「フラストレーションを感じる」判定に泣き、自身も退席…ブライトン指揮官は敗戦も前を向く「CL出場はとても難しいが…」
2023.04.09 12:38 Sun
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。8日、プレミアリーグ第30節でブライトンはトッテナムとアウェイで対戦。共に来シーズンのヨーロッパの大会出場を目指す中、日本代表MF三笘薫も先発フル出場を果たす。
試合は10分にソン・フンミンの圧巻のゴールが決まりトッテナムが先制。ブライトンは17分に三笘がネットを揺らすが、ハンドの判定で取り消し。このシーンではトラップ前に相手に押されているようにも見えたが、ゴールは認められなかった。
それでも34分にルイス・ダンクのヘディングが決まり追いついて試合を折り返すと、後半はトッテナムがプレッシャーをかけてくる展開に。それでも71分に再び三笘が絡む。
CKからのクロスをGKウーゴ・ロリスがパンチング。ボックス内で高く浮いたボールを三笘がトラップするが、その瞬間にピエール=エミール・ホイビュアが足を踏み三笘が倒れ込む。PKになるかと思われたが、VARは介入せず、主審もファウルはなかったと判定。映像では明らかに足を踏んでいるが認められず。その後、ハリー・ケインにゴールを奪われ、2-1で敗戦となった。
「我々は素晴らしい試合をした。本当にフラストレーションを感じているが、我々はフットボールを理解しており、結果は受け入れなければならない」
「このパフォーマンスを本当に誇りに思っている。このスタジアムで、このチームを相手に我々は非常に良いプレーを見せ、クオリティにも満足している」
「ただ、選手たちはこの結果に不満を感じている。前半も後半もポゼッションでは圧倒していたと思うが、勝つためにはゴールが必要だ」
「試合中にレフェリーには話しかけていなかったし、相手ベンチが文句を言っていることも嫌いだ。彼らにこれ以上のプレッシャーを与える必要はない」
「レッドカードに値するとは思わないが、受け入れる。情熱を変えることはできないが、ベンチでは自分のポジションに留まるように努めている」
この敗戦を受け、順位こそ7位にいるものの、チャンピオンズリーグ(CL)出場権の4位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点差が10という結果に。難しさを感じながらも、残り試合もしっかりと戦うと意気込んだ。
「高い目標を掲げていたが、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、そしてトッテナムが勝利したため、チャンピオンズリーグに出場するのはとても難しい」
「誇りに思っていることを除けば、選手たちには何も言えなかった。次の土曜日、そして残りのすべての試合で、このようなプレーを見せられるように努めていく」
試合は10分にソン・フンミンの圧巻のゴールが決まりトッテナムが先制。ブライトンは17分に三笘がネットを揺らすが、ハンドの判定で取り消し。このシーンではトラップ前に相手に押されているようにも見えたが、ゴールは認められなかった。
CKからのクロスをGKウーゴ・ロリスがパンチング。ボックス内で高く浮いたボールを三笘がトラップするが、その瞬間にピエール=エミール・ホイビュアが足を踏み三笘が倒れ込む。PKになるかと思われたが、VARは介入せず、主審もファウルはなかったと判定。映像では明らかに足を踏んでいるが認められず。その後、ハリー・ケインにゴールを奪われ、2-1で敗戦となった。
デ・ゼルビ監督は、選手たちのパフォーマンスを称える一方で、フラストレーションが溜まる試合と言及。自身も退席処分となり、トッテナムのクリスティアン・ステッリーニ監督も同時に退席となったが、そもそも審判たちに話しかけることが嫌いだと語った。
「我々は素晴らしい試合をした。本当にフラストレーションを感じているが、我々はフットボールを理解しており、結果は受け入れなければならない」
「このパフォーマンスを本当に誇りに思っている。このスタジアムで、このチームを相手に我々は非常に良いプレーを見せ、クオリティにも満足している」
「ただ、選手たちはこの結果に不満を感じている。前半も後半もポゼッションでは圧倒していたと思うが、勝つためにはゴールが必要だ」
「試合中にレフェリーには話しかけていなかったし、相手ベンチが文句を言っていることも嫌いだ。彼らにこれ以上のプレッシャーを与える必要はない」
「レッドカードに値するとは思わないが、受け入れる。情熱を変えることはできないが、ベンチでは自分のポジションに留まるように努めている」
この敗戦を受け、順位こそ7位にいるものの、チャンピオンズリーグ(CL)出場権の4位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点差が10という結果に。難しさを感じながらも、残り試合もしっかりと戦うと意気込んだ。
「高い目標を掲げていたが、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、そしてトッテナムが勝利したため、チャンピオンズリーグに出場するのはとても難しい」
「誇りに思っていることを除けば、選手たちには何も言えなかった。次の土曜日、そして残りのすべての試合で、このようなプレーを見せられるように努めていく」
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2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエージェントの最新の支払い金額を公表した。 最も代理人に手数料を支払っていたのはチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから多額の資金を補強に投じている中、2024年夏にポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現ミラン)やFWペドロ・ネト、MFキーナン・デューズバリー=ホールらを補強し、6038万4449ポンド(約114億2000万円)を支払っている。 2位はマンチェスター・シティで5212万6339ポンド(約98億5700万円)。FWサヴィオやFWオマル・マーモウシュ、MFニコラス・ゴンサレス、DFアブドゥコディル・クサノフなどを獲得している。 3位はマンチェスター・ユナイテッドで3302万2197ポンド(約62億4300万円)を支払っており、DFレニー・ヨロ、FW ジョシュア・ザークツィー、DFマタイス・デ・リフトなどを獲得していた。 プレミアリーグの20クラブの総額では4億913万7387ポンド(約773億5000万円)を代理人に支払っているという。 なお、この数字は数字が公表され始めてから初めての減少になったとのことだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが1位となり、1883万6447ポンド(約35億6200万円)となった。なお2位のバーンリーは530万5608ポンド(約10億円)となっており、3倍以上の金額を投資していた。 <span class="paragraph-title">【データ】2024-25シーズン代理人手数料ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/plclub2024-25.