浩樹のユニオン・サン=ジロワーズが入った。 ノックアウトフェーズのプレーオフは31日に抽選会が実施。ホーム&アウェイの対決でベスト16を目指すこととなる。これまでと違うところは、プレーオフでは同じ協会内のチームや、リーグフェーズで対戦した相手とも対戦する可能性があるところだ。 13位に終わったソシエダは、19位のAZか20位のミッティランとの対戦の可能性があり、久保vs毎熊の日本人対決が実現する可能性がある。 また、後藤のアンデルレヒトは23位のトゥベンテか24位のフェネルバフチェ、町田のサン=ジロワーズは11位のFCSBか12位のアヤックスと対戦。その他、ローマvsポルトなどの可能性も残っている。 なお、試合は2月13日に1stレグ、同20日に2ndレグが開催。2月21日にはラウンド16以降の組み合わせ抽選会が実施される。 <h3>◆ELプレーオフ対戦カード</h3> ボデ/グリムト(9位)orアンデルレヒト(10位) vs トゥベンテ(23位)orフェネルバフチェ(24位) FCSB(11位)orアヤックス(12位) vs ユニオン・サン=ジロワーズ(21位)orPAOK(22位) レアル・ソシエダ(13位)orガラタサライ(14位) vs AZ(19位)orミッティラン(20位) ローマ(15位)orヴィクトリア・プルゼニ(16位) vs フェレンツヴァーロシュ(17位)orポルト(18位) 2025.01.31 10:05 Fri
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R16ストレートインの8チーム決定! 久保建英のソシエダや後藤啓介のアンデルレヒトらがプレーオフへ【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズが30日に全日程を終了。この結果、ラウンド16にストレートインする8チームとプレーオフに進出する16チームがが決定した。 昨シーズンまでの32チーム参加のグループステージ制から36チーム参加のリーグフェーズにレギュレーション変更が図られたなか、最後まで熾烈な争いが繰り広げられた今大会。 最終節のブラガ戦の敗戦によって無敗突破は逃したが、ラツィオが6勝1分け1敗で首位通過を決定。同勝ち点ながら得失点差でアスレティック・ビルバオが2位通過となった。 3位にはリーグフェーズで唯一無敗のマンチェスター・ユナイテッド(5勝3分け)が入り、4位はトッテナム、5位にフランクフルト、6位にリヨンと5大リーグの強豪が順当にラウンド16進出。 7位はギリシャの強豪オリンピアコスが入り、8位から11位までは14ポイントで4チームが並んだなか、得失点差でレンジャーズがトップ8フィニッシュを成し遂げた。 また、プレーオフ2ndレグでホーム開催となるシード権を得る9位~16位には、久保建英の所属するレアル・ソシエダや後藤啓介の所属するアンデルレヒトに加え、ローマやアヤックス、ガラタサライら強豪クラブがが入った。 なお、13位のソシエダはプレーオフで毎熊晟矢の所属するAZ(19位)orミッティラン(20位)と、10位のアンデルレヒトはトゥベンテ(23位)orフェネルバフチェ(24位)と、15位のローマはフェレンツヴァーロシュ(17位)orポルト(18位)と、アヤックスは町田浩樹の所属するサン=ジロワーズ(21位)orPAOK(22位)と対戦する。 正式な対戦カードは31日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが2月13日(木)、2ndレグが20日(木)に開催される。 ◆ELリーグフェーズ 1.ラツィオ(イタリア) 19pt 得失点差+12 2.アスレティック・ビルバオ(スペイン) 19pt 得失点差+8 3.マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 18pt 4.トッテナム(イングランド) 17pt 5.フランクフルト(ドイツ) 16pt 6.リヨン(フランス) 15pt 得失点差+8 7.オリンピアコス(ギリシャ) 15pt 得失点差+6 8.レンジャーズ(スコットランド) 14pt 得失点差+6 9.ボデ/グリムト(ノルウェー) 14pt 得失点差+3 10.アンデルレヒト(ベルギー) 14pt 得失点差+2 11.FCSB(ルーマニア) 14pt 得失点差+1 12.アヤックス(オランダ) 13pt 得失点差+8 13.レアル・ソシエダ(スペイン) 13pt 得失点差+4 14.ガラタサライ(トルコ) 13pt 得失点差+3 15.ローマ(イタリア) 12pt 得失点差+4 16.ビクトリ・プルゼニ(チェコ) 12pt 得失点差+1 17.フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 12pt 得失点差0 18.ポルト(ポルトガル) 11pt 得失点差+2 19.AZ(オランダ) 11pt 20.ミッティラン(デンマーク) 11pt 得失点差0(総得点9) 21.ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) 11pt 得失点差0(総得点8) 22.PAOK(ギリシャ) 10pt 得失点差+2 23.トゥベンテ(オランダ) 10pt 得失点差-1 24.フェネルバフチェ(トルコ) 10pt 得失点差-2 25.ブラガ(ポルトガル) 10pt 得失点差-3 26.エルフスボリ(スウェーデン) 10pt 得失点差-5 27.ホッフェンハイム(ドイツ) 9pt 得失点差-3 28.ベシクタシュ(トルコ) 9pt 得失点差-5 29.マッカビ・テルアビブ(イスラエル) 6pt 30.スラビア・プラハ(チェコ) 5pt 得失点差-4 31.マルメ(スウェーデン)5pt 得失点差-7(総得点10) 32.RFS(ラトビア) 5pt 得失点差-7(総得点6) 33.ルドゴレツ(ブルガリア) 4pt 得失点差-7 34.ディナモ・キーウ(ウクライナ) 4pt 得失点差-13 35.ニース(フランス)3pt 得失点差-9 36.カラバフ(アゼルバイジャン) 3pt 得失点差-14 2025.01.31 08:15 Fri
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【ELリーグフェーズ最終節プレビュー】ソシエダ突破で日本人所属4クラブが決勝Tへ! 敗退危機ローマは2位フランクフルト戦

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ最終節が1月30日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に運命の最終節の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ最終節 ▽1/23(木) 《29:00》 アヤックス vs ガラタサライ ローマ vs フランクフルト アスレティック・ビルバオ vs ビクトリア・プルゼニ ディナモ・キーウ vs RFS ミッティラン vs フェネルバフチェ トゥベンテ vs ベシクタシュ フェレンツヴァーロシュ vs AZ FCSB vs マンチェスター・ユナイテッド マッカビ・テルアビブ vs ポルト ニース vs ボデ/グリムト オリンピアコス vs カラバフ リヨン vs ルドゴレツ レンジャーズ vs サン=ジロワーズ レアル・ソシエダ vs PAOK アンデルレヒト vs ホッフェンハイム ブラガ vs ラツィオ スラビア・プラハ vs マルメ トッテナム vs エルフスボリ ◆久保ソシエダ突破で日本人在籍4クラブ勝ち抜け狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。今回の最終節を前にソシエダを除く3クラブが少なくともプレーオフ行きを確定させている状況だ。 前節、首位のラツィオとの強豪対決に1-3で完敗した18位のソシエダは、同じ勝ち点10で並ぶ17位のPAOKとの重要なホームでの最終節に挑む。この最終節では他クラブの結果次第で敗退の可能性を残す一方、勝てばプレーオフをシードで戦うことも可能になる。ただ、チームは直近のヘタフェ戦で0-3の惨敗。 大幅なターンオーバーによる主力温存であれば、多少擁護の余地はあったが、久保やMFスビメンディ、FWオヤルサバルらを起用。中途半端な陣容でのホーム大敗となり、イマノル監督への風当りもきつい状況。とりわけ、フル出場で孤軍奮闘の久保は心身ともに消耗を強いられており、ギリシャの強豪との今回の大一番へ状態が懸念されるところだ。両者ともに引き分けでもプレーオフ行きを決められる可能性が高いなか、堅い展開も想定されるが、今後の戦いを考えればホームのラ・レアルとしては勝ち点3で公式戦連敗を「3」でストップしたい。 AZは前節、ホームで優勝候補の一角に挙がるローマに1-0の勝利。フル出場した毎熊も決勝点の起点となるなど攻守に安定したパフォーマンスを披露。公式戦12戦無敗とともに14位浮上のチームは少なくともプレーオフ行きを確定させ、アウェイでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリの22位に位置するフェレンツヴァーロシュと激突。