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <table style="max-width:100%;background-color: #dfdfdf;"> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 順位 </td> <td style="font-size:0.8em; "> チーム名 </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; "> 金額 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 1位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> チェルシー </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 6038万4449 / 約114億2000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 2位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 5212万6339 / 約98億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 3位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・ユナイテッド </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£3302万2197 / 約62億4300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 4位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アストン・ビラ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2507万7873 / 約47億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 5位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ニューカッスル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2436万6737 / 約46億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 6位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アーセナル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2279万1917 / 約43億800万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 7位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> リバプール </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2083万5652 / 約39億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 8位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウェストハム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1901万9377 / 約35億9600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 9位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> トッテナム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1842万9639 / 約34億8400万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 10位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブライトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1655万3102 / 約31億3000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 11位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ボーンマス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1642万5116 / 約31億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 12位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブレントフォード </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1476万2657 / 約27億9000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 13位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウォルバーハンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1350万560 / 約25億5200万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 14位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ノッティンガム・フォレスト </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1299万1664 / 約24億5600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 15位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> フルアム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1275万1674 / 約24億1000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 16位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> クリスタル・パレス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1195万2031 / 約22億6000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 17位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> レスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 982万4219 / 約18億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 18位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> エバートン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 915万6995 / 約17億3100万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 19位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> サウサンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 890万718 / 約16億8300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 20位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> イプスウィッチ・タウン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 626万4471 / 約11億8500万円 </td></tr> </table> 2025.04.15 15:40 Tue4
【プレミアリーグ第33節プレビュー】アーセナル結果次第で優勝可能性のリバプールはレスターとのアウェイ戦
先週末に行われた第32節では首位のリバプールが劇的勝利を収め、2位アーセナルが取りこぼしたことで、レッズの2019-20シーズン以来のリーグ制覇が秒読み段階に。また、サウサンプトンに続きレスター・シティ、イプスウィッチ・タウンの降格も決定的な状況だ。 今節は優勝と降格が懸かる上位2チームと降格圏の2チームが対峙する直接対決に大きな注目が集まる。 首位のリバプール(勝ち点76)は前節、ウェストハムとのホームゲームを2-1で勝利。1点リードの後半終盤に守備陣のミスで同点に追いつかれたが、奇しくも今週に契約延長が発表されたキャプテンのDFファン・ダイクの劇的ゴールによって大きな勝ち点3を掴んだ。残り6試合で2位以下との勝ち点差は「13」に広がり、今節の結果次第で5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を達成することになる。 一方、対戦相手の19位レスター(勝ち点18)は前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-2のドロー。9試合ぶりの得点にリーグ連敗を「8」でストップしたが、降格回避は絶望的な状況だ。残留圏内との勝ち点差は残り6試合で「17」となり、今節での降格が濃厚だ。ホームで降格と対戦相手の優勝を回避するため、何とか勝利を収めたい。 そのリバプールの数時間前に試合を行う2位のアーセナル(勝ち点63)は逆転優勝は絶望的なものの、今節での優勝阻止を期して18位のイプスウィッチ(勝ち点21)と対戦する。リーグ前節はブレントフォードに1-1のドローに持ち込まれ、2戦連続追いつかれてのドローに。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグではレアル・マドリーとのアウェイゲームをFWサカ、FWマルティネッリのゴールによって2-1の勝利。王者相手の連勝で2戦合計5-1でベスト4進出を決めた。今後の最優先事項はビッグイヤー制覇となり、リーグ戦では主力の負荷をコントロールする形となるが、リーグ戦でのCL出場権確保へ勝ち点3を積み上げたい。 対するイプスウィッチは前節、チェルシー相手に2-2のドロー。16位ウォルバーハンプトンと17位ウェストハムとの勝ち点差は「14」と、レスターほど追い込まれてないが、今節勝利を逃して残留圏内のクラブが勝利した場合、今節での降格が決定する可能性もある。ターンオーバーの可能性も見込まれる2位チームの隙を突いて金星を挙げたい。 優勝、残留争い以上に熾烈な来季出場5枠を争うCL出場権争いでは7位のアストン・ビラ(勝ち点54)、3位のニューカッスル(勝ち点59)の直接対決に注目が集まる。 アストン・ビラは前節、サウサンプトンに3-0の快勝を収めたが、CL準々決勝ではパリ・サンジェルマン(PSG)に意地の3-2の逆転勝利。しかし、2戦合計4-5での敗退が決定した。今後の目標はトップ5フィニッシュとなり、今節は公式戦6連勝と絶好調のニューカッスルとの直接対決で上位浮上を目指す。コンディション面では絶好調のマグパイズに分があるが、PSGも退けた要塞ビラ・パークの後押しを背に激戦必至の上位対決をモノにしたい。 直近連敗で急失速の4位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点57)は、15位トッテナム相手に連敗ストップを狙う。前々節はアストン・ビラ相手の敗戦も前節はエバートンに敗戦。ここにきてCL出場権争いの重圧を感じ始めている。今回の一戦では志向するスタイル的に相性がいいスパーズ相手に勝ち切りたい。 対するスパーズは前節、ウォルバーハンプトンに2-4の惨敗。降格の心配はないものの、屈辱の15位に転落。ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでは敵地でフランクフルトを1-0で撃破しベスト4進出を決めたが、その勢いに乗る中3日のホームゲームで上位撃破を目指す。 CL出場圏内ギリギリの5位に位置するマンチェスター・シティ(勝ち点55)は13位のエバートン相手に連勝を目指す。前節はクリスタル・パレス相手に2点の先行を許したが、MFデ・ブライネの圧巻のパフォーマンスもあって、そこから一気に5点を叩き込むド派手な逆転劇で大きな勝ち点3を手にした。今回の一戦ではエースFWハーランドに加え、パレス戦で負傷交代の守護神エデルソンが不在となるが、復調の司令塔らの活躍で曲者撃破といきたい。 6位のチェルシー(勝ち点54)は9位フルアムとのロンドン・ダービーでリーグ3戦ぶりの白星を目指す。前節はイプスウィッチに2点を先行されたなか、2-2のドローに持ち込むことが精いっぱいだった。続くカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグではホームで1-2の敗戦。ECL本選で初黒星も、2戦合計4-2でベスト4進出を決めている。難敵とのダービーマッチではバウンスバックの白星を掴めるか。 14位のマンチェスター・ユナイテッドはリーグ4連勝と絶好調の16位ウォルバーハンプトンと対戦。リーグ戦では3戦未勝利も、直近のELではリヨンとの延長戦までもつれ込む激闘を、2点ビハインドの延長後半に3ゴールを叩き込む奇跡の大逆転劇で制してベスト4進出。その激闘から中2日での難敵との一戦では苦戦必至も、“夢の劇場”で再びの躍動なるか。 リーグ4戦未勝利で10位転落のブライトンは11位のブレントフォードとのアウェイゲームで5戦ぶりの白星を目指す。前節のレスター戦で今季初の欠場となったMF三笘薫だが、サスペンション明けのDFファン・ヘッケとともに負傷明けでの復帰が濃厚だ。不振のチームを救う活躍を期待だ。 その他では2戦連続完敗となっているMF鎌田大地の12位パレスが8位ボーンマス戦、DF菅原由勢の最下位サウサンプトンがウェストハムと対戦する。 《プレミアリーグ第33節》 ▽4/19(土) 《23:00》 ブレントフォード vs ブライトン クリスタル・パレス vs ボーンマス エバートン vs マンチェスター・シティ ウェストハム vs サウサンプトン 《25:30》 アストン・ビラ vs ニューカッスル ▽4/20(日) 《22:00》 フルアム vs チェルシー イプスウィッチ・タウン vs アーセナル マンチェスター・ユナイテッド vs ウォルバーハンプトン 《24:30》 レスター・シティ vs リバプール ▽4/21(月) 《28:00》 トッテナム vs ノッティンガム・フォレスト 2025.04.19 13:30 Sat5