ただ、直近のスパルタ・ロッテルダム戦では後半アディショナルタイムの同点ゴールで無敗継続かに思われた直後の失点によって13試合ぶりの敗戦を喫しており、チームとしては仕切り直しの勝利を目指したい。 サン=ジロワーズは前節、ブラガに2-1の逆転勝利を収めて15位に浮上。同勝ち点のAZ同様にプレーオフ行きを確定させた。ただ、同試合では先発出場のDF町田が2枚のイエローカードで退場となり、この最終節は欠場となる。そんななか、チームは同勝ち点で13位のレンジャーズと対決する。 アンデルレヒトは前節、ビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに0-2で敗戦。7位に交代となり、ほぼ敗退が濃厚な28位のホッフェンハイム戦勝利でのトップ8フィニッシュを目指す。なお、前節招集メンバー入りの後藤は直近のメヘレン戦でファーストチーム初ゴールを記録。大きなアピールに成功しており、試合展開次第では今節でのELデビューも期待されるところだ。 ◆崖っぷちローマは2位フランクフルトとのホームゲーム <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズ開幕の段階ではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとともに優勝候補の一角に挙がっていたローマだが、リーグ戦同様の不振によって最終節を痺れる状況で戦う。 前述のAZ戦では今季開幕から未勝利が続いていたアウェイゲームでまたしても競り負け、プレーオフ圏内の21位に転落。得失点差は+2と少なくとも勝ち点1を獲得できれば、ギリギリでのプレーオフ行きは可能だが、敗戦の場合は屈辱のリーグフェーズ敗退となる算段だ。そんななか、この最終節では2位のフランクフルトをホームで迎え撃つ。そのブンデスリーガクラブは引き分け以上でトップ8確定となり、そう易々と勝ち点3を譲ってはくれない。 ただ、チームは直近のウディネーゼ戦を2-1の逆転で勝利し、待望の今季アウェイ初勝利を奪取。さらに、DFフンメルスに完全休養を与え、FWディバラなど一部主力のプレータイムもコントロールしており、圧倒的なオリンピコでのホームアドバンテージを活かし、直近のホッフェンハイム戦の2-2のドローで連勝が「4」でストップした難敵撃破を期す。 マンチェスター・ユナイテッドは前節、レンジャーズとの上位対決を2-1で制して4位に浮上。トップ8フィニッシュに大きく近づいたが、最終節は8位躍進のルーマニアの強豪FCSBとのアウェイゲームと引き続き気が抜けない重要な一戦となる。レンジャーズ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの劇的な後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで制したチームは、直近のフルアム戦も1-0で競り勝って公式戦連勝。大幅なパフォーマンス改善には至らずも、勝負強さの部分で良い兆しを見せる。今節もその勢いをうまく結果に還元したい。 トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームをFWソン・フンミンの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。ただ、相変わらずの離脱者、過密日程に苦しむポステコグルーのチームは直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負け。オーストラリア人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。その苦境で臨むホームでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリのエルフスボリと対戦。DFファン・デ・フェンの復帰という朗報が届いた一方、今度はMFマディソンが代わって離脱となり、より選択肢を失った疲労困憊の前線ではリーグ2戦連発中のFWリシャルリソン、17歳FWムーアらの活躍が重要なストレートインへのカギを握る。 その他の強豪では唯一最終節を前にストレートインを確定させた首位のラツィオが、逆転でのプレーオフ行きの可能性を残す27位のブラガと対戦。16位のアヤックスvs9位のガラタサライ、3位のアスレティック・ビルバオvs11位のビクトリア・プルゼニ、26位のトゥベンテvs24位のベシクタシュ辺りもそれぞれの目標を懸けた痺れる対戦となる。 2025.01.30 19:00 Thu

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